2026年2月期 第2四半期(中間期)決算説明資料

株式会社セブン&アイ・ホールディングス — 決算説明(2025年度 第2四半期/中間期)要約

(出典:2025年10月9日 決算説明資料)

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社セブン&アイ・ホールディングス(Seven & i Holdings Co., Ltd.)
    • 主要事業分野:国内コンビニエンスストア(セブン‑イレブン・ジャパン等)、海外コンビニエンスストア(7‑Eleven, Inc. 等)、スーパーストア(イトーヨーカ堂等)、金融関連(セブン銀行等)、その他(フードシステム、専門店等)
    • 代表者名:–(資料に記載なし)
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年10月9日(資料日付)
    • 説明会形式:–(資料に明示なし)
    • 参加対象:–(資料に明示なし)
  • 説明者
    • 発表者(役職):資料上に個別の発表者名・役職の記載なし(資料はグループによる発表資料)
    • 発言概要:資料中の主なメッセージとして、各事業(SEJ/SEI等)での「フレッシュフード差別化」「7NOW拡大」「抜本的変革プログラム(コスト構造変革)」等の施策推進と、自己株式取得・事業ポートフォリオ再編の進捗を強調
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年度 第2四半期(中間期、上期実績)
    • 報告書提出予定日:–(資料に明示なし)
    • 配当支払開始予定日:2025年11月14日(中間配当 効力発生日/支払開始予定日)
  • セグメント(名称と概要)
    • 国内コンビニエンスストア(SEJ):国内セブン‑イレブン事業(出来立て商品、セブンカフェ、店舗ネットワーク等)
    • 海外コンビニエンスストア(SEI):7‑Eleven, Inc. 等(米国・豪州等のフランチャイズ/直営事業、ガソリン事業含む)
    • スーパーストア:イトーヨーカ堂等(総合スーパー事業)
    • 金融関連:セブン銀行等(ATM・銀行事業等)
    • その他:フードシステム、専門店(Loft、赤ちゃん本舗等)
    • 消去/全社:グループ共通費用・調整
業績サマリー(主要数値)
  • 中間期(上期)実績(2025年度 上期)
    • グループ売上:88,864億円(上期、前年比 95.7%)
    • 営業収益:56,166億円(前年比 93.1%)
    • 営業利益:2,083億円(前年比 111.4%)
    • 経常利益:1,864億円(前年比 111.5%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:1,218億円(前年比 233.1%)
    • EPS(上期):47.83円
    • のれん償却費(中間期):692億円
    • EBITDA(上期):4,854億円(前年比 103.0%)
  • 通期(2025年度)業績予想(修正後、資料の修正値)
    • グループ売上(修正後):170,860億円(修正前 173,380億円)
    • 営業収益(修正後):105,600億円(修正前 107,220億円)
    • 営業利益(修正後):4,040億円(修正前 4,240億円)
    • 経常利益(修正後):3,660億円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益(修正後):2,650億円(修正前 2,550億円)
    • EPS(通期予想、修正後):107.66円
    • のれん償却前EPS(通期予想):150.00円
    • EBITDA(通期、修正後):9,225億円(修正前 9,630億円)
    • 為替前提:U.S.$1=148.00円(通期前提、修正なし)、1元=21.00円
  • 進捗状況(中期経営計画・年度目標に対する達成率)
    • 中間期の営業利益は通期計画に対して105.8%(上期実績 2,083億円/通期修正計画 4,040億円に対する上期比は計画比等の表示あり)
    • 通期計画からの修正(営業利益)は▲200億円(修正前→修正後)
セグメント別状況(中間期実績/対前期・対計画)
  • 中間期(上期)セグメント主要数値(営業収益/営業利益/EBITDA、単位:億円)
    • 国内コンビニエンスストア(SEJ)
    • 営業収益:4,625億(前年比 100.0%)
    • 営業利益:1,217億(前年比 95.4%、計画比 92.8)
    • EBITDA:1,657億(前年比 95.2)
    • 主点:既存店売上伸び率 +0.8%、商品荒利率 31.8%(▲0.3pt)
    • 海外コンビニエンスストア(SEI)
    • 営業収益:42,211億(前年比 91.5%)
    • 営業利益:801億(前年比 109.3%、計画比 101.0)
    • EBITDA:2,585億(前年比 101.3)
    • 主点:ガソリン販売単価の下落等で売上減だが、荒利改善やコスト抑制で利益回復
    • スーパーストア
    • 営業収益:6,894億(前年比 95.2%)
    • 営業利益:177億(前年比 503.8%=大幅改善)
    • EBITDA:363億(前年比 146.6%)
    • 主点:イトーヨーカ堂等の改善寄与
    • 金融関連
    • 営業収益:1,091億(前年比 103.7%)
    • 営業利益:179億(前年比 102.8%)
    • EBITDA:394億(前年比 106.7%)
    • その他
    • 営業収益:1,746億(前年比 106.1%)
    • 営業利益:71億(前年比 186.6%)
    • EBITDA:107億(前年比 148.5%)
    • 消去/全社
    • 営業収益:▲403億、営業利益:▲363億(主にグループ共通費用・投資)
  • セグメント別 通期(修正後)予想のポイント
    • 国内CVSは営業利益見直し(修正後 2,147億/前年差▲188億)等、7‑Eleven, Inc.はドルベースでの営業利益見通しは維持(修正後 3,404億円)など、国別・事業別の差異あり
    • 海外CVSの売上減(主にガソリン)でグループ売上が下方修正された一方、利益面は改善を見込む構成
業績の背景分析
  • 業績ハイライト(要点)
    • 営業収益は前年同期を下回る一方、営業利益・当期純利益は改善(営業利益:2,083億、前年比 111.4%・当期純利益:1,218億、前年比 233.1%)
    • 特別損失の大幅減(前年 862億 → 今年度 312億)により当期純利益が大幅改善
    • 抜本的変革プログラムや各事業での施策(フレッシュフード、PB、7NOW等)により荒利やコスト構造が改善しつつある
  • 増減要因(主なドライバー)
    • 売上減要因:海外CVSのガソリン販売単価下落などがグループ売上押下げ
    • 利益改善要因:SST(スーパーストア)事業改善、海外CVSの荒利改善・販管費抑制、特別損失の減少
    • 販管費の動き:SEJでは広告費の増加・人件費上昇等が販管費増加要因。SEIでは人件費適正化等で販管費抑制
  • 競争環境
    • 国内:コンビニ間でのフレッシュフードや店内サービス(セブンカフェ、ベーカリー等)を巡る競争、PBやデリバリー(7NOW)拡大が競争要因
    • 海外:米国ではガソリン事業の価格変動やSpeedway統合後の需給・価格環境が影響
    • 競合比較に関する定量的な市場シェア値等は資料に限定的
  • リスク要因(業績に影響する外部要因)
    • 為替変動(米ドル・人民元の前提レートの変動)
    • ガソリン価格の変動(海外CVSの売上・荒利に直結)
    • インフレや賃料・人件費の上昇
    • サプライチェーンやシステム障害(資料中でCrowdStrikeのサービス停止の影響が言及)
    • 規制・法令変更や消費者動向の変化
戦略と施策
  • 全社戦略(抜粋)
    • 抜本的変革プログラムの推進:収益構造の見直し、コスト抑制、販管費の適正化(システム・DX含む)
    • フレッシュフード差別化、PB(プライベートブランド)強化、店舗ネットワーク強化、デリバリー(7NOW)拡大
    • 事業ポートフォリオ変革:SST・セブン銀行の非連結化等(実行済み)
    • 株主還元のコミットメント(累進配当方針、自己株式取得の実行)
  • 進行中の施策と進捗
    • SEJ(国内)
    • 出来立て商品の展開拡大(セブンカフェベーカリー導入効果で荒利率約+0.1%の寄与、導入店数中間期末 3,064店、年末目標 8,000店)
    • 7NOWの拡大(中間期売上伸長率 +75.3%、平均客単価 2,681円、デリバリー時間 ~20分)
    • 店舗純増(中間期 純増 38店、下期計画含む)
    • SEI(海外)
    • レストラン併設店舗等フレッシュフード差別化、PB拡大、デリバリー(平均客単価 $15.4、既存店売上伸び率 +21.3%の中間期実績)
    • コストコントロールと荒利率改善の取り組み(中間期で商品荒利率改善)
    • 全社レベル
    • 抜本的変革プログラムで販管費適正化・EBITDA増を目指す(2030年度 EBITDA目標 4,000億(スライドの計画))
    • 自己株式取得:累計取得進捗率 58.8%(9月末時点、取得済み金額 3,525億円)
  • セグメント別施策と成果(要旨)
    • 国内CVS:出来立て商品・セブンカフェ・ベーカリー等の導入で荒利額寄与を確認。加盟店コミュニケーション強化で店舗販売力向上を図る
    • 海外CVS:PB・フレッシュ商品の導入、店舗ネットワーク強化、7NOW(または各国のデリバリー施策)で売上・荒利改善
    • スーパーストア/その他:運営改善や事業再編効果により営業利益増加寄与
将来予測と見通し
  • 次期(通期)業績予想(修正値/根拠)
    • 修正後通期(2025年度)業績予想(抜粋):営業収益 105,600億円、営業利益 4,040億円、当期純利益 2,650億円、EPS 107.66円、EBITDA 9,225億円
    • 根拠:上期実績やガソリン価格見通し、SEJ/SEIの施策効果(荒利改善、販管費抑制)、特別損失の減少等を反映
  • 中長期計画と進捗
    • 抜本的変革プログラムを通じた持続的なEBITDA向上(2030年度目標の示唆あり:EBITDA 4,000億といった中期的目標グラフが提示)
    • SEIのIPO(2026年下半期までに実現予定)等、ポートフォリオ戦略の進捗が中長期の収益構造に影響
  • マクロ経済の影響
    • 為替:通期想定レート U.S.$1=148.00円、1元=21.00円(修正なし)を前提に業績見通しを作成
    • 金利/消費の変動、原材料・エネルギー(ガソリン)価格、インフレが売上・コストに与える影響を注視
配当と株主還元
  • 配当方針
    • 方針:一貫して1株あたり配当を向上していく「累進配当」を実施
    • 自己株式取得については既に実行中(進捗状況記載)
  • 配当実績(推移)
    • 中間配当(2025年度中間):25.0円(支払開始予定日 2025年11月14日)
    • 通期配当予想(2025年度):年間 50.0円(中間25.0円+期末25.0円想定)
    • 過去年度の推移図示あり(株式分割考慮の注記あり)
  • 特別配当
    • 特別配当の記載:なし(資料内に特別配当の予定等は示されていない)
製品・サービス
  • 主要製品/サービス(資料の記載)
    • フレッシュフード(出来立てカウンター商品、ホットフード、セブンカフェ、スムージー等)
    • セブンカフェ/セブンカフェベーカリー(導入効果あり、荒利率寄与)
    • 7NOW(即配/デリバリーサービス):中間期で売上伸長(+75.3%)・短時間デリバリーを実現
    • PB商品の拡大(国内・海外でのPB新商品投入)
    • 海外(SEI)ではレストラン併設店の拡大やPB強化、デリバリー拡充
  • 販売状況の指標(抜粋)
    • SEJ既存店売上伸び率(中間期):+0.8%、商品荒利率 31.8%(▲0.3pt)
    • SEI既存店売上伸び率(中間期):▲0.9%、商品荒利率 33.2%(+0.2pt)
    • 7NOW平均客単価・配送時間等のKPIは資料に記載あり(例:平均客単価 2,681円、デリバリー時間 ~20分)
  • 協業・提携
    • 資料上に特定の外部パートナーとの新規提携の詳細記載は限定的(業務提携・システム関連投資等は言及あり)
重要な注記
  • 会計方針・会計基準
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日等)を2026年2月期の期首から適用する旨の注記があり、2025年2月期に係る各数値は遡及適用後の数値を記載
  • リスクに関する特記事項
    • 資料末尾に将来見通しに係るリスク・不確定性についての注意書きあり(開示時点の情報と前提に基づく見通しであり、実際の業績は様々な要因で異なる可能性がある旨)
  • その他重要事項
    • 特別損失は前年度までのグループ構造改革の完了等により大幅に低下(前年 862億 → 312億、差 ▲550億)
    • 事業ポートフォリオ変革の進捗:SST事業の非連結化、セブン銀行の非連結化が完了(リリース済)
    • 自己株式取得:累計取得価額 3,525億円(9月末時点、進捗率 58.8%)

注:本要約は提供資料に基づく事実の整理であり、投資助言や価値判断を行うものではありません。不明な項目は「–」と表記しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3382
企業名 セブン&アイ・ホールディングス
URL http://www.7andi.com/
市場区分 プライム市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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