2025年8月期 決算説明会
決算説明(要約) — ナガイレーベン株式会社(2025年8月期)
※出典:同社「2025年8月期 決算説明会」資料(発表日:2025年10月2日)をもとに要約。投資助言は行いません。明記のない項目は「–」としています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:ナガイレーベン株式会社(Nagaileben Co., Ltd.、東証プライム:7447)
- 主要事業分野:メディカルウェア(ヘルスケアウェア、ドクターウェア、患者ウェア、手術ウェア等)の企画・製造・販売、関連サービス(洗濯アウトソーシング等)
- 決算説明会情報
- 開催日時:2025年10月2日(資料記載)
- 説明会形式:–(資料からは明記なし)
- 参加対象:–(資料からは明記なし)
- 問合せ窓口:管理本部:山村(03-5289-8200)
- 説明者(発表者)
- 発言概要:主要なトピックとして、価格改定の必要性、創業110年記念配当(1株100円)、自己株式取得の実施、海外展開・生産シフト、環境・CSR施策等を説明
- 報告期間・支払予定
- 対象会計期間:2025年8月期(通期実績)
- 配当支払開始予定日:–(期末配当・記念配当の実施自体は資料で公表)
- セグメント(事業区分)
- コア市場(国内):ヘルスケアウェア、ドクターウェア、ユーティリティ他(感染対策商品含む)、シューズ等
- 周辺市場(国内):患者ウェア、手術ウェア(コンペルパック等)
- 海外市場:主に台湾・韓国等(販売・アウトソーシング・EC等)
業績サマリー(連結、2025年8月期 実績/2026年8月期 見通し)
- 主要指標(百万円・%)
- 売上高:16,983(+3.5%) → 18,000(計画、+6.0%)
- 売上総利益:6,712(▲4.5%) → 7,262(見通し、+8.2%)
- 販売費及び一般管理費:3,128(+3.5%) → 3,237(+3.5%)
- 営業利益:3,583(▲10.5%) → 4,025(+12.3%)
- 経常利益:3,706(▲9.0%) → 4,200(+13.3%)
- 当期純利益:2,573(▲8.8%) → 2,900(+12.7%)
- 1株当たり利益(EPS):83.2円(25/8期実績)
- 進捗状況(中期経営計画に対する概況)
- 中期目標(2028年8月期計画):売上195億円、営業利益47億円。
- 2025年実績は売上169億円のため、目標へのギャップあり。来期以降は海外開拓(韓国支店開設等)、高付加価値商品の拡販、低価格戦略商品の浸透で達成を目指す計画。
- セグメント別状況(25/8期 実績、単位:百万円/構成比)
- コア市場:11,996(70.6%) 前年比 +3.1%(ヘルスケア・ドクターが主力、4Qで大型案件の納入期ズレあり)
- 周辺市場:4,763(28.0%) 前年比 +5.7%(患者ウェア・手術ウェアの高付加価値化で伸長)
- 海外市場:223(1.3%) 前年比 ▲15.1%(台湾での受注・入札の期ズレが主因)
- 商品別構成:高付加価値商品が主力(約62.1%の比率へ上昇傾向)、ハイエンド・高付加価値の比率拡大
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- コア市場(国内)では高機能商品を中心に第3四半期までは順調だったが、第4四半期で予定の大型案件の納入が次期へズレ、通期の増加率が縮小。
- 周辺市場は高付加価値患者ウェアや手術市場の新規獲得で堅調。
- 海外は案件の入札・納入期ズレで大幅減収。来期は洗濯アウトソーシング普及・EC直販、韓国支店設立などで増収見込み。
- 増減要因(主要)
- 売上による増収寄与:+226百万円(主に売上増)
- 利益率低下要因:▲543百万円(為替、原材料・加工賃・海外物流費の上昇等)
- 為替影響:24/8期146円→25/8期152円/ドルの推移で原価に悪影響。25/9末は約148円/ドル。来期想定で147円/ドル程度を前提に改善計上。
- 生産シフト:海外生産比率は55.5%(25/8)→計画57.5%(26/8)へ。海外素材活用によるコスト低減を図る。
- 競争環境・優位性
- コア市場における国内シェアは60%超のリーディングポジション(資料)。年600万着供給、企画〜製造〜販売の一貫体制、多数のアイテム・オーダー対応が強み。
- リスク要因(業績影響)
- 為替変動(円安による原材料・輸入コスト上昇)
- 原材料価格・物流費・人件費の上昇(インフレ圧力)
- 医療・介護機関の経営圧迫による需要動向(診療報酬改定の影響)
- サプライチェーン(海外案件の入札・納入遅延)や自然災害等
戦略と施策
- 現在の戦略(短〜中期)
- 市場戦略:コア市場の深耕、周辺市場(患者・手術)のシェア拡大、海外市場開拓(台湾・韓国中心)
- 商品戦略:ハイエンド/高付加価値商品の展開、海外素材活用による低価格戦略商品の開発
- 生産戦略:生産の海外シフト化(適地生産)、国内・海外でのQR/多品種少ロット対応強化、物流効率化(例:インドネシアPLBの活用)
- 進行中の施策(具体例)
- 新商品展開:MACKINTOSH PHILOSOPHY(ハイエンド)好調、Safeel(高付加価値素材)を中心とした更新案件受注
- 海外展開:台湾での洗濯アウトソーシング普及、EC直販モデル確立、ソウル支店開設による直接参入計画
- 手術関連:リユース商品「コンペルパック」の導入・販促強化、手術ウェアのリース化提案
- システム投資:基幹システム刷新等、総額約8.7億円(段階的投資予定)
- 設備投資:2026年度は建物・IT設備に重点(26/8見込 設備投資844百万円、減価償却302百万円)
- セグメント別施策と成果
- コア市場:ハイエンドブランド強化とモデルチェンジで継続的な付加価値拡大
- 周辺市場(患者・手術):高付加価値患者ウェアの拡販、手術ウェアの新規採用(コンペルパック等)でシェア拡大
- 海外市場:ビジネスモデルの浸透(洗濯請負・EC)と現地支店による販売強化で増収を目指す
将来予測と見通し
- 次期業績予想(2026年8月期・連結、百万円)
- 売上高:18,000(+6.0%)
- 売上総利益:7,262(+8.2%)
- 営業利益:4,025(+12.3%)
- 経常利益:4,200(+13.3%)
- 当期純利益:2,900(+12.7%)
- 前提・根拠:期ズレした大型案件の回復、戦略新商品の拡販、海外の事業モデル(洗濯アウトソーシング・EC)浸透、為替前提(約147円/ドル)等
- 中長期計画(2028年8月期目標)
- 売上高:195億円、営業利益:47億円(2028年計画)
- 進捗:2025年実績169億円のため到達に向けて海外比率拡大・商品ミックス改善が重要
- マクロ経済の影響
- 為替(円安)は原材料・輸入コストに悪影響。診療報酬改定・医療機関の収益性による需要変動。インフレ・人件費上昇がコスト構造へ影響。
配当と株主還元
- 配当方針
- 基本方針:安定配当継続、単体配当性向50%を基本方針。自己株式取得は株主価値判断に応じ機動的に実施。
- 2025年8月期(期末)配当・還元(実施)
- 創業110年記念配当を含む期末配当:合計 1株当たり100円(内訳:普通配当60円+記念配40円)
- 配当性向(単体):120.9%(注:記念配の影響)
- 総還元性向(単体):204.3%
- 自己株式取得:合計約21.7億円(複数取得期間で合計約140万株超、各期約9.9億円枠で実施)
- 過去の還元実績:過去20年間で高い還元率(配当+自社株買)を継続している旨を資料で強調
製品・サービス
- 主要製品
- ハイエンド商品:MACKINTOSH PHILOSOPHY(好調)
- 高付加価値商品:Safeel 等(触感・機能訴求)
- 付加価値/量販商品:海外一貫生産を活用した低価格戦略商品、量販品もラインナップ
- 主要サービス・提供領域
- 洗濯アウトソーシング(病院向け)、EC直販、手術ウェアのリース/コンペルパック(リユース)等
- 提供エリア:主に国内(病院・介護施設)と海外(台湾・韓国等、今後拡大)
- 協業・提携・CSR連携
- 認定NPO法人ジャパンハートへの医療支援(カンボジア病院等への供給・寄付)
- 秋田大学との産学連携(資源循環等)
- 資生堂ジャパン等とのコラボ(ナース向けビューティ講座)
- SDGs・環境対応(ISO14001取得、太陽光発電、本社・秋田工場での再生可能エネルギー導入、TCFD準拠の気候変動対応)
重要な注記・その他
- 会計方針の変更:資料上、主要な会計方針変更の記載は見当たらず(特記なし)。詳細は決算短信・有価証券報告書を参照のこと。
- リスク要因(特記事項):為替・原材料価格上昇、物流・人件費上昇、診療報酬改定の不確実性、海外案件の入札納期リスクなどを明記。
- 今後のイベント・告知:中期経営計画(進捗)、海外拠点(ソウル支店)設立予定、システム投資計画(基幹刷新含む)、創業110年記念施策(記念配当)など。
(補足データ・主要数値の参照)
– 連結売上内訳(25/8 実績、百万円):コア市場 11,996、周辺市場 4,763、海外 223(資料「Data File」より)
– 生産比率(単独ベース):国内生産 43.9%、海外生産 55.5%(25/8実績);26/8予想で海外生産57.5%へ上昇見込み
– システム投資:基幹システム刷新 506百万円等、総額約870百万円程度の想定(段階的実施)
不明な項目は「–」としてあります。追加で特定の数値(例:EPSの単体/連結の内訳、代表者名、説明会の開催方式等)や、スライド別の詳細説明が必要であれば指示ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7447 |
企業名 | ナガイレーベン |
URL | http://www.nagaileben.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。