2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信(2026年3月期 第1四半期・連結)要約

出典: 特種東海製紙株式会社 2026年3月期 第1四半期決算短信(提出日: 2025年8月8日)

基本情報
  • 企業名: 特種東海製紙株式会社(証券コード 3708)
  • 主要事業分野: 段ボール原紙等の産業素材、特殊素材(特殊印刷用紙・特殊機能紙等)、生活商品(トイレットペーパー等)、環境関連事業(リサイクル、自然環境活用など)
  • 代表者名: 代表取締役社長 社長執行役員 木村 隆志
  • 問合せ先: 執行役員 経営管理本部長 望月 浩生 / TEL 03-5219-1816
  • 決算短信提出日: 2025年8月8日
  • 対象会計期間: 2025年4月1日~2025年6月30日(第1四半期連結累計期間)
  • 決算説明資料作成の有無: 無
  • 決算説明会の有無: 無
セグメント
  • 報告セグメント(4区分):
    • 産業素材事業: 段ボール原紙・クラフト紙 等(主力)。第1Q売上は堅調。
    • 特殊素材事業: 特殊印刷用紙、特殊機能紙 等(国内需要は減少も価格改定や海外販売で挽回)。
    • 生活商品事業: トイレットペーパー、ペーパータオル、ラミネート加工品 等(業務用やサステナブル商品の伸長)。
    • 環境関連事業: リサイクル・自然環境活用(子会社化による寄与等)。
発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 13,000,000株(決算期末)
  • 期末自己株式数: 1,383,785株(第1Q)
  • 期中平均株式数(四半期累計): 11,616,289株(2026年3月期1Q)
  • 株式分割: 普通株式1株→3株(効力発生日: 2025年10月1日)。分割後発行済株式数 39,000,000株、発行可能株式総数 135,000,000株。
  • 時価総額: –(株価情報は本資料に記載なし)
今後の予定(開示事項から)
  • 決算発表: 通期業績予想は2025年5月15日公表の内容から変更なし(今回の第1Q発表は2025/8/8)。
財務指標(要点)

(単位:百万円、四捨五入切捨ての表示あり)
1) 四半期業績(2025/4/1–2025/6/30)
– 売上高: 24,284(前年同期 22,702、前年同期比 +7.0%)
– 営業利益: 1,325(前年同期 1,049、+26.3%)
– 経常利益: 1,985(前年同期 1,971、+0.7%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1,370(前年同期 1,408、△2.7%)
– 包括利益(四半期包括利益): 1,931(前年同期 1,822、+6.0%)
– 1株当たり四半期純利益(潜在株式調整後): 117.96円(117.51円)※表記は株式分割後ベース

2) 連結財政状態(2025/6/30)
– 総資産: 137,664(前連結年度末 139,436 → △1,772)
– 主な要因: 現金及び預金の減少(11,381 → 8,902)等
– 負債合計: 51,906(前連結年度末 53,602 → △1,695)
– 主な要因: 未払法人税等の減少
– 純資産合計: 85,757(前連結年度末 85,834 → △76)
– 主な要因: 子会社株式追加取得に伴う資本剰余金等の減少等
– 自己資本(参考): 79,125(第1Q)
– 自己資本比率: 57.5%(前連結年度末 56.3% → +1.2pt)

3) キャッシュ・フロー
– 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付なし(作成していない旨)。減価償却費は第1Qで1,585百万円(前年同期 1,493百万円)。

収益性・効率性(計算値)
  • 営業利益率(第1Q): 1,325 / 24,284 = 約5.46%(前年同期 1,049 / 22,702 = 約4.62%) → 第1Qで改善。
  • 総資産回転率(四半期実績): 売上高 / 総資産 = 24,284 / 137,664 = 0.1765(四半期ベース)
    • 年率換算すると約0.706(前年同期は四半期ベース約0.163、年率約0.651) → わずかな改善。
  • 流動比率(期末): 流動資産 53,020 / 流動負債 34,081 = 約155.6%
  • 負債比率(負債/自己資本): 51,906 / 79,125 = 約65.6%

(注)一部比率は四半期数値から単純計算した概算値。

セグメント別(第1四半期・連結)

(外部顧客向け売上高・セグメント利益、単位: 百万円)
– 産業素材事業: 売上高 10,688(構成比 約44.0%)、セグメント利益 315(利益貢献度 約23.8%)
– 主な動き: 段ボール原紙・クラフト紙が堅調(特に日本東海インダストリアルペーパーサプライ向け)。
– 特殊素材事業: 売上高 5,315(約21.9%)、セグメント利益 532(約40.2%)
– 主な動き: 価格改定による販売単価上昇や海外ファンシーペーパー拡販で売上増。高付加価値品比率の上昇。
– 生活商品事業: 売上高 4,663(約19.2%)、セグメント利益 188(約14.2%)
– 主な動き: 業務用トイレットペーパーの安定需要、サステナブル製品の伸長。価格改定の浸透。
– 環境関連事業: 売上高 3,617(約14.9%)、セグメント利益 259(約19.5%)
– 主な動き: 子会社(株式会社貴藤等)の連結寄与、十山(ウイスキー販売)好調。増収・増益。

(注)セグメント合計と連結数値は内部取引等の調整あり。

財務の解説(決算短信記載のポイント)
  • 事業環境は米国の政策動向、地政学リスク、国内の物価上昇、為替変動など不透明性あり。
  • 成長領域(合成繊維シート/アラミドペーパー等)や環境関連リサイクル事業の拡大を中期計画に沿って推進。
  • 第1Qにトーエイ株式会社の追加取得により完全子会社化(資本剰余金や非支配株主持分の変動あり)。
  • 総資産は減少したが自己資本比率は上昇(57.5%)。現金減少が主因で流動性動向は注視要素。
配当
  • 2025年3月期(実績): 中間 60.00円/期末 60.00円 → 年間合計 120.00円(表記は分割前基準)。
  • 2026年3月期(予想): 表示は株式分割後を考慮した金額(2025/10/1効力で1→3分割)。資料では「65.00円」と「22.00円」が記載(各期の位置づけは資料参照)。
    • 注記: 株式分割の影響を考慮しない場合の2026年3月期(予想)年間配当は1株当たり131.00円(分割前換算)。
  • 特別配当: なし(当該期に関する特別配当の記載なし)。
中長期計画との整合性
  • 第6次中期経営計画(2023–2025年度、目標: 営業利益50億円、経常利益80億円、ROE 7.0%)に基づき、成長分野(合成繊維シート等)と環境関連事業の強化を継続。
  • 第1Qは中期計画の枠組みの下で成長分野の拡販・グループ再編(子会社化)等の施策を実行中。進捗については通期見通しとの整合性で継続評価が必要。
競合状況・市場動向(短信記載の概括)
  • 市場要因として国内需要の減少分野(特殊印刷用紙など)や海外需要の動き、価格改定の影響、サステナブル製品の伸長が挙げられている。
  • 競合他社比較に関する具体的な数値は本資料に記載なし(–)。
今後の見通し(業績予想等)
  • 2026年3月期 通期業績予想(2025/4/1–2026/3/31):
    • 売上高: 99,000(前期比 +4.4%)
    • 営業利益: 5,000(+27.3%)
    • 経常利益: 7,000(+12.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,900(+35.8%)
    • 1株当たり当期純利益: 139.25円(株式分割考慮後表示)
  • リスク要因(開示に基づく例示): 為替変動、原材料価格変動、国内需要低迷、地政学的リスク、政策動向等。
重要な注記・コーポレートイベント
  • 連結範囲の重要な変更: 第1Qにトーエイ株式会社の株式を追加取得し完全子会社化。
  • 会計方針: 会計基準改正等に伴う会計方針変更等の特記事項は無し(注記参照)。
  • のれん・減損: 該当重要減損は無し。のれんの重要な変動も当該期は無し(但し先行期に暫定処理を確定した影響あり)。
  • 株式分割および定款一部変更: 取締役会決議により2025/10/1効力で1株→3株の株式分割実施。発行可能株式総数の引上げあり。

重要参照箇所: 決算短信本文(第1四半期の経営成績説明、連結貸借対照表、連結損益計算書、セグメント情報、注記事項)。
(不明点や追加で確認したい項目があれば指定ください。資料の該当ページを参照してさらに詳細を抽出します。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3708
企業名 特種東海製紙
URL http://www.tt-paper.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – パルプ・紙

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。