2025年8月期第3四半期 株式会社セラク決算説明資料
2025年8月期 第3四半期(2025年7月15日資料) 決算説明まとめ
以下は提供資料(2025年7月15日付「2025年8月期第3四半期 決算説明資料」)を基に、個人投資家向けの整理です。不明箇所は「–」で示しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社セラク(SERAKU Co., Ltd.)
- 主要事業分野:SI領域(ITインフラ・運用)、DX領域(クラウド/SaaSの定着運用・カスタマーサクセス)、みどりクラウド(農業DX・集出荷デジタル化)、機械設計エンジニアリング、NewtonX(企業向けChatGPTサービス)
- 代表者名:代表取締役 宮崎龍己
- 説明会情報
- 開催日時:2025年7月15日(資料の日付)
- 参加対象:–(資料は投資家向けの決算説明資料)
- 説明者
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年8月期 第3四半期(累計)
- セグメント(名称と概要)
- デジタルインテグレーション(DI):SI(システムインテグレーション)+DX(クラウド運用・定着支援)を含む中核セグメント。SalesforceやCOMPANY等の定着支援・運用を強みとする。ビジネスパートナー活用による規模拡大を推進。
- みどりクラウド:農業・畜産向けDXサービス。集出荷のデジタル化サービス「らくらく出荷」や圃場・畜舎のIoT計測・遠隔制御を提供。
- 機械設計エンジニアリング:100%子会社が担う機械・金型等の受託設計、3D CAD等の技術提供。
- NewtonX:法人向けChatGPT活用支援サービス(情報漏洩防止・認証・ナレッジ連携等)。
業績サマリー(第3四半期累計:2025年8月期3Q)
- 主要指標(すべて金額は百万円、比較は前年同期)
- 売上高:18,545(前年同期比 +12.7%)
- 営業利益:2,009(前年同期比 +12.5%)
- 経常利益:2,051(前年同期比 +13.7%)
- 親会社に帰属する当期純利益:1,315(前年同期比 +14.2%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に3Q単独のEPSは明示なし)
- 通期計画(2025年8月期)
- 通期売上高計画:24,500百万円
- 通期営業利益計画:2,550百万円
- 進捗率(3Q累計時点):売上高 75.7%、営業利益 78.8%(資料記載の進捗)
- セグメント別(3Q累計)
- デジタルインテグレーション(合算)
- 売上高:17,860百万円(前年同期比 +13.5%)
- 営業利益:2,054百万円(前年同期比 +14.9%)
- 内訳(DI内の主要ソリューション)
- DX(デジタルトランスフォーメーション)売上:5,658百万円(前年同期比 +18.1%)
- SI(システムインテグレーション)売上:12,201百万円(前年同期比 +11.4%)
- みどりクラウド
- 売上高:200百万円(前年同期比 ▲10.1%)
- 営業損益:▲78百万円(赤字)
- 備考:先行投資段階で導入JA増加中。補助金収入など営業外収益を計上。
- 機械設計エンジニアリング
- 売上高:576百万円(前年同期比 +2.5%)
- 営業利益:15百万円(前年同期比 +21.1% 表示だが販管費増で利益率低下との説明あり)
- セグメント調整等:▲92百万円(調整)
- 合計(確認):売上高合計 18,545百万円、営業利益合計 2,009百万円
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト/トピックス)
- 全社では売上高・営業利益とも前年同期比で増収増益。DIセグメントの伸長が牽引。
- DX領域(Salesforce、COMPANY等)の運用・定着支援が好調。
- みどりクラウドは事業拡大のため先行投資を継続中。「らくらく出荷」は複数JAで導入決定・トライアル増加。
- 機械設計は案件数・稼働率は堅調だが採用費・人件費等の販管費増で利益が圧迫。
- 増減要因
- 増収要因:パートナーエンジニアの稼働増加、DX領域の拡大(Salesforce・COMPANYの支援)、IT人材プラットフォームの拡大(パートナー企業数の増加)。
- 減益要因(セグメント別):みどりクラウドは先行投資による販管費増、機械設計は人件費増加で利益圧迫。
- 競争環境
- DX(カスタマーサクセス)領域:競合は限定的で、Salesforce等の定着支援領域において同社は強み(長期継続性・高継続率、認定取得など)を主張。
- NewtonX(生成AI領域):類似サービスの増加により競争激化。事業の方向性見直し中。
- リスク要因(開示・想定)
- 採用費・人件費の上昇が利益を圧迫するリスク。
- みどりクラウド等の新規事業は導入リードタイムの長期化・市場競争の激化。
- マクロ要因(為替・金利)、外部経済変動、規制変化、サプライチェーン等(資料の将来見通し注意事項に準ずる)。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営・成長戦略)
- 中期成長ビジョンの重点:IT人材プラットフォーム拡大、高付加価値化(準委任・請負案件獲得、DXシフト推進)、新規事業の収益化(みどりクラウド、NewtonX等)。
- 中期目標(主要数値、資料):2027年8月期 営業利益 40億円(営業利益率目標 15.0%)、売上高目標 500億円(時価総額目標 500億円レンジ想定)。
- 進行中の施策(具体例)
- パートナー企業の確保・プラットフォーム拡大:セラクパートナープラットフォーム登録社数が増加(資料で1,887社、前年同期比+1,136社の記載あり)。
- 準委任・請負案件の比率向上:受注構成における準委任・請負比率を高める施策。
- AI SHIFT(2026年8月完了予定):生成AIを活用した業務効率化・売上利益向上に向け、育成・ナレッジDB構築・収益化シナリオ検証を3フェーズで推進(2025.2–2026.8)。
- みどりクラウド「らくらく出荷」:JA向け導入強化、ラベル発行数拡大(2029年8月期に7,000万枚目標)。
- M&A方針:親和性の高い共創型M&Aを志向。直近でAND Think、マインドを子会社化し、上流工程や開発力強化を図る。
- セグメント別施策と進捗
- DI(SI/DX):高単価の準委任・請負案件獲得、プロジェクトマネージャー育成、パートナー活用で規模拡大。
- みどりクラウド:JA導入を重点とした営業投資、トライアル増加。補助金収入等も活用。
- 機械設計:人材育成や稼働率維持を通じて受注確保。ただし販管費増加に対するコスト管理が課題。
- NewtonX:サービス方向性の再評価、既存DXノウハウとの連携で事業展開。
将来予測と見通し
- 今期(2025年8月期)業績予想(通期計画)と根拠
- 売上高(通期計画):24,500百万円(前年同期比 +10.3%)
- 営業利益(通期計画):2,550百万円(前年同期比 +12.1%)
- 根拠(資料記載の説明):DIの伸長、DX領域の高付加価値案件獲得、みどりクラウドの導入拡大と先行投資の進捗等に基づく。
- 中長期計画の進捗可能性
- 中期(2027年目標)営業利益40億円を目標に、IT人材プラットフォーム拡大・高付加価値化・新規事業収益化を進める。3Q時点は営業利益増益で順調とする一方、みどりクラウド等の先行投資が短期利益を圧迫する可能性。
- マクロ経済の影響
- クラウド需要や生成AI市場拡大が追い風となる一方、景気の悪化や為替変動、金利上昇が企業投資やコスト構造に影響を与えるとして注意喚起あり(資料の将来見通しに関する注意事項参照)。
配当と株主還元
- 配当方針
- 業績連動配当を基本とし、自己株式取得・消却を通じた株主還元を継続的に実施する旨を表明。
- 2025年8月期の配当
- 一株当たり配当金(2025年計画):13.20円(うち13.00円が業績連動配当、自己株式消却に伴う株式数減少で0.2円増配見込み)。
- 自己株式取得・消却
- 直近の取得・消却状況(資料抜粋)
- 2023/11/16~2024/6/26:330,100株、総額399,971,100円(目的:株主還元等) 完了
- 2024/8/9~2025/4/17:309,000株、総額399,106,700円 完了
- 2024/8/20:165,000株 消却(完了)
- 自己株式取得・消却は一株当たり純利益・純資産の向上に寄与したとの説明。
- 配当実績比較:資料に過去推移を掲載(年ごとの1株配当推移あり)。
製品やサービス(主要)
- 主要製品・サービス
- DI(SI/DX):Salesforce運用定着支援、COMPANY(WHI)運用支援、intra-mart周辺ソリューション、クラウドインフラ・セキュリティ等。
- みどりクラウド:らくらく出荷(集出荷のQRラベルによるデジタル化/トレーサビリティ)、ファームクラウド(畜舎・圃場環境計測)、圃場管理アプリ等。
- NewtonX:法人向け安全なChatGPTサービス(個人情報検知、認証ルール、誤回答抑制、ナレッジ連携)。月額10万円からの提供を想定。
- 機械設計エンジニアリング:3DCAD等を用いた受託設計・技術提供。
- 提供エリア・顧客層
- 大企業~エンタープライズ領域でのクラウド定着支援、JA(農業協同組合)向け導入を中心とした地方分野の導入推進。
- 協業・提携
- Salesforceとのアライアンス(Managed Service分野でExpert認定)、WHI(COMPANY)とSolution Partner、NTTデータ等との協業。ウェザーニューズ等と産地出荷量予測で協業。
- 直近M&A:AND Think、株式会社マインドの子会社化で開発力・上流参画強化。
重要な注記
- リスク要因(資料の注記)
- 将来見通しには不確実性があり、一般的な経済状況、金利、為替、競争環境等により実績が異なる可能性がある旨の注意喚起あり。
- 予定の業績値は必要に応じて速やかに開示する旨。
- その他(今後のイベント等)
- みどりクラウドのJA導入推進・トライアル拡大、AI SHIFTの段階的実行(2026年8月完了予定)、M&A検討の継続等が継続的な注力事項。
補足(資料からのポイント)
– 第3四半期累計で売上・営業利益は前年同期比で増加。DI(特にDX)により成長が牽引されている点が中心メッセージ。
– みどりクラウドは先行投資段階であり、導入数増加が進めば中長期の収益化が見込まれる一方で短期的には販管費負担が発生。
– 同社は「IT人材プラットフォーム」「高付加価値化」「新規事業収益化」を中核に中期的な営業利益拡大を目指す方針。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6199 |
企業名 | セラク |
URL | http://www.seraku.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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