2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信(要旨)— 中山 株式会社(証券コード:7442)

出典:2025年3月期 決算短信(連結)/提出日 2025年5月9日

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:中山 株式会社(英表記等:–)
    • 上場取引所:東証(東)
    • コード:7442
    • 主要事業分野:家庭用品卸売、プラスチック日用品の製造、インテリア用品の製造・販売、インターネット通信販売等
    • 代表者:代表取締役社長 橋本 謹也
    • 問合せ先:取締役 グループ管理本部長 兼 グループ事業部長 兼 経営企画部長 中川 敬夫(TEL: 06-6251-7518)
    • URL:https://www.nakayamafuku.co.jp
  • 報告概要
    • 決算短信提出日:2025年5月9日
    • 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日(2025年3月期)
    • 決算補足説明資料:無
    • 決算説明会:無
  • セグメント(報告セグメント)
    • 家庭用品卸売事業:主に調理用品、台所用品、サニタリー、行楽用品等の卸売(国内5地域に区分:北海道/東北・関東/中部/近畿・中四国/九州・沖縄)
    • プラスチック日用品製造事業:収納用品・園芸用品等の製造販売
    • インテリア用品製造・販売事業:インテリア関連用品の製造販売
    • その他:インターネット通信販売事業(2024年10月に子会社ENICYを吸収合併)、輸出等
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):20,214,480株(2025年3月期)
    • 期末自己株式数:872,216株
    • 期中平均株式数:19,338,486株
    • 時価総額:–(本資料に株価記載なしのため省略)
  • 今後の予定(開示)
    • 定時株主総会開催予定日:2025年6月25日
    • 配当支払開始予定日:2025年6月11日
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月24日
    • その他IRイベント:決算説明会等の開催は無(補足資料作成も無)
財務指標(連結・主要数値:百万円単位)
  • 売上高:40,949(前期38,593、増減 +6.1%)
  • 営業利益:154(前期 △470 → 営業損失から黒字転換)
  • 経常利益:491(前期 △131)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:526(前期 14)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):27.25円
  • 総資産:32,796
  • 純資産(株主資本合計):22,402
  • 自己資本比率:68.3%
  • 1株当たり純資産(BPS):1,158.24円
  • 現金及び現金同等物(期末):7,248
  • 営業活動によるCF:43(前期 1,349)
  • 投資活動によるCF:22(前期 57)
  • 財務活動によるCF:747(前期 △731)

(注)本決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外である旨記載あり。

収益性・効率性(算出)
  • 売上総利益(報告):7,819 → 粗利率 ≒ 7,819 / 40,949 ≒ 19.1%
  • 営業利益率 ≒ 154 / 40,949 ≒ 0.38%(約0.4%)
  • 経常利益率 ≒ 491 / 40,949 ≒ 1.20%
  • 総資産回転率 ≒ 売上高 / 総資産 = 40,949 / 32,796 ≒ 1.25回/年
  • ROE(自己資本当期純利益率):開示値 2.4%
財務安全性
  • 流動資産:20,783/流動負債:8,800 → 流動比率 ≒ 236%(20,783 / 8,800)
  • 負債合計:10,393(純資産22,402に対する負債比率(負債/純資産) ≒ 0.46)
  • 短期借入金が増加(期末短期借入金 3,500 → 前期 2,000)、長期借入金は減少(591 → 前期 939)
セグメント別(連結)

(当連結会計年度:百万円)
– 家庭用品卸売事業
– 売上高:37,315(前年比 +7.9%)
– セグメント利益:1,099(前年 254 → 大幅増)
– 地域別の概況:東北・関東が最大(16,668)、近畿・中四国、九州なども増収。
– プラスチック日用品製造事業
– 売上高:2,080(前年比 △10.8%)
– セグメント利益:99(前年比 △67.7%)
– インテリア用品製造・販売事業
– 売上高:1,427(前年比 +3.6%)
– セグメント利益:411(前年比 +12.0%)
– その他
– 売上高:525(前年比 △14.1%)
– セグメント利益:11(前年は損失)

(内訳要点)
– 連結売上の約91%を家庭用品卸売事業が占める。利益面では卸売が主力となっている。
– 製造系セグメントは売上規模は小さいが、インテリア事業は利益率改善。

財務諸表のポイント(要点)
  • 損益:売上増(+6.1%)により粗利は回復傾向。ただし原材料高・円安・物流費高止まりにより粗利率の回復は限定的。販売費・一般管理費は概ね横ばいで、運賃上昇などでコスト圧迫。
  • 特別損益:投資有価証券売却益 375(百万円)計上により税前利益を押上げ。
  • 貸借対照表:現金預金は期末7,250(百万円)へ増加。投資有価証券は減少(4,373 → 3,582)。有形固定資産(建物など)増加(建設仮勘定の取り崩し等含む)。
  • キャッシュ・フロー:営業CFは大幅に減少(1,349 → 43)したが、投資有価証券売却で投資CFはややプラス。財務CFは短期借入の増加によりプラス。
配当
  • 2025年3月期(実績)
    • 中間:0.00円
    • 期末:12.00円(内訳:普通配当 10円、記念配当 2円)
    • 年間合計:12.00円、配当金総額:233百万円、連結配当性向:44.0%、純資産配当率(連結):1.0%
  • 2026年3月期(予想)
    • 期末配当予想:10.00円(年間10.00円)、配当性向(予想):35.2%
  • 備考:2025年度は創業100周年に伴う記念配当(2円)を含む。会社は「安定配当の継続」を表明。
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画:「中山福グループ 新中期経営計画 NFG2026」(策定:2024年5月)
    • 重点:卸売事業拡充、ものづくり(製造)強化、EC事業拡大、物流機能強化
    • 実施状況:EC子会社ENICYを2024年10月に吸収合併、福岡支店倉庫増築(2024年11月完了)等、物流・EC統合等の施策を実施。
    • 整合性:売上面は計画に沿って増収が確認されるが、原材料高や物流費等で想定の利益回復は未達。会社は2026期に向け更なる費用構造改善を目指すと明示。
競合状況や市場動向(会社の言及からの整理)
  • 市場環境:国内は雇用・所得が回復傾向だが、原材料高、円安、物流費上昇、消費者の生活防衛志向により消費は不透明。
  • 競争優位性:会社は幅広い取扱商品群と全国物流・営業網(支店5地域+製造拠点)を持ち、卸売ルートでの提案力と自社製品開発を強みとしている旨の記載。
  • 競合比較:決算短信に直接の他社比較はなし(–)。
今後の見通し(2026年3月期・会社予想)
  • 連結業績予想(2025年4月1日〜2026年3月31日)
    • 売上高:400億円(40,000 百万円、通期見通しは対前期 △2.3%)
    • 営業利益:470 百万円
    • 経常利益:780 百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:550 百万円
    • 1株当たり当期純利益(会社試算):28.44円
  • 前提・留意点:地政学リスク、海外経済の減速、原材料・物流・人件費の上昇、消費動向の悪化等をリスク要因として挙げ、これらが業績に影響する可能性を明示。
リスク要因(会社記載の主要項目)
  • 原材料価格上昇、エネルギー価格の上昇(電気・燃料等)
  • 円安による仕入価格上昇
  • 物流費の高止まり、人件費上昇
  • 国際情勢(中東、ウクライナ)、米国の関税政策、中国経済の成長鈍化などのマクロ要因
  • 国内消費の落ち込み(生活防衛志向による)
重要な注記・会計関連
  • 期中における連結範囲の重要な変更:無(ただし、2024年10月にENICYを吸収合併 → 決算期中の扱いは注記参照)
  • 会計方針の変更:無
  • 会計上の見積りの変更:無
  • 決算短信は監査対象外である旨の注記あり
  • 株式関連注記:従業員向けの譲渡制限付株式インセンティブ制度導入に伴う自己株式の処分(従業員持株会向け、処分予定数上限261,800株 等)
  • 追加情報:報告セグメントにおける全社費用配分方法の見直し(当期より変更、前年数値は再編しての比較表示)

まとめ(事実の整理)
– 2025年3月期は売上高が前年から増加して40,949百万円に達し、営業損失から営業黒字へ転換。投資有価証券売却益の寄与もあり、当期純利益は526百万円に増加。
– 収益改善は見られるものの、原材料・物流費の上昇や価格転嫁の制約により粗利率の回復は限定的で、営業利益率は依然低水準(約0.4%)。
– 事業構成は卸売が主力(売上の約9割、利益の中心)。中期計画(NFG2026)に沿った物流・EC統合の取り組みは進められているが、費用構造改善のさらなる実行が想定されている。
– 配当は2025期に記念配当を含め12円(年間)を実施。2026期は普通配当10円の計画。

(注)不明・未記載の項目は「–」で省略しています。本要約は提供された決算短信の記載内容に基づく整理であり、投資助言や価値判断は含みません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7442
企業名 中山福
URL http://www.nakayamafuku.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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