2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
中国塗料株式会社(4617) 2025年3月期 決算短信 要約(Markdown)
以下は、提供いただいた決算短信(2025年5月9日公表、連結、2024年4月1日〜2025年3月31日)を元に、個人投資家向けに整理した要点です。投資助言は行いません。不明事項は「–」としています。
基本情報
- 企業名:中国塗料株式会社(CHUGOKU MARINE PAINTS CO., LTD.)
- 上場取引所:東証(コード 4617)
- URL:https://www.cmp.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 伊達 健士
- 問合せ先:執行役員 管理本部長 仲村 新二(TEL 03-6457-9025)
- 決算発表(本資料)公表日:2025年5月9日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
- 決算説明会:あり(アナリスト・機関投資家向け)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
- 定時株主総会予定日:2025年6月25日
- 配当支払開始予定日:2025年6月26日
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式含む):55,000,000株
- 期末自己株式数:5,421,656株
- 期末普通株式(自己株式控除後、計算基礎):約49,578,000株
- 期中平均株式数:49,575,416株
- 時価総額:–(株価情報は決算短信に記載なし)
セグメント(報告セグメント:地域別)
報告セグメントは「日本」「中国」「韓国」「東南アジア」「欧州・米国」の5つ(塗料の生産・販売を地域別に把握)。
各セグメントの要旨(2025年3月期・連結)
– 日本:売上 42,721 百万円(+5.3%)、セグメント利益 2,220 百万円(+13.5%)
– 船舶用塗料(新造・修繕)、工業用塗料等。販売価格の適正化や高付加価値品の販促が寄与。
– 中国:売上 21,398 百万円(+7.3%)、セグメント利益 2,716 百万円(△12.6%)
– 新造船向け増加だが、棚卸資産評価損等の影響で利益は減少。
– 韓国:売上 19,446 百万円(+63.7%)、セグメント利益 2,543 百万円(+225.9%)
– 韓国での大型コンテナ船やタンカー向け出荷が大幅増。為替効果や価格適正化が寄与。
– 東南アジア:売上 18,944 百万円(+10.9%)、セグメント利益 3,851 百万円(+29.1%)
– 修繕向け需要、重防食案件が堅調。
– 欧州・米国:売上 28,642 百万円(+7.3%)、セグメント利益 2,191 百万円(+31.9%)
– 高付加価値・環境対応製品の販売増。
(注)セグメント利益は営業利益ベース。調整額(全社費用等)は1,858 百万円(同+9.6%)。
財務指標(主要数値)
(単位:百万円、%は対前期増減率)
– 売上高:131,152(+12.9%)
– 営業利益:15,381(+26.2%)
– 経常利益:16,481(+26.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:13,721(+38.7%)
– 包括利益:19,672(+23.3%)
主要率・1株情報
– 営業利益率:11.7%
– 経常利益率:12.6%
– 1株当たり当期純利益(EPS):276.78 円
– 1株当たり純資産(BPS):1,684.84 円
– 自己資本当期純利益率(ROEに相当):17.8%(短信記載)
貸借対照表(連結、期末)
– 総資産:144,777 百万円(前期 132,404)
– 純資産:89,435 百万円(前期 76,175)
– 自己資本比率:57.7%(前期 53.3%)
キャッシュ・フロー(連結)
– 営業活動CF:+14,539 百万円(前期 12,388)
– 投資活動CF:△103 百万円(前期 △1,625)
– 財務活動CF:△12,480 百万円(前期 △1,980)
– 現金及び現金同等物 期末残高:32,174 百万円(前期 27,705)
その他指標
– 減損損失(当期特別損失の一部として):928 百万円(国内不動産等)
– 特別利益:固定資産売却益(上海第2工場譲渡等)約2,500 百万円(当期)
– 連結子会社数:23社
効率性(目安)
– 総資産回転率(売上高/総資産、概算):131,152 / 144,777 ≒ 0.91回
– 売上高営業利益率:11.7%
配当
- 2025年3月期(実績)
- 中間配当:40 円(支払済)
- 期末配当(予定):57 円(2025/6/26支払予定)
- 年間配当:97 円
- 配当性向(連結):35.0%
- 純資産配当率(連結):6.2%
- 2026年3月期(予想)
- 中間:48 円、期末:49 円、年間:97 円(当期と同額予定)
- 配当方針(中期経営計画:2021/4〜2026/3)
- 連結自己資本総還元率:中計期間平均で5%以上
- 連結配当性向:40%以上(下限あり)
- 1株当たり年間配当の下限:35 円
- ※同社は一過性利益を極力排除して配当を算定する特例規定あり(詳細は公表資料参照)
セグメント別状況(数値再掲・注目点)
(2025年3月期:外部顧客向け売上高・セグメント利益)
– 日本:売上 42,721 / セグメント利益 2,220(製造コストに見合う価格適正化・高付加価値品で利益改善)
– 中国:売上 21,398 / 利益 2,716(売上増だが棚卸評価損等で利益減)
– 韓国:売上 19,446 / 利益 2,543(新造船向け大型案件増で大幅増収増益)
– 東南アジア:売上 18,944 / 利益 3,851(重防食・修繕が堅調)
– 欧州・米国:売上 28,642 / 利益 2,191(環境対応型・高付加価値品中心に増収増益)
セグメント戦略・背景(短信からの要旨)
– 船舶用塗料:新造・修繕ともに市場動向を受け地域で差(韓国の新造大型案件が顕著)。IMO等規制により高性能船底防汚塗料の需要が堅調。
– 工業用塗料:東南アジアで重防食向けが好調。
– コンテナ用塗料:地域差あり(東南アジアはシェア確保も米国での減少を吸収できず微増にとどまる)。
– 為替:円安が海外売上の追い風。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2021/4–2026/3)における株主還元目標・配当方針に沿った配当実施(年間97円、配当性向目標に近い水準)。
- 収益面では高付加価値製品の拡販と販売価格の適正化で営業利益率改善が継続。中期目標の進捗については、短信記載の進捗指標(ROE向上、自己資本比率改善等)は前期比で改善している旨の記載あり。
- 中計のその他目標・数値目標の詳細は短信に限定記載のため、達成度は一部の指標で前期比改善と判断可能(自己資本比率↑、ROE↑等)。
競合状況・市場動向(短信記載の要旨)
- 市場動向:
- 世界的にはインフレピークを越え緩やかな成長。ただし地政学リスクや米中先行き不透明感は残存。
- 船舶用塗料ではIMO等の燃費・排出規制対応で高性能・環境対応製品の需要が拡大。
- 地域別で新造船案件や修繕入渠の増減が業績に影響(例:韓国の新造増加が売上押上げ)。
- 競合比較:
- 同業他社との直接比較データは決算短信に記載なし → 比較は別途同業他社の公開資料参照が必要(ここでは「–」)。
今後の見通し(2026年3月期 連結業績予想)
(2025年4月1日~2026年3月31日、会社予想)
– 売上高:133,000 百万円(+1.4%)
– 営業利益:16,000 百万円(+4.0%)
– 経常利益:16,500 百万円(+0.1%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:11,000 百万円(△19.8%)
– 1株当たり当期純利益見込み:221.87 円
見通しの前提(主な前提)
– 為替:米ドル・人民元・ウォンは2024年年間平均に対し5%の円高(=保守的前提)
– 上海第2工場譲渡による当期の特別利益約2,500 百万円が無くなる反動等により当期純利益は減益見込み
– 営業面では製造コストに見合った価格適正化や高付加価値品の拡販で営業増益を想定
リスク要因(短信の指摘と一般的留意点)
– 為替変動(海外売上比率が高い)
– 原材料価格や運送費の変動
– 船舶新造・入渠等の市況変化(顧客の受注状況)
– 地政学リスク・国際経済環境の不確実性
– 特別利益の有無(前期の上海工場譲渡等の一時要因)
重要な注記(会計・監査等)
- 会計方針の変更:2022年改正の法人税等に関する会計基準を期首から適用(影響はなし)。
- 表示方法の変更:一部科目を独立表示に変更(受取手形・売掛金等)。遡及組替済。
- 減損:当期に国内不動産等で減損928 百万円を計上(特別損失)。
- 特別利益:上海第2工場の譲渡等による固定資産売却益約2,500 百万円計上。
- 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外である旨の注記あり。
- 連結子会社23社(主要子会社名は短信参照)。
補足(短信に基づくポイント)
- 売上・利益は全体として増加。特に韓国・東南アジア等での増収寄与が大きい。
- 営業利益率は約11.7%と高水準で推移。販売価格適正化と高付加価値製品の販売が収益性改善に寄与。
- 当期純利益は一過性の特別利益(工場譲渡)計上で大幅増だが、翌期予想はその反動で減益見込み。
- 財務面は自己資本比率が改善(57.7%)し、現金も積み増し(期末現金32,174百万円)。
重要:本要約は提供資料(決算短信)に基づく情報整理です。投資判断・助言は行っていません。追加で特定指標の算出や、競合比較(他社決算との対比)を希望される場合は、その旨をお知らせください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4617 |
企業名 | 中国塗料 |
URL | http://www.cmp.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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