決算短信：岩手銀行（8345）

2025年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

株式会社岩手銀行（コード：8345） 2025年3月期 決算短信（連結）要約

（作成日：2025/05/13 公表資料に基づく。投資助言は行いません。不明項目は「–」と表記）

基本情報

• 企業名：株式会社岩手銀行
• 上場取引所：東証
• コード：8345
• URL：https://www.iwatebank.co.jp/
• 代表者：取締役頭取 岩山 徹
• 問合せ先：執行役員総合企画部長 小原 透（TEL 019-623-1111）
• 決算短信提出日：2025年5月13日
• 対象会計期間：連結 2024年4月1日～2025年3月31日
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け）、補足資料作成あり
• 定時株主総会予定日：2025年6月24日
• 配当支払開始予定日：2025年6月25日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月20日

セグメント（報告セグメント）

• 銀行業：預金、貸出、有価証券運用、為替等（主力）
• リース業：リース関連業務
• クレジットカード業・信用保証業：カード決済・保証等
• その他：コンサルティング、地域商社、投資業務等

（当連結会計年度の外部顧客に対する経常収益：銀行業 約43,260 百万円／総計 49,178 百万円。セグメント利益の主要寄与は銀行業）

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：18,497,786 株
• 期末自己株式数：1,299,978 株（うちESOP信託保有分 231,500 株）
• 期中平均株式数：17,146,757 株（連結ベース）
• 時価総額：–（株価情報は本資料に含まれず）
• 1株当たり指標（連結）：EPS（当期純利益）406.86 円、BPS（1株当たり純資産）10,733.37 円

今後の予定（主な日程）

• 定時株主総会：2025年6月24日（予定）
• 有価証券報告書提出：2025年6月20日（予定）
• 次期配当（予想）：2026年3月期 年間135.00円（中間67.50円、期末67.50円・予定）

財務指標（要点）

※単位は原則として百万円。前年は2024年3月期。
– 売上（経常収益）：
– 2025年3月期（連結）：49,178 百万円（前期比 +12.0%）
– 2024年3月期（連結）：43,886 百万円
– 経常利益（連結）：9,780 百万円（+40.6%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益（連結）：6,976 百万円（+65.0%）
– 1株当たり当期純利益（連結）：406.86 円
– 総資産（連結）：3,802,787 百万円（期末）
– 純資産（連結）：184,658 百万円（期末）
– 自己資本比率（貸借対照表ベース表示）：4.8%（連結、報告書注記の算出方法による）
– 規制資本比率（バーゼル関連・国内基準、速報値）：連結 11.39%（2025年3月末、バーゼルIII最終化適用）
– 営業・キャッシュフロー：
– 営業活動によるCF：△152,428 百万円（大幅なマイナス、貸出金増加等による）
– 投資活動によるCF：△90,790 百万円（有価証券取得等）
– 財務活動によるCF：△1,599 百万円（配当支払等）
– 現金及び現金同等物期末残高：318,039 百万円（期首 562,858 百万円）

主要科目（単体と連結の代表値）
– 貸出金（連結）：2,197,657 百万円（増加）
– 預金（連結）：3,198,021 百万円（減少）
– 有価証券（連結）：1,194,237 百万円（増加）
– 貸倒引当金（連結）：15,148 百万円

包括利益
– 当期のその他包括利益（主因：有価証券評価差額の変動）：連結で △20,210 百万円（評価損）

効率性／収益性指標（資料記載）
– 経常利益率（経常利益／経常収益）：約 19.8%（2025年3月期連結、前年 15.8%）
– 総資産回転率（経常収益／総資産）：約 1.29%（49,178 / 3,802,787）

与信・不良債権関連
– 金融再生法開示債権（単体）：56,890 百万円（増加、不良債権比率 2.55%）
– 貸倒引当金（単体）：12,049 百万円

その他注目点
– 包括利益は前期のプラスから当期はマイナス（有価証券評価差額の悪化が主因）
– 会計方針変更：法人税等に関する会計基準の期首適用（注記あり）

セグメント別情報（要旨）

• 銀行業セグメントが大半を占める（外部顧客向け経常収益：銀行業 約43,260 百万円／総収益49,178 百万円）
• セグメント利益（経常利益ベース）：銀行業 9,549 百万円（連結経常利益 9,780 百万円にほぼ寄与）
• リース業・クレジットカード等は小規模寄与（セグメント別収益・利益は資料参照）
• 戦略：中期経営計画の下、地域企業支援・個人向け商品での資産形成支援などを強化し、貸出・手数料収益の拡大を図る

中長期計画との整合性（第21次中期経営計画：2023.4～2026.3）

• 主な目標（公表）：
  • 連結ROE（株主資本ベース）：目標 4％以上（2024年度は3.8％に上昇）
  • 自己資本比率：中計目標 10％程度（連結 11.39%）
  • OHR（単体、コア業務粗利益ベース）：中計 60%台（2024年度は66.6%）
  • 顧客向けサービス業務利益：目標 18億円以上（2024年度は＋9.9億円）
• 進捗（決算会社コメントより）：
  • ROE、顧客向けサービス業務利益は改善傾向で中期目標に近づきつつある旨を報告
  • 自己資本比率はバーゼルIII最終化適用後も確保（速報値 11.39%）

配当

• 2025年3月期（当期実績・予定）：中間配当 60.00 円（実施済）、期末配当 65.00 円（予定）→ 年間合計 125.00 円
  • 配当金総額（連結）：2,178 百万円
  • 配当性向（連結）：30.7%
• 2026年3月期（予想）：年間 135.00 円（中間 67.50 円、期末 67.50 円）想定、配当性向目安は約 30.9%
• 株主還元方針（公表）：安定配当70円を維持しつつ、当期純利益に対する配当性向30%を目安にする。機動的な自己株式取得を行う方針。

業績予想（2026年3月期：連結）

• 通期（2025/4/1～2026/3/31、連結）：
  • 経常利益：10,900 百万円（前期比 +11.4%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：7,500 百万円（+7.5%）
  • 1株当たり当期純利益：436.10 円
• 第2四半期累計（連結）：
  • 経常利益：5,300 百万円（前年同期比 +20.0%）
  • 当期純利益：3,700 百万円（+18.5%）
• 単体予想も同程度（経常利益 10,800 百万円、当期純利益 7,500 百万円）

（注）予想は開示資料記載の前提に基づく。実際の業績は環境変化等で変動する可能性あり。

競合状況・市場動向（資料の範囲内での整理）

• 資料内の直接的な競合比較は限定的。地域銀行セクターにおける収益源の変化（貸出金利息の増加、有価証券利息・配当の増加）を踏まえた損益改善が確認される。
• 市場動向としては、以下が業績に影響：
  • 金利環境の変動（貸出金利・預金利息の動向）
  • 有価証券評価の変動（含み損益の増減）
  • 地域経済・企業業績動向（貸出信用コスト）
• 競合他社比較は資料非掲載のため省略（–）

今後の見通し・リスク要因

主なリスク（資料記載および開示内容より）
– 金利変動：貸出利息・資金調達コストの変動が収益・利鞘に影響
– 証券評価：有価証券の評価損益が包括利益や純資産に影響（当期は含み損拡大で包括利益が赤字）
– 与信リスク：地域企業の業況悪化に伴う不良債権・与信費用の増加
– 預金動向：法人・公金預金の減少により調達構造変化
– 規制・会計基準：バーゼルIII最終化の適用等、規制面の変更および税制・会計基準の適用影響
– その他：市場流動性、為替（外国証券保有による影響）、地政学リスク等

重要な注記（会計・連結範囲等）

• 連結範囲の重要な変更：新規1社連結（いわぎん事業創造キャピタル株式会社）
• 会計方針の変更：法人税等に関する会計基準等の改正を期首より適用（注記あり）。その他の会計方針変更・見積りの変更は限定。
• 決算短信は監査（公認会計士・監査法人）の監査の対象外である旨の注記あり。

必要であれば、以下の詳細も追加で整理します（ご希望の項目を指定してください）：
– セグメント別の詳細数値表（売上・利益・資産・負債）
– 貸出・預金・有価証券の推移グラフ化
– 主要財務指標の前年比較表（ROE、ROA、OHR 等）
– 注記事項の全文抜粋（会計方針変更、連結範囲の詳細等）

（以上）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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