決算短信：特種東海製紙（3708）

2025年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

特種東海製紙株式会社（3708） 2025年3月期 決算短信 要約

注意：以下は公表資料（決算短信）に基づき事実を整理したものです。投資助言は行いません。不明な項目は「–」と表記します。

基本情報

• 企業名：特種東海製紙株式会社
• 主要事業分野：紙パルプ製造・販売、紙加工、生活用品（トイレットペーパー等）、環境関連（廃棄物処理・リサイクル・建設・社有林活用等）
• 代表者：代表取締役社長 社長執行役員　松田 裕司
• 連結子会社・関連会社数：子会社15社、関連会社5社（決算短信より）
• URL：https://www.tt-paper.co.jp
• 報告書提出日：2025年5月15日
• 対象会計期間：2024年4月1日〜2025年3月31日
• 決算補足説明資料：有
• 決算説明会：有（アナリスト・機関投資家向け）
• 定時株主総会予定日：2025年6月26日
• 配当支払開始予定日：2025年6月27日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月24日
• セグメント（報告セグメント）
  • 産業素材事業：段ボール原紙・クラフト紙など原紙製造販売、売電事業
  • 特殊素材事業：特殊印刷用紙・特殊機能紙などの製造販売
  • 生活商品事業：トイレットペーパー、ペーパータオル、加工品 等
  • 環境関連事業：自然環境活用（社有林等）、資源再活用（廃棄物処理・リサイクル等）
• 発行済株式
  • 期末発行済株式数（自己株含む）：13,000,000株（2025年3月期）
  • 期末自己株式数：1,383,637株（2025年3月期）
  • 期中平均株式数：11,729,756株（2025年3月期）
  • 時価総額：–（決算短信に記載なし。市況により変動）
• 今後の予定（公表済）
  • 決算発表：本資料（2025/5/15）にて発表済
  • 株主総会：2025/6/26（予定）
  • IRイベント：決算説明会あり（アナリスト・機関投資家向け）
  • 有価証券報告書提出予定：2025/6/24

概要（主要数値）

• 売上高：94,800（前年 86,517、+9.6%）
• 営業利益：3,928（前年 2,296、+71.0%）
• 経常利益：6,227（前年 6,188、+0.6%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：3,607（前年 4,590、△21.4%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：307.52円
• 1株当たり純資産（BPS）：6,761.61円
• 包括利益：4,182（前年 6,532、△36.0%）

連結財政状態（期末）

• 総資産：139,436（前年 132,978）
• 純資産：85,834（前年 83,927）
• 自己資本（注）：78,545（注記による）
• 自己資本比率：56.3%（前年 57.8%）
• 現金及び現金同等物（期末）：10,599（前年 12,687）

（注）自己資本は決算短信の注記に定義あり。上記は短信記載値に基づく。

キャッシュ・フロー（連結）

• 営業CF：+8,773（前年 11,397）
• 投資CF：△9,366（前年 △6,101） — 主に有形固定資産取得（9,905）および子会社株式取得（1,525）
• 財務CF：△1,495（前年 △2,582）
• 現金増減：△2,088 → 期末現金 10,599

収益性・効率性（主要率）

• 売上高営業利益率：約4.14%（3,928/94,800） ※短信記載 4.1%
• 総資産経常利益率：約4.47%（6,227/139,436） ※短信記載 4.1（注記数値と算出の差あり）
• 総資産回転率（売上/総資産）：約0.68回（94,800/139,436）
• 流動比率（流動資産/流動負債）：約156%（54,397/34,783）
• 負債比率（負債/純資産）：約62.5%（53,602/85,834）
• インタレスト・カバレッジ・レシオ（短信記載）：42.5倍（2025年3月期）

セグメント別（売上高／営業利益・対前年）

（当連結会計年度：2024/4/1〜2025/3/31、単位：百万円）
– 産業素材事業：売上 44,793（+5.5%）、営業利益 1,089（△15.0%）
– 概要：段ボール原紙等の販売（販売量は低調）、電力販売は設備トラブルで減少
– 特殊素材事業：売上 21,467（+5.1%）、営業利益 1,638（+230.8%）
– 概要：特殊印刷用紙は価格改定で単価上昇も国内需要は減少、特殊機能紙は海外一部製品で増加。原材料高等を受けつつ増益
– 生活商品事業：売上 18,646（+2.7%）、営業利益 532（△6.0%）
– 概要：価格改定でトイレットペーパーは増収増益、サステナブル製品が好評価
– 環境関連事業：売上 16,783（+41.3%）、営業利益 529（+333.2%）
– 概要：子会社化（トーエイ、貴藤等）の連結寄与や建設事業の堅調推移により大幅増収
– セグメント別営業利益寄与（営業利益合計 3,928 の内訳、概算）
– 産業素材：1,089（約27.7%）
– 特殊素材：1,638（約41.7%）
– 生活商品：532（約13.5%）
– 環境関連：529（約13.5%）
– 調整等：137（約3.5%）

財務の解説（短信記載の要点）

• 売上・営業利益は増加したが、親会社株主帰属の当期純利益は、減損損失（717）等の特別損失計上により減少。
• 総資産増加は建設仮勘定（新廃棄物ボイラー建設等）の増加が主因。
• 有利子負債は増加し、結果として自己資本比率は前年から1.5ポイント低下。
• 投資CFのマイナス拡大は設備投資と子会社取得によるもの。

配当

• 2024年3月期：年間120円（中間50、期末70）
• 2025年3月期（実績）：年間120円（中間60、期末60）
  • 配当総額：1,405百万円（連結）
  • 配当性向（連結）：39.0%（短信記載）
• 2026年3月期（予想）：年間130円（中間65、期末65） — 予想配当性向 31.1%（短信記載の見込み）
• 特別配当：無し（該当記載なし）

セグメント別追加情報・戦略

• 産業素材：国内包装材需要が低調。電力販売は設備トラブルで影響。市場環境に応じた需要・設備保守が焦点。
• 特殊素材：価格改定実施で単価は上昇。海外需要の一部回復が寄与。原材料コスト上昇下での収益改善が継続課題。
• 生活商品：価格改定やサステナブル製品投入で増収。製品ラインの差別化が継続戦略。
• 環境関連：グループの連結範囲拡大（貴藤、トーエイ等）により資源再活用事業を拡大。今期は連結寄与で売上・利益が大幅増。

（戦略は決算短信内の記載を要約。詳細は補足資料参照）

中長期計画との整合性

• 第6次中期経営計画（2023〜2025、3ヶ年）の目標：
  • 営業利益 50億円（5,000百万円）、経常利益 80億円（8,000百万円）、ROE 7.0%
• 2025年3月期実績：
  • 営業利益 3,928（目標未達）
  • 経常利益 6,227（目標未達）
• 会社は、2026年3月期業績予想で営業利益 5,000、経常利益 7,000 を想定しており、営業利益は中期目標の50億円に届く見込み（会社予想ベース）。

競合状況・市場動向（決算短信の記載に基づく要点）

• 市場環境：物価上昇の継続、米国・中国等外部要因の不確実性、国内消費の鈍化リスクを指摘。
• 紙・パルプ業界固有のリスク：国内需要減少、電子化による印刷用紙需要の構造的減少、原材料（パルプ）市況・為替の影響。
• 競合比較：決算短信内に同業比較の定量データはなし（–）。相対的ポジションはセグメント多角化と環境関連事業の拡張で補完を図る旨記載。

今後の見通し（会社予想・リスク）

• 2026年3月期（連結・会社予想）
  • 売上高：99,000（+4.4%）
  • 営業利益：5,000（+27.3%）
  • 経常利益：7,000（+12.4%）
  • 当期純利益（親会社株主）：4,900（+35.8%）
  • 1株当たり当期純利益予想：417.74円
• 想定要因：資源再活用事業の拡大（貴藤の連結寄与等）、特殊素材や生活商品での価格改定効果による利益改善
• 主なリスク要因（短信記載／想定）
  • マクロ要因（消費動向、米国・中国政策等）
  • 原材料・燃料価格高止まり、為替変動
  • 設備トラブルや投資計画の遅延
  • 連結子会社化・買収に伴う統合作業リスク
• 注：業績予想は発表日現在の前提に基づくもので、外部要因で変動する旨の注記あり。

重要な注記

• 連結範囲の変更（期中等）
  • 株式会社貴藤（2024年8月1日効力で吸収合併の整理等）およびトーエイ株式会社／トーエイホールディングスの組織再編により連結の範囲が変動。
  • 2025年5月15日取締役会決議（重要な後発事象）：連結子会社トーエイ株式会社の非支配株主保有株式を追加取得し完全子会社化する決議。取得対価 1,211百万円。取得日（持分取得日）2025/5/30、みなし取得日 2025/5/31。会計処理は非支配株主との取引として処理予定。
• 会計方針の変更
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正を期首から適用。連結財務諸表への影響はなし（短信記載）。
• 特別損失
  • 減損損失 717（当期計上）が当期純利益減少の要因の一つ。
• 決算短信は監査対象外（公認会計士・監査法人の監査対象外である旨記載）。

必要に応じて、各数値の出所ページ（決算短信の該当表）や、追加で算出してほしい比率（例：ROE、営業CF対有利子負債比率等）があればお知らせください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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