2025年3月期 第3四半期決算説明資料

2025年3月期 第3四半期 決算説明(資料日:2025年1月30日)まとめ

以下は、提供された決算説明資料(2025年3月期 第3四半期、資料作成日 2025/01/30)をもとに、個人投資家向けに整理した要点まとめです。不明項目は「–」で記載しています。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:SBIリーシングサービス株式会社(東証グロース:5834)
    • 主要事業分野:航空機・船舶等の日本型オペレーティング・リース事業(JOL、JOLCO)、ファンド組成・販売、プリンシパルインベストメント等
    • 代表者名:佐藤 公平(代表取締役会長兼社長)
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年1月30日(資料日)
    • 参加対象:–(資料は一般向けの決算説明資料)
  • 説明者(発表者)
    • 主な経営陣(資料に記載のマネジメント)
    • 代表取締役会長兼社長:佐藤 公平(資料の作成責任者・代表)
    • その他主要メンバー:階戸 雅博(取締役副社長 事業開発本部長)、吉原 寛(常務取締役 管理本部長)、鈴木 治(常務取締役 営業本部長)等
    • 発言概要(資料全体の要旨)
    • 第3四半期累計で売上は前年同期を下回る一方、経常利益は増加。商品在庫や組成・販売は堅調で第4四半期に向け販売加速を図る。営業力強化、柔軟な商品戦略、商品ラインナップ拡充、グループ連携深化の4点を重点施策とする。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年3月期 第3四半期累計(~2024年12月末)
    • 配当支払開始予定日:–(ただし通期予想配当は記載)
  • セグメント(事業区分)
    • JOL(Japanese Operating Lease)
    • 主に航空機のリース・販売、リース料収益とリース物件売却によるキャピタルゲインを目指す実物資産投資商品。投資家は任意組合等で出資。利回り等は案件により異なる(資料参照)。
    • JOLCO(Japanese Operating Lease with Call Option)
    • 主に船舶や航空機の小口化商品。法人税の繰延を目的とした投資家向け商品。組成時の立替出資等を経て投資家へ出資持分を譲渡するスキーム。収益は組成手数料等。
    • プリンシパルインベストメント事業等
    • 船舶等を自社で貸し出す事業(賃貸資産)。その他ゼネラルアビエーション、エンジンリースなどの新商品領域。
業績サマリー(第3四半期累計:資料ベース)
  • 主要指標(第3四半期累計:百万)
    • 売上高:32,265 百万円(=322.65 億円)— 前年同期比:92.3%(前年同期比約▲7.7%)
    • 営業利益:4,830 百万円(48.30 億円)— 前年同期比:123.2%(+23.2%)
    • 経常利益:4,453 百万円(44.53 億円)— 前年同期比:121.4%(+21.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益:3,088 百万円(30.88 億円)— 前年同期比:119.5%
    • 1株当たり利益(EPS):–(資料に不記載)
  • 通期予想に対する進捗率(同資料)
    • 通期売上高予想:54,500 百万円 → 進捗率 59.2%
    • 通期営業利益予想:5,700 百万円 → 進捗率 84.7%
    • 通期経常利益予想:5,300 百万円 → 進捗率 84.0%
    • 通期当期純利益予想:3,650 百万円 → 進捗率 84.6%
  • 商品販売(出資金等)関連
    • 商品出資金等販売金額(第3四半期累計):80,560 百万円(=805.6 億円、前年同期比 +42.3%)
    • 内訳(第3Q累計)
    • JOL商品:29,256 百万円(292.56 億円、ほぼ前年並み、進捗率 65.0%)
    • JOLCO商品:51,303 百万円(513.03 億円、前年同期比 +87.1%、進捗率 78.9%)
  • 組成金額
    • 第3四半期累計組成金額:2,311 億円(通期予想 3,070 億円に対し進捗率 75.3%)
    • JOLCOは船舶案件中心に約1,767 億円を組成
  • 在庫・資金調達
    • 第3四半期末の商品在庫:802 億円(高水準を維持)
    • 資金調達枠(コミット等合計):1,004 億円(前期末比 +27.7%)
    • 借入残高(期末):683 億円
業績の背景分析
  • 業績概要・トピックス
    • 売上(通期比進捗)は約59%に留まる一方、利益面は進捗率が高い(経常利益84%等)。第3四半期累計で経常利益が前年同期比で増加している。
    • 商品販売・組成は好調で、特にJOLCO(とくに船舶・コンテナ案件)の販売・組成が大きく伸長。販売金額は過去最高水準。
    • 商品在庫を高水準に確保しており、第4四半期で販売加速を図る計画。
  • 増減要因(資料で示された要因)
    • 増収寄与要因:
    • JOLCO商品の販売拡大(特に船舶案件)、組成の増加。
    • SBIグループとの連携強化により販売拠点拡大・販売力向上。
    • 組成手数料等の計上により利益改善(JOL/JOLCOの収益計上方法の差異あり)。
    • 減収寄与要因:
    • 売上高は前年同期比で減少(資料では主因の詳細は明記なし)。売上計上タイミングや商品構成の違い(JOLとJOLCOで売上計上方法が異なる)による影響があることを資料で説明。
  • 競争環境・競争優位性
    • 市場環境は回復・成長傾向(航空・海運の需要回復、リース活用の拡大)。JOL/JOLCOマーケット自体は拡大余地が大きいとするデータを提示。
    • 競争優位性として、当社は「航空・海運業界と金融商品化に関する高い専門性」「リースアレンジ力」「地域金融機関・税理士等のパートナー網」「SBIグループのネットワーク・信用力」を強みとする。
    • 市場シェア(資料内の販売金額ベースのシェア推移):直近数年は概ね10%台中盤(資料に年度別の販売金額とシェアの推移あり)。
  • リスク要因(資料記載の主な外部要因)
    • 為替変動:JOLCO(ドル建て)商品は組成時の為替で投資家の購入レートが確定するため、円高・円安の動きで販売意欲が変動するリスク。対策として組成時期分散や円建て投入、通貨オプションなどの検討を掲示。
    • 金利上昇:短期金利連動の調達が主体のため日本での長期金利上昇の影響は限定的とする一方、欧米の長期金利上昇はJOL商品の経済性向上につながる可能性があると説明。
    • その他:資金調達枠の確保、サプライチェーン・規制等の一般的リスク(資料は一般的な注意喚起を記載)。
戦略と施策
  • 現在の戦略(資料に示す4つの基本方針)
    • 営業力の強化:組織体制見直し、有力パートナーや大口投資家へのアプローチを強化。
    • 柔軟な商品戦略:投資家ニーズ・競合状況を見据えた多様な商品組成(JOL/JOLCO、通貨・期間の分散等)。
    • 商品ラインナップの拡充:エンジンリース参入、ゼネラルアビエーション(ドクターヘリ等)事業の再強化。
    • グループ連携の深化:SBIグループ各社との相互紹介や共同案件で販売網を拡大。
  • 進行中の施策(具体例・進捗)
    • JOLCO(船舶中心)やJOL(航空機)の組成・販売が増加。第3Q累計で販売金額805億円、組成金額2311億円と通期予想に対する進捗は概ね良好。
    • エンジンリースやゼネラルアビエーション(ドクターヘリ・S&R)案件の取り扱いを下期以降で強化予定。
    • SBIグループ連携:販売金額が前年同期比大幅増(資料では68.0%増)、拠点数の拡大等により販売網を強化。
    • 営業体制・パートナー拡充:パートナー数は増加(資料上で推移を掲載)。
  • セグメント別施策と成果
    • JOL:高クレジットのエアライン案件を中心に組成継続。販売(第3Qで2機、累計4機)に注力。
    • JOLCO:船舶案件を中心に組成・販売を拡大。ドル建て・円建ての通貨バランス調整を実施。
    • プリンシパル(船舶等):船舶のプリンシパル投資へ参入し、賃貸資産を拡大。
将来予測と見通し
  • 今期(2025年3月期)通期予想(資料)
    • 売上高:54,500 百万円(=545.0 億円)
    • 営業利益:5,700 百万円(=57.0 億円)
    • 経常利益:5,300 百万円(=53.0 億円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:3,650 百万円(=36.5 億円)
    • (第3Q累計の進捗は上記の通り)
  • 中長期計画
    • 2025/3期より新たな中期経営計画を開始。目標は「平均10%+α の安定・継続的な経常利益成長」を目指す。
    • その実現に向け、インテグリティ(誠実性)の重視、専門性の強化、働きやすさの確保を掲げる。
  • マクロ経済の影響(資料での見解)
    • 為替:急激な変動はJOLCO(ドル建て)販売に影響を与える可能性。対策(通貨分散、販売促進、通貨オプションの検討等)を実施。
    • 金利:日本の長期金利上昇は同社の短期金利連動の調達構造から影響は限定的と記載。米国等の長期金利上昇によりJOLの経済性が相対的に高まり得る。
配当と株主還元
  • 配当方針(資料)
    • 収益力強化や事業基盤整備を進めつつ、内部留保の充実状況および事業環境を勘案したうえで、成長に応じた利益還元を継続的に実施する方針。
  • 予想配当(2025年3月期):100 円(通期予想)
  • 配当実績(中間/期末等の比較):–(資料に過去期の配当詳細は記載なし)
  • 特別配当:特に記載なし(現時点でなし)
製品やサービス(主要な商品・新商品)
  • 主要製品・商品スキーム
    • JOL(航空機 JOL 等)
    • 投資家は出資によりリース物件を自社のBSに計上。リース料収益+物件売却時のキャピタルゲインを狙う。投資額例:3~70億円/機(案件により差)。
    • JOLCO(船舶・航空機の小口化)
    • 主に法人税繰延ニーズ向け。小口で出資し年率換算で~1%程度のリターン(商品特性に応じる)。期間は中期(8~13年)。
    • ゼネラルアビエーション(小型機・ドクターヘリ)
    • リース料収益(年4~5%程度)+売却益を想定。短~中期の案件。
    • 新規商品:エンジンリース参入、ドクターヘリ・S&R等の社会貢献性の高い案件
  • サービス提供エリア・顧客層
    • 主に国内の未上場中堅~大企業、資産管理会社等(法人)。パートナー経由で地域金融機関、税理士・会計士等を通じて販売。
  • 協業・提携
    • SBIグループ各社(SBI新生銀行、SBIマネープラザ、昭和リース等)との連携で販売網を拡大。グループ経由の販売金額・割合は増加(資料では販売金額前年比+68%等の記載)。
    • 取引銀行の拡充や多様な資金調達手段の活用で調達枠拡大を実現。
重要な注記
  • 会計方針・売上計上の留意点
    • JOLとJOLCOで売上計上方法が異なる点に注意(資料P28参照)。JOLは当社が販売用航空機を購入後、任意組合へ譲渡した譲渡金額を売上計上。JOLCOは組成時の手数料等を売上計上し、出資持分の販売額自体は売上計上しない等、スキームにより収益のタイミング・計上科目が異なる。
  • リスク要因(資料内の注意)
    • 将来予測にはリスク・不確実性が内在し、実績は見通しと異なる可能性がある旨の開示。
    • 為替・金利・資金調達・市場環境等が業績に影響する可能性。
  • その他(今後のイベント・重要告知)
    • 新たな中期経営計画を2025/3期より実行開始(平均10%+αの経常利益成長目標)。
    • 第4四半期に向けて商品販売の加速・エンジンリースやゼネラルアビエーションの本格展開等が予定。

注意事項:
– 本まとめは提示された決算説明資料(2025年1月30日版)に基づき整理したものであり、記載の数値や見通しは資料内の情報を要約したものです。投資判断に関する助言は行いません。必要な詳細や最新情報は会社公表資料(有価証券報告書、決算短信、適時開示等)をご参照ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5834
企業名 SBIリーシングサービス
URL https://www.sbils.co.jp
市場区分 グロース市場
業種 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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