2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

大同特殊鋼株式会社 — 2025年3月期 決算短信(IFRS・連結)要約

※出典:提出資料(2025年5月8日)を基に作成。投資助言は行いません。不明項目は「–」と記載しています。

基本情報
  • 企業名:大同特殊鋼株式会社(Daido Steel Co., Ltd.)
  • 証券コード:5471
  • 上場取引所:東 名(資料記載)
  • URL:https://www.daido.co.jp/
  • 代表者:代表取締役社長 清水 哲也
  • 問合せ先:総務部長 永井 崇(TEL 052-963-7501)

報告概要
– 提出日:2025年5月8日
– 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
– 決算説明資料:作成有(証券アナリスト・機関投資家向け決算説明会あり)

発行済株式等
– 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):217,243,845株
– 期末自己株式数:11,415,081株
– 期中平均株式数(連結、加重平均):210,414,548株
– 時価総額:–(資料に明示値なし)

今後の予定(資料記載)
– 定時株主総会予定日:2025年6月25日
– 配当支払開始予定日:2025年6月26日
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
– 決算説明会:実施(アナリスト・機関投資家向け)

主要財務指標(連結:百万円、または記載単位)
  • 売上収益:574,945(前期 578,564、△0.6%)
  • 営業利益:39,408(前期 42,250、△6.7%)
  • 調整後営業利益(注:営業利益から一部項目を調整):43,953(前期 40,448、+8.7%)
  • 税引前利益:42,653(前期 45,068、△5.4%)
  • 親会社の所有者に帰属する当期利益:28,314(前期 30,555、△7.3%)
  • 基本的1株当たり当期利益:134.57円(前期 143.37円)
  • 当期包括利益:31,541(前期 73,123)

財政状態(会計期間末)
– 総資産:782,974百万円(前期 788,734)
– 親会社所有者帰属持分:429,278百万円(前期 418,562)
– 親会社所有者帰属持分比率:54.8%(前期 53.1%)
– 現金及び現金同等物(期末):61,218百万円(前期 46,008)

キャッシュ・フロー(当期)
– 営業活動CF:+53,516百万円
– 投資活動CF:△15,586百万円(有形固定資産等の取得支出が主)
– 財務活動CF:△22,715百万円(借入金返済・配当金支払等)

設備投資・減価償却
– 設備投資(工事ベース):46,858百万円(前期 36,910)
– 減価償却費:30,265百万円(前期 29,764)

主要比率・指標(計算値含む)
– 営業利益率(売上収益に対する):約 6.9%(資料記載)
– 総資産回転率(売上収益/総資産):約 0.73 回(574,945 / 782,974)
– 流動比率(流動資産/流動負債):約 228.7%(416,999 / 182,259)
– 有利子負債(期末):176,848百万円(資料記載)
– ネット有利子負債(概算):約 115,630百万円(176,848 − 61,218)
– 負債比率(総負債/資本):約 66.9%(313,830 / 469,144)※注:負債と資本は連結貸借対照表の合計を使用

注:比率は資料の数値を基に計算した概算です。

セグメント(報告セグメント:5区分)

定義(資料記載)
– 特殊鋼鋼材:構造用鋼・工具鋼等(自動車・産業機械向け中心)
– 機能材料・磁性材料:ステンレス、高合金、磁材、チタン、粉末材料等
– 自動車部品・産業機械部品:型鍛造・素形材製品等(自動車・産業機械向け)
– エンジニアリング:鉄鋼用溶解設備・工業炉・環境設備等の生産・保守
– 流通・サービス:不動産事業、福利厚生等サービス

FY2025(24/4–25/3)主要数値(外部売上収益・セグメント利益、百万円)
– 特殊鋼鋼材:売上 210,162(前期 218,743、△3.9%)/セグメント利益 12,088(△1,635)
– 機能材料・磁性材料:売上 200,863(前期 202,384、△0.8%)/利益 11,028(+753)
– 自動車部品・産業機械部品:売上 113,031(前期 104,996、+7.7%)/利益 11,337(+5,618)
– エンジニアリング:売上 24,067(前期 23,091、+4.2%)/利益 2,201(+64)
– 流通・サービス:売上 26,820(前期 29,347、△8.6%)/利益 2,770(△7,599)

調整後営業利益(補足資料)
– 合計調整後営業利益:43,953百万円(前期 40,448、+3,505)
– セグメント別(調整後)実績(百万円):特殊鋼 13,105(△392)、機能材料 13,761(△596)、自動車部品 11,877(+4,545)、エンジニアリング 2,343(+125)、流通・サービス 2,883(△134)

セグメント状況のポイント(資料記載の解説)
– 特殊鋼鋼材:中国の自動車販売低迷や産業機械向け需要低下で数量減、減収減益。
– 機能材料・磁性材料:ステンレスや高合金で一部増量。磁石は中国子会社の清算影響で減収だが、営業利益は改善。チタンは増収。
– 自動車部品・産業機械部品:エンジンバルブや精密鋳造・自由鍛造などで増収増益(大幅増益)。
– エンジニアリング:鉄鋼用溶解設備の売上増で増収増益。
– 流通・サービス:前期の一時的な売却益(イオンモール熱田の売却益72.23億円)が前期に計上されており、比較で減収減益。

配当
  • FY2025(実績・予定):中間配当 21円、期末配当(総会付議予定) 26円、合計 47円/株(配当総額 9,850百万円、配当性向(連結) 34.9%)
  • FY2026(予想):中間配当 16円(期末は通期予想確定時に開示予定)
  • 配当方針:連結配当性向30%以上を目安に、財務状況・設備投資等を勘案して配当を決定

特別配当:当期に特別配当は無し(記載なし)

中長期計画との整合性・投資
  • 中長期方針:事業ポートフォリオの変革(成長市場製品の拡大、新規顧客・次世代製品の獲得)を掲げる。
  • 主な投資案件:
    • 「高合金プロセス改革プロジェクト」:約300億円規模の大型投資(航空宇宙・エネルギー分野などを想定)。
    • 半導体関連対応(知多第2工場にVARを2基増設)等、成長分野向け設備投資を継続。
  • 設備投資(24年度実績):46,858百万円(前期比増加)
市場動向・競合(資料記載の外部環境)
  • マクロ・市場要因(資料より)
    • 自動車関連需要:中国を中心に日系自動車メーカーのシェア低迷などで需要減少。産業機械も低迷。
    • 半導体関連:24年度に在庫調整が進む傾向、25年度後半まで調整継続の見込み。
    • 原材料・エネルギー:鉄屑やニッケル等の原材料は全般的に高位だが下期は弱含み。原油・LNG高止まりで電力コストは高位。
    • 地政学・通商政策リスク:米国通商政策や対抗措置、サプライチェーン分断リスク、ウクライナ情勢や米中対立等による不確実性増加。
  • 競合他社との比較:資料内に同業他社の具体数値比較は記載なし → 比較データは別途必要(ここでは「–」)
今後の見通し(業績予想等)
  • 連結:通期の合理的な業績予想は現時点で見通せないため未開示。第2四半期(累計)予想のみ提示。
  • 2026年3月期(第2四半期累計:2025/4–9)予想(百万円・対前年同期差率)
    • 売上収益:275,000(△3.0%)
    • 営業利益:12,500(△31.5%)
    • 税引前利益:13,000(△33.7%)
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益:8,000(△34.2%)
    • 基本的1株当たり当期利益(第2四半期累計):38.87円
  • 業績予測の前提数値(資料の中間期想定)
    • H2鋼価(千円/t):33.0(対当期実績低下想定)
    • ニッケル(LME): $7.0/lb
    • 為替(TTM):140円/$(想定)

リスク要因(主なもの、資料記載)
– 為替変動、原材料価格(鉄屑・ニッケル等)、エネルギー市況、米国通商政策等の通商環境変化、地政学的リスク、需要先(自動車・産業機械・半導体等)の需要動向、規制・環境関連費用等。

重要な注記(会計・開示)
  • 会計基準:IFRSを任意適用(2024年3月期より)。当期における会計方針の変更等は無し。
  • 連結範囲の変更:重要な変更なし。
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士又は監査法人の監査の対象外である旨の記載あり)。
  • 後発事象:該当なし(資料記載)。
財務諸表の要点(補足)
  • 損益:売上総利益は増(104,187 → 前期 97,946)、販売費・一般管理費増で営業利益は減少。前期は一時の売却益(イオンモール熱田の売却益72.23億円)が計上されていたため、比較影響あり。
  • 財務:資産合計は微減。有形固定資産は設備投資で増加、その他金融資産(非流動)は株式売却等で減少。現金は増加。利益剰余金は当期利益計上で増加。自己株式を増加(取得)している。
  • キャッシュ:営業CFは増加(税引前利益と債権減少が主因)。投資CFは有形固定資産取得による使用。財務CFは借入返済・配当支払等で使用。

必要な追加情報(資料に無い/別資料参照が必要な項目)
– 同業他社比較(主要財務指標の比較)→ 別途同業他社の開示資料が必要
– 時価総額の明示値→ 市場終値を用いた算出が必要(資料には未記載)

(作成者注)
– 本要約は提出された決算短信(2025年5月8日)を基に事実関係を整理したものであり、投資判断や助言を行うものではありません。詳細は原資料および開示資料(決算補足説明資料、有価証券報告書等)をご確認ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5471
企業名 大同特殊鋼
URL http://www.daido.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 鉄鋼・非鉄 – 鉄鋼

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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