2025年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
基本情報
- 企業名:株式会社グリッド
- 上場市場:東京(東)
- コード:5582
- 主要事業分野:AI開発事業(電力・エネルギー、物流・サプライチェーン、都市交通・スマートシティ等向けのAIエンジン開発、システム開発、運用・サポート)
- 代表者:代表取締役社長 曽我部 完
- 問合せ先:執行役員CFO 小林 剛(TEL:03-5468-8800)
- URL:https://gridpredict.jp/
- 決算補足説明資料作成:有
- 決算説明会:無
報告概要
- 提出日:2025年5月15日
- 対象会計期間:2024年7月1日〜2025年3月31日(第3四半期累計)
- 決算短信の監査(四半期レビュー):無
セグメント
- 当社は単一セグメント(AI開発事業)として開示。ただし事業内で重点分野として以下3分野の売上内訳を開示:
- 電力・エネルギー:売上909百万円(第3Q累計、全体の約60%)
- フロー型(AIエンジン・システム開発)782百万円、ストック型(運用・サポート)127百万円
- 物流・サプライチェーン:売上460百万円(約30%)
- フロー型264百万円、ストック型195百万円
- 都市交通・スマートシティ:売上133百万円(約9%)
- フロー型82百万円、ストック型50百万円
- その他:13百万円
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):4,738,167株(2025年3月31日)
- 期末自己株式数:128株
- 期中平均株式数(第3Q累計):4,729,519株
財務指標(要点)
(単位:百万円、%は前年同期比。注記のない割合は計算値)
– 売上高(第3Q累計):1,515 百万円(+44.3%)
– 売上原価:415 百万円
– 売上総利益:1,100 百万円(粗利率 ≒ 72.6%)
– 販管費:800 百万円
– 営業利益:300 百万円(299.8 百万円)(+188.3%、営業利益率 ≒ 19.8%)
– 経常利益:302 百万円(301.8 百万円)(+261.6%)
– 四半期純利益:194 百万円(+190.2%)
– 1株当たり四半期純利益:41.04 円(潜在株式調整後 36.95 円)
– 減価償却費(第3Q累計):36.025 百万円
貸借対照表(2025/03/31)
– 総資産:4,141 百万円(前期末 4,101 百万円)
– 流動資産:3,899 百万円(主に現金預金2,975 百万円、売掛金・契約資産848 百万円)
– 固定資産:242 百万円
– 負債合計:306 百万円(前期末 463 百万円)
– うち短期返済予定の長期借入金:19.6 百万円(長期借入金は期末ゼロ)
– 純資産:3,834 百万円(自己資本比率 92.6%)
主要財務比率・指標(計算値)
– 自己資本比率:92.6%(開示値)
– 流動比率(流動資産/流動負債):3,899 / 306 ≒ 12.7 倍(約1,273%)
– 売上高営業利益率:約19.8%
– 総資産回転率(第3Q累計ベース):1,515 / 4,141 ≒ 0.366 回
– ROA(第3Q累計純利益/総資産):194 / 4,141 ≒ 4.7%
– ROE(第3Q累計純利益/株主資本):194 / 3,833 ≒ 5.1%
セグメント別(事業内比率は上記参照)
– 電力・エネルギーが売上の約6割を占め、受注拡大・本番導入の進展が寄与。
– 物流はストック型(運用・サポート)の伸長がみられる。
財務の解説(会社の注記に基づく要点)
– 売上増加の主因は電力・エネルギー分野の大型受注・本番導入の進展。
– 開発・営業体制強化のためエンジニア(71名、前年同比 +12.7%)・営業管理(32名、前年同比 +28.0%)を増員。これに伴い製造費・販管費の人件費が増加。
– 流動資産(現金・売掛金等)が増加、負債は長期借入金・賞与引当金等の減少により総負債が減少。純資産は当期純利益計上で増加。
配当
- 第2四半期末までの配当実績(2024年6月期):中間0.00円、期末0.00円(年間0.00円)
- 2025年6月期の予想:年間 0.00 円(中間 0.00、期末 0.00)
- 直近の配当予想の修正:無
- 特別配当:無
セグメント別情報(事業上の扱い)
- 単一セグメント(AI開発事業)だが、事業展開は主に「電力・エネルギー」「物流・サプライチェーン」「都市交通・スマートシティ」へ注力。
- 収益モデル:AIエンジン・システム開発をフロー型売上、運用・サポートをストック型売上と定義。電力分野はフロー型が主である一方、物流等ではストック比率が増加。
- 戦略・今後見通し(会社説明より)
- 電力需要増(データセンター・半導体等の増設見通し)を踏まえ、電力会社向け需給最適化サービスの提供を強化。
- 開発体制強化(採用増)と営業体制強化で受注拡大と運用・サポートのストック収入拡大を目指す。
中長期計画との整合性
- 開示された中期経営計画の具体数値や進捗報告は本文に明示無し → 詳細は「–」
- 会社コメントでは、電力・エネルギーを中心に第4四半期の受注増を見込む一方、契約時期の後倒しリスクもあるため通期業績に影響する可能性があると注記。採用の後倒しで人件費が減少する場合は生産性次第で通期営業利益計画を達成できる想定と記載。
競合状況・市場動向(決算短信の記述より)
- 市場動向:
- データセンターや半導体工場の新増設により電力需要は中長期で増加見通し(電力広域的運営推進機関のデータを引用)。
- 生成AI需要の高まりに伴う大規模電力消費の対策需要が増加。
- 競合情報:決算短信に具体的な競合他社比較は無し → 比較は「–」
- 競争優位性としては、AI技術と数理最適化技術を組み合わせた需給計画最適化や業務ノウハウを強調。
今後の見通し(業績予想・リスク)
- 2025年6月期 通期業績予想(2024/07/01〜2025/06/30、変更無し)
- 売上高:2,200 百万円(+33.2%)
- 営業利益:400 百万円(+9.4%)
- 経常利益:410 百万円(+19.2%)
- 当期純利益:270 百万円(△33.1%)※税効果等の影響により当期純利益は前年から減少予想
- 1株当たり当期純利益(通期予想):56.75 円
- 会社コメントによるリスク要因・不確実性
- 大型プロジェクトの契約時期の後倒しによる売上下振れリスク
- マクロ経済・海外関税政策やエネルギー価格の不安定化等の外部環境
- 採用・人件費の変動が利益に影響
- 特記事項:業績予想は現時点の情報に基づく前提であり、実際の業績は変動する可能性あり。業績予想の前提・注意点は添付資料参照。
重要な注記
- 会計方針の変更、見積り変更、修正再表示:無し
- 四半期特有の会計処理の適用:無し
- 四半期キャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)
- 法人税等調整額(第3Q累計):105,889 千円という大きな調整が計上されており、法人税等合計が107,606 千円となっている点が会計上の特徴(税務・繰延税金関連の影響を含む)。
- 添付の補足資料(決算補足説明資料)あり。監査(レビュー):無
必要であれば、以下を追加で作成します(ご希望があればお知らせください)
– 各種比率の詳細計算(過去期との推移表)
– セグメント別のフロー/ストック比率のグラフ化(第3Q累計ベース)
– 決算補足説明資料からの抜粋ポイント(該当資料提供がある場合)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5582 |
企業名 | グリッド |
URL | https://gridpredict.jp |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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