2024年11月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結)

大阪有機化学工業株式会社(コード:4187) 2024年11月期 第2四半期決算短信(要約)

以下は、提供いただいた決算短信(2024年7月11日提出、連結、会計基準:日本基準)をもとに、個人投資家向けに整理した要点です。数値は原資料の単位(百万円または千円)に基づき、閲覧しやすく百万円(=万円以下切捨て)または千円表記のまま記載しています。不明な項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:大阪有機化学工業株式会社
  • 証券コード:4187
  • 上場取引所:東(東京)
  • URL:https://www.ooc.co.jp/
  • 代表者:代表取締役社長 安藤 昌幸
  • 問合せ先:取締役執行役員 管理本部長 本田 宗一(TEL (06)6264-5071)
  • 決算短信提出日:2024年7月11日
  • 対象会計期間(当第2四半期連結累計期間):2023年12月1日~2024年5月31日
  • 四半期決算補足説明資料:有
  • 四半期決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、個人投資家向け)
  • 発行済株式数(期末、普通株式、自己株式を含む):22,410,038株
  • 期末自己株式数:1,283,283株
  • 期中平均株式数(四半期累計):21,166,133株
  • 時価総額:–(該当資料に記載なし)
セグメント(報告セグメント)
  • セグメント名称(概要)
    • 化成品事業:アクリル酸エステル等(塗料・粘着剤・UVインク等)
    • 電子材料事業:半導体材料(EUV/ArFレジスト原料等)、表示材料(タッチパネル絶縁膜等)
    • 機能化学品事業:化粧品原料、高純度特殊溶剤、受託製造等
主要業績(連結・累計:2023/12/1~2024/5/31)
  • 売上高:15,338百万(前年同期比 +7.5%)
  • 営業利益:1,859百万(前年同期比 △4.1%)
  • 経常利益:1,989百万(前年同期比 △4.1%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,020百万(前年同期比 +25.8%)
  • 1株当たり四半期純利益(希薄化後なし):95.44円
  • 包括利益:2,198百万(前年同四半期比 +14.3%)

注:特別損益では「投資有価証券売却益」815百万円が当期に計上されており、税引前利益・純利益に影響しています。

連結財政状態(期末:2024/5/31)
  • 総資産:57,093百万
  • 純資産:44,796百万
  • 自己資本比率:77.3%
  • 現金及び預金(B/S):11,996百万
  • 負債合計:12,297百万

簡易流動性指標
– 流動資産:30,616百万 / 流動負債:8,601百万 → 流動比率(概算)≈ 356%

負債比率(概算)
– 負債合計 12,297百万 ÷ 総資産 57,093百万 ≈ 21.5%

キャッシュ・フロー(累計:2023/12/1~2024/5/31、千円)
  • 営業活動によるCF:+5,473,617千円(約5,474百万)

主因:税金等調整前四半期純利益、減価償却費の増加、未払/未収消費税等の増減等
– 投資活動によるCF:+460,740千円(約461百万)

主因:投資有価証券売却収入があり、有形固定資産取得支出を上回る収入
– 財務活動によるCF:△1,906,988千円(約△1,907百万)

主因:長期借入金返済、自己株式取得、配当金支払等
– 現金及び現金同等物の期末残高:11,995,567千円(約11,996百万)

収益性・効率性指標(当第2四半期累計ベース)
  • 営業利益率(営業利益 / 売上高):1,859 / 15,338 ≈ 12.1%
  • 純利益率(親会社株主純利益 / 売上高):2,020 / 15,338 ≈ 13.2%
  • 総資産回転率(売上高 / 総資産):15,338 / 57,093 ≈ 0.269(期中ベース)
  • 備考:売上高は増加した一方で営業利益は減少(売上↑7.5%・営業利益△4.1%)しており、営業段階の利益率がやや圧縮しています。ただし特別利益の寄与で税引後利益は増加しています。
セグメント別(当第2四半期累計:金額は千円→概算百万円)

(各数値は四半期連結累計)
– 化成品事業
– 売上高:5,992,254千円(約5,992百万)→ 売上高構成比 約39.1%
– セグメント利益:849,002千円(約849百万)
– YoY(資料記載):売上高 +30.8%、セグメント利益 +166.2%
– コメント(短信):ディスプレイ用粘着剤・UVインクジェット用インク向けが大幅増、メタクリル酸エステルも好調。自動車用塗料向けは減少。
– 電子材料事業
– 売上高:6,659,371千円(約6,659百万)→ 売上高構成比 約43.4%
– セグメント利益:644,285千円(約644百万)
– YoY:売上高 +1.4%、セグメント利益 △39.3%
– コメント:EUVレジスト向け原料は大幅増。一方で主力のArFレジスト原料は在庫調整の影響で需要低迷、全体では利益率低下。
– 機能化学品事業
– 売上高:2,686,524千円(約2,687百万)→ 売上高構成比 約17.5%
– セグメント利益:356,290千円(約356百万)
– YoY:売上高 △13.8%、セグメント利益 △36.7%
– コメント:化粧品原料は海外で堅調。受託品・高純度特殊溶剤の販売は減少。

セグメント利益に対する寄与(概算)
– 化成品:約45.7%(849 / 1,859)
– 電子材料:約34.6%(644 / 1,859)
– 機能化学品:約19.2%(356 / 1,859)

配当(状況)
  • 中間配当(当期):32円(第2四半期末)
  • 期末配当(会社予想):32円(予想)
  • 年間配当(会社予想):64円(2024年11月期予想)
  • 直近公表配当予想からの修正:無し

配当支払開始予定日:2024年8月5日

連結業績予想(通期:2024/12/1~2024/11/30、会社公表値)

(前期比%は短信記載)
– 売上高:32,000百万円(+10.7%)
– 営業利益:4,200百万円(+17.4%)
– 経常利益:4,400百万円(+13.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:3,700百万円(+13.1%)
– 1株当たり当期純利益(予想):175.00円
– 業績予想の修正:無し(2024年6月26日公表予想から変更なし)

中期経営計画(短信記載)
  • 新中期経営計画「Progress & Development 2030(P&D 2030)」を2024年11月期~2030年11月期で開始。
  • 主要方針(短信抜粋)
    • 「特殊アクリル酸エステルのリーディングカンパニーとして、グローバル市場に価値を提供」
    • ESGに配慮したサステナブル経営の推進
    • 各事業での取り組み例:製品の統廃合による採算性向上、バイオマス由来製品の拡販、EUVレジスト材料の開発加速、化粧品原料の海外展開強化、等

短信ではP&D 2030の開始と主要方針が示されていますが、定量目標の詳細や進捗評価の数値的な開示は当短信範囲では限定的です。

競合状況・市場動向(短信に記載のポイント)
  • 半導体材料分野:EUVレジスト向けは需要増。一方でArFレジスト向けは長期にわたる在庫調整の影響で需要低迷(業績に影響)。
  • 表示材料(タッチパネル等)やディスプレイ用途、UVインクジェット向け等は増勢。
  • 化粧品原料は海外で堅調に推移。
  • リスク要因として短信は、海外景気(中国等)、世界的金融引締め、円安・物価上昇、中東情勢、金融資本市場の変動などの外部要因により下振れリスクを注視する必要があると記載。

(競合他社との直接比較データは短信に含まれていないため、ここでは記載がありません:–)

今後の見通し・リスク
  • 会社は通期予想を据え置き(修正なし)としている。
  • 主なリスク要因(短信記載の観点)
    • マクロ要因:海外景気の先行き(特に中国)、金融引締め、地政学リスク
    • 為替変動(円安等)、原材料価格変動
    • 半導体市況の在庫調整の長期化による需要変動
  • 特別損益関連:当第2四半期に投資有価証券売却益が計上されており、これが当期純利益を押し上げている点は留意が必要(非継続的要因)。
重要な注記(会計・その他)
  • 四半期レビュー:本四半期決算短信は公認会計士または監査法人の四半期レビューの対象外。
  • 連結子会社の異動:当四半期累計期間における重要な子会社の異動なし。
  • 会計方針変更:該当なし(会計基準改正等の変更なし、会計上の見積り変更なし、修正再表示なし)。
  • 自己株式の取得:2024年1月26日取締役会決議に基づき自己株式取得を実施。期中に自己株式取得による自己株式の増加(自己株式数増加・取得額増加)あり。
補足・注目ポイント(短信から整理)
  • 売上は増加しているが営業利益は減少:売上増に対して販売費及び一般管理費の増加等で営業利益がやや圧迫されている。純利益は投資有価証券売却益の寄与で増加。
  • 電子材料(半導体材料)の商品構成差が業績に影響:EUV向けは成長、ArF向けは回復途上で需給調整の影響あり。
  • キャッシュは増加傾向:現金残高は前期末比で増加(CFOの改善、投資有価証券売却収入等による)。

必要に応じて、より詳細な財務数値(貸借対照表主要項目・損益計算書の内訳・キャッシュフロー明細やセグメント別の過年度比較等)を抽出して別途表形式で整理できます。どのデータを優先して出力しますか?(例:B/Sの主要科目、セグメント別月次推移、通期予想と四半期累計の比較など)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4187
企業名 大阪有機化学工業
URL http://www.ooc.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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