決算短信：NITTAN（6493）

2026年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社NITTAN（証券コード：6493）

2026年3月期 第1四半期決算短信（連結）要約（日本基準）
提出日：2025年7月31日
※不明な項目は「–」で表示しています。

基本情報

• 企業名：株式会社NIT T A N（表記：株式会社NITTAN）
• 上場取引所：東（東証）
• コード番号：6493
• URL： https://www.niv.co.jp/
• 代表者：代表取締役社長 李 太煥
• お問い合わせ担当：執行役員 経理部部長 北村 隆（TEL 0463-82-1311）
• 決算補足説明資料作成：有
• 決算説明会：無

報告概要

• 提出日：2025年7月31日
• 対象会計期間（四半期）：2025年4月1日～2025年6月30日（2026年3月期 第1四半期）
• 決算短信の注記事項：四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理を適用（詳細は添付資料参照）
• 連結範囲の重要な変更：無（ただし、NITTAN恵那金属および恵那金属昆山は本四半期より損益計算書も含めて連結）

セグメント（報告セグメント）

• 小型エンジンバルブ：四輪・二輪向けエンジンバルブ、汎用エンジンバルブ等（国内外生産拠点あり）
• 舶用部品：舶用向け部品（堀山下工場等）
• 歯車：自動車向け、産業機械向けの歯車等
• その他：可変動弁、バルブリフター、工作機械製造販売、表面処理、不動産賃貸、ロイヤルティ等

（「その他」は報告セグメントに含まれない事業をまとめた区分）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株含む）：28,978,860株（2026年3月期第1Q）
• 期末自己株式数：203,822株（同）
• 期中平均株式数（四半期累計）：28,775,084株（当第1四半期）
• その他（自己株式処分）：譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分（自己株 30,702株、払込期日 2025年8月1日、処分価額 370円/株）決議（2025年7月3日取締役会）

今後の予定（開示済み）

• 決算発表（次回）：–（本短信に記載なし）
• IRイベント：補足説明資料作成あり、決算説明会は開催無し（第1四半期時点）
• その他：業績予想の見直しが必要と判断した場合に速やかに公表すると明記

財務指標（主要数値：単位 百万円、千円表記は原表から換算）

• 連結売上高（第1四半期累計、2025/4/1～6/30）：12,428 百万円（前年同期 12,079 百万円、+2.9%）
• 営業利益：925 百万円（前年同期 △60 百万円 → 増益）
• 経常利益：994 百万円（前年同期 167 百万円、+493.0%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：728 百万円（前年同期 △189 百万円 → 増益）
• 1株当たり四半期純利益：25.30 円（前年同期 △6.60 円）
• 包括利益（第1Q）：△333 百万円（前年同期 397 百万円）

貸借対照表（第1四半期末 2025/6/30）
– 総資産：63,981 百万円（前期末 66,613 百万円）
– 純資産：37,169 百万円（前期末 38,045 百万円）
– 自己資本比率：44.9%（前期末 43.6%）
– 現金及び預金：10,089 百万円（前期末 9,273 百万円）
– 受取手形及び売掛金：8,521 百万円
– 有形固定資産（純額）：23,922 百万円

（キャッシュ・フロー計算書は第1四半期累計期間分を作成していない旨）
減価償却費等（第1四半期累計）
– 減価償却費（のれん除く）：955,891 千円（約956 百万円）
– のれん償却額：4,515 千円

収益性・効率性

• 売上高営業利益率（第1Q）：営業利益 925 / 売上高 12,428 = 約7.4%
• 総資産回転率（第1Q、年率換算等は別途計算必要）：–（原資料で明示なし）
• 備考：前年同期は営業損失であったが、国内拠点の損失縮小や生産効率化、北米拠点の黒字化等により営業利益が回復。

セグメント別（第1四半期、連結）

（単位：百万円、四捨五入は原資料基準に準じる）
– 小型エンジンバルブ
– 売上高：10,125 百万円（前年同期比 約△4.9% と記載）
– セグメント利益（営業利益）：1,013 百万円（前年同期比 +332.6%）
– ポイント：国内の四輪・二輪向けの一部製品で販売増。海外（北米の転注、中国拠点の減収）影響あり。北米拠点の黒字化と国内の損失縮小が利益改善寄与。
– 舶用部品
– 売上高：1,184 百万円（前年同期比 +111.0%）
– セグメント損失（営業損失）：△3 百万円（前年同期 △2,990 百万円）
– ポイント：堀山下工場の火災からの生産復旧により増収・損失幅縮小。
– 歯車
– 売上高：427 百万円（前年同期比 △26.3%）
– セグメント損失：△70 百万円（前年同期 △6 百万円）
– ポイント：東南アジア・欧州向けの販売不振が続き、損益悪化。
– その他
– 売上高：703 百万円（前年同期比 +22.5%）
– セグメント損失：△54 百万円（前年同期 △32 百万円）
– ポイント：バルブリフターは受注増、可変動弁等は減収。新製品立上げコスト等で損失計上。第1QよりNITTAN恵那金属等の損益を含む。

（セグメント合計から全社費用等調整の結果、連結営業利益は925 百万円）

財務の解説（短信記載の背景）

• 売上は中空エンジンバルブの販売増、新機種量産開始や舶用部品の生産回復等で前年同期比増加。
• 損益は国内外での生産効率化、国内拠点での損失縮小、北米拠点の改善により営業利益・経常利益が大幅改善。
• 当期は保有株式や土地建物の売却益等の特別利益が発生し、最終利益が押し上げられている（投資有価証券売却益 270,909 千円、固定資産売却益 83,110 千円 等）。

配当

• 2025年3月期（実績）：年間 12.00 円（中間 6.00円、期末 6.00円）
• 2026年3月期（予想）：年間 14.00 円（中間予想 7.00円、期末予想 7.00円）
• 配当予想の修正：直近公表の配当予想からの修正は無し（当短信時点）

中長期計画との整合性

• 中期経営VISION：「NITTAN Challenge 10」
  • VISIONⅠ：ICE（内燃機関）有効活用領域、V I S I O N Ⅱ：xEV・異業種領域における各アイテムの拡大と事業化に向けた開発を推進中（短信記載）。
• 進捗について：第1四半期の業績は当初想定を上回る推移と記載。中期目標の達成可否等の詳細数値は短信に明示なし。

競合状況・市場動向（短信ベースの要点）

• 世界経済：米国通商政策の再強化、中東情勢、ロシア・ウクライナ情勢等の地政学リスクで不透明感継続。
• 自動車業界：日本市場では型式認証対応の長期化や消費者心理の慎重化、グローバルでは半導体供給改善による生産回復も、米国の関税強化や各地域の政策変更で通商環境の不確実性が高まっている。
• 競合比較：同業他社との定量比較や市場シェア数値は短信に記載なし（→ –）

今後の見通し（業績予想：2026年3月期）

• 第2四半期累計（上半期）予想（2025/4/1～2025/9/30）
  • 売上高：23,800 百万円（通期比・前年同期等の比較は資料参照）
  • 営業利益：910 百万円
  • 経常利益：1,200 百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：910 百万円（1株当たり当期純利益 31.62 円）
• 通期（2025/4/1～2026/3/31）予想
  • 売上高：48,700 百万円
  • 営業利益：2,370 百万円
  • 経常利益：2,450 百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：1,490 百万円（1株当たり当期純利益 51.78 円）
• 業績予想の修正：直近の公表（2025年5月14日公表分）から修正無し（第1四半期は想定を上回る推移だが、先行きの不確実性により予想据え置き）

リスク要因（短信に記載の主要因）

• 外部要因：米国の通商政策（関税等）、地政学的リスク（中東、ロシア・ウクライナ等）
• 業界要因：自動車市場の需要変動、消費者心理の変化、各地域の政策変更や競争激化、部品供給（半導体等）の状況変化
• その他：為替変動、原材料価格、各拠点の生産状況等が業績に影響する可能性があると明記

重要な注記・開示事項

• 会計方針：会計基準等の改正に伴う変更は無し。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理（法人税等の計算に関する手法等）を適用。会計上の見積りの変更・修正表示は無し。
• 連結範囲の変更：NITTAN恵那金属および恵那金属昆山の損益も当第1四半期より連結に含める（前期は貸借対照表のみ連結）。
• 環境関連（重要な追加情報）：連結子会社（NITTAN恵那金属）の敷地内での自主調査により、土壌溶出量基準を超える六価クロム、ヒ素、フッ素および地下水環境基準を超える六価クロム、ほう素等が検出。岐阜県に報告済み（公表：2025/7/14）。原因は不明で、敷地外の井戸水利用状況調査等を実施中。健康被害の報告はないが、将来の損失発生可能性は一定程度あるものの、現時点で合理的な損失見積りが困難なため費用計上はしていない。
• 特別利益：当第1四半期に投資有価証券売却益等の特別利益を計上（業績押上げ要因）。

留意事項（開示上の制約等）

• 本要約は、提出された決算短信（連結）に基づく整理であり、開示情報以外の外部データや推測を用いていません。

必要であれば、次の情報について抽出・追記します（ご指定ください）：
– セグメント別の前年同期比詳細数値（千円→百万円での細かい換算表）
– B/S・P/Lの主要科目（増減項目と金額の詳細）
– 環境問題（恵那金属）の公表資料抜粋要約（原資料参照）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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