2025年６月期 決算短信〔日本基準〕（連結）
株式会社SANKO MARKETING FOODS（2762） 2025年6月期 決算短信（要約）
以下は、提供いただいた決算短信（2025年6月期、連結）に基づいた整理です。不明箇所は「–」で記載しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名：株式会社SANKO MARKETING FOODS
- 上場取引所：東証（東）
- コード番号：2762
- URL：https://www.sankofoods.com/
- 主要事業分野（短信本文より整理）：
- 水産事業（6次産業化、仲卸・大卸・加工・輸出等）
- 飲食事業（直営ブランド「アカマル屋」等、鮮魚併設店・寿司業態など）
- 運営受託（官公庁等食堂、フードコート運営等）
- その他（海外輸出、人材関連等）
- ※決算上は「単一セグメント」として扱われています（内部では複数事業を運営）
- 代表者：代表取締役社長 長澤 成博
- 問合せ担当：専務取締役 冨川 健太郎（TEL 03-6861-9630）
報告概要
– 決算発表日：2025年8月14日
– 対象会計期間：2024年7月1日～2025年6月30日
– 定時株主総会予定：2025年9月25日
– 有価証券報告書提出予定：2025年9月24日
– 決算補足説明資料：作成あり
– 決算説明会：開催あり（機関投資家・アナリスト向け）
セグメント
– 決算短信による報告セグメント：単一セグメント（注記によりセグメント別の詳細記載は省略）
– 事業内訳（営業面の整理、短信本文および収益認識欄より）：
– 「店舗売上高」：飲食直営等（2025年6月期：3,921百万円）
– 「6次産業化」：主に水産卸・加工・流通（綜合食品、SANKO海商等）（2025年6月期：5,511百万円）
– 「その他売上高」：246百万円（2025年6月期）
– ※上記により事業の重点は水産の6次産業化と飲食の組合せにあることが読み取れます。
発行済株式（普通株式）
– 期末発行済株式数（自己株式を含む）：35,252,949株（2025年6月期）
– 期末自己株式数：4,700株
– 期中平均株式数：30,064,233株（2025年6月期）
– 時価総額：–（決算短信に株価の記載なしのため省略）
– 備考：期中に新株予約権行使等で株式発行が実施されている（増資により資本注入あり）。
今後の予定（短信・注記より）
– 定時株主総会：2025年9月25日
– 有価証券報告書提出予定：2025年9月24日
– 決算説明会：実施済／予定（機関投資家・アナリスト向け）
– その他重要事後事象：
– 第7回新株予約権の一部行使により、行使後に発行された株式（第三者割当等）や、2025年8月14日取締役会決議による第三者割当増資（普通株式1,860,000株、発行価額合計160百万円、払込期日 2025/9/8、資金使途：運転資金）あり。割当先などの詳細は短信末尾参照。
財務指標（要点）
注：単位は百万円（表記がない場合は注記参照）
連結損益（2025年6月期：2024/7/1–2025/6/30）
– 売上高：9,679（前年 9,328、+3.8%）
– 売上原価：6,391（粗利 3,288）
– 販管費：3,954
– 営業損失：△666（前年 △683）
– 営業利益率：△6.9%（前年 △7.3% → 若干改善）
– 経常損失：△647（前年 △683）
– 親会社株主に帰属する当期純損失：△816（前年 △711）
– 包括利益：△820
– 1株当たり当期純損失：△27.16円（前年 △28.60円）
連結財政状態（2025/6/30）
– 総資産：2,430
– 負債合計：2,109
– 純資産：320（自己資本：315）
– 自己資本比率：13.0%（前年 13.6%）
– 1株当たり純資産：8.96円（前年 11.97円）
連結キャッシュ・フロー（2025年6月期）
– 営業CF：△585
– 投資CF：△52
– 財務CF：+822
– 現金及び現金同等物 期末残高：628（前年 444）
収益性（指標）
– 売上高成長：+3.8%（対前期）
– 営業利益率：△6.9%（改善）
– 経常利益率：△6.7%（概算）
– 純利益率：△8.4%（概算）
– 1株当たり損失：△27.16円
財務安全性
– 自己資本比率：13.0%
– 負債比率（負債／純資産）：約2,109 / 320 ≒ 6.59 → 約659%（高水準）
– 流動比率（流動資産/流動負債）：1,365 / 1,190 ≒ 1.15（約115%）
– インタレスト・カバレッジ：マイナス収益のため計算表記なし（提示なし）
– 現金保有：628百万円（期末）
効率性
– 総資産回転率（売上高/総資産）：9,679 / 2,430 ≒ 3.98回/年
– 売上高営業利益率の推移：2024年 △7.3% → 2025年 △6.9%（わずかに改善）
セグメント別（開示の範囲）
– 決算短信は単一セグメント扱いだが、売上構成は開示あり：
– 店舗売上高：3,921（約40.5%）
– 6次産業化（主に水産事業）：5,511（約56.9%）
– その他：246（約2.5%）
– セグメント別の営業利益寄与度は開示なし（単一セグメント扱いのため）。
財務の解説（短信抜粋の要旨）
– 売上は増加したが、営業損失は引き続き計上（先行投資や出店・業態転換コスト、SANKO船団形成等の費用増が主因）。
– 減損損失（144百万円）等の特別損失計上が業績に影響。
– 財務面では新株予約権行使や社債発行などにより資金調達を実施、期末現金は増加。
– 継続企業の前提に関して重要な疑義がある状況だが、資金計画・収益改善策の実施により現時点では事業継続に懸念なしと判断（会社見解）。
配当
- 2024年6月期：無配（中間・期末とも0.00円）
- 2025年6月期：無配（中間・期末とも0.00円）
- 2026年6月期（予想）：無配（期末0.00円、年間0.00円）
- 特別配当：なし（該当なし）
セグメント別情報（事業別の状況と戦略）
- 水産（6次産業化）
- 売上：5,511百万円（主力）
- 内容：沼津・下田の漁業連携（SANKO船団）、浜松（SANKO海商）や豊洲（綜合食品）を取り込んだ加工・流通。海外輸出拡大の取り組み。
- 戦略：漁業者全量買取り（SANKO船団）、加工技術（3D瞬間凍結等）で低利用魚の付加価値化、輸出チャネル拡大。
- 飲食（店舗）
- 売上：3,921百万円
- 内容：「アカマル屋」等の既存ブランドに加え、「アカマル屋鮮魚店」「まめたい商店」「まめたい寿司」など水産連携型業態の展開。
- 戦略：水産サプライチェーンを活用した業態転換・出店、出店効率の向上、商圏選定による拡大。
- 運営受託・その他
- 官公庁食堂運営（例：「あふ食堂」等）、テラスレストラン出店、海外輸出・人材紹介等の取り組み。
- 戦略：受託事業は慎重に拡大、ライセンス展開（東京チカラめし等）／海外輸出強化。
セグメント戦略の成果・見通し（会社説明要旨）
– SANKO船団や加工・流通の統合により、原価管理や商品差別化を強化。飲食事業も新業態での収益化を目指す。
– ただし先行投資が利益圧迫しているフェーズであり、短中期の収益改善施策（コスト削減、業態効率化等）を進めている。
中長期計画との整合性
- 中期方針：水産の6次産業化を成長基盤とする事業構造変換（「産地活性化プラットフォーマー」）を明示。
- 進捗状況：
- 新会社設立（SANKO OCEAN WORKS、2025年3月）など組織整備。
- 連結子会社化（綜合食品、SANKO海商等）を活かしたサプライチェーン構築。
- 店舗での新業態展開や加工販売チャネル（EC等）拡大の成果あり。ただし、収益化は先行投資段階。
- 目標との整合性：会社は2026年6月期に黒字化（営業利益17百万円、経常30百万円、当期純利益10百万円）を見込むが、現状は先行投資で損失継続。中期計画達成は出店・業態転換の成功とコスト管理に依存。
競合状況や市場動向（短信の記載に基づく整理）
- 市場トレンド：
- 外食需要はコロナ収束で回復基調にある一方、原材料・光熱・物流コスト上昇、価格志向の強まり、人手不足等の逆風あり。
- 輸出は福島第一原発のALPS処理水問題等で影響を受けたため、仕向地多様化（北米・欧州等）を図る旨。
- 競合との比較：
- 決算短信に同業比較データは記載なし。事業モデルは水産の垂直統合（漁業→加工→販売）と飲食の組合せという点で差異化を図る意図があると示唆。
- 競争優位性：
- 自社船（SANKO船団）、加工設備、グループ内での豊洲等マーケットアクセスなどを強みとしている旨の記載。
今後の見通し（会社予想およびリスク）
業績予想（連結・2026年6月期：2025/7/1–2026/6/30）
– 売上高：11,160（百万円、前期比 +15.3%）
– 営業利益：17（百万円、黒字化見込み）
– 経常利益：30（百万円）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：10（百万円）
– 1株当たり当期純利益：0.26円
リスク要因（短信記載・整理）
– 原材料・エネルギー価格や物流コストの上昇
– 人手不足・人件費上昇
– 輸出に係る地政学的・渡航規制等（ALPS処理水問題等の影響）
– 出店・業態転換の投資回収が計画通り進まないリスク
– 継続的な赤字期間に伴う資金調達圧力（負債比率や資本の希薄化）
– 為替変動（輸出関連）、規制変更等
重要な注記・会計方針等
- 連結範囲の変更：2025年3月に設立した株式会社SANKO OCEAN WORKS を連結子会社に追加（当会計年度より連結）。
- 会計方針の変更：企業会計基準等の改正（法人税等関連基準等）を期首から適用。連結財務諸表への影響はなしと記載。
- 収益認識：主要な売上区分として「店舗売上」「6次産業化」「その他」を提示（外部顧客売上合計9,679百万円）。
- 継続企業の前提：過去複数期の営業損失継続により重要な疑義が存在するものの、収益改善施策・資本調達等により短期的な継続性は確保されていると会社は判断。
- 監査：決算短信は公認会計士・監査法人の監査の対象外。
重要な後発事象（注記）
– 第7回新株予約権の行使等により、行使後の増資が発生（行使された新株予約権個数 11,500個 → 発行株式数 1,150,000株、資本金増加等：52百万円）。
– 2025年8月14日取締役会決議：第三者割当増資（普通株式1,860,000株、発行価額合計160百万円、資本組入額80百万円、払込期日2025/9/8、割当先 二神英治 1,160,000株 / ICON STRATEGIES A LTD 700,000株、資金使途：運転資金）。
要点まとめ（短縮）
- 売上は増加（9,328→9,679百万円、+3.8%）したが、先行投資や減損等により営業損失・純損失を計上（当期純損失△816百万円）。
- 事業は「水産の6次産業化」を中心に再構築中で、飲食と加工・流通の連携が進む一方、投資フェーズで利益圧迫が継続。
- 財務面では自己資本比率13.0%、流動比率約115%だが、負債依存度が高く（負債/純資産 ≒ 659%）引き続き資金繰り・財務強化が重要。
- 配当は無配継続見込み（2026年6月期予想も0.00円）。
- 会社は2026年6月期に黒字化を見込み、収益改善・資本注入・コスト削減を実行中。業績回復の成否は出店効率、6次産業化の収益化、コスト状況、外部環境に依存。
（出典：株式会社SANKO MARKETING FOODS「2025年6月期 決算短信〔日本基準〕（連結）」（2025年8月14日）および添付注記）
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2762 |
| 企業名 | SANKO MARKETING FOODS |
| URL | https://www.sankofoods.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。