2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

ニプロ株式会社(証券コード:8086) 2026年3月期 第1四半期決算短信(要約)

(出典:2025年8月8日提出の決算短信・添付資料に基づく。金額は特記なき場合「百万円」表記)

基本情報
  • 企業名:ニプロ株式会社
  • 上場取引所:東京(東証)
  • コード:8086
  • URL:https://www.nipro.co.jp/
  • 代表者:代表取締役社長 山崎 剛司
  • 問合せ先:専務取締役 最高財務責任者(CFO) 余語 岳仁(TEL 06-6310-6804)
  • 決算短信提出日:2025年8月8日
  • 対象会計期間(当第1四半期):2025年4月1日〜2025年6月30日
  • 決算補足説明資料:無
  • 決算説明会:無
セグメント(報告セグメント)
  • 医療関連事業:透析関連(ダイアライザ等)、注射針類、輸液関連、バスキュラー関連などの医療機器・医療材料
  • 医薬関連事業:医薬品受託製造(製剤受託等)
  • ファーマパッケージング事業:医薬用ガラス容器(バイアル、ガラス管、滅菌済シリンジ等)
  • その他:不動産賃貸等
発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):171,459,479株
  • 期末自己株式数:8,363,825株
  • 期中平均株式数(四半期累計):163,095,660株
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定
  • 決算発表:通期・四半期見直しは現時点で無し(業績予想の修正なし)
  • 株主総会:–(四半期短信に記載なし)
  • IRイベント:決算説明会・補足資料は無(※将来変更の可能性あり)
  • 重要な発行:第2回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付、ソーシャルボンド)50,000百万円を発行(払込期日:2025年7月25日、利率3.067%、償還期限2060年7月25日)

財務指標(要点)

注:以下は四半期連結累計(2025/4/1–2025/6/30)と前年同期比較の要旨

損益(連結)
  • 売上高:159,220(前年同期 152,392) 百万円(前年同期比 +4.5%)
  • 売上総利益:50,155(同 45,903) 百万円
  • 販売費及び一般管理費:42,942(同 40,115) 百万円
  • 営業利益:7,212(同 5,788) 百万円(前年同期比 +24.6%)
  • 経常利益:3,517(同 6,422) 百万円(前年同期比 △45.2%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,271(同 2,626) 百万円(前年同期比 +24.5%)
  • 包括利益:△11,976(前年同期 17,274)
  • 1株当たり四半期純利益:20.06円(前年同期 16.11円)
  • 潜在株式調整後1株当たり:17.77円(前年同期 14.27円)

ポイント:
– 営業利益は増加したが、為替影響(当期は為替差損1,303百万円、前年同期は為替差益3,077百万円)が経常利益を押下げ。
– 四半期純利益は固定資産売却益(再生医療関連施設の信託受益権譲渡 4,144百万円)計上により増加。

財政状態(連結、期末:2025/6/30)
  • 総資産:1,143,048(前連結年度末 1,170,564) 百万円(△27,516)
  • 純資産(総額):297,066(前連結年度末 311,621) 百万円(△14,555)
  • 自己資本(参考):238,208(百万円)
  • 自己資本比率:20.8%(前期21.6%)
  • 主な変動要因:
    • 流動資産減(受取手形・売掛金の減少 83,800百万円程度)
    • 固定資産減(土地の減少 61,114百万円)
    • 負債合計減(長期借入金の減少 99,329百万円など)
    • 賞与引当金の減少等により流動負債減少
キャッシュ・フロー
  • 第1四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は添付していない(作成していない旨記載)。
  • 減価償却費(四半期累計):14,946百万円(前年同期 14,838)
  • のれん償却:548百万円(前年同期 766)
財務安全性・効率性指標(決算短信に明示のもの)
  • 自己資本比率:20.8%
  • 流動比率等:詳細は貸借対照表から算出可能だが短信では流動比率明示なし
  • 総資産回転率/売上高営業利益率等:–(短信に時系列の推移表はなし。主要率は簡易算出可能)

セグメント別(第1四半期:2025/4–6)

(単位:百万円、外部顧客売上高/セグメント利益)
– 医療関連事業
– 売上高(外部):126,388(前年同期比 +6.8%(会社説明文表記))
– セグメント利益(営業利益ベース):12,280(前年同期 11,654 → +5.4%)
– トピックス:注射針、輸液関連、注射剤が牽引。透析関連では一部品目の出荷制限が継続し増収幅は限定。海外ではダイアライザ出荷増、透析装置の好調、透析センター事業拡大。生産能力増強(中国合肥、大館、ベトナム、タイ等のライン稼働・整備)。
– 医薬関連事業
– 売上高(外部):19,183(前年同期 18,057 → +6.2%)
– セグメント利益:3,222(前年同期 874 → +268.6%)
– トピックス:選定療養制度影響で一部品目数量減の一方、抗がん剤や新規受託品の出荷増で増収増益。操業度維持・品質確保に注力。
– ファーマパッケージング事業
– 売上高(外部):13,408(前年同期 15,855 → △15.4%)
– セグメント利益:60(前年同期 515 → △88.2%)
– トピックス:国内では増収(ガラス管・バイアル)、海外は欧米での在庫過多調整により減収。滅菌済シリンジはバイオ製剤向けに注力。
– その他事業
– 売上高:239(前年同期 189)
– セグメント利益:171(前年同期は損失▲154 → 改善)
– トピックス:不動産賃貸等

セグメント合計から本社費用等の調整を経て連結営業利益は7,212百万円。

配当

  • 2025年3月期(実績)
    • 第2四半期(中間) 12.00円、期末 13.00円、年間合計 25.00円
  • 2026年3月期(予想)
    • 第2四半期(中間) 10.00円(予想)、期末 18.00円(予想)、年間合計 28.00円(予想)
  • 直近公表の配当予想からの修正:無し
  • 特別配当:当該四半期での特別配当の記載なし(固定資産売却益は計上されたが特別配当に関する記載は無し)

中長期計画との整合性・進捗

  • 明確な数値目標を示す中期経営計画の詳細は短信に記載なし(→ 記載が無ければ「–」)。
  • 進捗に関しては生産能力拡張(ダイアライザの現地生産ライン稼働、国内大館工場のライン増設、ベトナム・タイ拠点での設備整備等)が進行しており、医療関連の需要増に対応する投資を継続中と記載。

競合状況・市場動向(短信の言及より)

  • 市場動向:
    • 欧米ではインフレ鈍化・段階的金利低下、中国は貿易摩擦や内需停滞の影響、地政学リスクありと説明。
    • 医療関連:透析関連の需要は堅調。国別施策(集中購買等)が出荷数量に影響。
    • ファーマパッケージング:欧米での医薬用ガラス容器在庫過多による調整局面の影響あり。
  • 競合他社との詳細比較:短信に記載なし(→ –)

今後の見通し(業績予想)

  • 2026年3月期(通期・連結予想、2025/4/1–2026/3/31、変更なし)
    • 通期売上高:677,000 百万円(前期比 +5.0%)
    • 通期営業利益:37,000 百万円(+39.1%)
    • 通期経常利益:24,200 百万円(+123.7%)
    • 通期親会社株主に帰属する当期純利益:12,950 百万円(+153.2%)
    • 1株当たり当期純利益(通期):79.40円
  • 第2四半期累計(通期に向けた上期想定)
    • 売上高:330,000 百万円、営業利益:14,000 百万円、経常利益:7,400 百万円、当期純利益:3,500 百万円(各予想・前回公表から変更なし)
  • 業績予想の前提や留意事項は決算短信の添付資料(「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」)参照。

主なリスク要因(短信本文より抽出)

  • 為替変動:為替差損益が業績に影響(当期は為替差損計上、前年同期は為替差益が発生)
  • 原材料・労務費上昇:原材料や労務費単価の上昇が継続
  • 供給制約:透析関連の一部品目で出荷制限があり供給体制の整備が必要
  • 市場需給:医薬用ガラス容器の欧米在庫過多による調整局面
  • 地政学的リスク・各国の経済動向:中国市場や世界の景気不透明感
  • その他:業績予想は将来の不確実性(為替・原材料価格・規制等)の影響を受け得る旨の記載あり

重要な注記・その他

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無し
  • 添付の四半期連結財務諸表に対する監査法人の期中レビュー:有(海南監査法人 大阪事務所によるレビュー報告あり。結論として重要な点で不適正と信じさせる事項は認められず)
  • 特別利益:当期に固定資産売却益(ニプロ東京CPFの信託受益権譲渡)4,180百万円を計上
  • 社債発行:ソーシャルボンド(劣後特約付)50,000百万円発行(資金使途は償還資金に充当予定)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第1四半期)

注意事項
– 本要約は提出された決算短信および添付資料の記載に基づく整理であり、投資判断や投資助言を目的とするものではありません。数値は原資料の単位(百万円)に依拠しています。不明項目は「–」で示しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8086
企業名 ニプロ
URL http://www.nipro.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 精密機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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