2025年3月期 決算短信日本基準
以下はご提供の決算短信(株式会社極洋 2025年3月期 連結/提出日 2025年5月12日)を個人投資家向けに整理した要約です。投資助言や価値判断は含めていません。不明な項目は「–」で表記しています。
基本情報
- 企業名:株式会社 極洋(Kyokuyo Co., Ltd.)
- 証券コード:1301
- URL:https://www.kyokuyo.co.jp
- 主要事業分野:水産物(購買・加工・販売)、生鮮(水産生食商材の加工・漁獲・養殖等)、冷凍食品(業務用・市販用)、冷蔵倉庫等の物流サービス、その他(保険代理等)
- 代表者:代表取締役社長 井上 誠
- 問合せ責任者:常務取締役 檜垣 仁志(TEL 03-5545-0703)
- その他:新中期経営計画「Gear Up Kyokuyo 2027」を開始(当期が初年度)
報告概要
– 提出日:2025年5月12日
– 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
– 決算説明資料作成の有無:有(機関投資家向け説明会あり。説明会 2025/5/15、資料は後日HP掲載予定)
– 定時株主総会開催予定日:2025年6月25日
– 配当支払開始予定日:2025年6月26日
セグメント(報告セグメント)
– 水産事業:水産物の買付・加工・販売(国内販売、輸出、海外現地販売含む)
– 生鮮事業:寿司種・刺身等の生食商材加工・販売、まき網漁・養殖事業(国産養殖クロマグロ等)
– 食品事業:業務用冷凍食品、市販用冷凍食品、缶詰・珍味の製造・販売
– 物流サービス:冷蔵倉庫業、利用運送等
– その他:保険代理店等
発行済株式
– 期末発行済株式数(自己株式を含む):12,078,283株(2025/3/31)
– 期末自己株式数:200,852株(2025/3/31)
– 期中平均株式数:11,877,455株(2025年3月期)
– 時価総額:–(報告書中に数値記載なし)
– 備考:業績連動型株式報酬制度の信託口保有株式が期末自己株式数に含まれる旨の注記あり
今後の予定(IR・会社行事等)
– 定時株主総会:2025年6月25日(予定)
– 有価証券報告書提出:2025年6月25日(予定)
– 機関投資家向け説明会:2025年5月15日(実施予定、資料は当社HPに掲載予定)
財務指標(要点)
主要(連結)業績(2025年3月期:2024/4/1–2025/3/31)
– 売上高:302,681百万円(前期比 +15.7%)
– 営業利益:11,079百万円(前期比 +25.8%)
– 経常利益:10,857百万円(前期比 +22.6%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:6,740百万円(前期比 +13.5%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):567.48円
– 売上高営業利益率(営業利益率):約3.7%(会社数値)
連結財政状態(2025/3/31)
– 総資産:182,125百万円(前期 160,720百万円)
– 純資産(株主資本等):68,355百万円(前期 58,860百万円)
– 自己資本比率:36.5%(前期 36.7%)
– 1株当たり純資産(BPS):5,600.14円
キャッシュ・フロー(連結)
– 営業活動によるCF:+5,843百万円(前期 △1,721)
– 投資活動によるCF:△9,036百万円(固定資産取得、子会社株取得等)
– 財務活動によるCF:+2,149百万円(長期借入増等)
– 現金及び現金同等物期末残高:7,514百万円(前期 8,452)
主要会計数値の推移・指標(資料より)
– 自己資本比率推移(%):2021 34.7 → 2022 32.7 → 2023 32.5 → 2024 36.7 → 2025 36.5
– 時価ベースの自己資本比率:27.5%(2025)
– キャッシュ・フロー対有利子負債(注):13.8(2025、過去は営業CFマイナスのため記載なし)
– インタレスト・カバレッジ・レシオ:7.0(2025)
(注)指標の定義は決算短信の注記に準拠
貸借対照表の要点(主要項目、百万円)
– 流動資産:134,260(現金7,514、売掛金36,935、棚卸資産等)
– 固定資産:47,865(有形固定資産28,588、投資有価証券14,053、のれん1,054他)
– 流動負債:74,995(短期借入金28,770、CP 15,000、買掛金10,004等)
– 固定負債:38,774(長期借入金35,604等)
損益計算書の要点(百万円)
– 売上総利益:38,819(売上高302,681 – 売上原価263,861)
– 販管費合計:27,740(販売費18,256、一般管理費9,483)
– 特別損益等:特別利益1,493、特別損失1,502(債務免除益等、訴訟関連損失等)
効率性(代表的計算)
– 総資産回転率(売上高/総資産):302,681 / 182,125 ≒ 1.66回
– 営業利益率:約3.66%(11,079 / 302,681)
財務安全性(代表)
– 自己資本比率:36.5%
– 流動比率(流動資産/流動負債):134,260 / 74,995 ≒ 179%
– 有利子負債の状況:短期借入金・CP合計が一定水準、長期借入金が増加(長期借入金 35,604百万円)
注記(会計方針等)
– 連結範囲の重要な変更あり:新規6社(例:太平洋スキャロップ株式 他5社)を連結、新たに1社を除外(極洋フィードワンマリン)
– 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準(2022年改正)を期首より適用(連結財務諸表に与える影響はないと記載)
セグメント別情報(連結、2025年3月期)
(外部顧客への売上高、営業利益:百万円)
– 水産事業:売上高 168,668(全体の約55.7%)、セグメント利益 6,109(営業利益寄与)
– 概要:国内ではサケ・エビ・カニ・魚卵・ホタテ等の販売増、輸出は日本産青物やマグロの販売回復、海外現地販売は欧米の消費回復・連結子会社2社の寄与、アジアでの日系外食チェーン向け販売拡大。
– 生鮮事業:売上高 65,850(約21.8%)、セグメント利益 3,615
– 概要:冷凍クロマグロの販売回復、加工品(カツオ、メバチ等)拡大、海外まき網は量増も単価下落で減収減益、養殖は生産性改善。
– 食品事業:売上高 65,940(約21.8%)、セグメント利益 2,446(前期比で利益減)
– 概要:業務用冷凍食品は新商品寄与も海外低価格品との競合で販売影響、市販用は販売横ばいだが原材料高で収益圧迫、缶詰は一部品目で拡販。
– 物流サービス:売上高 1,667、セグメント利益 294(高い営業利益率を示す)
– 概要:庫腹率向上で保管収入増、価格改定効果で収益改善、外部取引先向け営業強化で売上増。
– その他:売上高 554、セグメント利益 254(小規模)
セグメント別マージン(外部売上ベース、概算)
– 水産:約3.6%(6,109/168,668)
– 生鮮:約5.5%(3,615/65,850)
– 食品:約3.7%(2,446/65,940)
– 物流:約17.6%(294/1,667)
– その他:高めの比率だが売上規模は小さい
(注)セグメント利益には全社費用調整(当期:1,641百万円の調整)あり。計上方法は決算短信の注記を参照ください。
配当
- 2024年3月期(前期):期末配当 100円、年間100円、配当総額 1,191百万円、連結配当性向 18.2%
- 2025年3月期(当期):期末配当 130円(中間配当なし)、年間130円、配当総額 1,554百万円、連結配当性向 22.9%、純資産配当率(DOE) 2.5%
- 2026年3月期(予想):期末配当予定 150円(年間150円想定)、連結配当性向目安 21.7%(会社発表)
- 配当方針:安定配当を継続しつつ、中長期的な利益成長により配当水準の向上を目指す(会社記載)。特別配当は当期においては記載なし。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Gear Up Kyokuyo 2027」開始(当期は第1年度)
- 重点:事業基盤の拡充、財務基盤の強化、ステークホルダーとのパートナーシップ強化
- 進捗(当期の動き):連結範囲拡大(新規連結6社)、海外販売拡大、商品・販路強化により通期で増収増益を達成
- 目標達成可能性:会社は計画2年目に着実に取り組む旨を記載(進捗の定量的評価は短信に限定情報)
競合状況・市場動向(短信に記載の要旨)
- 市場環境(記載事項):インバウンド回復で外食・観光は堅調、ただし原材料価格・人件費・物流費等のコスト上昇、物価高による消費の下押し等で厳しい経営環境が継続。国際情勢は不透明。
- 競合比較:同業他社との具体的数値比較は決算短信に掲載なし → 「–」
- 市場シェアや競争優位性:決算短信は自社の製品群・販路(海外展開、外食チェーン向けなど)強化を説明しているが、定量的な市場シェア比較は記載なし。
今後の見通し(業績予想・リスク)
業績予想(2026年3月期:2025/4/1–2026/3/31、会社予想)
– 売上高:350,000百万円(前期比 +15.6%)
– 営業利益:12,500百万円(前期比 +12.8%)
– 経常利益:12,500百万円(前期比 +15.1%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:8,200百万円(前期比 +21.7%)
– 1株当たり当期純利益(予想):690.38円
想定される主なリスク要因(決算短信の記載に基づく一般的事例)
– 原材料価格の変動(魚種・飼料等の市況)
– 人件費・物流費の上昇
– 為替変動(輸出入や海外現地販売へ影響)
– 国際情勢の変化(輸出環境、海外事業への影響)
– 連結範囲の変更やM&Aの統合リスク
– 規制・検疫等の制度変化
(注)業績予想は一定の前提に基づくものであり、実際の業績は多様な要因で変動する旨、短信に明記あり。
重要な注記・その他
- 連結範囲の変更:期中に連結対象の追加(6社)および除外(1社)があり、比較可能性のため本短信のセグメント比較は変更後の区分に基づく再表示済み。
- 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準改正を期首より適用(連結財務諸表への影響はないと記載)。
- のれん:当期に水産事業ののれん計上(のれん残高 1,054百万円、当期償却額77百万円)あり。
- 決算短信は監査の対象外(「公認会計士又は監査法人の監査の対象外」旨記載)。
- 特別損失:当期は訴訟関連損失等の計上(特別損失合計 1,502百万円)あり。
- キャッシュ・フロー:営業CFは税金等調整前当期純利益の計上等により黒字化(+5,843百万円)した一方、投資CFは設備投資・子会社取得等で大幅支出(△9,036百万円)。財務CFは長期借入増加で調達(+2,149百万円)。
補足(表記上の注意)
– 数値はすべて連結ベース、単位は百万円(注記がない場合)で記載。小数点以下切捨てで短信の数値を使用しています。
– 不明・非開示項目は「–」としています(例:期末時点の時価総額の明示数字など)。
必要であれば、以下について追加で整理します(ご希望をお知らせください)
– 指標(ROE、ROA、有利子負債比率等)の計算と推移表(過去数期分)
– セグメント別の前年同期比・構成比のグラフ化(数値表)
– 会社発表の「次期業績予想の前提条件」や説明会資料の要点(説明会資料入手後)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 1301 |
企業名 | 極洋 |
URL | http://www.kyokuyo.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 食品 – 水産・農林業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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