決算短信：サンデン（6444）

2025年12月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信（要約）

対象：サンデン株式会社（コード 6444） 2025年12月期 第1四半期（連結）
提出日：2025年5月15日

基本情報

• 企業名：サンデン株式会社（Sanden Co., Ltd.）
• 上場取引所：東証（東）
• コード：6444
• URL： https://www.sanden.co.jp/
• 代表者：代表取締役 社長執行役員 ジュウ ダン
• 問合せ先：経営財務管理本部長 高橋 純也（TEL: 03-5828-5582）
• 主要事業分野：自動車機器事業（自動車用コンプレッサー、統合熱マネジメントシステム）
• 企業の方針（抜粋）：「コンポーネントサプライヤーからフルソリューション・システム・サプライヤーへ」移行し、NEV（新エネルギー車）市場を重視した統合熱マネジメントの提供を進める。

報告概要

• 提出日：2025年5月15日
• 対象会計期間：2025年1月1日～2025年3月31日（第1四半期）
• 決算補足説明資料：作成あり
• 決算説明会の有無：無

セグメント

• 報告セグメント：自動車機器事業（グループの報告セグメントは単一）
• セグメント概要：自動車用コンプレッサー（電動コンプレッサー含む）、統合熱マネジメントシステムの開発・製造・販売。なお、本短信ではセグメント別の数値開示は省略（単一セグメントのため）。

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式を含む）：111,693,313株（2025年3月31日）
• 期末自己株式数：243,577株
• 期中平均株式数（第1四半期累計）：111,449,736株
• 時価総額：–（本資料に記載なし）
• その他：1株当たり純資産（BPS）＝171.28円（2025年3月31日）

今後の予定

• 決算発表：本第1四半期は既報（2025/5/15）。通期・各四半期の予定については次回開示参照。
• IRイベント：決算補足資料は作成（説明会は開催せず）
• その他：米国関税政策等の影響について注視し、必要時に業績予想を修正すると記載。

財務指標（主要項目）

（単位：百万円、％は対前年同四半期比）

損益（連結・第1四半期累計：2025/1/1–2025/3/31）

• 売上高：45,494（△2.1%）
• 売上原価：38,797
• 売上総利益：6,697
• 販売費及び一般管理費：7,714
• 営業利益（損失）：△1,016（前年同期 △1,752 → 改善）
• 経常利益（損失）：△832（前年同期 +622）
• 四半期純利益（親会社株主に帰属）：△1,040（前年同期 +299）
• 包括利益：△3,519（前年同期 1,296）
• 1株当たり四半期純利益：△9.33円（前年同期 2.69円）

※ 売上総利益率（粗利率）＝6,697 / 45,494 ≒ 14.7%（前年同期 ≒13.4%）
※ 営業利益率＝△1,016 / 45,494 ≒ △2.2%（前年同期 ≒△3.8%）

貸借対照表（連結・期末：2025/3/31）

• 総資産：172,720（前期末 175,459）
• 流動資産合計：99,162（現金及び預金 13,798、売掛金等 51,406、棚卸資産合計 約38,?）
• 固定資産合計：73,557
• 負債合計：152,657（前期末 151,877）
  • 流動負債：139,967（短期借入金 68,456）
  • 固定負債：12,690（長期借入金 4,963）
• 純資産合計：20,062（前期末 23,582）
• 自己資本（注）：19,089（参考値、短信注記）
• 自己資本比率：11.1%（前期末 12.9%）
• 1株当たり純資産（BPS）：171.28円

※ 流動比率（流動資産 / 流動負債）＝99,162 / 139,967 ≒ 70.8%
※ 負債比率（負債 / 総資産）＝152,657 / 172,720 ≒ 88.4%

キャッシュ・フロー

• 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成せず（注記あり）。
• 減価償却費（第1四半期累計）：1,660百万円（前年同期 1,345百万円）

セグメント別（要点）

• グループの報告セグメントは「自動車機器事業」単一。従って売上・利益は全て同セグメントに帰属。
• 第1四半期は欧州での自動車生産台数減があり、売上高は前年同期比で若干減少。

財務の解説（会社の説明を要約）

• 売上：世界の自動車生産台数はほぼ前年水準だが、主力の欧州が減少した影響で売上高は微減。
• 収益性：原価低減施策や販売費及び一般管理費の抑制により営業損失は縮小。
• 経常損益：持分法による投資利益は継続しているが、外貨建債権の評価損等で経常損失。
• 純資産減少：為替（特にドルに対する円高）による為替換算調整の減少が主因で純資産が減少。
• 資金：現預金を効率化して使用する一方、売掛金・棚卸・固定資産等は増加。短期借入金が増加。

配当

• 2024年12月期実績：期末・中間ともに0.00円（年間合計 0.00円）
• 2025年12月期（予想）：中間 0.00円、期末 0.00円、年間合計 0.00円（修正なし）
• 特別配当：なし

中長期計画との整合性

• 中期経営計画（2024年2月公表）に基づき、製品軸（電動コンプレッサー等）でNEV分野を重視し「統合熱マネジメントシステムのリーディングカンパニー」を目指す。
• 第1四半期の状況：営業損失は縮小しており、コスト削減やSG&A抑制の取り組みで改善が見られるが、為替影響や地政学リスク等で純資産・包括利益は悪化。中期計画の進捗については「取り組み継続中」との記載（定性的説明）。

競合状況・市場動向（開示情報に基づく要約）

• 市場動向：NEV市場を中心に事業機会を追求。世界経済は緩やかな回復基調だが、ウクライナ情勢・中東情勢・欧中の経済減速懸念・米国の関税政策等、先行き不透明要因あり。欧州での自動車生産減少が同社売上に影響。
• 競合比較：同業他社との定量的比較は本資料に記載なし（–）。

今後の見通し（会社の開示）

• 2025年12月期通期業績予想（変更なし、2025/1/1–2025/12/31）
  • 売上高：184,700百万円（前期比 +0.5%）
  • 営業利益：△6,000百万円（通期で営業損失予想）
  • 経常利益：△2,600百万円（通期で経常損失予想）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：△300百万円（通期で純損失予想）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：△2.69円
• 同社コメント：米国の関税政策等が当社業績に与える影響を現時点で合理的に見積もることが困難なため、2025年2月14日公表の予想から変更せず。影響が明確になれば速やかに業績予想の修正を検討・公表する。

リスク要因（開示・注記に基づく主な項目）

• 米国の関税政策（当社への影響を注視）
• 地政学的リスク（ウクライナ・中東情勢等）
• 為替変動（為替換算差額が純資産および包括利益に影響）
• 自動車生産台数動向（地域別の減少が売上に影響）
• その他：原材料価格・各国政策の動向等

重要な注記・会計上の変更

• 四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用あり（税金費用の計算で期中見積実効税率等）。詳細は添付資料の注記参照。
• 会計方針の変更：2022年改正会計基準（法人税等に関する基準）を期首より適用。四半期財務諸表への影響はなし。
• 四半期連結財務諸表に対する期中レビュー：Forvis Mazars Japan による期中レビューあり。レビュー結論として重要な点での不適正は認められず。

（注）
– 本文は提供された決算短信および添付資料に基づき事実を整理した要約です。投資助言や推奨は行っていません。
– 不明または資料に記載のない項目は「–」で示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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