2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社デジタルハーツホールディングス(証券コード:3676)
2025年3月期 決算短信(連結)要約(2025年5月13日発表)
基本情報
- 企業名:株式会社デジタルハーツホールディングス
- 上場取引所:東証(東)
- コード:3676
- URL:https://www.digitalhearts-hd.com/
- 主要事業分野:ゲーム・エンターテインメント向けのデバッグ/翻訳・LQA等(DHグループ事業)、エンタープライズ向けのシステムテスト・QA・セキュリティ等(AGESTグループ事業)
- 代表者:代表取締役社長 CEO 筑紫 敏矢
- 問合せ先:執行役員 CFO 伊丹 英人(TEL 03-3373-0081)
- その他:決算補足説明資料および機関投資家/アナリスト向け決算説明会の開催あり(資料はTDnetおよび同社HPへ掲載予定)
報告概要
- 提出日(決算短信公表日):2025年5月13日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日
- 定時株主総会予定日:2025年6月26日
- 配当支払開始予定日:2025年6月11日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月27日
セグメント(報告セグメント)
- DHグループ事業:国内デバッグ、翻訳・LQA、マーケティング支援、ゲーム開発支援、カスタマーサポート、グローバルサービス等
- AGESTグループ事業:システムテスト、セキュリティ診断、ERP導入支援、SOC運営、保守・運用支援等
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):23,890,800株(2025年3月期)
- 期末自己株式数:1,604,473株(2025年3月期)
- 期中平均株式数:22,282,372株(2025年3月期)
- 時価総額:–(株価情報は本資料に含まれていないため省略)
- その他:希薄化後EPSは存在しないため未記載
今後の予定(公表分)
- 決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):2025年5月14日(説明資料はTDnetと同社HPに掲載予定)
- 定時株主総会:2025年6月26日
- 有価証券報告書提出:2025年6月27日
- その他IRイベント:–(本資料に追加日程記載なし)
財務指標(要点:連結、単位:百万円)
- 売上高:39,748(前期比 +2.5%)
- 営業利益:2,430(前期比 +19.1%) → 営業利益率 約6.1%
- 経常利益:2,278(前期比 +10.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:629(前期比 +255.8%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):28.25円
- 総資産:19,949
- 純資産:9,260(自己資本比率 44.9%)
- 現金及び現金同等物(期末):7,593
財務諸表の要点
- 貸借対照表:総資産は21,103→19,949(減少)。固定資産がのれんや投資有価証券の減少により約1,696百万円減。流動資産は増加(現金預金の増加等)。
- 損益計算書:売上総利益は横ばい→10,137。販管費は減少し営業利益が増加。特別利益に関係会社株式売却益等を計上。特別損失として投資有価証券評価損等を計上。
- キャッシュ・フロー:営業CF 3,119(増加)、投資CF △5(小幅支出)、財務CF △2,555(主に短期借入金の返済)。結果、現金は増加。
収益性・効率性・安全性
- 営業利益率:約6.1%(2025年3月期)
- 経常利益率:約5.7%(2,278÷39,748)
- 自己資本比率:44.9%(2024年3月期 39.9% → 向上)
- 総資産回転率等:詳細は開示数値から算出可能(売上高÷総資産 ≈ 1.99回/年)
セグメント別(主要数値)
- DHグループ事業
- 売上高:23,906(前期比 +1.8%)
- セグメント営業利益:1,941(前期比 +11.9%)
- 概要:国内デバッグの底堅い成長、グローバルサービス(翻訳・LQA・海外デバッグ等)が2桁成長。ID(株式会社アイデンティティー)を譲渡し連結除外。
- AGESTグループ事業
- 売上高:16,158(前期比 +1.1%)
- セグメント営業利益:488(前期比 +60.0%)
- 概要:国内でのテスト・ERP案件が堅調、AI搭載テストツール「TFACT」等の先端技術活用で付加価値化。海外事業は低迷で構造転換を進行。
財務の解説(短信記載の背景)
- のれんの圧縮や投資有価証券の評価変動により固定資産が減少。
- 関係会社株式売却益(特別利益)や投資有価証券の評価損(特別損失)を計上し、税引前利益は増加。法人税等の支払を差し引き最終利益は大幅増益。
- 短期借入金の返済で財務CFはマイナス。現金は営業CFの改善と子会社株式売却収入等で増加。
配当
- 2025年3月期(実績)
- 中間配当:10.50円
- 期末配当:12.50円(うち普通配当 10.50円、記念配当 2.00円)
- 年間配当:23.00円(配当総額:512百万円、連結配当性向 81.4%)
- 2026年3月期(予想)
- 中間:11.50円、期末:11.50円、合計:23.00円(予想配当性向 30.9%)
- 特別配当:2025年期末に記念配当2円を実施(本決算に含む)
- 将来の配当可能性:–(将来配当は経営方針・業績等に依存)
セグメント別情報(補足)
- 売上構成(2025年3月期、外部売上)
- DHグループ:23,630(外部)→セグメント合計 23,906(内部取引含む)
- AGESTグループ:16,118(外部)→セグメント合計 16,158
- 収益貢献度(営業利益ベース)
- DHグループが営業利益の大半(1,941/2,430 百万円)
- AGESTは増益率が高く(+60%)利益貢献を拡大
- セグメント戦略(会社記載)
- DH:グローバル化(多言語デバッグ体制、AI翻訳エンジン「ella」等)、新型ハード需要への受注体制強化
- AGEST:AIテストツール(TFACT)を活用した高付加価値サービスと新収益モデル(プロダクトの従量課金等)
中長期計画との整合性
- 中期的施策:AGESTの株式分配型スピンオフ及び上場を目指し(準備進行中)、2グループ独立経営体制で各事業の成長ポテンシャル最大化を図る
- 進捗:2024年4月から完全に独立した2グループ経営体制へ移行。AGEST上場準備を継続
- 達成可能性:会社は想定前提で業績予想を提示しているが、実行可能性は外部環境等で変動する旨を明示
競合状況や市場動向(短信に基づく記載内容)
- 市場環境(会社側の記載)
- エンタメ領域:海外同時展開の加速、動画・漫画アプリ等のコンテンツ多様化で翻訳・マーケティング需要増
- デジタル/企業システム領域:IT人材不足によりテスト工程アウトソース需要拡大、シフトレフトやAI活用の重要性増
- 競合比較・市場シェア:–(本短信には他社比較の定量データなし)
- 競争優位性の評価(会社の主張)
- DH:ゲーム特化のAI翻訳など独自技術、国内デバッグでの高シェア
- AGEST:テスト専門性、AI搭載ツールによる付加価値
今後の見通し(会社予想・リスク)
- 2026年3月期(連結業績予想)
- 売上高:39,750(前期比 0.0%)
- 営業利益:2,640(+8.6%)
- 経常利益:2,640(+15.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,660(+163.7%)
- 1株当たり当期純利益(予想EPS):74.49円
- リスク要因(短信に示された主な外部要因等)
- 市場変動(ゲーム市場の景況、ハード発売サイクル)
- 為替変動(海外売上比率拡大に伴う影響)
- 投資有価証券の評価変動
- 人材確保(IT人材不足)や人件費等コストの変動
- 規制・法制度の変更、自然災害等の外的事象
- スピンオフ・上場準備に伴う手続き・市場環境の影響
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:有(連結除外2社(例:株式会社アイデンティティー等))。IDの株式譲渡は2024年12月25日に実施(譲渡先:株式会社ユニバーサル)
- 会計方針の変更:
- 「法人税等に関する会計基準」等の適用(期首より適用、連結財務諸表への影響はない旨)
- 一部国内連結子会社で有形固定資産の減価償却方法を定率法→定額法へ変更(「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に該当)
- 特記事項:
- 関係会社株式売却益等を特別利益に計上(関係会社株式売却益:報告上は589,206千円等、注記に価格調整の記載あり)
- 決算短信は監査(公認会計士/監査法人)対象外である旨記載
- 当連結会計年度よりセグメント区分を変更(従来区分から「DHグループ事業」「AGESTグループ事業」に変更)
(注)
– 本まとめは、同社が公表した「2025年3月期 決算短信(連結)」(2025年5月13日)および添付資料に基づいて整理した事実の要約です。
– 不明な項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3676 |
企業名 | デジタルハーツホールディングス |
URL | https://www.digitalhearts-hd.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。