2025年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

花王株式会社(コード番号:4452) 2025年12月期 第1四半期(2025/1/1–2025/3/31) 決算短信 要約(IFRS、連結)

※本まとめは提供資料に基づく事実の整理・要約であり、投資助言や価値判断は含みません。不明項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:花王株式会社
  • 上場取引所:東京(東証)
  • コード:4452
  • URL:www.kao.com/jp/
  • 代表者:代表取締役 社長執行役員 長谷部 佳宏
  • 問合せ先:会計財務部門 管理部長 峯岸 佳雅(TEL 03-3660-7111)
  • 決算短信提出日:2025年5月8日
報告概要
  • 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年3月31日(第1四半期)
  • 決算説明資料作成の有無:有
  • 決算説明会の有無:有(証券アナリスト、機関投資家向け)
  • 監査(四半期レビュー):無
  • 会計方針の変更:無
  • 連結範囲の変更:無(注記あり:セグメント区分の変更および組替表示あり)
セグメント(報告セグメント)

(2025年1月1日付の組織変更により区分を変更)
– グローバルコンシューマーケア事業(以下の4事業を総称)
– ハイジーンリビングケア事業:ファブリックケア(衣料用洗剤等)、ホームケア(台所用洗剤等)、サニタリー製品(生理用品・紙おむつ等)
– ヘルスビューティケア事業:スキンケア、ヘアケア、パーソナルヘルス(入浴剤等)
– 化粧品事業:カウンセリング化粧品/セルフ化粧品(主要ブランド含む)
– ビジネスコネクティッド事業:業務用衛生製品、ライフケア製品(Washing Systems, LLCはケミカル事業へ組入)
– ケミカル事業:油脂製品、機能材料製品、情報材料製品 等

発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):465,900,000株(2025年12月期1Q)
  • 期末自己株式数:1,415,697株(2025年12月期1Q)
  • 期中平均株式数(四半期累計):464,484,565株(2025年12月期1Q)
  • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • その他:希薄化後1株当たり四半期利益の開示なし
今後の予定(提供資料に明示のもの)
  • 決算説明(第1四半期):有(実施済/資料あり)
  • 次回決算発表(通期・中間等の具体日程):–(資料に特定日なし)
  • 株主総会、IRイベント等:–(具体日程の記載なし)

財務指標(要点)

注:単位は原則として百万円、%は対前年同四半期増減率。表記は資料のまま(小数点四捨五入)。

損益(連結・累計:2025年第1四半期:2025/1/1–3/31)
  • 売上高:389,857 百万円(前年同期比 +6.6%、実質 +6.0%)
  • 営業利益:31,184 百万円(前年同期比 +41.9%)
    • 営業利益率:8.0%(前年同期 6.0%)
  • 税引前四半期利益:31,574 百万円(+27.5%)
  • 四半期利益(当期利益):23,005 百万円(+32.8%)
    • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:22,850 百万円(+38.7%)
  • 基本的1株当たり四半期利益:49.19円(前年同期 35.43円)

(損益計算書要約:売上原価 241,879、販管費 117,772、その他営業収益等は小幅の差分)

貸借対照表(連結:2025/3/31)
  • 資産合計:1,773,478 百万円(前期末 1,867,237 百万円、△93,759)
    • 流動資産:836,125 百万円(主な減少:現金及び現金同等物 △78,996 百万円、営業債権 △18,444 百万円、棚卸資産 +13,527)
    • 非流動資産:937,353 百万円
  • 負債合計:715,493 百万円(前期末 768,402 百万円、△52,909)
    • 流動負債:449,245 百万円(主な減少:その他流動負債 △22,483 百万円、未払法人税等 △8,589)
    • 非流動負債:266,248 百万円
  • 資本(親会社所有者帰属持分):1,028,777 百万円(前期末 1,066,776、△37,999)
  • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率相当):58.0%(前期末 57.1%)
  • 1株当たり親会社所有者帰属持分:2,214.88円(前期末 2,296.69円)
キャッシュ・フロー(連結:累計第1四半期)
  • 営業活動によるCF:△17,017 百万円(前年同期 △3,769)
    • 主な要因:税引前利益は増加するも、法人税等の支払増(17,360)や棚卸資産増(△19,522)等で営業CFが大幅にマイナス
  • 投資活動によるCF:△13,257 百万円(前年同期 △13,026)
    • 有形固定資産取得等
  • 財務活動によるCF:△40,696 百万円(前年同期 △31,320)
    • 主な支出:支払配当金 △34,740、長期借入金の増(10,000)とその返済等
  • 現金及び現金同等物の期末残高:278,717 百万円(期首 357,713 百万円、為替影響 △8,026 百万円含む)
主要比率・安全性(計算・資料記載)
  • 営業利益率(第1四半期):8.0%
  • 親会社所有者帰属持分比率:58.0%
  • 社債及び借入金(合計):約131,061 百万円(短期 25,754 / 長期 105,307)
  • 流動比率(概算):流動資産 836,125 / 流動負債 449,245 ≒ 1.86
  • 総資産回転率(四半期ベース):売上高 389,857 / 資産合計 1,773,478 ≒ 0.22(四半期);年率換算で概ね 0.88(注:単純換算)
セグメント別(第1四半期:外部売上高・営業利益)

(単位:百万円、営業利益はセグメントベース)
– グローバルコンシューマーケア事業(合計)
– 売上高:288,870(全体比約74.1%)
– 営業利益:22,827
– 内訳:
– ハイジーンリビングケア:売上 124,468、営業利益 16,675(ファブリック&ホームケア、サニタリー含む)
– ヘルスビューティケア:売上 97,863、営業利益 6,738
– 化粧品事業:売上 58,298、営業利益 △464(営業損失)
– ビジネスコネクティッド:売上 8,241、営業利益 △122
– ケミカル事業
– 売上高:100,987(全体比約25.9%)
– 営業利益:8,307
– 合計(調整後) 売上高 389,857、営業利益 31,184

(注)資料はセグメント再編に伴い前年同期の数値を組替表示している。

配当(実績・予想)
  • 2024年12月期(実績):中間 76円、期末 76円、年間 152円
  • 2025年12月期(予想):中間 77円、期末 77円、年間 154円(直近公表の配当予想から修正なし)
  • 特別配当:無(記載なし)

財務の解説(資料に基づく要点)

  • 売上は実質(為替影響除く)で+6.0%、内訳は数量等 +1.6%、価格 +4.4%。日本でのトイレタリー・化粧品市場が前年同期比で上回ったことが寄与。
  • 営業利益は原材料価格上昇等の逆風がある中、価格改定や販売数量増、稼ぐ力向上(コスト改革等)により大幅増加(+41.9%)。
  • 一方、包括利益は在外営業体の換算差額の大幅なマイナス(△26,803 百万円)により、四半期包括利益は△4,557 百万円となっている(為替換算差の影響が大きい)。
  • キャッシュ・フロー面では、配当金支払(第1四半期累計で約34.7十億円)や法人税等の支払増、棚卸資産増が重なり営業CF・財務CFともにマイナスが拡大、現金残高は期首比で減少。
  • セグメント別では、グローバルコンシューマーケアが売上・利益の大半を占め、ケミカル事業は価格影響(油脂製品の値上げ等)で売上増。化粧品事業は売上増ながら投資・ブランド戦略の影響で当期は営業損失を計上。

セグメント別の状況・戦略(要点)

  • ハイジーンリビングケア事業:ファブリック&ホームケアが好調(日本の高付加価値化や製品改良が寄与)。サニタリーは製品ミックスや地域差がありつつ「ロリエ」「メリーズ」等で市場対応。
  • ヘルスビューティケア事業:ヘアケアが堅調(新ブランドや高価格帯の伸長)、スキンケアは概ね横ばい。マーケティング投資強化で利益への影響もあり。
  • 化粧品事業:売上は注力ブランドで増加。戦略的投資(注力6ブランド)や事業再編で営業損失からの改善を図る段階。
  • ビジネスコネクティッド:業務用需要の回復はあるが、病院・介護向けなど一部で競争激化、収益改善途上。
  • ケミカル事業:油脂(原料価格転嫁)や情報材料(半導体・HDD関連)で売上伸長。原料高の影響を受けつつ利幅維持努力。

(各セグメントの数値は上記「セグメント別」参照)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画「K27」:稼ぐ力向上と利益成長を伴うグローバル売上拡大の基盤構築を目標に掲げている。
  • 今回第1四半期の業績は「K27」計画を上回る進捗となったと会社は説明。ただし、通期予想に変更はなし(2025/2/6発表の予想を維持)。

競合状況・市場動向(資料に記載の事実)

  • 主要市場である日本では小売・消費者データで第1四半期は前年同期を上回った。
  • 海外(アジア、米州、欧州)は地域ごとに差があり、アジアや欧州では実質でマイナスとなる地域もある。
  • 売上に占める海外比率:46.1%(前年同期 46.3% → 若干低下)

今後の見通し(会社の公表)

  • 2025年12月期通期業績予想(2025/1/1–12/31、修正なし)
    • 売上高:1,670,000 百万円(前期比 +2.6%)
    • 営業利益:160,000 百万円(+9.1%)
    • 税引前利益:163,000 百万円(+7.9%)
    • 親会社に帰属する当期利益:116,000 百万円(+7.6%)
    • 基本的1株当たり当期利益:249.74円
  • 為替前提(業績予想に使用):143円/USD、160円/EUR、19.8円/CNY
  • 会社見解:第1四半期は計画を上回ったが、関税政策の混乱、地政学リスク、原材料価格上昇など不確実性があるため業績予想は修正しない。

リスク要因(資料に基づく主要項目)

  • 世界経済の減速(関税政策・サプライチェーンへの影響)
  • 欧州・中東の地政学リスク
  • 原材料価格の上昇(油脂等)
  • 為替変動(在外営業体の換算差額が包括利益に大きく影響)
  • 消費の慎重化や競争環境の変化(地域・製品別に影響)

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表に対する監査・レビュー:無し
  • セグメント再編:2025年1月1日付で区分を変更(前年同期数値は再表示)
  • 将来予測に関する注意:会社は見通しが確約でない旨を明記(想定外の要因で実績が変動する可能性あり)

必要であれば、以下を追加できます(ご希望に応じて作成します):
– セグメント別の利益率・寄与度(%)の表
– キャッシュ・フローの詳細分析(四半期比較)
– 通期予想と第1四半期実績の進捗率(%)計算
– 為替・主要コストの感応度(資料に基づく推定)

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4452
企業名 花王
URL http://www.kao.com/jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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