2024年度第3四半期決算説明資料

三菱重工業株式会社 — 2024年度第3四半期決算説明資料(要約)

(資料日付:2025年2月4日 / 対象:2024年度第3四半期決算説明資料)
以下は提供資料に基づき整理した要点です。不明項目は「–」で記載しています。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:三菱重工業株式会社
    • 主要事業分野:エナジー(発電設備等)、プラント・インフラ(製鉄機械・エンジニアリング等)、物流・冷熱・ドライブシステム(物流機器、エンジン、冷熱等)、航空・防衛・宇宙(航空機・防衛・宇宙関連)、その他・全社
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年2月4日(資料日付)
  • 説明者
    • 発言概要:資料中の要旨(下記に整理)を発表。個別発言の詳細は資料に記載なし。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2024年度 第3四半期(FY24-3Q)実績、ならびに2024年度通期見通し(改定値)
    • 決算説明資料公表日:2025年2月4日
    • 配当支払開始予定日:–(配当額は資料に記載)
  • セグメント(名称と概要)
    • エナジー:大型ガスタービン(GTCC)、スチームパワー、航空エンジン、原子力 等
    • プラント・インフラ:エンジニアリング、製鉄機械、機械システム 等
    • 物流・冷熱・ドライブシステム:物流機器、エンジン・ターボチャージャ、冷熱・カーエアコン 等
    • 航空・防衛・宇宙:防衛・宇宙、民間機(民間航空機向け事業) 等
    • その他及び全社又は消去:持分投資・全社費用等
業績サマリー(FY24-3Q 実績 vs FY23-3Q)

(単位:億円)
– 受注高:49,689(+4,722、+10.5% YoY)
– 売上収益:35,477(+2,870、+8.8% YoY)
– 事業利益(営業利益相当):2,647(+731、+38.2% YoY) — 利益率 7.5%(FY23-3Qは5.9%)
– 親会社株主に帰属する当期利益:1,721(+340、+24.7% YoY)
– EBITDA:3,820(+856、+28.9% YoY) — EBITDAマージン 10.8%(+1.7pp)
– フリー・キャッシュ・フロー:△1,437(改善 +2,695)
– 営業キャッシュ・フロー:△157(改善 +2,863)
– 有利子負債:10,023(前年比 △1,791)※資料では増減ありだが、表ではFY23末→FY24-3Qで増加あり(詳細は財務表参照)
– 自己資本比率:34.2%(+2.3pp YoY)
– 1株当たり利益(EPS):–(資料に明記なし)

進捗状況(通期見通しに対するQ3累計の単純比較)
– 通期見通し(今回):
– 受注高:64,000
– 売上収益:50,000
– 事業利益:3,800
– Q3累計(実績)に対する達成率(単純計算)
– 受注高:49,689 / 64,000 ≒ 77.6%
– 売上:35,477 / 50,000 ≒ 71.0%
– 事業利益:2,647 / 3,800 ≒ 69.7%

(注:季節性や進捗の偏りを考慮していない単純割合)
セグメント別(FY24-3Q 実績)
– エナジー
– 受注高:19,670(+2,287)
– 売上収益:12,788(+814)
– 事業利益:1,545(+679)
– 主因:GTCC(特に米州)受注増、航空エンジン売上増、原子力堅調
– プラント・インフラ
– 受注高:8,135(+2,198)
– 売上収益:5,864(+6)
– 事業利益:397(+126)
– 主因:製鉄機械の受注増、採算改善
– 物流・冷熱・ドライブシステム
– 受注高:9,917(+231)
– 売上収益:9,654(+92)
– 事業利益:423(△165)
– 主因:物流機器の販売台数減少(減益)、一方でエンジン・冷熱は増収
– 航空・防衛・宇宙
– 受注高:11,820(△220)
– 売上収益:6,896(+1,627)
– 事業利益:697(+161)
– 主因:防衛・宇宙の進捗と採算改善で増益。民間機は出荷数(777等)の影響で地域・製品に差
– その他及び全社又は消去
– 受注高:144(+226)
– 売上収益:274(+330)
– 事業利益:△415(△70)

受注残高(FY24-3Q):合計 98,502(億円)

業績の背景分析
  • ハイライト/トピックス
    • 受注・売上・利益ともに増加。とくにエナジー、プラント・インフラ、航空・防衛・宇宙が牽引。
    • EBITDA・マージン改善、為替(円安)効果、一時費用のリバウンド(前年度計上分の反動)、横浜本牧工場の一部土地売却が寄与。
    • 一方、勿来/広野発電事業(SPC)で稼働率低下に伴う持分法損失を計上(約△200億円)。
  • 増減要因(資料の事業利益増減分析)
    • 売上増・利益率改善:+440(億円)
    • 為替影響:+200
    • 一時費用増減(リバウンド等):+300
    • アセットマネジメントなど:+210
    • SPC持分法投資損益:△200
    • 賃金アップ等(コスト増):△219
  • 競争環境
    • 資料に市場シェアや競合他社との詳細比較は記載なし(→ –)。ただしGTCCや防衛・宇宙の受注拡大など、グローバル案件での競争優位が示唆される旨の記載。
  • リスク要因(資料から読み取れる主な外部要因)
    • 為替変動(FY24見通し前提:USD=150円、EUR=160円)、為替の実勢と売上計上平均レートの差
    • サプライチェーン:ターボチャージャ等での部材不足や混乱による費用増
    • 航空機の出荷数変動(例:777の出荷台数減)による民間機事業への影響
    • SPCの稼働・運営リスク(勿来/広野 発電事業での稼働率低下など)
    • 規制・国際情勢リスク等(資料に一般的注意喚起あり)
戦略と施策
  • 現在の戦略(資料に明記の範囲)
    • セグメント別に受注・売上拡大を進めるとともに、採算改善施策を実施(例:プラント採算改善、航空・防衛の工事進捗管理等)。
    • SPCに対する持分取得(勿来/広野)により意思決定の迅速化、運営改善、信頼性向上を図る(2024年12月に一部持分取得)。
    • 研究開発・設備投資を継続(FY24見通し:研究開発費 2,200、設備投資 1,800(億円))
  • 進行中の施策(資料抜粋)
    • GTCC受注の取り込み(特に米州)
    • 製鉄機械やエンジニアリングの採算改善
    • 防衛・宇宙分野での工事進捗管理と採算改善
    • SPCの運営再整備(費用計上はあるが、安定化を図る旨)
  • セグメント別施策と状況
    • エナジー:米州GTCCの受注強化、航空エンジンの採算回復、原子力の継続対応
    • プラント・インフラ:製鉄機械中心の受注獲得、エンジニアリング採算改善
    • 物流・冷熱・ドライブシステム:冷熱・エンジンの伸長、物流機器の販売台数対策
    • 航空・防衛・宇宙:防衛・宇宙の工事進捗最適化、民間機は出荷数の影響を注視
将来予測と見通し(FY2024 通期・今回見通し)
  • 通期見通し(今回、単位:億円)
    • 受注高:64,000(前回 +4,000)
    • 売上収益:50,000(前回 +1,000)
    • 事業利益:3,800(前回 +300)
    • 親会社株主に帰属する当期利益:2,400(前回 +100)
    • フリー・キャッシュ・フロー:0(前回 +1,000)
    • 配当:22円(中間11円/期末11円) — 前回公表から変更なし
  • セグメント別(通期見通しの主要変更)
    • エナジー:受注見通し 23,000(前回 20,000、+3,000)/事業利益見通し 2,000(前回 1,800、+200)
    • プラント・インフラ:受注 10,000(前回 9,000、+1,000)/事業利益 500(前回 400、+100)
    • 航空・防衛・宇宙:売上見通し 10,000(前回 9,500、+500)/事業利益 1,000(前回 800、+200)
  • 目標達成可能性(資料数値に基づくコメント)
    • FY24通期見通しはQ3時点の進捗で受注・売上・利益ともに概ね70〜78%台の達成率。セグメントの進捗・受注環境を踏まえ、同社は通期見通しを上方修正している(資料の表明)。ただし季節性・引渡し時期等を考慮する必要あり。
  • マクロ経済の前提・影響
    • 為替前提:1USD=150円、1EUR=160円(見通し前提)
    • 為替実勢(FY24-3Q 実績平均):USD 151.9 円、EUR 163.8 円(売上計上平均)
    • マクロ影響として為替・金利・世界需要(発電設備、造船、航空、製鉄投資等)が業績に影響する旨の注意喚起あり。
配当と株主還元
  • 配当方針:資料中は「配当は前回公表より変更なし」と明示(通期配当:22円、内訳 中間11円・期末11円)
    • (注)2024年4月1日に株式分割(10分割)を実施しており、配当表示は分割後調整を反映。
  • 配当実績(比較)
    • 2023年度(分割考慮後表記):配当 20円(中間8円/期末12円) → FY24見通し:22円(中間11円/期末11円)
  • 特別配当:資料上は特別配当の記載なし(→ なし)
製品・サービス(主な記載)
  • 主要製品・事業
    • 大型ガスタービン(GTCC) — 受注台数増(特に米州)、契約残台数の推移あり(契約残 40台)
    • 航空エンジン(民間・軍用)、民間航空機の出荷(777、777X、787の出荷実績が資料に記載)
    • 原子力、蒸気タービン(スチームパワー)
    • 製鉄機械、エンジニアリングソリューション
    • 物流機器、エンジン・ターボチャージャ、冷熱・カーエアコン
    • 防衛・宇宙機器・工事(防衛工事の進捗で増益)
  • 販売状況・出荷数(参考データ)
    • 777(FY24-3Q 合計 14台(1Q6/2Q6/3Q2))、777X(FY24-3Q 合計 7台)、787(FY24-3Q 合計 33台)等の出荷表あり
    • 大型ガスタービンの受注台数(FY24-3Q 合計 16台)、契約残台数 40台
  • 協業・提携
    • 中国の協業先企業の受注台数等参考データあり(詳細は補足資料)
    • その他個別の新規提携情報は資料に明示なし(→ –)
重要な注記
  • 会計方針の変更:資料に特定の会計方針変更の記載はなし(→ –)
  • 特記事項・リスク
    • 勿来/広野発電事業(SPC)に関する持分取得(2024年12月)と、当期における持分法損失計上(△200億円)について明記。今後は持分取得による運営透明化・信頼性向上で安定化を目指す旨。
    • 将来見通しに関する免責:業績見通しは現時点の情報にもとづく予測であり、実績と異なる可能性がある旨明記(為替・経済情勢等がリスク要因)。
  • その他:今後のイベント・重要告知については資料に随時反映との注意書きあり(具体的な日程は記載なし)。

補足:
– 主な投資・コスト数値(FY24-3Q 実績/FY24見通し)
– 研究開発費:FY24-3Q 1,408(億円)/通期見通し 2,200
– 減価償却費:FY24-3Q 1,172(億円)/通期見通し 1,500
– 設備投資:FY24-3Q 1,283(億円)/通期見通し 1,800
– 販管費(FY24-3Q):5,201(億円)

不明な項目(資料に記載がないため「–」としたもの)
– 説明会の開催方式(オンライン/オフライン)や参加対象の詳細
– 発表者の氏名・役職(資料から明確に特定できず)
– 決算報告書の提出予定日、配当の支払開始日
– セグメント別の市場シェアや具体的な競合比較の数値


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7011
企業名 三菱重工業
URL http://www.mhi.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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