決算短信：日本タングステン（6998）

2025年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

日本タングステン株式会社（6998）2025年３月期 第1四半期（連結）決算短信 要約

（作成元資料：2025年３月期 第1四半期決算短信（日本基準、連結） 2024年8月8日発表）

基本情報

• 企業名：日本タングステン株式会社
• 上場市場：東証・福岡
• 主要事業分野：機械部品事業、電機部品事業（精密部品・接点、タングステン製品等）
• 代表者：取締役社長 後藤 信志
• 連絡先：取締役執行役員 経営管理本部長 原口 寿（TEL: (092)415-5500）
• 会社URL：https://www.nittan.co.jp/

報告概要
– 決算短信提出日：2024年8月8日
– 対象会計期間：2024年4月1日〜2024年6月30日（2025年3月期第1四半期）
– 決算補足説明資料：作成あり（同社ウェブサイト掲載）
– 決算説明会：第1四半期は開催なし（補足資料のみ）

発行済株式等
– 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：5,155,520株
– 期末自己株式数：311,872株
– 期中平均株式数（第1四半期累計）：4,843,677株
– 株式分割：2024年1月1日付で1株→2株の分割実施（各種1株当たり数値は分割後換算）
– 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定（開示上の情報）
– 決算発表：第2四半期および通期業績予想は2024年5月9日公表の数値を据え置き（現時点）
– 株主総会：–（資料に記載なし）
– IRイベント：第1四半期は決算説明会なし。決算補足資料を公表。
– その他：第2四半期に工場・生産設備の修繕予定（業績進捗に影響を与える可能性あり）

セグメント

• 報告セグメント（2セグメント）
  • 機械部品事業：HDD用磁気ヘッド基板、衛生用品機器・医療用部品（NTダイカッター等）、産業用機器部品（混練押出機部品、耐摩耗材等）
  • 電機部品事業：自動車用接点（EVリレー等）、抵抗溶接用電極、ブレーカー用接点、医療用タングステンワイヤー等

第1四半期（2024/4〜6）セグメント実績（百万円）
– 機械部品事業：売上高 1,869、セグメント利益 217
– 電機部品事業：売上高 1,325、セグメント利益 112
– セグメント合計：売上高 3,194（連結売上高 3,181）、セグメント利益 330（全社費用等調整 △150 → 連結営業利益 180）

※注：売上高はセグメント間取引を含む。セグメント利益は全社費用等調整前の金額。

財務指標（要点）

（単位：百万円、成長率は前年同期比）
損益（第1四半期：2024/4/1〜6/30）
– 売上高：3,181（＋10.4%）
– 売上原価：2,424
– 売上総利益：756
– 販管費：576
– 営業利益：180（＋18.6%）
– 経常利益：284（＋7.9%）
– 親会社株主に帰属する四半期純利益：187（＋5.1%）
– 四半期包括利益：276（▲13.4%）
– 1株当たり四半期純利益（分割後換算）：38.62円（潜在株式調整後 38.52円）

通期業績予想（2025年3月期、通期）
– 売上高：12,000（＋4.7%）
– 営業利益：520（＋9.2%）
– 経常利益：800（＋1.8%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：560（＋6.2%）
– 1株当たり当期純利益（通期予想）：115.61円

財政（貸借対照表、2024/6/30）
– 総資産：17,587（前期末 17,137）
– 流動資産：10,327
– 固定資産：7,260
– 負債合計：5,319（前期末 5,024）
– 流動負債：4,764
– 固定負債：554
– 純資産：12,268（前期末 12,113）
– 自己資本比率：69.7%（前期末 70.6%）
– 自己資本（参考）：12,258

流動性・キャッシュ関連
– 現金及び預金：3,308（前期末 3,496）
– 第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（未掲示）
– 減価償却費（第1四半期）：136（百万円）

主要比率（参考算出）
– 流動比率（流動資産/流動負債）：約2.17倍（10,327 / 4,764）
– 負債/純資産比（負債÷純資産）：約0.43（5,319 / 12,268）
– 総資産回転率（売上高/総資産、四半期ベース）：約0.181（3,181 / 17,587）※単純計算（期間調整していない）

財務の解説（資料記載内容の要旨）
– 総資産は売上債権、棚卸資産、有形固定資産、投資有価証券の増加により増加。現金は減少。
– 負債は賞与引当金の減少とその他流動負債の増加で増加。
– 純資産は利益剰余金、評価差額金、為替換算調整が増加し増加。
– 会計方針：2022年改正の税効果会計基準を適用（四半期財務への影響はなし）。

配当

• 2024年3月期（実績）：第2四半期末 50.00円（分割前の表示混在あり）、期末 25.00円（分割後）。注：2024/1/1に株式分割（1→2）を実施しており、期中表示に注意。
• 2025年3月期（予想）：第2四半期末 25.00円、期末 25.00円、年間合計 50.00円（修正なし）
• 特別配当：無し（直近開示では特別配当の記載なし）
• 備考：分割の影響で過去期の四半期毎表示は直接比較不可（会社注記あり）

セグメント別の状況と戦略

• 機械部品事業（第1Q 売上 1,869 / セグメント利益 217）
  • 増収の主因：HDD用磁気ヘッド基板の需要回復、NTダイカッターの受注拡大（金額増加、円安の影響も寄与）、二軸混錬押出機用金属部品の継続需要。
  • 減収項目：製鉄所向け耐摩耗材は前期に需要が集中した反動で減収。
  • 戦略・取組：注力商品のプロモーション、電機部品事業の組織再編に伴う生産移管の推進。
• 電機部品事業（第1Q 売上 1,325 / セグメント利益 112）
  • 増収項目：ブレーカー用電気接点、医療用タングステンワイヤー（東南アジア・北米で在庫調整解消・需要増）。
  • 減収項目：EVリレー用接点（北米の自動車生産減等影響）、抵抗溶接用電極（米国・中国で販売低迷）。
  • 戦略・取組：市場動向に応じた受注獲得活動、注力商品の拡販。組織再編により生産体制を整備中。

セグメント貢献度（連結営業利益に対する寄与、概算）
– 機械部品：主力で増益寄与（セグメント利益 217 → 連結営業利益への主要源）
– 電機部品：売上は増加したが、セグメント利益は減少寄与（注力商品減少や中国市場低迷が影響）

中長期計画との整合性

• 同社は「日本タングステングループ2024中期経営計画」の最終年度に位置付けられるが、決算短信では数値目標達成は困難との記載あり。
• 進捗：一部注力商品（HDD基板、NTダイカッター等）の回復は見られるが、セグメントや市場の一部で想定を下回る動きがあり、計画達成の見通しは慎重。

競合状況や市場動向

• 市場動向（会社の説明より要旨）
  • 半導体・電子部品市場：回復基調（HDD関連など）
  • 衛生用品機器・医療用部品：回復基調（NTダイカッター等）
  • 自動車部品市場：北米を中心に一部減速・在庫調整や減産影響あり
  • 中国経済の減速、地政学リスク（ウクライナ・中東）、円安による物価上昇が先行きリスク
• 競合他社との比較：–（資料内に他社比較は記載なし）

今後の見通し（会社開示）

• 業績見通しは、半導体・電子部品、衛生・医療市場は堅調を想定する一方で、産業用・自動車部品市場は当初見込みより弱含む見通し。
• 第1四半期の利益進捗は第2四半期予想に対し進捗が良好だが、第2四半期に工場・生産設備の修繕を予定しているため、現時点では5月9日公表の第2四半期・通期予想を据え置くと明示。必要時は速やかに修正を公表予定。

リスク要因（開示より重要項目）
– マクロ要因：為替変動（円安）、中国経済の停滞、地政学リスク
– 需要変動：自動車生産、HDD等主要顧客の設備投資動向
– 原材料価格や物流コストの変動
– 生産設備の修繕や稼働状況による影響

重要な注記

• 連結範囲の変更：無し
• 四半期会計処理での特異な処理：無し
• 会計方針の変更：2022年改正法人税等会計基準の適用（税効果会計関係）。四半期財務への影響はないと記載。
• 監査／レビュー：第1四半期の四半期連結財務諸表に対する公認会計士／監査法人のレビューは無しと記載。

注意事項
– 本要約は同社公表の決算短信を基に事実を整理したものであり、投資助言や価値判断を行うものではありません。記載のない項目は「–」としています。正確な詳細や可能性の判断は、原資料および追加資料（決算補足説明資料等）を参照してください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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