2025年4月期決算短信〔日本基準〕（連結）
決算短信（要約） — 株式会社 柿安本店（コード：2294）
出典：2025年4月期 決算短信（連結）／提出日：2025年6月10日
基本情報
- 企業名：株式会社 柿安本店
- 主要事業分野：食品製造販売（精肉、惣菜、和菓子、レストラン、食品）
- 代表者：代表取締役社長 赤塚 保正
- URL：https://www.kakiyasuhonten.co.jp
- その他：決算説明資料作成あり。機関投資家・証券アナリスト向け決算説明会あり。
報告概要
- 提出日：2025年6月10日
- 対象会計期間：2024年5月1日〜2025年4月30日（連結）
- 有価証券報告書提出予定日：2025年7月25日
- 定時株主総会開催予定日：2025年7月25日
- 配当支払開始予定日：2025年7月28日
セグメント（報告区分）
- 精肉事業：精肉類の製造・小売
- 惣菜事業：惣菜・弁当類の製造・小売（中食）
- 和菓子事業：和菓子類等の製造・小売
- レストラン事業：レストラン店舗の運営（外食）
- 食品事業：しぐれ煮等の製造・卸・小売（家庭内食向け含む）
発行済株式
- 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：12,446,700株
- 期末自己株式数：2,868,617株
- 期中平均株式数：9,803,374株（2025年4月期）
- 時価総額：–（株価情報は決算短信に記載なし）
- その他：期中に創業家資産管理会社（株式会社赤塚興産）の株式取得（取得対価：現金 2,612 百万円）。その後、同社は2025年4月15日に清算結了し連結範囲から除外。
財務指標（要点）
（単位：百万円。％は対前期増減率）
連結業績（2025年4月期）
- 売上高：36,104（△2.6%）
- 営業利益：1,500（△31.8%）
- 経常利益：1,538（△31.1%）
- 親会社株主に帰属する当期純利益：701（△50.0%）
- 1株当たり当期純利益（EPS）：71.50円
- 営業利益率：4.2%（報告値）
- 自己資本当期純利益率（ROE）：4.3%（報告値）
連結財政状態（2025年4月30日）
- 総資産：19,196（前期 21,687）
- 純資産：15,044（前期 17,657）
- 自己資本比率：78.4%（前期 81.4%）
- 1株当たり純資産（BPS）：1,570.68円
キャッシュ・フロー（2025年4月期）
- 営業CF：+1,746
- 投資CF：△2,954（子会社株式取得2,381を含む）
- 財務CF：△905（配当支払 890 等）
- 現金及び現金同等物 期末残高：7,995（前期 10,108）
財務安全性・効率性（計算値）
- 流動資産：11,530、流動負債：3,629 → 流動比率：約318%
- 負債合計：4,152、純資産：15,044 → 負債／純資産：約27.6%
- 総資産回転率（売上高／総資産）：36,104 / 19,196 ≒ 1.88回／年
損益明細（要点）
- 売上原価：16,525 → 売上総利益：19,579
- 販管費：18,079（前期より増加）
- 特別損失：321（固定資産除却損 83、減損損失 212 等）
- 税引前利益：1,216、法人税等合計：515
財務の解説（短信からの要旨）
- 売上はほぼ横ばいだが、原材料高・人件費上昇等により利益が圧迫。
- 減損損失や固定資産除却等の特別損失が営業外で発生し当期純利益が大幅減少。
- 投資CFは連結範囲の変更に伴う子会社株式取得（2,381）や有形固定資産投資が主因。
- 純資産減少の主因は自己株式取得（実質的に創業家資産管理会社株式取得）による自己株式増加と配当支払。
配当
- 2025年4月期（実績）：中間配当 0円／期末配当 85円 → 年間 85円（配当金総額 814 百万円、連結配当性向 118.9％、純資産配当率 5.2％）
- 2026年4月期（予想）：期末配当 85円（年間 85円、予想配当性向 95.8％）
- 特別配当：無し（特記なし）
セグメント別情報（連結）
（売上高は外部顧客向け・単位：百万円、構成比は連結売上高に対する割合）
– 精肉事業：売上 13,809（構成比 38.2%）、セグメント利益 777（前年比△36.4%）
– 主な施策：限定セット、WEB予約商品、焼肉セット等の販売。出店 2、退店 1。
– 惣菜事業：売上 12,817（35.5%）、セグメント利益 1,172（前年比△1.5%）
– 主な施策：季節・限定商品、オールスター弁当、高級食材弁当等。出店 3、退店 1。
– 和菓子事業：売上 6,634（18.4%）、セグメント利益 389（前年比△14.2%）
– 主な施策：季節商品、いちご商品投入、業態転換（和菓子→惣菜併設）等。出店 5、退店 8。
– レストラン事業：売上 1,345（3.7%）、セグメント損失 △1（前年は利益）
– 主な施策：銀座店全面改装等。退店 1。
– 食品事業：売上 1,494（4.1%）、セグメント利益 143（前年比△20.3%）
– 主な施策：高級レトルト（KAKIYASU PREMIUM）、瓶詰めシリーズの投入。
– セグメント別合計（外部売上）：36,101（その他3含め連結36,104）
– セグメント利益合計（計上前）：2,481 → 全社費用等調整（△980）後、連結営業利益 1,500
セグメント戦略としては「既存店収益改善」「複合型店舗強化」「新商品・コラボ展開」「改装による活性化」等を実施。
中長期計画との整合性
- 決算短信では「家庭内食・中食・外食を擁する総合食品企業として変化に対応し成長を目指す」との方針を掲示。
- 数値目標を含む中期経営計画の詳細は記載なし → 進捗の定量評価は資料に不足のため「–」。
- 2026年4月期（予想）では営業利益を据え置き（1,500）とし、当期純利益を850（対2025年701）と見込む。
競合状況や市場動向（短信記載の要点）
- 市場動向：原材料（特に米中心）の高騰、エネルギー価格上昇、人件費上昇が業界全体で継続的なコスト圧力となっている。米国の関税政策等に関する不透明感も示唆。
- 競合比較：決算短信に具体的な競合他社比較や市場シェアの数値は記載なし（→ –）。
- 付記：事業は国内中心で海外売上・海外固定資産は該当なし。
今後の見通し（会社予想およびリスク）
- 2026年4月期（予想、2025/5/1〜2026/4/30）：
- 売上高：36,400（通期予想）
- 営業利益：1,500
- 経常利益：1,550
- 親会社株主に帰属する当期純利益：850
- 1株当たり当期純利益（予想）：88.74円
- リスク要因（短信で挙げられている主な外部要因）：
- 原材料価格の上昇（特に米など）・エネルギー費の高騰
- 人件費上昇による利益圧迫
- 関税政策や国際情勢の不確実性
- 店舗出退店やリニューアル投資等の収益影響
- 会社は「経費の効果的活用」「価格改定」「既存店収益改善」「複合型店舗強化」「新商品・コラボ展開」を継続する方針。
重要な注記
- 連結範囲の変更：期中に新規1社（株式会社赤塚興産）を取得した後、同社は2025年4月15日に清算結了し連結範囲から除外（取得対価：2,612百万円、取得原価同額）。この取引は実質的に自己株式の取得に相当する旨を開示。
- 会計方針の変更：2022年改正会計基準（法人税等に関する基準）の適用あり。連結財務諸表への影響はないと記載。
- 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外である旨の注記あり。
- のれん等の計上・償却は該当なし。
注意事項（短信の留意点）
– 本要約は決算短信の記載内容を整理したもので、投資助言や推奨を行うものではありません。数値は短信記載に基づき記載。資料に記載のない項目は「–」で省略しています。詳細は原資料（添付資料・有価証券報告書等）をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2294 |
| 企業名 | 柿安本店 |
| URL | http://www.kakiyasuhonten.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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