2025年12月期 第2四半期（中間期）決算短信〔IFRS〕（連結）.pdf
基本情報
- 企業概要
- 企業名：日本たばこ産業株式会社（JT）
- 主要事業分野：たばこ事業、医薬事業、加工食品事業（報告セグメント）
- 代表者名：代表取締役社長 寺畠 正道
- 上場取引所：東（コード 2914）
- 会社URL：https://www.jti.co.jp/
- その他：医薬事業の承継（塩野義製薬への承継）および連結子会社（鳥居薬品）株式譲渡に関する公表あり（2025年5月7日付）
- 報告概要
- 提出日（決算短信公表日）：2025年7月31日
- 対象会計期間：2025年1月1日～2025年6月30日（第2四半期／中間期）
- 半期報告書提出予定日：2025年7月31日
- 決算補足説明資料：作成あり（決算説明会資料／CFOプレゼン等）
- 決算説明会：有（アナリスト・機関投資家向け）
- 半期報告はレビュー対象外（公認会計士等のレビュー無し）
- セグメント（報告セグメント）
- たばこ事業：国内外で製造たばこの製造・販売（クラスター別：Asia、Western Europe、EMA）
- 医薬事業：医療用医薬品の研究開発・製造・販売
- 加工食品事業：冷凍・常温加工食品・調味料等の製造・販売
- その他：不動産賃貸など報告セグメントに帰属しない事業や本社コスト等
- 発行済株式（普通株式）
- 期末発行済株式数（自己株式を含む）：2,000,000,000株
- 期末自己株式数：224,604,356株（2025中間期）
- 期中平均株式数（中間期）：1,775,416,183株
- 時価総額：–（資料に明示なし）
- その他：直近の自己株式取得実績あり（中間期で取得実績あり）
- 今後の予定（開示済）
- 半期報告書提出：2025年7月31日
- 配当支払開始予定日（中間配当）：2025年9月1日
- 決算説明会：開催（発表済）
- 株主総会日程：–（本資料に記載なし）
- その他IRイベント：個別の予定はIRページ参照（https://www.jti.co.jp/investors/index.html）
財務指標（要点）
（単位：百万円、％は対前年中間期増減率。注記なく「当中間会計期間」は2025年1～6月。）
– 損益（主要）
– 売上収益（売上高）：1,734,543（＋10.5%）
– 売上総利益：1,003,764（資料中）
– 営業利益：479,871（＋10.9%）
– 税引前利益：437,821（＋9.7%）
– 中間利益（当期利益）：321,965（＋4.8%）
– 親会社の所有者に帰属する中間利益：319,905（＋4.8%）
– 基本的1株当たり中間利益（EPS、円）：180.19円（前期 171.89円）
– 調整後営業利益（非GAAP）：539,905（前期 453,065）※営業利益から買収に伴う無形資産償却および調整項目を除外
– 為替一定ベースの調整後営業利益（非GAAP・注記）：565,116（成長率 +24.7%）
– 予想（通期：2025年1月1日～2025年12月31日、資料の通期予想）
– 売上収益：3,344,000（百万円、前年比 +6.2%）
– 営業利益：739,000（百万円、前年比 +128.5%）
– 親会社所有者帰属当期利益：494,000（百万円、前年比 +175.6%）
– 1株当たり当期利益（予想）：278.25円
– 通期 調整後営業利益（非GAAP）：824,000（百万円）
– 為替一定ベース調整後営業利益（通期予想）：862,000（百万円、+14.6%）
– 貸借対照表（要旨、2025/6/30）
– 資産合計：8,262,786
– 負債合計：4,120,948
– 親会社の所有者に帰属する持分（株主資本）：4,059,580
– 親会社所有者帰属持分比率（自己資本比率）：49.1%（2024年12月期末は45.0%）
– 現金及び現金同等物（期末）：865,185（前年同期末 1,087,840 → 減少約2,194 億円）
– キャッシュ・フロー（中間期）
– 営業CF：167,451（前年同期 260,206）→ 支払たばこ税・法人税等の支払い等により減少
– 投資CF：△131,965（前年同期 △28,700）→ 取得支出や企業結合関連支出等
– 財務CF：△230,877（前年同期 △267,492）→ 借入・返済・配当等
– 現金及び現金同等物の増減：△195,391（前年同期 △35,986）
– 主要比率（概算・本資料数値から算出）
– 売上総利益率（粗利率） ≒ 1,003,764 / 1,734,543 = 57.9%
– 営業利益率 ≒ 479,871 / 1,734,543 = 27.7%
– 純利益率（親会社帰属） ≒ 319,905 / 1,734,543 = 18.4%
– 総資産回転率 ≒ 1,734,543 / 8,262,786 = 0.21 回/年（中間期間基準のため参考値）
– ROA（簡易） ≒ 319,905 / 8,262,786 = 3.9%
– ROE（簡易） ≒ 319,905 / 4,059,580 = 7.9%
– 負債比率（負債／資本） ≒ 4,120,948 / 4,059,580 = 1.02（約101.5%）
– セグメント別（当中間会計期間：2025/1/1～6/30、百万円）
– 売上収益（外部収益）
– たばこ：1,608,779
– 医薬：48,331
– 加工食品：76,747
– その他：686
– 連結合計：1,734,543
– 調整後営業利益（セグメント）
– たばこ：556,142
– 医薬：4,163
– 加工食品：2,568
– その他：△22,993（本社等含む）
– 調整後合計：539,905（連結）
– たばこ事業の自社たばこ製品売上収益（クラスター別）
– Asia：417,314
– Western Europe：363,802
– EMA：771,425
– 合計：1,552,541
財務の解説（資料記載の主な背景）
- 収益・利益
- 売上収益・営業利益は前年中間期から増加（売上 +10.5%、営業利益 +10.9%）。調整後営業利益（非GAAP）も増加し、為替一定ベースでは成長率が高い（為替一定ベースの調整後営業利益：565,116、+24.7%）。
- 中間包括利益は前年同期比で減少（467,791 百万円、△40.9%） — その他包括利益（特に在外営業活動体の換算差額）の増減の影響。
- 財政状態
- 総資産は前期末から約1,079 億円減少（主に現金及び現金同等物の減少）。負債合計は前期末比で約4,011 億円減少、資本合計は増加（換算差額の増加や利益剰余金の増加）で自己資本比率は上昇（45.0% → 49.1%）。
- キャッシュ
- 営業CFは依然としてプラスだが前年同期比で減少。投資CFは増加（企業結合後の取得後支出や有形固定資産取得等）。財務CFは借入の返済や配当支払い等によりマイナス。
- 会計・開示上の留意点
- 当年度よりIFRSの基準適用（IAS第21号等）による会計方針の変更あり（資料記載：適用の重要な影響はないと記載）。
- 非GAAP指標（調整後営業利益、為替一定ベースの調整後営業利益）を補助的に開示。定義は営業利益から買収に伴う無形償却費や調整項目（リストラクチャリング、のれん減損等）を除外。
- 超インフレ経済下にある子会社についてIAS29に基づく調整を行っている旨の注記あり。
- 当中間期における連結範囲の重要な変更：無（ただし医薬事業承継・子会社株式譲渡に関する公表あり、別途手続等が進行中）
配当
- 中間配当（2025年12月期 中間）：104円（第2四半期末）
- 期末配当（予想）：104円（通期予想合計 208円／株）
- 直近修正の有無：有（資料にて配当予想修正あり）
- 支払開始予定日：2025年9月1日
- 特別配当：特別配当の記載はなし（当面なし）
セグメント別の詳細・戦略（資料記載）
- たばこ事業
- 収益の主軸。自社たばこ製品売上収益は1,552,541 百万円（中間期）。
- クラスター別ではEMAが大きな売上および調整後営業利益を計上（EMA：自社製品売上771,425、調整後営業利益259,137）。
- 戦略／注記：全社で為替一定ベースの調整後営業利益の年平均mid to high single digit成長を中長期目標とし、経営計画2025（2025～2027）では年平均high single digit成長を想定。
- 医薬事業
- 中間期の外部収益：48,331 百万円、調整後営業利益：4,163 百万円。
- ただし、5月7日付で医薬事業の塩野義製薬への承継および鳥居薬品株式譲渡に関する合意公表あり（事業再編の進行）。当中間会計期間のリストラクチャリング費用に医薬事業譲渡の意思決定に伴う減損が含まれる。
- 加工食品事業
- 中間期の外部収益：76,747 百万円、調整後営業利益：2,568 百万円。
- その他（本社等）
- 調整後営業利益ではマイナス（△22,993 百万円）を計上（本社コーポレート費用等）。
中長期計画との整合性
- 経営計画2025（2025～2027）における位置付け
- グループは為替一定ベースで調整後営業利益の年平均mid to high single digit成長を全社利益目標としている（経営計画2025では年平均high single digit成長を想定）。
- 当中間期の為替一定ベース調整後営業利益は565,116 百万円（対前年中間期成長 +24.7%）で、短期的には高い成長を示している。進捗評価は引き続き為替影響、事業再編（医薬事業承継）等の影響を踏まえる必要あり。
競合状況・市場動向（資料記載の主な点）
- 競合他社との比較：本資料では同業他社との具体的数値比較は記載なし（—）
- 市場動向・リスク（資料に列挙された主なリスク項目）
- 喫煙に関する健康懸念の高まり
- 国内外の法規制・増税・パッケージ等に関する規制変更
- 国内外の訴訟リスク
- たばこ事業以外（多角化）への能力
- 国際事業拡大および国外投資の成功可能性
- 市場競争激化、消費者嗜好の変化、需要減少
- 為替変動および原材料価格変動
- 自然災害、不測事態
- ロシア・ウクライナ情勢：ロシア市場での制裁等に従い事業継続中だが、事態の長期化・複雑化を踏まえ、ロシア市場における事業の運営あり方（グループからの分離含む）を検討中。現時点で影響を合理的に見積れない旨の注記あり。
今後の見通し（資料に基づく）
- 業績予想（通期、再掲）
- 売上収益：3,344,000
- 調整後営業利益：824,000
- 営業利益：739,000
- 親会社所有者帰属当期利益：494,000
- 差異・修正：資料内で「直近に公表されている業績予想からの修正あり」と記載（上表で前回予想比の修正幅を示す。修正後の通期数値は上記）。
- リスク要因（再掲）
- 為替、規制、訴訟、消費動向、ロシア情勢、原材料費、自然災害等が業績に影響する可能性。
重要な注記
- 会計方針の変更：IFRS（IAS第21号等）適用による会計方針の変更あり（資料は適用の重要な影響はないと記載）。法人所得税費用は見積年次実効税率に基づき算定。
- 非GAAP指標：調整後営業利益および為替一定ベースの指標を補助的に開示。定義や除外項目（無形償却、のれん減損、リストラクチャリング等）は資料に定義あり。
- 監査・レビュー：当第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外。
- 連結範囲の変更：当中間期における連結範囲の重要な変更は「無」との記載。ただし医薬事業承継・子会社株式譲渡の公表があるため今後の連結範囲や損益計上に影響する可能性あり。
参考（主要数値の再掲）
– 中間（2025/1～6）
– 売上収益：1,734,543 百万円（+10.5%）
– 営業利益：479,871 百万円（+10.9%）
– 親会社帰属中間利益：319,905 百万円（+4.8%）
– 基本EPS（中間）：180.19 円
– 調整後営業利益（報告ベース）：539,905 百万円
– 為替一定ベース調整後営業利益：565,116 百万円（+24.7%）
– 通期予想（2025年）
– 売上収益：3,344,000 百万円
– 営業利益：739,000 百万円
– 親会社帰属当期利益：494,000 百万円
– 通期配当予想：中間 104円、期末 104円（合計 208円）
以上が、提供資料に基づく要点の整理です。追加で「特定指標の計算表（比率の詳細計算）」「セグメント別前年同期比較表」「注力ポイントの時系列（経営計画との整合性）解説」などを作成希望でしたら、作成します（ただし追加分析は資料範囲内の数値に基づきます）。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2914 |
| 企業名 | 日本たばこ産業 |
| URL | http://www.jti.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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