決算短信：ヒロセ電機（6806）

2026年３月期 第１四半期決算短信[IFRS]（連結）

ヒロセ電機株式会社 — 2026年3月期 第1四半期決算短信（連結）要約

（資料提出日：2025年8月4日。対象期間：2025年4月1日～2025年6月30日）

基本情報

• 企業名：ヒロセ電機株式会社
• 上場取引所：東証（コード 6806）
• 主要事業分野：コネクタ（多極コネクタ、同軸コネクタ等）の製造・販売（スマートフォン、通信機器、カーエレクトロニクス、産業機器等）
• 代表者：代表取締役社長 鎌形 伸
• URL：https://www.hirose.com/corporate/ja
• 問合せ先：ファイナンス部長 原 慶司／TEL 045-620-7410

報告概要
– 提出日：2025年8月4日
– 対象会計期間：2025年4月1日〜2025年6月30日（第1四半期連結累計）
– 決算説明会：機関投資家・アナリスト向けに2025年8月5日オンライン（決算補足資料有）
– 会計基準：IFRS（会計方針の変更・見積り変更なし）
– 監査：当該四半期の財務諸表に対する監査（レビュー）：無

発行済株式等
– 期末発行済株式数（自己株式含む）：35,693,969株（2026年3月期1Q）
– 期末自己株式数：1,858,381株（2026年3月期1Q）
– 四半期累計平均株式数：33,835,464株（2026年3月期1Q）
– 時価総額：–（株価情報は本資料に記載なし）

自己株式取得（重要な後発事象）
– 取得株式総数（上限）：1,050,000株（発行済株（自己株除く）に対する割合 3.10%）
– 取得価額上限：15,000,000,000円
– 取得期間：2025年8月5日～2026年3月31日（市場買付）
– 目的：株主還元充実および資本効率向上、機動的な資本政策の一環

今後の予定
– 第1四半期 決算説明会：2025年8月5日（オンライン、機関投資家・アナリスト向け）
– 次回決算発表（第2四半期・通期予想の更新）：現時点で発表済の予想に修正なし

セグメント

（報告セグメントは製品形状別の2セグメント）
– 多極コネクタ：丸形・角形・リボンケーブル用・基板用・FPC用・ナイロン等。スマホ、タブレット、通信機器、カーエレクトロニクス、産業機器等に供給。
– 同軸コネクタ：高周波用コネクタ（光コネクタ含む）。無線LAN/Bluetoothアンテナ接続や車載GPS、無線通信装置等で使用。
– その他：マイクロスイッチ類、コネクタ用治工具等（報告セグメント外のまとめ区分）。

第1四半期（2025/4–6）のセグメント実績（百万円）
– 多極コネクタ：売上 43,433、営業利益 8,601
– 同軸コネクタ：売上 4,321、営業利益 1,274
– その他：売上 1,218、営業損失 △42
– 連結合計：売上 48,972、営業利益 9,833

売上構成比（第1四半期）
– 多極コネクタ：約88.7%（43,433/48,972）
– 同軸コネクタ：約8.8%（4,321/48,972）
– その他：約2.5%（1,218/48,972）

セグメント動向（会社コメント）
– 多極：スマホなど民生向け良好。産業機器向けに回復の兆し。
– 同軸：スマホ等向けが伸長し増収・増益（前年同期比増加率大）。
– その他：売上減少、営業損失に転化。

財務指標（要点）

※金額は百万円単位、必要に応じ切り上げ/切り捨ての差あり。
損益（第1四半期：2025/4–6）
– 売上収益：48,972（前年同期 44,871：+9.1%）
– 売上総利益：20,757（前年同期 20,197）
– 営業利益：9,833（前年同期 10,261：△4.2%）
– 税引前利益：10,238（前年同期 11,842：△13.5%）
– 四半期利益（親会社帰属）：7,227（前年同期 8,404：△14.0%）
– 1株当たり四半期利益（基本）：213.58円（前年同期 248.41円）

貸借対照表（期末：2025/6/30）
– 総資産：420,469（前期末 416,866）
– 流動資産合計：245,668
– 現金及び現金同等物：81,774
– 営業債権及びその他の債権：44,696
– 棚卸資産：25,420
– 非流動資産合計：174,801
– 負債合計：46,319（前期末 46,719）
– 流動負債：27,847
– 非流動負債：18,472
– 資本合計（親会社所有者帰属持分）：374,150
– 親会社所有者帰属持分比率（自己資本比率）：89.0%（前期末から0.2pt上昇）

キャッシュ・フロー（第1四半期累計）
– 営業活動CF：+11,839（前年同期 +16,614）百万円
– 主因：税引前利益や減価償却等による資金増
– 投資活動CF：△7,181（前年同期 △18,865）百万円
– 主因：有形固定資産取得 △5,228、投資取得 △3,085（ただし投資売却や定期預金増減の影響）
– 財務活動CF：△8,539（前年同期 △7,684）百万円
– 主因：配当金支払 8,290 百万円等
– 現金及び現金同等物は期中減少し 81,774 百万円（前期末 85,666 百万円、増減 △3,892 百万円）

主要追加指標（計算値）
– 流動比率（流動資産/流動負債）：245,668 / 27,847 ≒ 8.82（約882%）
– 負債比率（負債/資本）：46,319 / 374,150 ≒ 0.124（12.4%）
– 売上高営業利益率：9,833 / 48,972 ≒ 20.1%
– 四半期純利益率（親会社帰属）：7,227 / 48,972 ≒ 14.8%
– 単純ROA（四半期）：7,227 / 420,469 ≒ 1.72%（四半期ベース）
– 単純ROE（四半期）：7,227 / 374,150 ≒ 1.93%（四半期ベース）

セグメント別効率（営業利益ベース）
– 多極：営業利益 8,601（営業利益全体に対する寄与 ≒87.5%）
– 同軸：営業利益 1,274（寄与 ≒13.0%）
– その他：営業損失 △42

財務の解説（会社コメントの要旨）
– 売上は産業用機器向け回復、民生向け良好、自動車向け安定で増収。
– 営業利益は原材料・エネルギー価格等の影響や販管費増で前年同期比減少。
– 資産はその他の金融資産や債権増加で増加、負債は未払法人税減少等で若干減少。
– 自己資本比率は高水準（約89%）で、現金残高や流動性も高い状態。

（注：上記比率は四半期末／当四半期累計に基づく単純計算値。年率化等はしていません。）

配当

• 2025年3月期（実績）：第2四半期末 245.00円、第4四半期（期末）245.00円、年間合計 490.00円
• 2026年3月期（会社予想）：第2四半期末 245.00円、期末 245.00円、年間合計 490.00円（予想に変更なし）
• 第1四半期末時点での中間配当は無し（第1四半期末配当 －）
• 特別配当：無し（今回の発表で特別配当の記載なし）

配当支払関連の出金（第1四半期累計）：配当金支払額 8,290 百万円（財務CFに反映）

中長期計画との整合性

• 決算短信内では中期経営計画の詳細数値や進捗数値は特記なし。
• 会社コメント：グローバル事業拡大、高付加価値新製品の開発・販売・生産体制強化を継続。現時点で通期予想の修正はなし（2025年5月9日公表の予想に変更なし）。

競合状況・市場動向（開示情報より）

• 開示上の市場リスク等：世界的にインフレ抑制もある一方でエネルギー・原材料高止まり、物価上昇、米国関税政策、地政学リスク、中国の内需低迷（不動産不況）などにより先行き不透明と説明。
• 競合他社比較：本資料に同業他社との比較データは記載なし → 比較情報は「–」。
• 市場ポジション：多極コネクタが売上の大半を占め、同軸コネクタが成長寄与。競争優位性に関する定性的記載は「高付加価値品の拡充と生産体制強化」を掲げる。

今後の見通し・リスク要因

業績予想
– 第2四半期（累計）予想（会社公表、修正無）：
– 売上収益：95,500 百万円（前年同期比 +1.0%）
– 営業利益：19,500 百万円（△12.2%）
– 税引前利益：20,000 百万円（△16.1%）
– 親会社帰属当期利益：14,000 百万円（△20.1%）
– 1株当たり当期利益（期中）：413.77円（累計）
– 通期（会社予想、修正無）：
– 売上収益：191,000 百万円（+0.8%）
– 営業利益：38,500 百万円（△9.8%）
– 税引前利益：40,000 百万円（△13.5%）
– 親会社帰属当期利益：28,000 百万円（△15.2%）
– 1株当たり当期利益（通期）：827.53円

主なリスク要因（開示に基づく主旨）
– 原材料・エネルギー価格変動、為替変動、米国の関税政策・貿易政策の影響、地政学的リスク、主要市場（中国等）の需要低迷など。
– その他：製品需給動向、顧客需要の変化、技術競争。

注記：会社は将来見通しに関する記述について前提と不確実性を明示しており、実際の業績は変動する可能性があるとしています。

重要な注記

• 会計方針：IFRSに基づくが、四半期で特段の会計方針変更・会計上の見積り変更なし。
• 四半期連結財務諸表に対する公認会計士・監査法人によるレビュー：無し（注記あり）。
• 重要な後発事象：取締役会で自己株式取得（上記）を決議。
• 添付資料：決算補足説明資料を8月5日に公表予定（決算説明会配布資料を同社サイトへ掲載予定）。

（不明箇所は「–」で記載しています。）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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