2025年12月期 第1四半期 決算説明資料
GMOインターネット株式会社(証券コード:4784)
2025年12月期 第1四半期(Q1)決算説明まとめ
※本資料は提供された決算説明資料に基づいて整理した情報です。投資助言は行いません。不明な項目は「–」で表示しています。
基本情報
- 企業名:GMOインターネット株式会社(2025年1月1日付で社名変更:旧GMOアドパートナーズ)
- 主要事業分野:インターネットインフラ事業(ドメイン・レンタルサーバー、プロバイダー等)、インターネット広告・メディア事業、その他全社共通事業
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 伊藤 正
- 決算説明会情報:
- 決算発表:2025年5月14日
- 決算説明会:2025年5月15日
- 説明者:代表取締役 社長執行役員 伊藤 正(主な発言概要:Q1は通期予想に対し予定通りの進捗、GPUクラウドの立上げ投資・追加投資、海外インフラ事業(Z.com)買収と連結予定、配当方針の変更)
- 報告期間:2025年12月期 第1四半期(Q1)
セグメント
(資料記載の区分に沿って整理)
– インターネットインフラ事業
– ドメイン・レンタルサーバー事業(例:お名前.com、ConoHa、GMO GPUクラウド)
– インターネット接続(プロバイダー)事業(例:とくとくBB、GMO BIZアクセス)
– インターネットインフラ事業 その他(全社共通費等)
– インターネット広告・メディア事業
– 広告・メディア事業(例:GMO NIKKO、GMO INSIGHT)
– 広告事業 その他(共通費等)
– その他(全社共通費用等、連結消去)
業績サマリー(Q1:単位は億円、資料記載値)
- 主要指標(2025年Q1 / 通期予想 / 通期進捗率)
- 売上高:190億円 / 750億円 → 進捗率 25.4%
- 営業利益:16.3億円 / 80億円 → 進捗率 20.4%
- 経常利益:16.7億円 / 78億円 → 進捗率 21.5%
- 四半期純利益:12.6億円 / 50億円 → 進捗率 25.2%
- 1株当たり利益(EPS):–(資料記載なし)
- 前年同四半期比(YoY):資料で明確な全社YoYはなし(セグメントごとの動向は下記参照)
- セグメント別(Q1)売上高・営業利益(主要項目)
- ドメイン・レンタルサーバー事業:売上 48.7億円、営業利益 9.3億円
- インターネット接続事業:売上 104億円、営業利益 20.0億円
- インフラ事業 その他:売上 2.5億円、営業損失 ▲12.8億円(共通費等)
- インターネット広告・メディア事業:売上 35.9億円、営業利益 5.3億円
- 広告事業 その他:売上 -億円、営業損失 ▲2.8億円
- その他・連結消去:売上 ▲0.9億円、営業損失 ▲2.6億円
- 進捗状況(中期・通期目標に対する評価)
- 全社:Q1は「通期予想に対し予定通りに進捗」との説明(GPUクラウド費用先行などで収益性は期内で変動)
- 通期に対する進捗率は上記のとおり(売上は約25%で想定通り、営業利益はやや進捗遅め)
業績の背景分析
- 業績ハイライト・主なトピックス
- 既存事業・新規事業ともに堅調に推移(資料表現)。
- GPUクラウド(新規事業)の立上げで先行投資が発生し、Q1では費用増加。追加投資の実行(H200 GPU、ストレージ等)。
- 海外インフラ事業(Z.comブランド、6か国11社)の株式取得:のれん16.3億円を計上、BS上はQ1時点で連結、PLはQ2から連結予定。FA費用1.6億円を計上。
- ストック売上比率は高水準(資料上:81.6%)。
- 増減要因(業績増減に寄与した主な要因)
- ドメイン・レンタルサーバー:売上進捗は堅調。GPUクラウドのコスト先行で費用増。
- インターネット接続:売上は横ばいだが、自社商材比率の増加(10ギガプラン等)と集客効率改善で営業利益は継続的に増加。契約件数はYoY+42.2%と増加。
- 広告・メディア:広告代理事業は売上減。一方で自社商材は増加し、YoYで利益は回復。TikTok向けの新機能(インスタントウィン)などソリューション展開。
- 新規事業(GPUクラウド):初期投資が大きく、単価も高くリードタイム長のため本格的な売上寄与は7月以降見込み。
- 競争環境・優位性の変化
- GPUチップ自体は他社も採用するが、同社は「ネットワーク帯域幅」「NVIDIAの推奨環境に基づく構築」によるスペック面を強みとしていると説明。
- ドメイン・ホスティングやプロバイダー等の既存インフラ領域はストック収益基盤が強み。広告事業はマーケティングノウハウを活かす方針。
- リスク要因(外部リスク等)
- GPU機器の高単価・長納期(導入の遅れや資本投下リスク)。
- 為替リスク(資料では為替予約等で管理と明記)。
- サプライチェーン(半導体等調達)や国際的な相互関税の状況(資料では特段の影響なしと記載)。
- 借入金増(GPUクラウド立上げ投資による調達増加) → 金利上昇リスク等。
戦略と施策
- 現在の戦略(成長の4本柱)
- 既存事業の安定・継続成長
- インフラ × 広告メディア の事業シナジー強化(マーケティング力・販売力の相互活用)
- 新規事業(GMO GPUクラウド 等)
- 仲間づくり(M&A)による成長加速
- 進行中の施策(主要プロジェクト)
- GMO GPUクラウド:100億円規模の設備投資公表(NVIDIA H200搭載GPU等)、サービス提供は2024年11月22日開始、経産省の補助金(最大約19.25億円)認定、追加投資:2025/3 にストレージ2億円、2025/5 にH200 GPU・256基相当で15億円追加投資を発表。導入済のGPUチップ数は約800基調達(資料)。
- セキュリティサービス「ネットde診断」をホスティング事業にバンドル提供。
- 画像生成AIサービス(ConoHa AI Canvas)でStable Diffusionをブラウザ利用できるASP(Comfy UIを国内で初採用)。
- 広告ソリューション:TikTokアプリ内抽選機能「インスタントウィン」を世界初実装事例として展開(ファミリーマート、アサヒ飲料、アース製薬等の事例)。
- M&A:2025/3にグループ内からZ.comブランドで提供する海外インフラ事業(6か国11社)を取得。契約件数16万件、従業員(パートナー)925名、エンジニア・クリエイター比率72%。
- セグメント別の主要施策と進捗
- ドメイン・レンタルサーバー:セキュリティ診断バンドル、AI画像生成ASPの提供で差別化。GPUクラウドによる新たな顧客基盤形成。
- インターネット接続(プロバイダー):自社商材(10ギガプラン等)の比率向上、優待サイト等を広告メディアノウハウで運営し顧客満足度向上。
- 広告・メディア:自社商材拡充で収益性改善、TikTok等の新技術を活用したソリューション投入。
- 海外インフラ(Z.com):2025年第2四半期からPL連結に移行予定で、地域拡大・売上の取り込みを進める。
将来予測と見通し
- 通期業績予想(資料記載)
- 売上高:750億円
- 営業利益:80億円
- 経常利益:78億円
- 四半期純利益(通期):50億円
- (Q1実績と進捗率は前述参照)
- 予想の根拠・要因(資料の説明)
- Q1は通期見通しに対し予定通りの進捗と説明。GPUクラウドは初期は費用先行だが、7月以降本格的な売上寄与を見込む旨。Z.com買収のPL影響は軽微と見込まれ、のれん計上との相殺で数千万円程度のプラス影響見込み。経産省補助金(約19.25億円)を受ける見込み。
- 中長期計画と達成可能性(資料上の示唆)
- ストック売上比率の維持(高水準)やインフラ×広告のシナジー強化、M&Aによる契約基盤の拡大を通じた着実な成長が方針。進捗はQ1時点で概ね想定内と説明。
- マクロ経済の影響(資料での言及)
- 相互関税:主要セグメントで特段の影響なしと結論。
- 為替リスク:為替予約等で管理。
- 金利・資金調達:GPU投資に伴う借入増加 → 金利動向は注意要因。
- 供給面(半導体等):基本的には事業への直接的影響は限定的だが注視。
配当と株主還元
- 配当方針(変更点)
- 基本配当性向:従来 50% → 変更後 65%
- 記念配当性向(2025-2026):新設 35%(2025–2026年限定)
- 総配当性向(2025-2026):50% → 100%(上記の組合せ)
- 配当回数:年1回 → 四半期配当へ変更
- 注:配当性向の向上に伴い、GMOクリック証券における売買手数料のキャッシュバックは廃止予定(資料記載)
- Q1配当と通期見通し
- Q1配当(1株あたり):4.61円(Q1四半期純利益 × 配当性向100%に基づく表示)
- 通期配当予想(1株あたり):18.2円(資料)
- 過去配当・中間/期末比較:–(資料上の詳細な過去実績比較は掲載なし)
- 特別配当:Q1は記念配当性向の一部を反映(資料では2025-2026年に記念配当設定)
製品・サービス(主要)
- 主要製品・サービス
- ドメイン/ホスティング:お名前.com、ConoHa 等(セキュリティ診断サービス「ネットde診断」をバンドル)
- GPUクラウド:GMO GPUクラウド(高帯域インターコネクト、高速分散ストレージ、HPCジョブ管理) — 100億円規模の投資、NVIDIA H200搭載サーバ採用、サービス提供中(2024/11開始)
- 画像生成AIサービス:ConoHa AI Canvas(Stable Diffusionをブラウザで利用、Comfy UI採用)
- プロバイダー:とくとくBB(最大10ギガのプラン等)
- 広告ソリューション:TikTokアプリ内「インスタントウィン」等(世界初事例として実装)
- 販売状況・顧客層
- GPUクラウド:企業・研究機関(事例:一般社団法人AIロボット協会、チューリング株式会社、NEC)に採用。大規模AI学習やロボットAI開発基盤として利用。
- プロバイダー・ホスティング:国内契約件数合計で820万件(資料)、海外契約件数16万件(Z.com取得分)。
- 協業・提携
- NVIDIAパートナープログラム参画、NVIDIA H200搭載の調達。
- 経済産業省「クラウドプログラム」供給確保計画の認定(補助金見込み)。
- TikTok API for Business チームと連携したソリューション構築(資料で確認済みと明記)。
- M&A:Z.com(海外インフラ11社)をグループに取り込む施策。
重要な注記
- 会計・連結関連
- Z.com海外インフラ事業の株式取得に伴い、のれん16.3億円を計上。BS上はQ1時点で海外インフラ事業を連結済みだが、PLは2025年Q2から連結する予定(資料明記)。
- 財務面(BSポイント)
- Q1時点の現預金 96.21億円、流動資産合計 304.67億円、固定資産合計 197.64億円、資産合計 502.31億円(単位:百万円表記の資料を参照)。借入金については主にGPUクラウドの立上げ投資によるものとの記載。
- リスク・注意点(資料記載の特記事項)
- GPUクラウドは単価が高くリードタイムが長い商品であり、導入調整段階のため本格的な売上寄与は7月以降となる見通し。
- 相互関税等の影響については、同社の主要セグメントでは「特段の影響なし」としているが、サプライヤー側の調達価格変動等は注視。
- その他重要告知
- 配当方針の変更(四半期配当化、配当性向引上げ、記念配当設定)および株主優待の変更(キャッシュバック等の見直し)。
- 2025年第2四半期より、Z.comグループ(海外11社)のPL連結が開始予定。
もし必要であれば、下記の詳細を追加で整理します(ご希望をお知らせください):
– セグメント別の過去四半期推移(グラフの数値化)
– GPUクラウド投資の時系列(投資額・補助金・稼働予定)
– 配当変化の計算例(想定EPSが分かる場合)
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4784 |
企業名 | GMOインターネット |
URL | https://internet.gmo/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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