決算短信：久光製薬（4530）

2026年２月期　第２四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信（要約） — 久光製薬株式会社（コード：4530）

対象期間：2025年3月1日〜2025年8月31日（2026年2月期 第2四半期 中間連結）

基本情報

• 企業名：久光製薬株式会社
• 主要事業分野：医療用医薬品、一般用医薬品（OTC）、その他（貼付剤技術を基盤とした製造・販売等）
• 代表者名：代表取締役社長 中冨 一榮
• 上場市場：東証・名証・福証
• URL： https://www.hisamitsu.co.jp/
• 問合せ先：取締役執行役員 経営企画本部長 磯部 雄一（TEL: 03-5293-1704）

報告概要

• 提出日：2025年10月9日
• 対象会計期間（中間）：2025年3月1日〜2025年8月31日
• 半期報告書提出予定日：2025年10月10日
• 配当支払開始予定日：2025年11月6日
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け、2025年10月9日開催予定、資料は後日公表）

セグメント（事業区分の概要）

• 医療用医薬品（国内・海外）
• 一般用医薬品（国内・海外）
• その他事業（主に国内）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：75,164,895株（2026年2月期中間期末）
• 期末自己株式数：4,040,016株（同）
• 期中平均株式数（中間期）：72,394,374株
• 時価総額：–（資料に記載なし）

※補足：自己株式の取得・消却に関する大きな変動あり（自己株式取得および2025年6月に自己株式10,000,000株を消却）。

今後の予定（開示済）

• 決算補足説明資料：作成あり（決算説明会資料）
• 決算説明会：2025年10月9日（機関投資家・アナリスト向け）
• その他IRイベント：–（必要情報は別途開示予定）

財務指標（要点）

（単位：百万円、対前年中間期増減率は会社資料による）
– 売上高：74,943（△0.7%）
– 営業利益：8,128（△9.7%）
– 経常利益：10,089（△6.5%）
– 親会社株主に帰属する中間純利益：7,022（△22.8%）
– 中間1株当たり純利益：97.00円（希薄化後96.88円）
– 通期業績予想（変更なし）：売上高165,000／営業利益20,000／経常利益24,300／親会社株主に帰属する当期純利益22,000（1株当たり303.89円）

連結貸借対照表（抜粋）
– 総資産：336,096（百万円）
– 純資産：268,622（百万円）
– 自己資本比率：79.0%（期末自己資本：265,615百万円）

キャッシュ・フロー（中間累計）
– 営業CF：+6,047（百万円）
– 投資CF：△11,568（百万円）
– 財務CF：△11,188（百万円）
– 現金及び現金同等物（期末）：69,420（百万円）
– フリーキャッシュフロー（営業+投資）：△5,521（百万円）

主要比率（資料に明示のもの）
– 自己資本比率：79.0%（中間期末）

収益性・損益のポイント

• 売上総利益は前年同期比で増加（売上原価の減少で売上総利益は44,408→46,092）。
• 販売費及び一般管理費（SG&A）が増加（35,402→37,963、＋7.2%）したため営業利益は減少。
• 特別利益（投資有価証券売却益）が大幅に縮小（2,303→137）したこともあり当期純利益は減少幅が大きい。

（損益要旨）
– 売上高：74,943百万円（前年75,456百万円）
– 売上原価：28,851百万円（前年31,047百万円）
– 売上総利益：46,092百万円（前年44,408百万円）
– SG&A：37,963百万円（前年35,402百万円）
– 営業利益：8,128百万円（前年9,006百万円）
– 経常利益：10,089百万円（前年10,788百万円）
– 中間純利益（親会社株主）：7,022百万円（前年9,098百万円）

財務安全性・効率性（要点）

• 高い自己資本比率（79.0%）を維持。
• 流動資産の主要構成は現金及び預金、有価証券、受取手形・売掛金等。現金預金は期末で103,921百万円（前期末114,518百万円）に減少。
• 負債合計は増加（63,661→67,473百万円）したが負債比率は低く、財務体質は良好と見える（ただし自己株式の増加・利益剰余金の減少が純資産減少の要因）。
• 総資産回転率や売上高営業利益率の推移：資料に明確数値なし（計算は可能だが資料に明示された比率は自己資本比率のみ）。

セグメント別（地域別）売上状況（中間累計）

（単位：百万円、前年比較は会社資料）
– 医療用医薬品
– 日本：25,458（△1,004、△3.8%）
– 海外：13,575（+3,251、+31.5%）
– 米国：10,282（+2,811、+37.6%）
– その他地域：3,292（+440、+15.4%）
– 一般用医薬品（OTC）
– 日本：11,337（△2,032、△15.2%）
– 海外：22,891（△776、△3.3%）
– 米国：11,919（+591、+5.2%）
– その他地域：10,971（△1,367、△11.1%）
– その他事業（日本）：1,680（+49、+3.0%）

セグメント解説（会社記載の理由）
– 国内医療用：一部製品（ジクトルⓇテープ、アポハイドⓇローション20%）の売上増加も、2025年4月の薬価改定や後発品促進策の影響で減収。
– 国内OTC：「サロンパスⓇ」等の販売競争や物流体制変更の影響で大幅減収。
– 海外医療用：経皮吸収型製剤の女性ホルモン市場の拡大や販売強化により特に米国で大幅増収。
– 海外OTC：積極販売するも主に円高の影響で減収。

配当

• 中間配当：60円（支払予定日：2025年11月6日）
• 期末配当（予想）：60円（通期合計：120円）
• 配当内訳（会社記載）：通期では普通配当90円＋記念配当30円（モーラステープ発売30周年記念）。
• 直近公表配当予想の修正：無し

中長期計画との整合性

• 中期経営計画の詳細および進捗に関する明確な数値は本資料に記載なし。
• 会社は引き続き貼付剤技術を基盤に事業展開、ESG/SDGs推進を掲げているが、中期計画の進捗評価は資料上で明示されていない。

競合状況・市場動向（資料に基づくポイント）

• 国内市場：薬価改定や後発品使用促進（選定療養制度等）の影響を受け、医療用・OTCともに下押し圧力あり。
• 海外市場：米国を中心に経皮吸収型製剤（特に女性ホルモン）市場の伸長が確認され、販売強化により増収。

今後の見通し（会社公表の業績予想）

• 通期予想（2026年2月期、2025/3/1〜2026/2/28、修正なし）
  • 売上高：165,000（百万円、＋5.8%）
  • 営業利益：20,000（百万円、＋5.8%）
  • 経常利益：24,300（百万円、＋1.2%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：22,000（百万円、＋1.1%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：303.89円

リスク要因（資料に記載の影響を踏まえた要点）
– 薬価制度改定や後発医薬品促進策の影響（国内売上への下押し）。
– 為替変動（円高が海外売上高に影響）。
– 販売競争や物流体制変更の影響（OTC販売動向）。
– 投資有価証券売却益等の特別項目が業績の変動要因となる可能性。

（上記は資料に基づく主要要因。その他不確実要素あり。）

重要な注記・会計方針等

• 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり（詳細は添付資料参照）。
• 会計方針の変更：2022年改正「法人税等に関する会計基準」を当中間連結会計期間期首より適用（当期中間連結財務諸表への影響はなし）。
• 当中間期における連結範囲の重要な変更：無
• 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外（未レビュー）。
• 自己株式の取得および2025年6月の自己株式10,000,000株の消却が純資産・利益剰余金に影響（資料内で金額・影響を明示）。

※不明・未記載の項目は「–」としました。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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