2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

以下は、いただいた「株式会社アール・エス・シー(コード4664) 2025年3月期 決算短信(連結)」を、個人投資家向けに整理した要約(Markdown形式)です。投資助言や価値判断は記載していません。不明項目は「–」としています。

基本情報

  • 企業名:株式会社アール・エス・シー
  • 上場取引所:東(東証等)
  • コード番号:4664
  • URL:http://www.trsc.co.jp/
  • 代表者:代表取締役社長 金井 宏夫
  • 問合せ先:取締役執行役員 山口 規(TEL 03-5952-7211)
  • 事業概要(主要事業分野):
    • 建物総合管理サービス事業(警備、清掃、設備管理、工事・リニューアル、オフィスサービス等)
    • 人材サービス事業(派遣、受付・電話交換、イベント業務、ファイリング等)
  • 報告概要:
    • 決算短信提出日:2025年5月14日
    • 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日(2025年3月期)
    • 決算補足説明資料:作成有
    • 決算説明会:開催なし
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2025年6月27日(予定)
    • 配当支払開始予定日:2025年6月30日
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月30日
    • IRイベント等:決算説明会は無し(補足資料はあり)

セグメント

  • 報告セグメント数:2
    • 建物総合管理サービス事業:警備、清掃、設備管理、工事・改修、オフィスサービス等
    • 人材サービス事業:人材派遣、有料職業紹介、イベント運営、電話交換等
  • セグメントの特徴:経営資源配分・業績評価の単位として上記2分野で管理

発行済株式

  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):2,940,000株
  • 期末自己株式数:86,974株(前期:22,186株)
  • 期中平均株式数:2,877,780株(前期:2,912,840株)
  • 時価総額:–(資料に記載なし)

財務指標(連結:百万円単位、%は対前期)

  • 売上高:8,845 百万円(+9.2%)
  • 営業利益:301 百万円(+6.0%)
  • 経常利益:310 百万円(+3.4%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:187 百万円(△23.6%)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):64.97円
  • 総資産:4,160 百万円
  • 純資産(自己資本):2,178 百万円
  • 自己資本比率:52.4%
  • ROE(自己資本当期純利益率):8.8%(会社開示)
  • 総資産に対する経常利益率(会社開示):7.4%
  • 売上高営業利益率(会社開示):3.4%

(補足計算)
– 資産回転率(売上高÷総資産)= 8,845 / 4,160 ≒ 2.12 回
– 営業利益率= 301 / 8,845 ≒ 3.4%(開示値と同様)
– 流動比率(流動資産 ÷ 流動負債)= 2,927 / 1,238 ≒ 2.36(約236%)

連結財政状態(要点)

  • 流動資産:2,927 百万円(前期比ほぼ横ばい)
    • 現金及び預金:1,767 百万円(期末)
    • 受取手形及び売掛金:1,111 百万円(増加)
  • 固定資産合計:1,232 百万円(減少)
  • 負債合計:1,982 百万円(前期比減少)
    • 流動負債:1,238 百万円(ほぼ横ばい)
    • 固定負債:744 百万円(減少、退職給付関連負債が減少)
  • 純資産合計:2,178 百万円(前期比増加、利益剰余金増加等)

キャッシュ・フロー(連結、百万円)

  • 営業活動CF:+22(前期:+325)
    • 大幅減少の主な要因:売上債権(売掛金)の増加による資金回収の遅れ(売上債権が増加し営業CFを圧迫)
  • 投資活動CF:+22(前期:+43)
    • 子会社(株式会社クリーンフォース)株式取得による支出等(取得金額 約22,058千円)
  • 財務活動CF:△163(前期:△157)
    • 長期借入金返済、自己株式取得(38,000千円)、配当支払等

収益性・効率性の推移・注目点

  • 売上高は増収(+9.2%)。営業利益は増加も伸び率は売上ほどではない(+6.0%)。営業利益率は概ね横ばい(約3.4%)。
  • 当期純利益は△23.6%と減少。主な要因は以下のように説明されている:
    • 前期に「投資有価証券売却益」72,119千円の特別利益があったため前年が相対的に高かったこと
    • 当期は固定資産処分損 15,383千円の特別損失が計上されている点
  • 営業CFが大幅に低下している点は注意(売掛金増加が主因)。
  • 財務安全性は自己資本比率52.4%等で安定的な構成。借入金はあるが現預金残高も大きい(現金同等物 1,332 百万円)。

セグメント別(連結)

  • セグメント名:
    • 建物総合管理サービス事業
    • 人材サービス事業
  • セグメント別売上高(当連結会計年度、千円表記)
    • 建物総合管理サービス事業:6,878,939 千円(=約6,879 百万円)
    • 人材サービス事業:1,965,837 千円(=約1,966 百万円)
    • 合計:8,844,777 千円(=8,845 百万円)
  • セグメント別利益(営業利益ベース、千円)
    • 建物総合管理サービス事業:626,143 千円(約626 百万円、前年比減)
    • 人材サービス事業:118,655 千円(約119 百万円、前年大幅増)
    • 全社管理費等の調整額:△443,688 千円
    • 連結営業利益:301,110 千円
  • セグメント動向(開示文からの要点)
    • 建物総合管理:AI警備システム導入(サンシャインシティプリンスホテル等)、清掃部門拡大、設備・工事の大型案件受注。だがグループ会社の一部(内装工事)で需要減があり、売上はセグメント全体で減少。
    • 人材サービス:大型イベント等の臨時案件が期初予想を上回って伸長し、売上・利益が大きく増加。派遣スタッフ待遇改善や採用・教育に注力。

配当

  • 2025年3月期(実績)
    • 中間配当:7.00円
    • 期末配当:17.00円
    • 年間合計:24.00円(配当金総額 68 百万円)
    • 配当性向(連結):36.9%
  • 2026年3月期(会社予想)
    • 年間配当予想:24.00円(中間 7円、期末 17円)
    • 予想配当性向:34.5%
  • 特別配当:有無ともに「特別配当なし」の扱い(当期は無し)

中長期計画との整合性

  • 会社方針(開示):中期経営計画に基づき、人的投資、DX(AI警備システム、清掃ロボット導入等)、展開エリア拡大、資本業務提携・M&Aを推進する方針。
  • 今期の施策と整合性:
    • 人的投資・DX投資を実施、清掃事業拡大のため株式会社クリーンフォースを連結子会社化(全株式取得)→中期方針に沿う動き。
    • 収益面では売上拡大は実現したが、営業CFの悪化や一部セグメントの需要減などで安定的な達成は継続監視が必要。

競合状況・市場動向(会社開示をベースに整理)

  • 市場動向(開示の抜粋):
    • コロナ後の都市再開発や大型イベント増加、インバウンド回復により需要回復が続く。
    • 災害対策強化や治安意識の高まりによりセキュリティ需要は堅調。
    • 一方、建築資材価格上昇、人手不足(少子高齢化に伴う労働力減少)、賃金上昇が業界の課題。
    • 世界的には関税リスクや地政学リスク、金融環境の変動等の不確実性あり。
  • 競合他社との比較:資料中に具体の競合比較(数値)は記載なし → 競合比較に関する詳細データは「–」

今後の見通し(2026年3月期 連結業績予想:2025/4/1〜2026/3/31)

  • 通期予想(会社公表、百万円)
    • 売上高:8,300(△6.2%)
    • 営業利益:300(△0.3%)
    • 経常利益:300(△3.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:205(+9.6%)
    • 1株当たり当期純利益(予想EPS):71.23円
  • 会社コメント:中期経営計画に基づき、安定した財務基盤を活用して人材確保・エリア拡大・新技術獲得・M&A等に積極投資し持続的成長を目指す。業績見通しは前提条件に依存。

リスク要因(開示・資料から抜粋)

  • 労働市場:慢性的な人材不足、採用・定着コストの上昇
  • 原材料費:建築資材等の価格上昇
  • マクロ/外部要因:米中関係や関税、地政学リスク、金利上昇等による景気悪化
  • 事業運営・財務面:売掛金増加によるキャッシュ・フロー圧迫(営業CFの悪化)、M&Aの費用負担等
  • その他:会計基準変更等(適用済だが影響は限定的と開示)

重要な注記

  • 連結範囲の重要な変更:有 — 新規連結子会社 1社(株式会社クリーンフォース)を取得・連結化
  • 会計方針の変更:有(法人税等に関する会計基準の改正を適用) — 連結財務諸表への実質的な影響はないと開示
  • 決算短信は監査(公認会計士または監査法人)の監査対象外

特記事項(業績変動要因の整理)

  • 当期の純利益減少は、前期に計上された投資有価証券売却益(72,119千円)が前期業績を押し上げていた点及び当期に発生した固定資産処分損等(15,383千円)の影響がある。
  • 営業CFは大幅に悪化(325 → 22 百万円)しており、主因は売上債権(売掛金)の増加。財務活動では自己株式取得(38,000千円)等の支出あり。

補足:
– 本概要は決算短信(提出資料)に基づき作成しています。競合比較や時価情報等、資料に記載のない項目については「–」としています。
– 将来予想や会社見通しは会社公表の前提に基づくものであり、その実現性については記載されている留意事項をご参照ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4664
企業名 アール・エス・シー
URL http://www.trsc.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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