2024年9月期 第3四半期決算説明資料

2024年9月期 第3四半期 決算説明(要約)

(出典:Green Earth Institute 株式会社 2024年9月期 第3四半期 決算説明資料、2024年8月14日)
注意事項:本要約は提供資料に基づく整理です。投資助言・価値判断は行いません。不明項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:Green Earth Institute 株式会社(東証グロース 9212)
    • 主要事業分野:非可食バイオマス由来のバイオプロセス技術を用いたグリーン化学品の研究開発・ライセンス・テクノロジーパッケージ・自社製品販売(アミノ酸、バイオ燃料(SAF向けエタノール等)、バイオ樹脂原料等)、バイオファウンドリ事業
    • 代表者名:代表取締役CEO 伊原 智人
  • 説明会情報
    • 開催日時:資料日付 2024年8月14日(決算説明資料)
  • 説明者
    • 発表者:伊原 智人(代表取締役CEO)ほか(資料に基づく発言概要)
    • 発言概要:内閣府の「バイオエコノミー戦略」等の政策環境、NEDO等の国策プロジェクト採択状況、バイオファウンドリ事業やグリーンイノベーション基金等の進捗、パイプライン(Stage2/Stage3)に伴う売上動向、増員による販管費増加等を説明
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2024年9月期 第3四半期累計(2023年10月〜2024年6月)
  • セグメント(資料上の区分)
    • Stage2(開発段階):研究開発収入、研究開発契約によるマイルストン収入等
    • Stage3(商用化段階):ライセンス一時金、ロイヤリティ、製品販売収入等
    • 備考:事業モデルとしてライセンス事業、テクノロジーパッケージ、バイオファウンドリ(生産実証・スケールアップ支援)、自社販売を展開
業績サマリー(第3四半期累計:2023/10〜2024/6)
  • 主要指標(百万円)
    • 売上高:171(前年同期比 △74)
    • 売上総利益:59(前年同期比 △60)
    • 販管費:424(前年同期比 +45)
    • 営業利益:△364(前年同期差異 △106)
    • 経常利益:△365(前年同期差異 △106)
    • 四半期純利益:△367(前年同期差異 △107)
  • 進捗状況(通期業績予想に対する進捗)
    • 通期売上高予想:1,064百万円 → 第3四半期累計 171百万円(進捗率 16.1%)
    • 通期営業利益予想:△121百万円 → 第3四半期累計 △364百万円(通期見通しとの差異あり、進捗率算出不能)
    • 注記:主要国策案件(バイオファウンドリ事業、グリーンイノベーション基金事業等)と民間案件は計画通り推移。国策案件の確定検査・検収の前倒しにより第2四半期で売上計上済のものあり
  • セグメント別状況(売上高内訳)
    • Stage2(開発段階)売上:151百万円(うち研究開発収入等)
    • Stage3(商用化段階)売上:20百万円(ライセンス一時金等)
    • 構成比(第3Q累計に対する割合)
    • Stage2:約88.3%(151/171)
    • Stage3:約11.7%(20/171)
業績の背景分析
  • 業績概要(ハイライト)
    • 環境省のバイオジェット事業や経済産業省のパーム残渣に関する調査等、複数の国策案件・公的プロジェクトの進捗によりStage2の研究開発収入が計上された。一部国策案件で検収が前倒しとなり第2Qで売上計上済のものがある。
    • 一方、販管費は新規国策・民間案件の本格稼働に伴う増員(人件費・採用費等)で増加。
  • 増減要因
    • 売上増:国策案件(環境省バイオジェット、NEDO関連、経済産業省の調査等)のパイプライン進捗で開発収入が増加。
    • 費用増:バイオファウンドリ事業等の本格稼働に伴う人員増加、研究開発投資の継続。
    • 財政面:流動資産の増加(仕掛品・立替金等)と流動負債の増加(仮受金:NEDO等の仮受金が増加)により自己資本比率が一時的に低下(78.9% → 54.7%)。
    • 現金及び預金は2,401百万円(2023/9期)→1,987百万円(2024/6末)、差異 −413百万円(主因:バイオファウンドリにおける概算請求・支払等)
  • 競争環境
  • リスク要因(資料記載の例)
    • 市場環境、法的規制、品質・安全性確保、製造体制、主要取引先依存、風評リスク、研究開発の不確実性、広告宣伝戦略、システム障害等
    • 特記事項:国策案件の検収・確定検査のタイミングが収益計上に影響する可能性
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期的方向性)
    • 「バイオリファイナリー」分野におけるプラットフォーマーを目指す。非可食バイオマス活用、脱化石資源、CO2利用(CO2/H2を原料とする技術等)などの基盤技術開発と商用化を両輪で推進。
    • 収益化手法は複数(ライセンス、テクノロジーパッケージ、製品販売、バイオファウンドリ受託)を組み合わせるハイブリッドモデル。
    • 政府の「バイオエコノミー戦略」やグリーンイノベーション基金、NEDOの公募・採択を取り込み事業化を加速。
  • 進行中の施策(主要プロジェクト)
    • バイオファウンドリ研究所(千葉県茂原市):生産実証、スケールアップ、人材育成プログラム等(総額5.4億円プロジェクト、建屋・設備分は一部売上計上外)。
    • NEDO「バイオものづくり革命推進事業」採択プロジェクト:製紙産業素材を活用したバイオ燃料・樹脂原料等の商用生産の実証(採択・確定・補助金差額修正の手続き等あり)。
    • 環境省バイオジェット燃料実証事業:木質バイオマス由来SAF向け非可食エタノール製造プロセス実証。
    • JST未来社会創造事業:化学合成糖を利用する有用有機物の高速バイオ生産(CO2由来糖の利用等の基盤技術開発)。
    • グリーンイノベーション基金事業:CO2/H2を原料にする菌体・生産プロセス開発。
    • 民間連携:製紙会社・商社・エンジニアリング企業等との協業(資料に企業名が複数記載:大王製紙、住友商事、日本製紙、協和発酵バイオ、三井化学 等)。
    • 代替タンパク質(マイコプロテイン)関連の共同開発契約(お多福醸造、オタフクソース、Agro Ludens、XPJP等)。
  • セグメント別施策
    • Stage2(開発段階):研究開発契約・マイルストン型収入の拡大、バイオファウンドリでのスケールアップ実証。
    • Stage3(商用化段階):ライセンス契約・ライセンス一時金・ロイヤリティを目指したパートナーとの調整、製紙業界等との実証→商用化。
    • テクノロジーパッケージ:SAFやバイオ燃料向けのフルパッケージ(ソフト+ハード)導入支援。
将来予測と見通し
  • 当期(2024年9月期)業績予想(資料掲載・通期)
    • 売上高予想:1,064百万円
    • 営業利益予想:△121百万円
    • 経常利益予想:△123百万円
    • 当期純利益予想:△124百万円
    • 根拠:国策案件・民間案件の計画進捗およびNEDO等の補助金・実証事業の収益化見込み(資料記載の前提に基づく)
  • 中長期計画
    • バイオファウンドリによるプラットフォーム構築 → ライセンス・ロイヤリティ・テクノロジーパッケージ・自社販売の積み上げでストック型収益拡大を目指す
    • 事業展開フェーズ:フェーズ1(アミノ酸ライセンス)→ フェーズ2(バイオ樹脂)→ フェーズ3(自社販売)→ フェーズ4(バイオ燃料/SAFのテクノロジーパッケージ)→ フェーズ5(代替タンパク質等)
    • 目標達成可能性:資料では各フェーズ・パイプライン期待値と公的支援の存在を掲示するが、実現時期・収益化には不確実性あり
  • マクロ経済の影響
    • 政府のバイオ関連投資拡大(グリーンイノベーション基金、バイオものづくり革命推進事業等)により追い風
    • 一方で市場需給、規制(SAF導入目標等)、原料価格やサプライチェーン(非可食バイオマスの確保)等が業績に影響
配当と株主還元
  • 特別配当:無し(資料記載なし)
製品やサービス
  • 主要製品
    • アミノ酸(食品添加物・飼料添加物向け)、バイオ樹脂原料、バイオエタノール(SAF向け等)、高付加価値化学品(化粧品原料等)、代替タンパク質(マイコプロテイン)関連製品の研究開発
    • 自社販売実績:サーキュラーバイオ®エタノール製品(消毒ジェル等、小規模販売の実績)
  • 主要サービス
    • バイオファウンドリ事業(スケールアップ・サンプル生産・生産実証の受託)、研究開発受託、ライセンス供与、テクノロジーパッケージ(ソフト+ハードの導入支援)、アドバイザリー
    • 提供エリア・顧客層:化学・食品・化粧品・医薬品メーカー、製紙・素材業界、航空・燃料関連など(国内中心、グローバル展開を目指す)
  • 協業・提携(資料に記載の主な例)
    • 公的・研究機関:RITE(技術原点)、NEDO、環境省、経済産業省、JST、JAXA 等
    • 民間パートナー:大王製紙、住友商事、日本製紙、協和発酵バイオ、三井化学、JAL、JEPLAN、エンジニアリング会社(TEC 等)、お多福醸造、オタフクソース、Agro Ludens、XPJP 等
    • 備考:パートナー案件はパートナーの了承を得た範囲でニュースリリース開示
重要な注記
  • リスク要因(特記事項)
    • 将来見通し(forward-looking statements)は不確実性を含む旨、資料の最後に注意喚起あり(市場環境・法規制・品質・製造体制・広告戦略・システム障害等を列挙)
    • NEDO等補助金の受払・仮受金増加に伴う一時的な自己資本比率低下に関する注記
  • その他(今後のイベント・重要告知等)
    • NEDO公募や採択に関する進捗(最新:2024年7月22日に木質バイオマス由来バイオエタノール生産プロジェクトが採択と記載)
    • 主要なIRリリース・四半期報告書等が資料に一覧として記載(採択・確定通知、補助金変更、四半期決算短信等)

必要であれば、以下を追加で作成します(いずれも資料ベースでの整理/定量化が可能な範囲)
– キャッシュフロー・貸借対照表の主要項目の時系列比較表(百万円ベース)
– セグメント別売上比率の円グラフ(Stage2/Stage3)
– 重要プロジェクト(NEDO・環境省・JST・グリーンイノベーション)ごとの進捗マトリクス

ご希望があれば指定ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9212
企業名 Green Earth Institute
URL http://gei.co.jp/ja/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

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