決算短信：チャーム・ケア・コーポレーション（6062）

2025年６月期　決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信（要約・整理）

株式会社チャーム・ケア・コーポレーション（6062） 2025年6月期（連結）決算短信（日本基準）
提出日：2025年8月7日

基本情報

• 企業名：株式会社チャーム・ケア・コーポレーション
• 上場取引所：東（コード 6062）
• 主要事業分野：介護事業（有料老人ホーム等の展開・運営）、不動産事業、その他（人材派遣・紹介、訪問看護等）
• 代表者：代表取締役会長兼CEO 下村 隆彦
• 問合せ先：取締役執行役員 前田 好彦（TEL 06-6445-3389）
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け）
• 決算短信備考：決算短信は監査対象外（※有価証券報告書とは別）

報告概要
– 提出日：2025年8月7日
– 対象会計期間：2024年7月1日～2025年6月30日
– 有価証券報告書提出予定日：2025年9月24日
– 定時株主総会開催予定日：2025年9月25日
– 配当支払開始予定日：2025年9月26日
– 決算補足説明資料：作成有

発行済株式
– 期末発行済株式数（普通株式、自己株含む）：32,712,000株（2025年6月期）
– 期末自己株式数：43,612株
– 期中平均株式数：32,665,181株
– 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定（主なスケジュール）
– 有価証券報告書提出予定：2025年9月24日
– 定時株主総会：2025年9月25日
– 配当支払開始：2025年9月26日
– 決算説明会：実施済／開催（機関投資家・アナリスト向け）

財務指標（要点）

主要数値（連結、百万円・％は対前期）
– 売上高：46,673（△2.4%）
– 営業利益：3,845（△28.6%）
– 経常利益：4,024（△30.8%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：2,936（△31.3%）
– 1株当たり当期純利益（EPS）：89.89円（潜在株式調整後 89.77円）
– 1株当たり純資産（BPS）：631.92円
– 包括利益：2,941百万円（△31.2%）

主要比率（資料記載）
– 自己資本比率：39.4%
– 自己資本当期純利益率（ROEベース表記）：14.9%
– 総資産経常利益率：8.1%
– 売上高営業利益率：約8.2%

貸借対照表（連結・期末、百万円）
– 総資産：52,414（前期 47,339）
– 流動資産合計：21,905（現金及び預金 9,149、売掛金 3,763、金銭の信託 6,274 等）
– 固定資産合計：30,509（有形固定資産 16,492、のれん 2,389、差入保証金 6,502 等）
– 負債合計：31,736（うち短期借入金 5,787、1年内返済予定長期借入金 1,114、長期借入金 6,175、契約負債 12,884）
– 純資産合計：20,678（資本金 2,759、利益剰余金 15,157 等）

キャッシュフロー（連結、百万円）
– 営業活動CF：+3,731（前年 10,534）
– 投資活動CF：△8,509（前年 △1,668）
– 財務活動CF：+1,282（前年 △3,039）
– 現金及び現金同等物 期末残高：9,149（前年 12,640）

効率性・収益性の推移（資料ベース）
– 売上高は微減だが、営業利益率は前年から低下（売上高営業利益率 約8.2%、前期約11.3%）
– 総資産に対する収益率・ROEとも低下

セグメント（連結：介護事業／不動産事業／その他）
– 介護事業：売上 39,063（+17.0%）、セグメント利益 4,802（+9.0%） — 主力事業、M&A・開設で居室数増加
– 不動産事業：売上 5,607（△57.1%）、セグメント利益 65（△96.5%） — 期中の売却案件の利益が想定を下回る
– その他事業：売上 2,611（+40.6%）、セグメント利益 126（+34.0%） — 子会社の人材・訪問看護等
– セグメント合計から全社費用・調整を差し引き営業利益を計上（調整額 △1,150百万円）

財務の解説（資料の記載内容の要約）
– 介護事業はM&Aや新規開設により売上・セグメント利益増。ただし、M&Aで取得した新規ホームは稼働改善途上で一部負の影響（資料上で約△463百万円）あり。
– 不動産事業では当初見込みの不動産売却利益が期内に確定せず、売却延期等により不動産収益が大幅減となり、連結利益が大きく下押し。
– 販管費率はM&A関連費用、入居促進費、IT導入初期費用等でやや上昇。賃金改善（処遇改善、ベースアップ、賞与一部月給化）を継続。
– 総資産増加は固定資産（有形）の増加、差入保証金増等による。借入金は増加し、流動負債・固定負債共に増加。

配当

• 2024年6月期：年間30.00円（中間0、期末30）配当総額 979百万円、配当性向 22.9%
• 2025年6月期：年間34.00円（中間0、期末34）配当総額 1,110百万円、配当性向（連結）37.8%、純資産配当率 5.4%
• 2026年6月期（予想）：年間37.00円（中間20、期末17）※第2四半期の20円には「第1号ホーム開設20周年記念配当」3円を含む。予想配当性向（連結）39.1%
• 特別配当：2026年予想の中間配当に記念配当（3円）が含まれる旨の注記あり。その他、特別配当の確定情報は現時点で無し。

セグメント別詳細

介護事業（主力）
– 売上高：39,063百万円（+17.0%）
– セグメント利益：4,802百万円（+9.0%）
– 期末運営ホーム数：105ホーム、居室数 7,155室（連結子会社のホーム等含む）
– 既存ホーム（開設2年以上）の平均入居率：94.4%（前年 95.2%）
– この期にM&Aで首都圏を中心に7ホームを取得（当期中の新規開設・取得合計13ホーム、954室）

不動産事業
– 売上高：5,607百万円（△57.1%）
– セグメント利益：65百万円（△96.5%）
– 期中計画していた物件売却（複数）のうち一部売却が延期となり、想定の特別利益が計上できず業績を下押し

その他事業
– 売上高：2,611百万円（+40.6%）
– セグメント利益：126百万円（+34.0%）
– 子会社による人材派遣・紹介、訪問看護等。グッドパートナーズがホスピス型住宅（開設）等で寄与

セグメント戦略・見通し（会社説明の要旨）
– 中核の介護事業に資源を集中。首都圏・近畿圏で高価格帯～標準帯のバランスある新規開設を継続。M&Aによるホーム数拡大も推進。
– 不動産事業は中核事業に資源集中のため、進行中の案件売却完了をもって報告セグメント廃止予定（次期以降にセグメント整理）。
– その他事業は介護関連事業として連携・拡大を図る。

中長期計画との整合性

• 会社は「介護事業を中核」とする方針を明確化しており、今回期は介護事業の売上・セグメント利益が増加している点は中長期方針に整合（M&A・新設で居室数を増加）。
• 不動産事業の収益性低下と報告セグメント廃止予定は、資源配分の見直しの一環として説明されている。
• 期初計画の特別利益（不動産売却）未達は短期的に業績に影響している。

競合状況・市場動向（資料記載）

• 市場環境：高齢化に伴う介護サービス需要は拡大が見込まれる一方、異業種の参入増で競争が激化。
• 人材面：介護職の有効求人倍率は高く、人材確保が継続的な課題（資料は業界水準の人手不足を指摘）。
• 会社の取り組み：処遇改善（給与水準向上、選択的週休3日導入等）や業務効率化（IT導入、運営の最適化）を進めていると記載。
• 競合比較：特定の他社との定量比較は資料に無し（相対的な位置付けは明示されていない）。

今後の見通し（会社予想）

連結（2026年6月期予想：2025年7月1日～2026年6月30日）
– 売上高：48,585百万円（前期比 +4.1%）
– 営業利益：4,460百万円（+16.0%）
– 経常利益：4,615百万円（+14.7%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：3,090百万円（+5.2%）
– 通期EPS予想：94.59円（資料中の数値）

前提・注記（資料からの要旨）
– 介護事業では期中予定の8ホーム（486室）開設により運営ホーム数は112ホーム、居室数7,599室を見込む。
– 期首に想定していた自社保有物件の売却は未確定のため、業績予想に含めていない。
– 業績予想は入手情報と合理的な前提に基づくが、多様な要因で実績は変動する旨の注記あり。

リスク要因（資料記載に基づく主な項目）
– 不動産売却の遅延・未成立による特別利益未達
– M&Aで取得したホームの稼働改善遅延
– 建設コスト上昇や労働力不足による開設コスト増
– 介護職の人手不足および人件費上昇
– 為替・金利上昇や資金調達状況の変化、法規制の改定 等

重要な注記（会計・その他）

• 連結範囲の重要な変更：有（新規連結 1社：ＣＭケア株式会社）
• 会計方針の変更：有（「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正を適用）
• 会計上の見積りの変更：有（資産除去債務の見積り変更により153百万円の増加）
• 決算短信は監査対象外である旨の注記
• 子会社の決算期変更により一部子会社が14ヶ月決算となっている旨（株式会社グッドパートナーズ、チャームシニアリビング 等）

※ 本要約は提出された決算短信の記載内容に基づき整理したものであり、投資助言や価値判断を行うものではありません。不明な項目や資料未記載の事項は“–”で表記しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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