2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社オーケーエム(6229) 2025年3月期 決算短信(連結)要約
※出典:提出資料(2025年5月15日)に基づく整理。投資助言は行いません。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社オーケーエム
- 上場市場:東(東証)
- コード:6229
- URL:https://www.okm-net.jp/
- 代表者:代表取締役社長 奥村 晋一
- 問合せ先:取締役上席執行役員 管理統括本部長 木田 清(TEL: 077-518-1260)
- 主要事業分野:バルブの製造・販売(単一事業セグメント)
- その他:パーパス「いい流れをつくる。」、中長期ビジョン「Create200」(2030/2031に連結売上高200億円目標)
報告概要
- 決算短信提出日:2025年5月15日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- 決算補足資料および説明会:作成・開催(説明会は動画配信のみ)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
- 定時株主総会予定日:2025年6月26日
- 配当支払開始予定日:2025年6月11日
セグメント
- 事業セグメント:単一セグメント(バルブ製造販売事業)
(注)資料上は単一セグメントのため詳細セグメント別開示は省略。ただし社内で市場区分(陸用・舶用)別の実績説明あり。
– 市場区分(資料記載の内訳)
– 陸用市場:受注高 4,813 百万円、売上高 5,011 百万円(主に建築設備、鉄鋼・金属が堅調)
– 舶用市場:受注高 6,161 百万円、売上高 5,426 百万円(船舶排ガス用バルブや造船向けが増加、LNG用は減収)
(売上構成比目安)
– 陸用:約48.0%(5,011/10,438)
– 舶用:約52.0%(5,426/10,438)
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):4,538,200 株(2025/3/31)
- 期末自己株式数:48 株
- 期中平均株式数(EPS算定):4,528,552 株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(資料記載)
- 有価証券報告書提出予定:2025年6月25日
- 定時株主総会:2025年6月26日
- 決算説明資料:Web掲載(決算発表後)
- IRイベント:決算説明会(動画配信のみ)
財務指標(要点)
単位:百万円(特に断りがない限り連結)
損益(2025年3月期 実績)
- 売上高:10,438(前年 9,485) 増収 10.1%
- 営業利益:783(前年 668) 増益 17.3%
- 経常利益:741(前年 750) 微減 △1.2%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:553(前年 511) 増益 8.3%
- 包括利益:867(前年 583) 増加(為替換算差額の増加寄与)
- 1株当たり当期純利益(EPS):122.20 円(潜在株式調整後 121.72円)
主要マージン
– 売上高営業利益率(営業利益率):783 / 10,438 = 7.5%(会社提示値:7.5%)
– 経常利益率:740 / 10,438 ≒ 7.1%(会社提示の総資産経常利益率等は資料参照)
貸借対照表(2025/3/31)
- 総資産:13,164 百万円(前年 12,598)
- 純資産:10,313 百万円(前年 9,616)
- 自己資本比率:78.3%(前年 76.3%)
- 流動資産:8,745、流動負債:2,298 → 流動比率(流動資産/流動負債)=8,744 / 2,298 ≒ 3.81(約381%)
- 有利子負債(短・長期借入金合計):100 + 481 = 581 百万円
- 現金及び現金同等物(期末):2,056 百万円
- ネットキャッシュ(簡易):現金2,056 − 有利子負債581 ≒ 1,475 百万円
キャッシュ・フロー(2025年)
- 営業CF:+1,121 百万円(前年 629) — 売上債権増減等で改善
- 投資CF:△129 百万円(前年 △249)
- 財務CF:△358 百万円(前年 △630)
- 現金増減:+718 百万円 → 期末現金 2,055 百万円
収益性指標(概算)
- ROE(当期純利益/純資産):553 / 10,313 ≒ 5.4%(資料では約5.6%)
- ROA(当期純利益/総資産):553 / 13,164 ≒ 4.2%
- 総資産回転率(売上/総資産):10,438 / 13,164 ≒ 0.79 回/年
セグメント別(営業貢献度等)
- 事業は単一セグメント(バルブ製造販売)。市場区分では「陸用」「舶用」で実績差あり(上記売上高参照)。舶用は受注・売上とも増加。
財務の解説(資料に基づくポイント)
- 増収要因:カスタマイズ製品の販売増により売上・収益性が改善。
- コスト影響:仕入材料価格上昇、エネルギー費高止まり、人件費(賃上げ)増加がコスト要因。ただし販売構成改善で営業利益は増加。
- 為替:当期は為替換算差額の増加(その他包括利益)で包括利益が拡大。営業外で為替差損益計上あり(前年は為替差益)。
- 財務健全性:自己資本比率は高水準(78%台)、有利子負債は比較的小さい。営業CFは増加し現金も増加。
配当
- 2025年3月期(実績):年間45.00 円(中間 0、期末 45円内訳:普通配当40円、特別配当5円)
- 配当金総額:204 百万円
- 配当性向(連結):36.8%
- 純資産配当率(配当/純資産):2.0%
- 2026年3月期(会社予想):年間40.00 円(期末 40円、特別配当の記載なし)
- 備考:2025期は特別配当5円を含む。
セグメント別状況・戦略(資料記載の記述整理)
- 陸用市場:
- 建築設備や鉄鋼・金属向けが堅調。石油化学・電力ガス向けは前年の大型案件後の低調が継続。
- 戦略:既存商品力の強化、成長市場への新商品開発(特記)。
- 舶用市場:
- 発電用補機向けの船舶排ガス用バルブで受注・売上が大幅増。造船向け販売も回復基調。
- LNG用バルブ(FGSS向け)は計画どおり納入進むが減収。
- 競合:海外競合の価格攻勢は継続している旨の記載あり。
- 今後の取組(第2次中期経営計画):
- 基本戦略:「既存領域の拡充」「海外市場の展開」「新領域への挑戦」
- 目標に「営業利益20億円」を追加(Create200の第2フェーズ、2031年目標)
中長期計画との整合性
- 第1次中計(~2025/3)終了時点で受注・売上は増加。第2次中計(2026/3~2028/3)を策定し、変革期を延長して収益性向上に重点を移す方針。
- 中長期目標:Create200(2030/31に連結売上高200億円)継続、営業利益20億円目標を設定。
- 当社の説明では、2026年3月期は新基幹システムの本格稼働準備などで負荷・コスト増が見込まれる点を留意。
競合状況・市場動向(資料から読み取れる点)
- 舶用市場では海外競合の価格攻勢が継続しているとの記述。
- 脱炭素関連(LNG燃料船向けバルブ等)は成長領域として取り組み。ただしLNG向けは当期は減収。
- 米国の関税措置(動向)は注視が必要だが、現時点で同社グループへの直接取引は少なく影響は軽微と判断している旨の記載。
(注)同業他社との詳細比較や市場シェア数値は資料に記載がなく、ここでは資料記載の記述を要約。
今後の見通し(会社予想)
- 2026年3月期(通期予想)
- 売上高:10,700 百万円(前年比 +2.5%)
- 営業利益:680 百万円(前年比 △13.2%)
- 経常利益:680 百万円(前年比 △8.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:450 百万円(前年比 △18.7%)
- 1株当たり当期純利益(予想):99.16 円
- 2Q累計予想(対前年同期)
- 売上高:5,200 百万円(+2.8%)、営業利益 250(△47.6%)
- 会社見解として、新基幹システム移行準備による部門負荷・コスト上昇が2026期業績に影響する見込み。
リスク要因(資料記載・要留意点)
- 原材料価格・エネルギーコストの上昇
- 賃金上昇による人件費増
- 為替変動(為替差損計上の可能性)
- 海外競合による価格競争(特に舶用)
- 新基幹システム導入に伴うコスト増・業務負荷
- 貿易政策(米国関税措置等)の変化
- 受注環境の変動(大型案件の有無に影響を受けやすい)
重要な注記(会計・その他)
- 連結範囲の変更:なし
- 会計方針の変更:あり(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)→ 連結財務諸表への影響はないと記載
- セグメント情報:バルブ製造販売の単一セグメントのため省略
- 決算短信は監査(公認会計士/監査法人)の対象外との注記あり
- 重要な後発事象:該当なし
補足(数値の単位注意)
– 本要約の金額は原資料の単位(千円・百万円)に基づき整理しています。小数点以下や端数処理の差により若干の四捨五入差異が生じる場合があります。
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6229 |
企業名 | オーケーエム |
URL | https://www.okm-net.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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