2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

わかもと製薬株式会社(証券コード 4512) 2025年3月期 決算短信(個別・日本基準/非連結)要約

(作成情報は提出資料(決算短信:2025年5月15日)に基づく。記載のない項目は「–」とする。投資助言は行わない。)

基本情報
  • 企業名:わかもと製薬株式会社
  • 主要事業分野:医薬事業、ヘルスケア事業、グローバル事業、不動産賃貸業
  • 代表者:代表取締役社長 五十嵐 新
  • 上場取引所:東京(コード 4512)
  • 会社URL:https://www.wakamoto-pharm.co.jp

報告概要
– 決算短信提出日:2025年5月15日
– 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
– 決算説明会:開催あり(決算補足説明資料:無)
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月20日
– 定時株主総会予定日:2025年6月24日
– 配当支払開始予定日:2025年6月25日

発行済株式等
– 期末発行済株式数(自己株式含む):34,838,325株(期中平均株式数 34,706,482株)
– 期末自己株式数:132,052株
– 時価総額:–(株価情報は決算短信に記載なし)

今後の予定(決算関連)
– 有価証券報告書提出予定:2025年6月20日
– 決算説明会:実施済/資料は無し(口頭・説明会あり)
– その他IRイベント:–(記載なし)

財務指標(要点)

注:金額は会社資料の単位(千円または百万円)に基づく。以下は主な項目を百万円で示す。
損益(2025年3月期 実績)
– 売上高:7,789 百万円(前期比 +0.7%)
– 売上総利益:3,622 百万円(同 +0.6%) → 売上総利益率 ≒ 46.5%
– 営業損失:△457 百万円(前期:△195) → 営業利益率 ≒ △5.9%
– 経常損失:△409 百万円(前期:△161)
– 当期純利益:64 百万円(前期:108)
– 1株当たり当期純利益(EPS):1.85 円

貸借対照表(2025年3月31日)
– 総資産:15,002 百万円(前期比 △419 百万円)
– 純資産(自己資本):11,610 百万円(前期比 △416 百万円)
– 自己資本比率:77.4%(前期 78.0%)
– 流動資産:8,908 百万円、流動負債:2,035 百万円 → 当座・流動性は高水準(流動比率 ≒ 438%)

主な資産・負債の変動
– 現金及び預金:2,955 百万円(前期 3,665)
– 棚卸資産(商品・製品等):1,964 百万円(前期 1,031) → 在庫大幅増加
– 投資有価証券:1,848 百万円(前期 2,442) → 売却により減少

キャッシュ・フロー
– 営業活動によるCF:△592 百万円(前期 △107) → 在庫増・その他で大幅悪化
– 投資活動によるCF:△13 百万円(前期 △2) ※投資有価証券売却収入あり(約490 百万円)と有形固定資産取得(約450 百万円)等による差分
– 財務活動によるCF:△103 百万円(前期 △104)
– 現金及び現金同等物 期末残高:2,954 百万円(前期 3,664)

効率性・収益性指標(計算または資料記載)
– 総資産回転率(売上/総資産):7,789 / 15,002 ≒ 0.52 回
– 営業利益率:△5.9%(営業損失/売上)
– 自己資本当期利益率(ROE 程度):64 / 11,610 ≒ 0.6%

セグメント別(売上・損益:当期)
– 医薬事業:売上 3,473 百万円(約44.6%)、セグメント損失 △1,086 百万円(主因:製品供給停止等、在庫増等の影響)
– ヘルスケア事業:売上 2,345 百万円(約30.1%)、セグメント利益 332 百万円(SNS等販促で一部製品は好調だが市場在庫調整で減収)
– グローバル事業:売上 1,788 百万円(約22.9%)、セグメント利益 238 百万円(乳酸菌・越境EC等が増加)
– 不動産賃貸:売上 183 百万円(約2.3%)、セグメント利益 59 百万円

財務の背景(資料からのポイント)
– 売上はわずかに増加したが、医療機器販売準備費用や人件費増加等により販管費が増加し営業赤字に。
– 特別利益として投資有価証券売却益(約420 百万円)を計上し、税金調整の結果で当期純利益が確保された。
– 営業CFは在庫増(棚卸資産増)といった運転資本悪化で大きくマイナス化。現金残高は減少。

配当
  • 2025年3月期(実績):年間配当 1株当たり 3円(中間 0円/期末 3円)
    • 配当金総額:104 百万円、配当性向(実績):162.0%(当期利益が小さいため比率が高め)
  • 2026年3月期(予想):期末配当 1株当たり 3円(年間 3円)予定
  • 特別配当:無し(当期は特別配当の記載なし)

※会社は配当方針として「安定配当かつ配当性向50%以上を基本」と記載。ただし実績は当期利益が小さいため配当性向にズレが発生。

セグメント別情報(詳細)
  • 医薬事業:既存後発薬、体外診断用医薬品、点眼薬等を中心。主力製品の一部で供給停止や外部環境(流行性疾患の減少)により減収だが、点眼薬等の新製品は伸長。結果として売上は増加(前期比 +2.4%)もセグメント損失。
  • ヘルスケア事業:「フェミフローラ」増、95周年等のプロモーションで「強力わかもと」取り組むも、市場の在庫調整やインバウンド需要の変化で売上減(前期比 △4.4%)。
  • グローバル事業:アジア(台湾等)での販売、ライセンス活動、中国越境EC、乳酸菌原料等で増収(前期比 +4.1%)。
  • 不動産賃貸:コレド室町関連の賃料増加で増収(前期比 +4.8%)。

セグメント戦略(開示内容)
– 医薬:MR活動強化、卸との連携、適正使用・情報提供推進。マキュエイド等の出荷再開予定や眼内レンズ販売等を計画(2026期見通し)。
– ヘルスケア:デジタル広告やキャンペーンによる認知拡大、製品リニューアル実施予定。
– グローバル:越境EC拡大、乳酸菌事業の拡大、ライセンス活動の継続。

中長期計画との整合性
  • 中期経営計画に関する明確な数値目標等の記載は決算短信に限定的。資料では主に事業拡大(乳酸菌、越境EC、眼内レンズの上市等)とマーケティング強化を掲げる。
  • 2026年3月期見通し(単年度)が回復基調を想定しており、マキュエイドの出荷再開や新規販売品、ヘルスケア製品のリニューアル等で増収・黒字化を見込む。

進捗評価:資料では「2026期での回復計画」を提示しているが、実績(2025期)の営業赤字・在庫増等を踏まえると、目標達成には商品供給再開、運転資本の改善、販管費増加への対応等が必要。詳細の中期KPIは資料に記載なし。

競合状況・市場動向(開示ベース)
  • 開示された市場の記述:
    • 医薬品は薬価改定や薬事規制の影響を受ける。後発薬競争の激化。
    • ヘルスケアでは市場トレンド(インバウンド需要の変化、在庫調整)影響。
  • 競合他社との比較:決算短信内に具体的な同業比較や市場シェアの数値は記載なし → 比較情報は「–」。
今後の見通し(2026年3月期:個別予想)
  • 売上高(通期予想):10,000 百万円(前年実績 7,789 百万円、増収率 +28.4%)
  • 営業利益(予想):200 百万円(前年 △457)
  • 経常利益(予想):250 百万円(前年 △409)
  • 当期純利益(予想):200 百万円(前年 64)
  • 1株当たり当期純利益(予想):約 5.76 円

見通しの前提(開示)
– 医薬:マキュエイドの出荷再開、承認済眼内レンズの販売開始等で増収見込み。
– ヘルスケア:在庫調整の解消、マーケティング強化、製品リニューアルで回復想定。
– グローバル:中国越境EC・乳酸菌事業の拡大継続。
– リスク要因として薬価改定、原材料価格上昇、販管費増等により原価率や営業費用が上昇する可能性を明示。増収でカバーして黒字化を目指す旨。

リスク(決算短信記載の主要リスク)
  • 法的・薬事規制の変更や強化
  • 薬価改定による販売価格下落
  • 医薬品開発の不確実性(研究開発リスク)
  • 訴訟リスク(PL、環境等)
  • サプライチェーンの停止(原材料供給停止)
  • 品質問題(異物混入、ロットアウト等)
  • 災害・事故(生産拠点は相模大井工場の1拠点のみ)
  • 販売競争(後発薬への切替等)
  • 情報セキュリティ(システム障害、情報漏えい)
  • そのほか、業績予想に影響する要因多数(為替・原材料等も含む)
重要な注記・会計方針
  • 会計方針の変更:無し(①会計基準改正に伴う変更:無、②その他の会計方針変更:無、③見積りの変更:無、④修正再表示:無)
  • 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外(注記あり)
  • 特別利益:投資有価証券売却益 419,945 千円を計上(当期純利益確保に寄与)
  • 継続企業の前提に関する懸念:該当事項なし
補足(留意点)
  • 当期の営業赤字の主要因は販管費の増加(医療機器販売準備・人件費等)および運転資本(在庫)増加。特別利益の投資有価証券売却で最終的に黒字化(当期純利益)している点は留意が必要。
  • 営業CFが大幅なマイナスとなっており、キャッシュ動向は注視が必要。
  • 2026年の業績見通しは増収・黒字化を前提としているが、薬価改定や原材料費等外部要因の影響を受ける旨が明記されている。

(以上。追加で特定項目の数値や表の転記を希望される場合は、その対象を指定してください。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4512
企業名 わかもと製薬
URL http://www.wakamoto-pharm.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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