2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
以下は、提供いただいた「岡本硝子株式会社 2025年3月期 決算短信(連結)」を元に、個人投資家向けに整理した要点まとめです。なお不明な項目は「–」で記載しています。投資助言は含みません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:岡本硝子株式会社
- 主要事業分野:特殊ガラスおよび薄膜製品の製造・販売(光学事業、照明事業、機能性薄膜・ガラス事業、その他)
- 代表者名:代表取締役会長兼CEO 岡本(氏名の表記は短信より)
- Web:https://ogc-jp.com/
- 連結子会社等:新潟岡本硝子/二光光学/JAPAN 3D DEVICES/蘇州岡本貿易/岡本光学科技(計6社グループ)
- 報告概要
- 提出日:2025年5月14日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- 定時株主総会予定日:2025年6月28日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月30日
- 決算短信は監査対象外(「決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です」)
- セグメント(報告セグメント)
- 光学事業:プロジェクター用反射鏡、フライアイレンズ、デジタルシネマ用反射鏡等(主に映像関連部品)
- 照明事業:自動車用ヘッドライト・フォグライト用カバーガラス、一般照明用ガラス等
- 機能性薄膜・ガラス事業:ガラス容器への加飾蒸着、高耐久銀ミラー(Hi-Silver®)、フリット等
- その他:デンタルミラーなど医療向けガラス製品、洗濯機用ドアガラス等
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):23,305,543株(2025年3月期)
- 期末自己株式数:29,871株
- 期中平均株式数:23,275,673株
- 時価総額:–(短信に記載なし)
- 今後の予定(短信記載分)
- 定時株主総会:2025年6月28日
- 有価証券報告書:提出予定 2025年6月30日
- IRイベント等:決算説明会については「有無」欄で未記載(詳細は別添資料参照)
財務指標(要点)
- 連結主要数値(単位:百万円)
- 売上高:4,686(前期 4,583、前期比 +2.3%)
- 営業利益:126(前期 61、+103.9%)
- 経常利益:84(前期 146、△42.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:89(前期 101、△12.7%)
- 包括利益:110(前期 160、△31.2%)
- 総資産:8,680(前期 7,988、+692)
- 純資産:1,804(前期 1,694、+109)
- 自己資本比率:20.8%(前期 21.2%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):3.82円(前期 4.38円)
- 1株当たり純資産:77.48円(前期 72.76円)
- 貸借対照表(主要点、百万円)
- 流動資産:4,192(現金及び預金 1,812、売掛金 1,094、棚卸 360)
- 固定資産:4,488(有形固定資産 4,134、投資有価証券 161)
- 流動負債:3,107(短期借入 1,218、1年内返済長期 1,230)
- 固定負債:3,770(長期借入金 3,382)
- キャッシュ・フロー(百万円)
- 営業CF:+370(前期 +338)
- 投資CF:△847(前期 △474)※有形固定資産取得 750
- 財務CF:+618(前期 +221)※長期借入れ収入 +1,205、返済 △743
- 現金及び現金同等物期末:1,802(前期 1,665)
- 収益性等(短信記載または計算)
- 売上高営業利益率:2.7%(2025)
- 自己資本当期純利益率(ROEベース表記):5.1%(短信に記載)
- 総資産経常利益率:1.0%(短信に記載)
- 財務安全性(要点)
- 自己資本比率:20.8%
- 流動比率(簡易計算):流動資産4,191 / 流動負債3,107 ≒ 1.35(135%)
- 有利子負債:短期借入1,217 + 長期借入(期末)3,382 + 当期内返済予定1,230の構成あり(連結で借入残高合計大きめ)※正確な有利子負債合計は注記参照
- 効率性
- 売上高営業利益率:2.7%(短信記載)
- 総資産回転率(簡易):売上高4,686 / 総資産8,680 ≒ 0.54回
- セグメント別(2025年3月期:百万円/割合は全社売上に対する比率)
- 売上高(合計 4,686)
- 光学事業:2,024(43.2%)
- 照明事業:524(11.2%)
- 機能性薄膜・ガラス事業:1,368(29.2%)
- その他:770(16.4%)
- セグメント利益(営業利益ベース、合計はセグメント合計 626 → 全社費用調整で連結営業利益126)
- 光学事業:383(営業利益率 ≒ 19.0%)
- 照明事業:△32(営業損失、営業利益率 ≒ △6.1%)
- 機能性薄膜・ガラス事業:94(営業利益率 ≒ 6.9%)
- その他:181(営業利益率 ≒ 23.5%)
- セグメント合計 626 から全社共通費等 △500 を差引き、連結営業利益126となる(全社費用が大きく計上)
- 財務の解説(短信からの要旨)
- 売上増(+2.3%)は、反射鏡(光学)やガラス偏光子(機能性薄膜・ガラス)の増収が寄与。一方、プロジェクター用フライアイレンズは販売数量減、中国での化粧品需要低迷に伴う加飾蒸着の減少があった。
- 固定資産の増加(有形固定資産+515百万円の主な要因:新潟および本社のガラス溶融炉更新など)により資産合計が増加。投資CFは大きく拡大(有形固定資産取得支出 750百万円)。
- 借入金は長期借入等で調達し、財務CFが増加。結果として現金は増加(期末現金1,802百万円)。
配当
- 2024年3月期:無配(各期 0円)
- 2025年3月期:無配(各期 0円)
- 2026年3月期(予想):無配(予想:年間 0円)
- 特別配当:なし(短信に該当記載なし)
セグメント別情報(詳細)
- 光学事業
- 売上高:2,024 百万円(前期比 +2.8%)
- セグメント利益:383 百万円(前期比 +17.2%)
- 主な動向:反射鏡は販売数量・売上増加、フライアイレンズは販売数量減
- 照明事業
- 売上高:524 百万円(前期比 +3.2%)
- セグメント損失:△32 百万円(前期は△2)
- 主な動向:自動車用カバーガラス増収だが外注費増で損益悪化
- 機能性薄膜・ガラス事業
- 売上高:1,368 百万円(前期比 +6.1%)
- セグメント利益:94 百万円(前期比 +76.4%)
- 主な動向:ガラス偏光子の需要増が牽引、加飾蒸着は減少
- その他
- 売上高:770 百万円(前期比 △5.9%)
- セグメント利益:181 百万円(前期比 +8.8%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の記載:決算短信本文に明確な中期経営計画の進捗や数値目標の記載はなし(→ 不明/–)。
- 今後の見通し(短信の記載)
- ガラス偏光子の受注は堅調、放熱基板の出荷が本格化見込みにより売上増加を想定。
- ただし、本社工場の溶融炉更新による定率法での減価償却増(344 百万円の増加見込み)で営業利益は減少見込み。
- 2026年3月期連結予想(2025/4/1–2026/3/31、百万円)
- 売上高:5,277(+12.6%)
- 営業利益:104(△17.6%)
- 経常利益:38
- 親会社株主に帰属する当期純利益:20
- 1株当たり当期純利益:0.86円
競合状況や市場動向
- 短評(短信の記載に基づく事実)
- プロジェクター需要は世界的に低迷(特に中国中心)と記載。
- 一方でデータセンターの建設投資拡大で光通信向けアイソレータ需要が増加し、ガラス偏光子は増収。
- 競合比較や市場シェアに関する具体的比較データは短信に記載なし(–)。
今後の見通し(リスク含む)
- 業績予想
- 上記のとおり、2026年3月期は売上増を見込みつつ、設備更新に伴う減価償却増で営業利益の減少を予想。
- 主なリスク要因(短信に記載の状況から)
- 需要変動(プロジェクター市場、化粧品市場など特定分野の景況)
- 供給側の変化(サプライヤー数・供給能力の低下が反射鏡等に影響)
- 設備投資による減価償却・財務負担の増加
- 為替・金利・原材料価格等(短信は業績予想の不確実性を明記、ただし詳細前提は添付資料参照)
- 業績予想利用上の注意:将来の記述は現時点の合理的前提に基づくが実際は大きく変動し得る旨を短信で明示
重要な注記・会計上の事項
- 会計方針:日本基準で連結財務諸表を作成(国際会計基準の適用は未採用)
- 会計方針の変更・見積りの変更:短信に大きな会計方針変更や見積り変更の記載なし
- 継続企業の前提:該当事項なし
- 重要な会社法上の処理:2024年9月6日付で減資の効力発生
- 資本金 2,495,740千円 → 1,000,000千円(減資)
- 資本剰余金・資本準備金の振替、その他資本剰余金から繰越利益剰余金への振替(欠損補填)を実施(短信に詳細記載)
- 減損損失:当期は該当事項なし(前期に一部あり)
- 決算短信は監査対象外(監査報告は付されていない)
補足(計算・比率の説明)
- セグメントの営業利益合計は626百万円だが、社内共通費等(全社費用)△500百万円を差し引き、連結の営業利益126百万円になる点に注意(事業別での収益性と連結営業利益の差が大きい)。
- 投資キャッシュフロー大幅減少(△846百万円)は主に有形固定資産取得(750百万円)によるもので、設備更新フェーズにあることが示唆される。
- 有利子負債が大きく、借入で設備投資を賄っている構図がうかがえる(詳細は注記の借入金内訳参照)。
不明または短信に記載がない項目
以上です。必要であれば、
– セグメント別の時系列比較やマージン推移(過去数期分)、
– キャッシュフロー詳細(設備投資内訳・借入条件)、
– 主要財務比率のグラフ化
など、追加で整理して提示できます。どの情報を優先して深掘りしますか?
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7746 |
企業名 | 岡本硝子 |
URL | http://www.ogc-jp.com/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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