2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:株式会社三菱総合研究所
    • 主要事業分野:シンクタンク・コンサルティングサービス(TTC)、ITサービス(ITS:システム開発・アウトソーシング)
    • 代表者名:代表取締役社長 籔田 健二
    • 上場取引所/コード:東証 / 3636
    • URL:https://www.mri.co.jp/
  • 報告概要
    • 提出日:2025年7月30日
    • 対象会計期間:2024年10月1日~2025年6月30日(2025年9月期 第3四半期累計)
    • 決算補足説明資料:作成有(決算説明会は無)
  • セグメント(報告セグメント)
    • シンクタンク・コンサルティングサービス(TTC):政策・産業調査、コンサルティング等
    • ITサービス(ITS):システム開発、アウトソーシング等(ITS内に「システム開発」「アウトソーシングサービス」区分)
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):16,044,000株(2025年9月期3Q末)
    • 期中平均株式数(四半期累計):15,746,150株
    • 自己株式数(期末):294,125株(2025年9月期3Q)
    • 時価総額:–(株価情報は本資料に記載なし)
  • 今後の予定
    • 決算発表(通期予想は既に公表、今回の発表から修正なし):次回(通期)決算発表日等は別途公表の予定
    • 株主総会:–(本資料に記載なし)
    • IRイベント:決算補足資料は同社WEBに掲載。説明会は今回「無」
    • その他:直近の業績予想・配当予想に修正は無し(注記あり)

財務指標(要点)

※単位は百万円、%は対前年同四半期増減率(特記なき場合は当第3四半期累計:2024/10/1–2025/6/30)
– 損益(累計)
– 売上高:91,623(+1.5%)
– 売上総利益:21,979
– 営業利益:6,633(△6.0%)
– 経常利益:8,254(+1.4%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:4,987(+2.8%)
– 包括利益:5,647(△2.5%)
– 1株当たり(累計)四半期純利益:316.73円
– 財政状態(期末)
– 総資産:122,956(前期末 119,732)
– 純資産:79,276(前期末 76,373)
– 自己資本(参照値):70,340
– 自己資本比率:57.2%
– 負債合計:43,680
– キャッシュ・フロー
– 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は本資料に作成無し(減価償却費:2,607百万円(当第3四半期累計))
– 主な比率(当第3四半期累計ベース、概算)
– 流動比率(=流動資産 / 流動負債):75,825 / 30,982 ≒ 245%(約2.45倍)
– 負債比率(負債 / 資産):43,680 / 122,956 ≒ 35.5%
– 総資産回転率(売上高 / 総資産):91,623 / 122,956 ≒ 0.75回
– 売上高営業利益率(営業利益率):6,633 / 91,623 ≒ 7.2%
– 売上総利益率(粗利率):21,979 / 91,623 ≒ 24.0%
– ROA(純利益/総資産、親会社利益ベース):4,987 / 122,956 ≒ 4.1%
– ROE(親会社株主持分ベース/自己資本70,340を用いた概算):4,987 / 70,340 ≒ 7.1%
– セグメント別(当第3四半期累計)
– シンクタンク・コンサルティングサービス(TTC)
– 売上高(外部):36,751(△1.0%)
– セグメント利益:5,569(+17.2%)
– 受注高:44,283(+22.3%)、受注残高:33,333(+22.6%)
– 備考:前期の大型案件終了の影響で売上はやや減少。持分法投資利益の増加等で経常利益は増加。
– ITサービス(ITS)
– 売上高(外部):54,872(+3.3%)
– セグメント利益:2,702(△20.2%)
– 受注高:58,714(+5.8%)、受注残高:53,447(+7.8%)
– 内訳:システム開発、アウトソーシング(システム開発 36,871受注、アウトソーシング 21,842受注)
– 備考:大型金融・カード案件の減少がある一方で産業・公共向けの伸長。上期の不採算案件や本社移転費用が利益を圧迫。
– セグメント利益貢献度(簡易)
– セグメント合計利益(計上前):5,569(TTC)+2,702(ITS)=8,271 → TTCが約67%、ITSが約33%(合算ベース)
– 財務の解説(会社説明の要旨)
– 総じて売上は増加(+1.5%)したが、本社移転など先行投資および一部不採算案件の影響で営業利益は減少。経常利益は持分法投資益の増加等で前年並み以上を確保。純利益は増加。総資産・純資産ともに増加し自己資本比率は上昇。

配当

  • 期中実績・予想
    • 中間:80.00円(2025年9月期 中間実績:80円)
    • 期末(予想):80.00円(通期予想:期末80円、年間合計160円)
    • 直近公表の配当予想から修正は無し
  • 特別配当:無
  • 備考:配当性向等の明細は本資料に明示なし(通期EPS予想・配当から計算すると概算の配当性向は約61%(160/260.37))

セグメント別情報(詳細)

  • シンクタンク・コンサルティングサービス(TTC)
    • 売上:36,751百万円(△1.0%)
    • 利益:5,569百万円(+17.2%)
    • 受注高/受注残高は前年同期比で大幅増(受注高 +22.3%、受注残 +22.6%)
    • 戦略・動向:行政DXや半導体、レベル4自動運転、エネルギー・運輸関連等で案件獲得。人員増強と生産性向上に取り組み。
  • ITサービス(ITS)
    • 売上:54,872百万円(+3.3%)
    • 利益:2,702百万円(△20.2%)
    • 受注高/受注残高は増加(受注高 +5.8%、受注残 +7.8%)
    • 戦略・動向:金融向けの大型案件は減少したが、産業・公共分野のシステム更改が伸長。上期の不採算案件や本社移転費が利益を押し下げた。

中期経営計画(中計2026)との整合性

  • 中計2026は第2年(2025会計年度)で、重点はDX事業の規模拡大・基幹事業の質の改善・次世代事業育成。
  • 本第3四半期では、TTCの受注遅れ・ITSの不採算案件などの課題が顕在化し、第2四半期に業績予想の下方修正を実施した経緯あり。ただし、今回の発表では連結業績予想の修正は無しとし、受注高・受注残高に改善傾向が見られる旨を示している。
  • 進捗評価(事実ベース):受注高・受注残高の増加は確認されるが、利益面では一部先行投資や不採算案件影響で通期見通しに対して留意点あり。

競合状況や市場動向(資料記載内容を要約)

  • マクロ/市場動向(会社記載)
    • 世界経済は底堅いが不確実性(米国通商政策、中東情勢)あり。国内は個人消費伸び悩みも賃上げ・設備投資は回復基調。
    • 政策面でDX・GX推進が継続、同社の重点領域(DX・GX・HX)には追い風。

今後の見通し(業績予想とリスク)

  • 業績予想(通期/2025年9月期、変更なし)
    • 売上高:122,000百万円(+5.8%)
    • 営業利益:6,200百万円(△12.2%)
    • 経常利益:7,500百万円(△7.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:4,100百万円(△18.1%)
    • 1株当たり当期純利益(予想):260.37円
  • 主なリスク要因(資料からの抜粋/整理)
    • 国際環境の不確実性(関税政策等)、中東情勢
    • 受注のタイミング変動(TTCでの受注遅れ等)
    • プロジェクトの採算性(ITSの不採算案件の発生)
    • 人材確保・配置・生産性の課題
    • 為替・原材料等(資料中で言及の旨)および政策動向の影響
  • 会社の注記:業績予想は現時点の情報に基づくものであり、実際結果は変動し得る旨の注意書きあり。

重要な注記(会計方針等)

  • 会計方針の変更
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正を第1四半期から適用。四半期財務諸表への影響は無。
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:適用あり(詳細は添付資料に注記)
  • 減損損失(当第3四半期累計):TTC 605百万円、ITS 4百万円計上
  • 株式報酬(業績連動型・BIP信託):制度導入済み。信託残存自社株式は期末で帳簿価額1,333百万円、約293千株として純資産部に計上。
  • 自己株式の消却(2024/11/22実施):自己株式380,080株を消却、利益剰余金・自己株式に影響(利益剰余金等1,884百万円減少)
  • 監査/レビュー:本四半期連結財務諸表に対する公認会計士又は監査法人のレビューは無

補足(IR/受注状況)

  • 受注・受注残は増加傾向
    • 当第3四半期累計受注高:102,997百万円(+12.3%)、受注残高:86,780百万円(+13.0%)
    • セグメント別ではTTCの受注伸長(+22.3%)が目立つ
  • 決算補足資料は同社ホームページで入手可能

(注)本資料は同社が開示した「2025年9月期 第3四半期決算短信」および添付資料を基に要点を整理したものです。投資判断や売買勧誘を目的とした助言は行っていません。情報の不明箇所は「–」としています。必要であれば、特定項目(例:市場比較、過年度の推移、キャッシュフロー詳細など)について追加で抽出・計算して提示します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3636
企業名 三菱総合研究所
URL http://www.mri.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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