2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社武蔵野銀行(8336) 2025年3月期 決算短信(連結)まとめ
(出典:提出資料/決算短信 2025年5月9日。※金額は特に表記のない限り百万円単位。明記のない項目は「–」。)
基本情報
- 企業名:株式会社武蔵野銀行
- 主要事業分野:地域商業銀行(預金・貸出・有価証券運用)、リース、信用保証、カード等の関連事業
- 代表者:取締役頭取 長堀 和正
- 連絡先(問合せ責任者):執行役員総合企画部長 磯中 克哉/TEL 048-641-6111
- 本社所在地/URL: https://www.musashinobank.co.jp
- 上場取引所:東証
- コード:8336
報告概要
- 決算短信提出日:2025年5月9日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)、補助資料作成有
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月19日
- 定時株主総会予定日:2025年6月26日
- 配当支払開始予定日:2025年6月27日
セグメント(報告セグメント)
- 銀行業:預金・貸出・資金運用などの中心事業(主要セグメント)
- リース業:リース債権等
- 信用保証業:カード等に関連する保証など
- その他:クレジットカード(JCB・VISA)、金銭貸付、システム開発・運用、コンサル、投資等
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):33,405,456株(2025年3月期)
- 期末自己株式数:324,461株
- 期中平均株式数(連結):33,080,687株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- その他:役員報酬BIP信託(信託保有株式は自己株式として計上)→信託保有期末株数約60,748株
今後の予定(開示された主要イベント)
- 定時株主総会:2025年6月26日(予定)
- 期末配当支払開始:2025年6月27日(予定)
- 有価証券報告書提出:2025年6月19日(予定)
- 決算説明会資料:作成・公開(機関投資家等向け)
連結サマリー(2025年3月期)
- 経常収益(営業収益相当):84,084(+3.7%)百万円
- 経常利益:18,100(+11.3%)百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:13,146(+16.7%)百万円
- 1株当たり当期純利益(EPS):397.42円
- 包括利益:△2,354百万円(前年 25,442百万円)
- 総資産:5,474,957百万円
- 純資産:267,974百万円
- 自己資本比率(貸借対照表ベース):4.8%(連結)
- 自己資本(連結注記):267,918百万円
- 連結現金及び現金同等物期末残高:160,617百万円
キャッシュ・フロー(連結)
- 営業CF:△28,303百万円
- 投資CF:△37,568百万円
- 財務CF:△3,809百万円
配当
- 2025年3月期(実績):中間 60円/期末 65円 → 年間 125円(連結配当総額 4,142百万円)
- 配当性向(連結):31.4%
- 純資産配当率(連結):1.5%
- 2026年3月期(予想):年間 140円(中間 70円、期末 70円)※業績見通しに基づく予定
連結損益計算書(主要項目)
- 経常収益:84,084(百万円、増加)
- 内訳:資金運用収益 52,187、役務取引等収益 15,610 等
- 経常費用:65,984(百万円)
- 主な増加要因:資金調達費用(預金利息の増加等)
- 経常利益:18,100(百万円)
- 特別損失:18(百万円)
- 税金等合計:4,926(百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:13,146(百万円)
連結貸借対照表(主要項目)
- 総資産:5,474,957(百万円)
- 預金(負債側):5,064,633(百万円)
- 貸出金:4,113,281(百万円、前年増)
- 有価証券:1,055,356(百万円)
- 純資産:267,974(百万円)
- 株主資本合計:255,841(百万円)
- その他有価証券評価差額金:△4,362(百万円)
- 自己資本(連結注):267,918(百万円)
- 自己資本比率(連結、国内基準):13.27%(別表、国内基準)
※注:貸借対照表の自己資本比率(冒頭の4.8%)は期末純資産/総資産ベースの比率であり、別途「国内基準」に基づく自己資本比率(資本÷リスク・アセット)が開示されている(連結 13.27%)。
収益性・効率性・安全性(要点)
- 売上(経常収益)は前年から増加(3.7%増)。主因は金利上昇を背景とした貸出金利息と有価証券利息配当の増加。
- 経常利益は18,100百万円(前年16,261百万円、+11.3%)。営業費用の増加はあるが、資金運用収益増や株式関連損益の改善等が寄与。
- 当期純利益(親会社株主):13,146百万円(+16.7%)。
- EPS(連結):397.42円(前年 339.68円、上昇)。
- ROE(単体表記、当期純利益ベース):当期約5.01%(単体)/自己資本当期純利益率(連結)4.8%(開示)。
- 資本の健全性:
- 自己資本比率(貸借対照表上):4.8%(連結)
- 国内基準の自己資本比率(連結):13.27%(リスク・アセット対応)
- 流動性・現金:現金同等物は前年末から減少(230,299 → 160,617百万円)。営業・投資での資金減少が主因(投資活動での有価証券取得純額等)。
- 与信関連:
- 連結の不良債権(金融再生法開示ベース)比率:1.60%(2025年3月末、前年1.75%)
- 貸倒引当金(連結):15,305百万円(前年比△1,780)
- 保全率(担保・引当を含む):連結 82.76%/単体 83.21%
セグメント別情報(連結)
(当連結会計年度:2024/4~2025/3)
– 銀行業(主力)
– 外部顧客に対する経常収益:約70,305百万円
– セグメント利益:17,127百万円
– セグメント資産(グループ内最大):約5,449,594百万円
– 傾向:貸出金利息、有価証券利息の増加が利益拡大に寄与
– リース業
– 経常収益:約11,134百万円
– セグメント利益:約399百万円
– 信用保証業
– 経常収益:約977百万円
– セグメント利益:約1,211百万円(計上方法差異あり)
– その他(カード・システム等)
– 経常収益:約1,871百万円
– セグメント利益:約421百万円
(セグメント合計)報告セグメント利益は19,160百万円で、連結経常利益18,100百万円との間に調整(内部取引消去等)がある。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「MCP 1/3(ワンサード)」:2023年4月開始、2026年3月期が最終年度
- 2026年3月期(計画・見込み)目標(連結):
- 経常収益:91,100百万円
- 経常利益:20,400百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:14,000百万円
- 進捗(2025年実績との比較):
- 経常利益:18,100 → 目標20,400(差分約2,300百万円未達)
- 当期純利益:13,146 → 目標14,000(差分約854百万円未達)
- (注)数値は会社側見通しとの比較であり、計画に対する最終評価は継続的な開示を要する。
競合状況・市場動向(開示内容からの整理)
- 地域金融機関として埼玉県を中心に事業展開。地域経済の回復(個人消費・設備投資の持ち直し)を受け、貸出や手数料収益の拡大が進む。
- 市場環境のポイント(開示より):
- 国内金利上昇により貸出金利回り・有価証券利回りの改善が収益押上げに寄与
- 一方で預金利息等の資金調達コストも上昇(経費増)
- 競合比較:決算短信内で他行比較数値は限定的。地域銀行群と同様に利鞘改善が収益源。詳細な競合比較は別途同業他社データの参照が必要。
今後の見通し(会社予想)
- 2026年3月期(連結予想:2025/4/1~2026/3/31)
- 経常収益:91,100百万円(前年比 +8.3%)
- 経常利益:20,400百万円(+12.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:14,000百万円(+6.4%)
- 1株当たり当期純利益(予):423.20円
- 会社コメント:中期計画最終年度として利益目標を設定。見込みは現時点の情報に基づく仮定であり変動要因あり。
リスク要因(開示に基づく主な項目)
- 金利変動リスク:金利上昇は利息収入増だが、調達コスト上昇や有価証券評価変動の影響あり
- 有価証券の時価変動:その他有価証券評価差額金の変動(2025年はマイナス圧力)により包括利益が低下
- 信用リスク:景気変動による貸倒・与信関連費用の増加
- 流動性リスク:現金同等物残高の減少や投資キャッシュフローの動向
- 会計・税制の変更:税率等の法改正(例:防衛特別法人税)による繰延税金資産等への影響(開示で影響額の記載あり)
- 規制・制度リスク:会計基準の変更(例:リース基準の適用等、将来適用予定)や金融規制の改定
重要な注記(会計方針等)
- 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準等(企業会計基準第27号 2022年)を当期首から適用(影響は限定的と記載)
- 未適用基準:リースに関する会計基準(2024年改定分)は2027年4月1日以後の適用予定で、影響は評価中
- 追加情報:役員向け株式報酬制度(BIP信託)を導入、信託保有株式を自己株式として計上(期末株数等を注記)
- 税効果:2025年3月31日成立の法改正(防衛特別法人税)により将来の実効税率を一部変更、当期の繰延税金資産等に影響を与えた旨の注記(影響金額を開示)
まとめ(要点箇条)
- 2025年3月期は「金利上昇」環境を背景に資金運用収益・貸出金利息が増加し、経常利益・当期純利益は増加。
- 貸出金・預金残高はいずれも増加(貸出金は約4.113兆円、預金は約5.065兆円(連結))。
- 配当は増配(年間125円)で、2026年3月期はさらに140円を予定(業績見込みに基づく)。
- 自己資本比率(国内基準)は連結で13.27%で開示、与信関係は不良債権比率が改善傾向(1.60%)。
- 中期計画最終年度(2026年)に向け、会社は更なる収益改善を見込むが、金利動向・有価証券評価・与信動向などがリスク要因。
不明・未記載の項目は「–」で示しました。必要であれば、特定データ(例:時価総額、同業比較用の他行数値、詳細KPIのグラフ化など)を追加で作成します。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8336 |
企業名 | 武蔵野銀行 |
URL | http://www.musashinobank.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 銀行 – 銀行業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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