第39期(2025年7月期)期末 決算説明会資料
2025年7月期 決算説明会 概要(株式会社エターナルホスピタリティグループ:証券コード3193)
開催日:2025/09/17(決算説明資料に基づく)
以下は提供資料(決算説明スライド)をもとに整理した要点です。情報に欠落がある項目は「–」としています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社エターナルホスピタリティグループ
- 主要事業分野:外食チェーンの企画・運営(主力ブランド:鳥貴族、やきとり大吉、TORIKI BURGER 等)、国内直営・フランチャイズおよび海外直営・JV・FC展開
- 代表者名:代表取締役社長 CEO 大倉 忠司
- 説明会情報
- 開催日時:2025/9/17(資料表記)
- 説明者(資料で氏名・役職が明記されている主な執行役員)
- 大倉 忠司(代表取締役社長 CEO) — 決算および中期経営計画/戦略の全体説明(発言の主旨は決算概要、海外展開、株主還元等)
- 中林 章(執行役員 CDIO) — DX/デジタル関連の取り組み
- 関口 照輝(執行役員 CCO) — コミュニケーション/採用等
- 神山 大樹(執行役員 CHRO) — 人財施策(賃金・休日増等)
- TORIKIZOKU KOREA 代表理事 江野澤 暢男(海外オペレーション報告)
- (CFO 等の明確な発表者名は資料内に限定的なため、発言者の全員は –)
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年7月期(連結)
- セグメント(資料記載の事業区分)
- 国内:鳥貴族(直営/TCC※)、やきとり大吉(FC)、その他(TORIKI BURGER 等)
- 海外:米国、韓国、上海(中国)、台湾(JV)、香港(FC)等
- 全社(本社部門/管理部門、海外進出関連費用等)
- ※TCC=鳥貴族カムレードチェーン(限定的な加盟店モデル)
業績サマリー(連結)
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高:46,356(前期 41,914、前期比 +10.6% / 修正予想比 +2.3%)
- 売上総利益:31,774(売上総利益率 68.5%)
- 販管費:28,653(販管費率 61.8%)
- 営業利益:3,121(営業利益率 6.7%、前期比 △3.9%、修正予想比 +2.8%)
- 経常利益:3,103(6.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,720(3.7%、前期比 △19.1%)
- キャッシュ・フロー・バランス(主要点、単位:百万円)
- 営業CF:+2,492(前期 4,441 → 減少)
- 投資CF:△2,694(有形固定資産取得等)
- 財務CF:△689(借入・返済・配当等)
- 期末現金及び現金同等物:7,485(前期 8,445)
- 総資産:21,382、純資産:9,774、自己資本比率:45.7%(前期比 +3.6pt)
- 有利子負債(スライド記載分):流動有利子負債 1,281/固定有利子負債 2,114(詳細合計は資料参照)
- 進捗状況(中期経営計画に対する達成)
- 中期経営計画(25/7期–27/7期)目標(最終年度 27/7期):売上 600億、海外売上 60億、営業利益 60億、営業利益率 10%、ROE 20%以上
- 25/7期実績:売上 463.56億、営業利益 31.21億 → 初年度は「計画を下回って着地(減収・減益)」との表現。海外出店数は概ね計画どおりだが、業績面で目標ギャップが発生。数値計画の見直しを予定。
- セグメント別状況(資料のポイント)
- 国内(鳥貴族):出店と既存店(直営)増収が貢献。既存店売上は月次で概ね前年超(年度トレンドで回復)。営業面では原価上昇や運営費増の中でも国内鳥貴族は増益を確保。
- 国内(その他):TORIKI BURGER・やきとり大吉等。やきとり大吉はFC主体で出店・退店あり。
- 海外:売上寄与は増加(米国・韓国・上海・台湾等で出店)。だが海外現法は拡大期の先行赤字を計上し、グループ全体の営業利益を圧迫(米国・韓国・上海などで先行赤字)。
- 貢献度の概略(資料の増減内訳より)
- 売上寄与:国内鳥貴族が大きく寄与(+3,874 百万円 等)、海外は個別に増収(米国 +314、韓国 +182、上海 +80 等)
- 営業利益寄与(前年同期比):国内鳥貴族 +361 百万円、国内その他 +38、米国 △71、韓国 △162、上海 △47、本社(販管等)△247 → 全体で△127(前年比減)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 売上高:国内出店・既存店増収+海外出店効果で増収基調を維持(前期比増収)
- 利益:原価率上昇、運営経費増加、海外現法の先行赤字により営業利益は前期を下回った(ただし修正予想は上回って着地)
- 増減要因(主な寄与因子)
- プラス要因:国内鳥貴族の出店(直営・TCC)と既存店回復、海外の売上増
- マイナス要因:原材料費上昇(原価率の悪化)、賃上げ・休日数増等による人件費増、海外現地法人の先行投資・赤字(上海の進出前倒しや開業遅延、店舗モデル構築コスト等)
- 競争環境
- 資料では「各国で焼鳥のリーディングブランドが不在」の点を示し、海外展開の機会を強調。具体的な市場シェア比率や競合比較データは開示なし(–)。
- リスク要因(資料及び想定される外部要因)
- 為替変動(海外展開の影響)
- 海外各国の開業遅延・営業環境変化、規制・許認可
- サプライチェーン・原材料の価格上昇
- 労働力不足・人件費上昇
- 出店投資の採算化遅延(先行赤字の長期化)
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画の要旨)
- ビジョン:「“焼鳥”を“YAKITORI”に、世界言語に」。焼鳥を軸に国内外でのブランド展開と成長を目指す。
- 中期(25/7期–27/7期)目標(27/7期目標):売上 600億、営業利益 60億、営業利益率 10%、海外売上 60億、ROE 20%以上維持
- 主な方針:国内既存店売上の維持・向上、2030年国内1,000店舗目標(直営・TCC合算)、惣菜業態等新フォーマット開発、やきとり大吉のリブランディング(2030年 700店舗へ回復)、米国・東アジアでの事業立上げ・出店加速
- 進行中の施策(具体プロジェクト)
- グループ組織再編(2025年8月付):地域統括会社の整備、国内鳥貴族を東西分割(鳥貴族東日本/西日本)による機動的運営
- 執行体制(CxO)強化:CDIO・CCO等の新任および外部人材招聘による機能横串の強化
- 出店加速:2025年7月期の実績で国内合計出店(鳥貴族直営14、TCC12、やきとり大吉6)、海外で米国2、韓国4、中国3、台湾4、香港1 等
- ブランド施策:創業40周年プロモ(親子コラボ)、グランドメニュー刷新、フェアを2か月サイクルで展開
- 海外事業:米国(ロサンゼルスでTORIKIZOKU/zoku/HASU運営モデルの磨き込み)、韓国(既存店の黒字化とドミナント展開)、上海(ショッピングモール中心に集客施策)、台湾・香港はパートナーと安定展開
- DX投資:AI・データ活用(AIマーケティング、アプリ、AIタッチパネル、業務別AIエージェント等)を推進
- 人財施策:賃金ベースアップ、年間休日数の拡大(111→115日)、CHRO体制の強化、採用・育成強化
- 新ブランド・協業:株式会社ei(当社70%・AO30%)設立、Luxuryブランド「松明」等の出店予定
- 海外子会社設立:ETERNAL HOSPITALITY VIETNAM Co., Ltd.(予定、設立 2025年11月)等
- セグメント別施策と進捗
- 国内鳥貴族:出店エリア自由化(直営先行で出店加速)、メニュー刷新、40周年施策、東西分割で意思決定迅速化
- やきとり大吉:FC再構築・リブランディングで加盟者開発
- 米国:業態確立(TORIKIZOKU/zoku)を優先、厨房人材・ランチ/テイクアウト開発は課題
- 韓国:日本法人からの人員派遣で既存店の黒字化を進め、ソウルでドミナント出店
- 上海:中国では有力モール物件を中心に認知拡大、先行赤字の縮小を図る
- 台湾・香港:パートナーのオペレーション力を活用し安定展開
将来予測と見通し(2026年7月期 連結業績予想)
- 業績予想(単位:百万円)
- 売上高:52,355(前期 46,356 → +12.9%、増収見込み)
- 営業利益:3,152(前期 3,121 → +1.0%)
- 経常利益:3,140(前期 3,103 → +1.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,839(前期 1,720 → +6.9%)
- 予想の根拠(資料記載の前提)
- 既存店成長(鳥貴族 103.8%:上期105.8%、下期101.9%)
- 国内の出店増(鳥貴族 直営 +30、TCC +23 等)と前期出店の通期寄与
- 海外は引き続き先行赤字を想定するが、来期からの利益寄与に向け上海・韓国で出店加速
- 期首からの賃上げ・休日増加・運営経費増等を織り込みつつ増益計画
- 中長期計画の進捗可能性
- 初年度は目標比でギャップ拡大(既存店未達、原価上昇、海外先行赤字の影響)。資料は各国戦略のアップデートと数値計画の見直しを示唆。
- マクロ要因の影響
- 為替・原材料価格・人件費(賃上げ)・物価上昇が業績に影響。海外現法の開業タイミング・現地景況も重要要因。
配当と株主還元
- 配当方針(資料記載)
- 成長投資と利益配分の両立を基本とし、連結配当性向20%以上を目安に「累進配当」を実施(将来的に安定的・持続的な増配を目標)
- 2026年7月期 配当予想
- 中間:1株当たり23円、期末:1株当たり23円、年間合計 46円(予想)
- 配当実績(過去の推移は資料参照。直近の配当性向等は資料グラフを参照)
- 株主優待
- 100株〜:年間2,000円相当(電子チケット、1,000円を中間・期末で送付)
- 300株〜:年間6,000円相当
- 500株〜:年間10,000円相当
- 利用対象は国内の「焼鳥屋 鳥貴族」(鳥貴族パートナーズ除く)および「TORIKI BURGER」。やきとり大吉は対象外。
製品・サービス・提携
- 主要製品/サービス
- 鳥貴族(焼鳥主体の低価格カジュアル業態)、やきとり大吉(FC主体)、TORIKI BURGER、ブランドポートフォリオ(Luxury〜Budget帯まで展開予定)
- 新メニュー:40周年監修メニュー(親子コラボ)、グランドメニュー刷新(ご飯メニュー、ビアカクテル、スパイス共同開発等)、定期フェア(2か月サイクル)
- 販売状況
- 既存店は概ね前年超推移(月次で変動有)。直営を中心に集客・客単価が回復。
- アプリDL数は40周年施策で累計160万DLを突破(タッチポイント活用)
- 協業・提携
- 台湾:大成集団(JV)による展開(セントラルキッチン・サプライチェーン支援)
- 香港:四洲集団とのFC契約
- 合弁/新会社:株式会社 ei(当社70%・AO30%)による高付加価値ブランド展開(Luxury業態)
- ENEOS と廃食油の航空燃料原料再活用に関する連携協定等(サステナビリティ関連)
重要な注記
- 会計方針の変更・特有の会計処理:資料中に明確な会計方針変更の注記は無し(詳細は決算短信/有価証券報告書を参照)
- リスク要因(資料で特に示されたもの)
- 海外展開に伴う先行投資・赤字、原価上昇、人件費の上昇、既存店売上の未達等
- その他(今後の主なイベント・告知)
- 2025年11月(予定):ベトナム子会社 ETERNAL HOSPITALITY VIETNAM 設立予定(資本金 約80百万円、当社出資100%)
- 中期経営計画の数値見直しの検討(各国展開戦略のアップデートに伴う修正予定)
- 新ブランド出店予定(例:株式会社 ei による東京(神楽坂)出店予定:2025年10月 等)
(注)本まとめは、ユーザーが提供した決算説明資料(スライド)に基づいて整理した事実の要約です。投資判断や具体的な売買の助言を行うものではありません。情報に不明点がある項目は「–」としています。詳細や最新の数値・注記は会社の開示(決算短信、有価証券報告書、適時開示資料)を必ずご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3193 |
企業名 | エターナルホスピタリティグループ |
URL | https://eternal-hospitality.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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