2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(要約) — 株式会社エノモト(6928) 2025年3月期(連結)
提出日:2025年5月12日
※不明な項目は「–」で表記しています。投資助言は行いません。以下は提供資料に基づく事実の整理です。
基本情報
- 企業名:株式会社エノモト
- 上場市場:東(東証)
- コード:6928
- URL:https://www.enomoto.co.jp/
- 主要事業分野:プレス加工品関連(リードフレーム、コネクタ用部品等、金属と樹脂の精密複合加工)
- 代表者:代表取締役社長 白鳥 誉
- 問合せ先:経営管理グループ担当執行役員 武井 勉(TEL 0554-62-5111)
- 決算短信提出日:2025年5月12日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2025/05/28予定。資料は同社サイト掲載)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
- 定時株主総会予定日:2025年6月26日
- 配当支払開始予定日:2025年6月27日
セグメント
- セグメント構成:単一セグメント(プレス加工品関連事業)として開示(注記より)
- 製品群(会社説明からの分類・売上高)
- パワー半導体用リードフレーム:10,771 百万円(売上の約40.1%)
- オプト用リードフレーム:3,371 百万円(約12.6%)
- コネクタ用部品:12,085 百万円(約45.0%)
- その他(金型用部品、リレー用部品等):651 百万円(約2.4%)
(注)上記は資料中の製品群別売上高を百万円表示に換算したもの。利益貢献度の細分は単一セグメントのため個別数値開示なし。
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):6,865,360 株(2025年3月期末)
- 期末自己株式数:493,390 株(2025年3月期末)
- 期中平均株式数:6,537,966 株(2025年3月期)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(主な日程)
- 決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):2025年5月28日(資料・音声は後日同社サイト掲載予定)
- 有価証券報告書提出予定:2025年6月25日
- 定時株主総会:2025年6月26日
- 配当支払開始:2025年6月27日
要旨(2025年3月期 vs 2024年3月期)
- 売上高:26,880 百万円(前年 25,244 百万円、+6.5%)
- 営業利益:618 百万円(前年 160 百万円、+286.0%)
- 経常利益:669 百万円(前年 292 百万円、+129.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:447 百万円(前年 121 百万円、+269.3%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):68.51 円(前年 18.16 円)
- 包括利益:1,849 百万円(前年 826 百万円、+123.9%)
連結財政状態(期末)
- 総資産:32,835 百万円(前期 32,371)
- 純資産:21,903 百万円(前期 20,978)
- 自己資本比率:66.7%(前期 64.8%)
- 1株当たり純資産:3,435.39 円(前期 3,138.77 円)
- 現金及び現金同等物(期末):4,446 百万円(前期 5,032)
キャッシュ・フロー(当期)
- 営業活動CF:+732 百万円(前年 +3,096)
- 減価償却費等の非現金項目で改善しているが、棚卸資産増加等で前年より減少
- 投資活動CF:△1,645 百万円(前年 △1,757)
- 主に有形固定資産取得(津軽工場増築等)
- 財務活動CF:△98 百万円(前年 △512)
- 自己株式取得や配当支払等
- 現金増減:△586 百万円(前年 +991)
財務安全性・効率性(計算)
- 負債合計:10,932 百万円 → 負債比率(負債/純資産) ≒ 49.9%
- 流動資産(期末):17,610 百万円、流動負債:7,655 百万円 → 流動比率 ≒ 230.1%
- 総資産回転率(売上高/総資産)= 26,880 / 32,835 ≒ 0.82 回/年
- 売上高営業利益率= 618 / 26,880 ≒ 2.30%(前期 0.63%)
(注)上記比率は資料記載値および開示数値から筆者が算出。端数は四捨五入。
財務の解説(資料より抜粋)
- 売上は6.5%増。販路別・製品別ではコネクタ用部品とオプト用の伸長が寄与した。パワー半導体用リードフレームは民生・産業向け在庫調整とEV市場減速の影響で減収。
- 営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも大幅増。生産能力強化、メッキ工程の内製化、製造工程の自動化・効率化など収益改善策が進展したこと、為替換算差益の増加等が寄与。
- 総資産は増加、負債は減少(主に買掛金の減少)。自己資本比率は改善して66.7%に。
- 営業CFは減少(在庫増、仕入債務減少等)が要因。投資は主に有形固定資産取得(設備投資)が中心。
配当
- 2024年3月期:年間 70 円(中間 35 円、期末 35 円)
- 2025年3月期(実績):年間 71 円(中間 35 円、期末 36 円)
- 配当金総額:471 百万円
- 連結配当性向(連結ベース):103.6%(※資料値。配当性向の計算上の留意点あり)
- 純資産配当率(DOE):2.2%
- 2026年3月期(予想):年間 71 円(中間 35 円、期末 36 円)予定
(注)同社はDOE(株主資本配当率)を指標とし、配当支払額の下限を2.5%とする方針を導入している旨の記載あり(但し資料の数値は該当期の算出結果に基づく)。
セグメント別情報(売上中心)
- 売上構成(百万円・割合)
- パワー半導体用リードフレーム:10,771(約40.1%) — 自動車・民生・産業向け。民生/産業向け在庫調整・EV減速の影響で減収。
- オプト用リードフレーム:3,371(約12.6%) — LED向け等。民生ハイエンド品の量産で増加。
- コネクタ用部品:12,085(約45.0%) — 自動車・モバイル向け。ウェアラブル端末向けが好調。
- その他:651(約2.4%)
- セグメント戦略(会社方針)
- 生産能力強化(津軽工場増築等)
- メッキ工程の内製化、工程自動化、スマートファクトリー実現
- 金属・樹脂の精密複合加工技術を基軸に新規顧客開拓
中長期計画との整合性
- 中期/長期施策:「長期経営ビジョン 1st STEP」に基づく設備増強(津軽工場増築)や品質改善、コスト低減の取り組みを継続。今回の増益はこれら施策の効果が出始めていることを示す旨の記載。
- 進捗:生産能力強化や工程改善投資を継続実行中(設備投資は有形固定資産取得として反映)。
競合状況・市場動向(資料の記載要約)
- 市場動向:
- 電子部品業界は中国の景気低迷による在庫調整が継続、需要回復は遅れる見通し(顕著化は2025年後半以降と想定)。
- 自動車向けはEV市場の一部で成長鈍化が見られるが、中長期的にはxEV化、ADAS、GX/DX、5G/6G等が需要を支える要因。
- 競合比較:資料中に同業他社との定量比較や市場シェアの明示はなし → 比較情報は「–」
今後の見通し(会社予想)
- 2026年3月期(通期予想:2025/4/1~2026/3/31)
- 売上高:27,000 百万円(前期比 +0.4%)
- 営業利益:1,000 百万円(同 +61.6%)
- 経常利益:1,050 百万円(同 +56.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:700 百万円(同 +56.3%)
- 1株当たり当期純利益(予想EPS):107.07 円
- 期末配当予想:36 円(年間合計 71 円)
- リスク要因(掲示事項より)
- 為替変動、エネルギー・金属等の資源価格高騰
- 米国の関税政策や世界的な景況悪化の間接影響
- 在庫調整の長期化による需要回復遅延
- 注意:業績予想は前提に基づく見通しであり、実際の業績は変動し得る旨の注記あり。
重要な注記(会計・監査等)
- 会計方針の変更:有(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準等」の改正を期首から適用)。ただし、連結財務諸表への影響はない旨。
- 連結範囲の変更:無
- 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外(注記あり)。
- セグメント情報:グループは単一セグメントのため詳細省略。
まとめ(事実の整理)
- 2025年3月期は売上増(+6.5%)かつ利益大幅増(営業利益・経常利益・当期純利益ともに前年から大幅改善)。
- 主因は製造効率化・内製化等の収益改善施策と製品構成の回復(コネクタ用部品・オプト用の伸長)。
- 財務は自己資本比率66.7%と高水準、流動比率も約230%と短期安全性は確保されているが、営業CFは在庫影響で減少。
- 2026年3月期は増益見込み(営業利益1,000百万円計画)で配当は前期と同水準(年間71円)を予定。
不明点・追加確認事項(資料に記載なし)
ご希望であれば、上記数値を用いて簡易的な比率・推移グラフ作成や、同業他社(指定があれば)との比較表を作成します。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6928 |
企業名 | エノモト |
URL | http://www.enomoto.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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