2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
決算短信サマリー(Markdown形式)
対象資料:株式会社ワールド 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信(IFRS、連結)
発表日:2025年10月3日
基本情報
- 企業名:株式会社ワールド(証券コード 3612、東証上場)
- 主要事業分野:アパレル・ライフスタイル関連の「ブランド事業」、EC等の「デジタル事業」、B2Bプラットフォーム等の「プラットフォーム事業」、および共通部門(ホールディングス機能)
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 鈴木 信輝
- 問合せ先責任者:取締役 副社長執行役員 中林 恵一(TEL 03-6887-1300)
- URL:https://corp.world.co.jp/
報告概要
– 提出日:2025年10月3日
– 対象会計期間(中間期):2025年3月1日~2025年8月31日
– 半期報告書提出予定日:2025年10月14日
– 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
– 決算補足説明資料:作成あり
発行済株式等
– 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):34,390,965株
– 期末自己株式数:288,088株
– 中間期中の平均株式数(中間期):34,083,956株
– 時価総額:–(決算短信に明記なし)
今後の予定・IR
– 半期報告書提出予定日:2025/10/14
– 配当支払開始予定日:2025/11/05
– 通期業績予想・配当予想の修正に関するお知らせを同日(2025/10/03)に公表(増配の修正あり)
重要な事後事項
– 2025/10/01付で株式会社ナルミヤ・インターナショナルを株式交換により完全子会社化(上場廃止:2025/09/29)。株式交換は簡易手続を用い実施。
※ 表記「–」は資料に記載がない、または不明な項目。
セグメント(報告セグメントの概要)
- ブランド事業:百貨店・SC等での自社ブランド、ミドルアッパー/ミドルロワー/ライフスタイル等。商品開発・MD・OMO等を推進。海外展開やブランド再編を実施。
- デジタル事業:B2Bソリューション(EC運営受託等)とB2Cネオエコノミー(ユーズド・オフプライス等)。WOSやRAGTAG等を運営。
- プラットフォーム事業:生産・販売・流通等のプラットフォーム(外販含む)を外部開放しB2B基盤を強化。子会社(エムシーファッション等)を取り込み拡充。
- 共通部門:ホールディングスの管理・配当等、グループ共通の企画・投資・人材育成等。
セグメント区分:ブランド/デジタル/プラットフォーム/共通部門(4区分)
主要財務指標(中間累計:単位 百万円、対前年同期増減率は資料記載)
- 売上収益:136,916(+24.3%)
- コア営業利益(売上総利益−販管費に相当):8,303(+3.4%)
- 営業利益:9,317(+18.1%)
- 税引前利益:8,401(+14.3%)
- 親会社の所有者に帰属する中間利益(当期利益):5,640(+20.8%)
- 基本的1株当たり中間利益:165.47円
貸借対照表(中間期末:2025/08/31、単位 百万円)
– 総資産:263,845(前期末273,826)※減少要因は現金・使用権資産の減少等
– 資本合計:90,030(前期末86,451)
– 親会社所有者に帰属する持分:84,906(持分比率 32.2%)
キャッシュ・フロー(中間累計、単位 百万円)
– 営業活動によるCF:+9,741(前年同期 15,745)※運転資本増加がマイナス要因
– 投資活動によるCF:−3,425(前年同期 −1,766)※有形固定資産取得等
– 財務活動によるCF:−14,844(前年同期 −15,477)
– 現金及び現金同等物期末残高:13,308(前年期首21,748、減少幅 8,440)
財務安全性・収益性等(資料記載)
– ネットD/Eレシオ:0.86(期末、会社目標は中長期で0.5倍)
– ネット有利子負債:72,792(百万円換算、資料表記727億92百万円)
– 12ヶ月換算ROE:14.5%(前年 13.5%)
– 12ヶ月換算ROIC:9.3%(前年 8.5%)
効率性(提示データを基に)
– 売上高営業利益率(営業利益/売上収益、中間累計):約6.8%(9,317/136,916)
– 総資産回転率等の詳細は資料数値の追加計算が必要のため省略
セグメント別(当中間連結会計期間・外部売上/セグメント利益:単位 百万円)
– ブランド事業:外部収益 92,681/セグメント利益 4,257(売上:前年同期比ほぼ横ばい、セグメント利益減)
– 備考:一部アパレルブランドで春夏商戦の販売苦戦、MDや生販コントロールに課題。ライフスタイル系が好調で補完。
– デジタル事業:外部収益 5,517/セグメント利益 949(減収減益)
– 備考:B2Bで受託収支改善、B2Cはサーキュラーに注力。連結範囲の変更影響あり。
– プラットフォーム事業:外部収益 38,643/セグメント利益 2,350(大幅増収増益)
– 備考:エムシーファッション等の連結加入で外販拡大、収益貢献が大きい。
– 共通部門:外部収益 75/セグメント利益 774(ほぼ横ばい)
財務の解説(要旨)
– 増収増益(売上+24.3%、親会社帰属利益+20.8%)。増収は主にプラットフォーム事業(連結対象拡大含む)の拡大が牽引。
– コア営業利益は計画未達で、主にブランド事業(アパレル一部)の販売環境悪化・MD対応遅延が影響。
– 財務面ではネットD/E 0.86、ROE/ROICともに会社目標に近づく改善が見られる(ROE 14.5%、ROIC 9.3%)。
– 現金は中間期末で減少(13,308百万円)し、運転資本の増加と投資・借入動向が影響。
配当
- 中間配当(第2四半期末):49.00円(支払予定日 2025/11/05、修正済)
- 期末予想(修正後):60.00円(予想)
- 通期配当予想(修正後):合計109.00円(前期は合計80.00円)
- 備考:配当予想は2025/10/03付で修正(増配)を公表。配当政策の詳細や将来配当に関する記述は別添資料参照。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「PLAN‑W」は最終年度(2026年2月期)で、通期目標達成に向けた総仕上げの期間。次期中期計画策定の準備も進行中。
- 会社目標:当期末ROE 12%以上(目標達成に向けた取組中、12ヶ月換算ROEは既に14.5%)、ROIC目標8.5%(12ヶ月換算9.3%)。
- 進捗:ROE/ROICの改善は確認されているが、コア営業利益(本業の稼ぐ力)はブランド事業の計画未達があり改善余地あり。
競合状況・市場動向(資料に記載の主な点)
- 市場環境:気候変動や為替変動、消費者嗜好の変化がアパレル販売に影響。OMO・デジタル化、サーキュラー経済(リユース・サステナブル素材)への注力を継続。
- 海外展開:タイ(RAGTAG出店)、台湾・香港(ナルミヤ関連でプティマイン出店)などで拡張。
- 競合比較:同業他社との定量的な比較データは資料に記載なし(→「–」)。
今後の見通し・業績予想
- 連結通期業績予想(修正あり、単位 百万円)
- 売上収益:300,000(+32.9%)
- コア営業利益:20,000(+17.6%)
- 営業利益:19,500(+16.5%)
- 税引前利益:18,300(+18.4%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:12,000(+8.6%)
- 1株当たり当期利益(通期予想):351.88円
- 会社は同日公表の「通期業績予想の修正及び配当予想の修正(増配)」にて見通しを修正(詳細は当該リリース参照)。
リスク要因(資料内言及の代表的要因)
– 消費者需要変動、気候やシーズン性(MD設計の精度)による販売変動
– 為替・原材料価格の変動(輸入原料)
– 在庫管理・棚卸資産の変動、運転資本増加の影響
– 金利動向(借入・資金調達コスト)、マクロ経済・景気動向
– M&A・連結範囲変更に伴う会計処理(暫定処理)や買収効果の不確定性
– 法規制や国際展開に伴う現地リスク
重要な注記(会計・監査等)
- 会計方針の変更:IFRSにより要求される会計方針の変更、その他会計方針の変更、会計上の見積りの変更はいずれも「無」
- 企業結合:2025年2月期に関する企業結合で暫定的な会計処理を継続中(中間期間においても暫定処理を適用)
- 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外(注記あり)
- 将来予測に関する注意書き:業績見通しは現時点での入手情報・前提に基づくものであり、実績は様々な要因で異なる可能性がある旨の表記あり
補足(資料からの主要ポイント)
– プラットフォーム事業の連結加入(エムシーファッション等)による売上・利益拡大が中間決算の増収寄与要因。
– ブランド事業(特に一部アパレル)での春夏商戦苦戦や暑秋切替遅延がコア営業利益の計画未達の主因。ブランド事業改革のための組織再編(2025/3にブランド事業本部を新設)等を進行中。
– サステナビリティ(ワールド・サステナビリティ・プラン)の取組みを継続(サステナブル素材比率や衣料回収活動等を公表)。
上記は提供資料(決算短信および添付説明)を基に中立的に整理した要点です。投資判断に関する助言は行いません。追加で特定項目(例:セグメント別詳細数値、キャッシュ残高の内訳、M&Aの会計影響等)をさらに深掘り希望であれば、対象箇所を指定してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3612 |
企業名 | ワールド |
URL | http://corp.world.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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