2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信サマリー(Markdown)
以下は、神姫バス株式会社(証券コード:9083) 2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信(連結、2024年4月1日–2024年9月30日、公表日:2024年11月8日)を基に整理した要点まとめです。
基本情報
- 企業名:神姫バス株式会社
- 上場取引所:東(東証)
- コード番号:9083
- URL:https://www.shinkibus.co.jp/
- 主要事業分野:自動車運送(路線・高速・貸切等)、車両物販・整備、不動産、レジャーサービス、旅行貸切、その他(経営受託、Web等)
- 代表者:代表取締役社長 長尾 真
- 問合せ先:経営企画部長 濱田 環樹(TEL 079-223-1243)
- 決算短信公表日:2024年11月8日
- 半期報告書提出予定日:2024年11月14日
- 配当支払開始予定日(中間):2024年12月3日
- 決算説明会:開催無し(決算補足資料は作成あり)
- その他:第2四半期決算短信は監査(レビュー)の対象外
報告概要(対象会計期間等)
- 対象会計期間(中間):2024年4月1日~2024年9月30日
- 四半期決算の補足:中期経営計画(最終年度)に基づく施策を実施中(利益水準の回復と事業構造改革)
セグメント(報告セグメント)
- 自動車運送:路線バス、高速バス、車両管理等
- 車両物販・整備:補修部品、整備サービス等
- 不動産:賃貸、住宅分譲等
- レジャーサービス:サービスエリア、飲食、ツタヤFC など
- 旅行貸切:観光バスツアー、貸切運行等
- その他:経営受託、索道、物販、広告、Web、農業、介護、保育等
発行済株式等
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):6,172,000株(2025年3月期中間期)
- 期末自己株式数:140,624株(2025年3月期中間期)
- 中間期平均株式数:6,028,324株(2025年3月期中間期)
- 時価総額:–(株価情報は決算短信に含まれていません)
今後の予定(開示から読み取れるもの)
- 半期報告書提出:2024年11月14日
- 中間配当支払開始日:2024年12月3日
- 決算説明会:今回開催無(補足資料は作成)
- その他IRイベント:–(個別のIR予定は記載なし)
主要財務指標(連結・中間累計)
- 売上高:24,355百万円(前年同期 22,258 百万円、増減 +2,096 百万円、+9.4%)
- 営業利益:603百万円(前年同期 160 百万円、+276.8%)
- 経常利益:681百万円(前年同期 173 百万円、+293.5%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:420百万円(前年同期は△20百万円)
- 1株当たり中間純利益:69.81円(前年同期 △3.32円)
- 包括利益(中間):247百万円(前年同期 102 百万円)
- 総資産:62,958百万円(前期末 63,070 百万円)
- 純資産:47,525百万円(前期末 47,392 百万円)
- 自己資本比率:75.5%(前期末 75.1%)
注:単位は百万円(未満切捨て)
財務諸表の要点(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー)
- 貸借対照表(主な増減)
- 現金及び預金:5,966 → 7,673 百万円(増加 +1,706)
- 受取手形・売掛金・契約資産:5,659 → 3,936 百万円(減少 -1,723)
- 有形固定資産合計:41,144 → 40,866 百万円(減少 -277)
- 総資産:63,070 → 62,958 百万円(減少 -112)
- 負債合計:15,678 → 15,433 百万円(減少 -245)
- 純資産合計:47,392 → 47,525 百万円(増加 +132)
- 損益計算書(中間)
- 売上原価:19,493 百万円
- 販管費:4,258 百万円
- 営業利益:603 百万円(営業利益率 ≒ 2.48%)
- 特別損益:特別利益90、特別損失121(期差あり)
- 税引前中間純利益:650 百万円、法人税等 229 百万円
- キャッシュ・フロー(中間)
- 営業CF:+2,994 百万円(前年同期 +1,816)
- 投資CF:△781 百万円(前年同期 △1,357)
- 財務CF:△506 百万円(前年同期 △657)
- 現金及び現金同等物期末:7,653 百万円(期首 5,946 百万円、増加 +1,706)
収益性指標(中間・簡易算出)
- 営業利益率:603 / 24,355 = 約 2.48%
- ROA(総資産利益率・簡易):420 / 62,958 = 約 0.67%
- ROE(自己資本利益率・簡易):420 / 47,525 = 約 0.88%
(注:税後利益ベースで単純試算)
財務安全性(主要比率・簡易算出)
- 自己資本比率:75.5%(会社公表)
- 流動比率(流動資産 / 流動負債):13,820 / 10,945 = 約 126.3%
- 負債比率(負債/純資産 = 負債÷株主資本):15,433 / 47,525 = 約 32.5%
効率性(簡易指標)
- 総資産回転率(売上高/総資産):24,355 / 62,958 = 約 0.387 回(年換算ベースでは中間期のため単純比較留意)
- 売上高営業利益率:上記営業利益率 ≒ 2.48%(前年同期は 160 / 22,258 = 約0.72% → 改善)
セグメント別(当中間期:2024/4–9 実績)
(外部顧客売上高/営業利益(損失))
– 自動車運送
– 売上高:10,587 百万円(構成比 約43.5%)
– セグメント損益:営業損失 △302 百万円(前年同期は △662 百万円 → 損失幅縮小)
– 主な状況:路線増便・運賃改定・空港アクセス拡充で利用好調。高速バス等増便で増収。
– 車両物販・整備
– 売上高:3,775 百万円(約15.5%)
– 営業利益:391 百万円(好調、前年同期比増益)
– 主な状況:整備需要増、雹害対応の補修需要等で出荷増。
– 不動産
– 売上高:2,376 百万円(約9.8%)
– 営業利益:673 百万円(高収益セグメント)
– 主な状況:賃貸開始(学生向け等)、住宅分譲の増加で増収。
– レジャーサービス
– 売上高:2,273 百万円(約9.3%)
– 営業損益:△19 百万円(前年同期は +27 百万円 → 損益悪化)
– 主な状況:一部事業撤退で減収、ツタヤFCの構造転換や新規投資費用計上で利益圧迫。
– 旅行貸切
– 売上高:2,992 百万円(約12.3%)
– 営業損失:△39 百万円(前年同期 △28)
– 主な状況:インバウンドや団体旅行は好調だが、一部新規ツアー集客が計画未達。
– その他
– 売上高:2,348 百万円(約9.6%)
– 営業損失:△69 百万円(縮小傾向)
– 主な状況:経営受託の新規獲得で増収、Web等は受注減。全体では損失縮小。
(注)報告セグメント合計は702百万円、その他区分損失△69、調整△29により連結営業利益603百万円に一致
財務の解説(短信内記載の主な背景)
- 国内景気は個人消費回復・インバウンド増で緩やか回復。ただしエネルギー価格高騰や人手不足等で不透明感あり。
- 中期経営計画(最終年度)方針「利益水準の回復と事業構造改革」に基づき、路線・高速バスの増便、賃貸物件取得、不動産や旅行でのインバウンド取り込み等を推進。
- 売上増加に加え、コストや構造改善で営業利益が大幅改善(前年同期比で増益)。
- 現金残高は増加、営業CF改善により投資・返済を賄っている。
配当
- 中間配当(実績):30.00円(第2四半期末)
- 前期(2024年3月期 中間):17.50円 → 増配
- 期末配当(予想):30.00円(修正後)
- 通期配当予想(修正後):60.00円(従来予想より増配修正あり)
- 配当支払開始予定日:2024年12月3日
- 特別配当:無し(記載なし)
- 備考:配当予想は2024年11月8日に修正公表済み
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(最終年度)に基づいた施策(路線拡充、賃貸物件取得、インバウンド施策等)を実施しており、今回の増収・増益は計画の下での取り組みが寄与している旨を会社が説明。
- 進捗:中間期での営業利益回復は、計画に沿った改善の一端といえる(会社コメント)。
競合状況・市場動向(決算短信記載の観点)
- 市場動向(短信より)
- 個人消費の増加、インバウンド需要の増加が追い風。
- 一方でエネルギー価格高騰や人手不足などのリスクが継続。
- 競合他社との比較:決算短信内に直接の他社比較は記載無し → 比較は現状「–」
- 競争優位性に関する記載:地域(神戸・大阪・淡路等)での路線拡充や空港アクセス拡充、不動産での安定収益確保を図る旨の記載あり。
今後の見通し(業績予想・修正)
- 2025年3月期 通期業績予想(修正後)
- 売上高:52,900 百万円(前回 51,600、増 +1,300、増率 +2.5%)
- 営業利益:3,200 百万円(前回 2,600、増 +600、増率 +23.1%)
- 経常利益:3,380 百万円(前回 2,740、増 +640、増率 +23.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,260 百万円(前回 1,800、増 +460、増率 +25.6%)
- 1株当たり当期純利益(予想):374.90円
- 修正理由:路線・高速バスの利用好調や運賃改定等により前回予想を上回る見込みと説明
- リスク要因(短信で言及または想定される主なもの)
- エネルギー価格(燃料費)上昇
- 人手不足(運転手・整備・サービス等)
- インバウンドや需要動向の変動
- 規制・法令の変更や自然災害等
- 注意:業績予想は前提に基づく将来見通しであり、実績は変動しうる旨、会社注記あり
重要な注記・会計方針
- 中間連結財務諸表特有の会計処理の適用あり(詳細は添付資料参照)
- 会計方針の変更:2022年改正「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を当中間期の期首から適用。影響は中間連結財務諸表に実質的な影響なしと記載。
- 第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外
- 将来予測に関する注意喚起(短信末尾の注記に従う)
要点のまとめ(箇条)
- 売上高は前年同期比+9.4%で増加、営業利益は大幅改善(160→603 百万円)。
- セグメント別では「自動車運送」が売上の約43%を占めるが、セグメントでは依然損失。ただし損失幅は縮小。車両物販・不動産が利益牽引。
- 営業CFが改善し現金が増加。自己資本比率は高水準(75.5%)。
- 中間配当を増配(中間30円、通期予想60円)へ修正。
- 通期業績見通しも上方修正(営業利益等の増額)。
- リスクとして燃料費、人手不足、インバウンドの不確実性等を提示。
重要:本まとめは提供された決算短信に基づく情報整理であり、投資判断や助言を目的とするものではありません。原資料の詳細・注記(添付資料ページ等)をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9083 |
企業名 | 神姫バス |
URL | http://www.shinkibus.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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