2026年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)
株式会社クロップス(証券コード:9428) 2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日〜6月30日)決算短信 要約
以下は開示資料(2025年8月8日公表)をもとに個人投資家向けに整理した要約です。判断・投資はご自身の責任でお願いします(投資助言は行いません)。不明項目は「–」で示します。
基本情報
- 企業名:株式会社クロップス
- 上場取引所:東証・名証
- コード:9428
- URL:https://www.crops.co.jp
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 前田 有幾
- 問合せ先:取締役 企画本部本部長 犬飼 智之(TEL:052-588-5640)
- 決算短信提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間(当第1四半期):2025年4月1日〜2025年6月30日
- 決算説明資料:作成あり
- 決算説明会:開催なし
- 発行済株式数(期末、普通株式、自己株式含む):9,597,400株
- 期末自己株式数:141,294株
- 四半期中平均株式数(累計):9,456,106株
- 時価総額:–(開示資料に記載なし)
- 今後の予定(開示参照):決算予想の修正は無し。株主総会・IRイベント等の予定は資料に記載なし(――)。
セグメント(報告セグメント)
以下は外部顧客に対する売上・セグメント利益(当第1四半期、百万円)。
– 移動体通信事業
– 売上:6,616(前年比 +11.0%)
– セグメント利益:193(前年は△170)
– コメント:イベント販促の強化と内製化で収益改善
– 人材派遣事業
– 売上:750(前年比 +9.1%)
– セグメント損失:△7(前年は +11)
– コメント:技術者派遣は受注増だが新規事業立ち上げで費用先行
– ビルメンテナンス事業
– 売上:1,512(前年比 +1.4%)
– セグメント利益:58(ほぼ横ばい)
– 店舗転貸借事業
– 売上:4,229(前年比 +17.6%)
– セグメント利益:351(前年比 +26.2%)
– コメント:転貸借契約件数大幅増(合計143件、物件数は2,783件)
– 不動産売買事業
– 売上:587(前年比 +205.1%)
– セグメント利益:203(前年は△8)
– コメント:大型かつ高収益物件の売却が寄与
– 卸事業
– 売上:1,874(前年比 △2.6%)
– セグメント利益:60(前年比 △45.2%)
– コメント:原価上昇・物流費増加で利益率低下
– 海外事業
– 売上:147(前年比 △6.0%)
– セグメント損失:△25(前年は△9)
– コメント:コントラクター増も単価低下等で損失拡大
(注)合算調整後の営業利益は832百万円。
財務指標(要点)
金額は百万円。比較は前第1四半期(2025年3月期第1四半期)→当第1四半期。
– 売上高:14,013 → 15,717(+12.2%)
– 営業利益:269 → 832(+208.5%)
– 経常利益:371 → 836(+125.2%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:△137 → 299
– 1株当たり四半期純利益:△14.57円 → 31.66円
– 包括利益:5 → 310(百万円)
貸借対照表(主要項目、2025/3/31 → 2025/6/30)
– 総資産:36,107 → 34,731(△3.8%)
– 流動資産:21,067 → 19,747(△6.3%)
– 現金及び預金:8,301 → 9,063
– 受取手形及び売掛金:6,294 → 4,712(△1,582)
– 固定資産:15,040 → 14,984(△0.4%)
– 負債合計:21,761 → 20,414(△6.2%)
– 流動負債:11,729 → 10,251(△12.6%)
– 固定負債:10,031 → 10,163(+1.3%)
– 純資産:14,346 → 14,316(△0.2%)
– 自己資本(参考):12,245百万円(当第1Q)
主要比率
– 自己資本比率:33.9%(2025/3期)→ 35.3%(当第1Q:資料記載)
– 流動比率(流動資産/流動負債):19,747 / 10,251 = 約192.7%
– 負債比率(負債/自己資本、当該定義による):20,414 / 12,245 ≒ 166.7%
– 売上高営業利益率(営業利益/売上高):832 / 15,717 = 約5.29%(前年Q1は約1.92%)
– 総資産回転率(期間売上高/総資産、該当期ベース):15,717 / 34,731 ≒ 0.45(四半期ベース)
キャッシュ・フロー計算書:第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(開示なし)。減価償却費:65百万円、のれん償却:53百万円。
税金等:税引前四半期純利益 834百万円に対し法人税等 367百万円(実効税率は資料上の見積り適用)。
セグメント別利益貢献度(営業利益832百万円に対する比率、概算)
– 店舗転貸借:351 → 約42.2%
– 不動産売買:203 → 約24.4%
– 移動体通信:193 → 約23.2%
– 卸事業:60 → 約7.2%
– ビルメンテ:58 → 約7.0%
– 人材派遣:△7 → 約−0.8%
– 海外事業:△25 → 約−3.0%
(合計は側面調整により概算)
財務の解説(資料記載の要点)
– 売上・利益増加要因:移動体通信と店舗転貸借の販売収入増、不動産売買における大型・高収益物件売却が寄与。
– 資産減少:受取手形・売掛金の減少が主因で流動資産が減少。
– 負債減少:買掛金減少等により流動負債が減少。
– 固定負債は長期預り保証金増加等でやや増加。
配当
- 2025年3月期(実績):年間配当 20.00円(期末20.00円、期中無配)
- 2026年3月期(予想):年間配当 34.00円(第2四半期末 0.00円、期末 34.00円)
- 直近の配当予想修正:なし
- 特別配当:当期は特別配当の記載なし
競合状況・市場動向(開示記載の観点)
- 業績を押し上げた要素:都市部不動産の値上がり、店舗転貸借(家賃保証含む)事業の拡大、移動体通信のイベント販売強化。
- 課題・逆風:卸事業は物価上昇や物流費増で利益圧迫。海外は単価低下が見られる。
今後の見通し(業績予想等)
- 2026年3月期の連結業績予想(前回公表:2025年5月13日)は修正なし(当第1Qでの見直しなし)。
- 通期売上高:65,644百万円(前年比 +6.6%)
- 通期営業利益:2,974百万円(前年比 +24.4%)
- 通期経常利益:2,988百万円(前年比 +13.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,576百万円(前年比 +59.0%)
- 1株当たり当期純利益(通期):166.67円
- 直近の実績(第1Q)は通期目標に対して概ね順調(第1Qで売上・利益が前年同期比増加)。ただし通期達成性は今後のセグメント動向次第。
リスク要因(開示に関連する主な外部要因等)
– 為替変動、原材料・物流費・人件費の上昇、不動産市況、契約の集中・単価変動、法規制変更、災害等。
– 関連事象:過去(前第1Q)に連結子会社の孫会社で発生した従業員による不正行為に関連する損失(246百万円)が計上されていること(特別損失の過去事例)。同種リスクの影響に注意が必要。
– 業績予想は前提に基づく見積りであり、実際の結果は変動する旨の注記あり。
重要な注記(会計・その他)
- 表示方法の変更:当第1四半期より「控除対象外消費税等」を営業外費用から販売費及び一般管理費(SG&A)へ表示変更。遡及組替えを実施(前第1Qも組替え済)。営業利益や税前利益への影響はないと説明。
- セグメント表示の変更:連結子会社(株式会社イノベーションホールディングス)が全社費用の配分方法を変更。これに伴いセグメント利益の比較取り扱いに差異あり(店舗転貸借・不動産売買等に影響)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1Qのキャッシュ・フロー計算書は作成していない(未開示)。
- レビュー:当該四半期財務諸表は監査人によるレビューなし。
まとめ(開示情報のポイント)
- 第1四半期は売上高・営業利益ともに前年同期比で増加(売上 15,717百万円、営業利益 832百万円)。営業利益率は改善(約5.3%)。
- 店舗転貸借、移動体通信、不動産売買が利益押上げの主要因。卸事業・海外事業は逆風。
- 流動比率は約193%と流動性は確保されている一方、負債は残存(短期借入等あり)。
- 配当は通期予想34円(期末34円)で修正なし。
- 表示方法・セグメントの測定方法変更があり、前年比較の際は注記を確認する必要あり。
- 重要な過去事象として孫会社における不正関連損失が存在した点は注視すべき事項。
重要:本要約は開示資料(決算短信)を要約したものであり、投資判断の推奨・助言を目的とするものではありません。資料中に記載のない事項は「–」としています。必要に応じて原資料(決算短信本文)をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9428 |
企業名 | クロップス |
URL | http://www.crops.ne.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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