2026年3月期 第1四半期決算説明資料
2026年3月期 第1四半期（連結）決算説明 資料まとめ — DIGITAL HEARTS HOLDINGS
※出典：同社「2026年3月期 第1四半期 決算説明資料（2025/8/7）」を要約。投資助言は行いません。不明箇所は「–」で記載。
基本情報
- 企業概要
- 企業名：DIGITAL HEARTS HOLDINGS Co., Ltd.
- 主要事業分野：ゲーム向けデバッグ・ローカライズ等を中核とする「DHグループ事業」、企業向けQA／システム検証・セキュリティ等の「AGESTグループ事業」
- 説明会情報
- 開催日時：2025/8/7（資料日付）
- 説明会形式：–（資料のみ。オンライン/オフラインの明示なし）
- 説明者
- 発表者（役職）：–（資料中に個別の発表者名/役職の明示なし）
- 発言概要（資料要旨）：第1四半期はDH・AGEST双方で実質増収、Nintendo Switch 2 等の新型ハード需要を追い風にDHの国内デバッグが好調。AGESTは収益性改善とAI投資（TFACT）で増益。
- 報告期間
- 対象会計期間：2026年3月期 第1四半期（2025/4–6期相当）
- 決算説明資料作成日：2025/8/7
- セグメント（同社開示）
- DHグループ事業：ゲーム向け国内デバッグ、翻訳/LQA、マーケティング支援、海外デバッグ、クリエイティブ等（ゲーム領域のQA/ローカライズ中心）
- AGESTグループ事業：システムテスト、テスト自動化、セキュリティ監視、保守・運用支援、AIテストツール等（エンタープライズ向けQA/テスト）
業績サマリー（連結：第1四半期）
- 主要指標（百万円）
- 売上高：9,380
- 対前期比：△4.6%
- 「子会社売却の影響を除く実質ベース」では +6.4%
- 営業利益：707（営業利益率 7.5%）
- 対前期比：+139.2%
- 子会社売却影響除く実質ベース：+162.1%
- 経常利益：706（+124.0%）
- 親会社株主に帰属する四半期純利益：463（+119.0%）
- EBITDA：902（+66.3%）
- 1株当たり利益（EPS）：–（資料中明示なし）
- 通期計画に対する進捗（第1四半期時点）
- 売上高進捗率：23.6%
- 営業利益進捗率：26.8%（営業利益は計画を上振れ）
- セグメント別（第1四半期、百万円）
- 売上高
- DHグループ：5,512（前年同期比表示は子会社売却の影響で△だが、実質ベースでは増収）
- AGESTグループ：3,917（+0.1%）
- セグメント利益（営業利益ベース）
- DHグループ：640（+59.3%）
- AGESTグループ：67（前年同期は△106 → 体質改善で黒字化）
- EBITDA
- DHグループ：738
- AGESTグループ：163
業績の背景分析
- ハイライト・トピックス
- DHグループ：Nintendo Switch 2 の発売によるコンソール向け開発案件増で国内デバッグが好調。国内デバッグは四半期過去最高売上（約38億円）を記録。AI翻訳エンジン「ella」を活用した大型翻訳案件（100万文字超）を複数受注。
- AGESTグループ：国内QAソリューションが堅調に増収。低採算案件の解消や海外子会社の構造改革により収益性が大幅改善。独自AIテストツール「TFACT」へ投資、β→有償版移行を予定。
- 連結比較では前期に売却した子会社（㈱アイデンティティー等）の連結除外が減収要因だが、既存事業ベースでは増収。
- 増減要因（主な寄与）
- 増収要因：新型ハードによるデバッグ需要増、翻訳の多言語需要増、国内QA需要増、TFACT等への先行投資（将来の収益モデル構築）。
- 増益要因：収益性の高い国内デバッグの伸長、AGESTの低採算案件調整・コスト改善、販管費抑制、粗利率改善、固定費見直し、一部子会社の連結除外での費用構成変化。
- 会計上の影響：主要子会社（㈱デジタルハーツ）における減価償却方法の変更が当期より適用され、当期1Qのセグメント利益を約15百万円押し上げ。
- 競争環境
- 強み：国内コンソールトップクラスの関与率（Top100タイトル関与）、豊富なテスト機材（Switch2専用機材600台超）、登録テスター約8,000名、グローバル拠点、ゲーム特化型AI翻訳エンジン等で差別化。
- 競争優位性：マルチ言語・マルチプラットフォーム対応力、独自の人材モデル（ゲーム好き等の採用）と品質メソッド（DHQ）、AIツールによる高効率化。
- リスク要因（資料記載）
- 機密情報漏洩リスク（業務上の機密管理対策を実施）
- AI等の技術革新による既存サービスの陳腐化
- 国内の労働人口減少・IT人材不足
- M&Aや新規事業拡大に伴う統合・実行リスク
- サービス依存（特定プラットフォーム/タイトル/ベンダー）やサプライ（端末/ライセンス）価格変動など
戦略と施策
- 現在の戦略（グループ）
- スピンオフ上場（AGESTの株式分配型スピンオフ）を通じて両事業の経営フォーカスを高め、成長投資を加速。
- DHグループ：ワンストップでのゲーム品質ソリューション拡充（デバッグ、翻訳、音声、アート、マーケ等）、グローバル展開拡大、M&A／アライアンスの積極化。
- AGESTグループ：QA専門性＋先端技術（AI）で「AIテスト企業」の地位確立、TFACTによる収益モデル構築、SBOM管理サービス展開（シフトライト領域）。
- 進行中の施策（主要）
- TFACT（AIテストツール）：2025年9月にβ→有償版で正式リリース予定。TFACT活用モデルとSaaSモデルを段階的に導入（SaaSモデルは2026年1月から）。
- AI翻訳エンジン「ella」：多言語対応で大型案件受注、9言語フルローンチ（2025年2月時点）。レビューはネイティブスタッフで品質担保。
- グローバル施策：インド現地合弁（JetSynthesys）で海外ゲームメーカー向けサービス開始、英語デバッグの国内展開、音声収録企業との資本業務提携（G-angle）等。
- 人材施策：エンタメ人材（ゲーム経験者等）採用強化、内部のキャリア/リテンション施策、AGESTの次世代QAエンジニア採用強化。
- セグメント別施策と成果
- DHグループ：専用テスト機材を600台以上確保 → コンソール新作の受注獲得に寄与。ellaによる翻訳案件獲得（大型案件4件）。
- AGESTグループ：TFACT導入で人月モデル効率化（設計・実施工数30%削減想定）、ツール販売とSaaSで高収益化。受注顧客数/エンジニア数増加で粗利率改善。
将来予測と見通し（通期：2026年3月期・会社予想）
- 連結業績予想（百万円）
- 売上高：39,750（前期 39,748 → +0.0%）
- 子会社売却影響除く実質増減率：+8.5%
- 営業利益：2,640（+8.6%）
- 経常利益：2,640（+15.9%）
- 親会社株主に帰属する当期純利益：1,660（+163.7%）
- セグメント別（通期見通し・子会社売却影響除く）
- DHグループ：売上 22,870、セグメント利益 2,010（見込み：売上 +9.9%、利益 +7.4%）
- AGESTグループ：売上 16,880、セグメント利益 630（見込み：売上 +4.5%、利益 +28.9%）
- 中長期計画・目標
- 売上成長率：前期比 +10%以上（中長期目標）
- グローバルサービス売上成長率：前期比 +20%以上
- 営業利益率：10%以上目標
- ROIC：15%以上目標
- マクロ経済・市場影響
- ゲーム機ハードサイクル、世界的なゲーム市場動向、多言語化／マルチプラットフォーム化の進展が需要に直結。
- IT投資動向（企業DX、AI投資）やサイバーセキュリティ需要もAGESTの追い風。
- 為替、半導体・ハード供給、サードパーティーのライセンス価格上昇等はリスク。
配当と株主還元
- 配当方針：事業成長投資と経営体質強化のための内部留保を確保しつつ、配当性向20%を下限の目途に安定配当。
- 通期配当（予想）：
- 26/3期（予想）：年間合計 23.0円（中間 11.5円、期末 11.5円）
- 参考：25/3期は合計23.0円（うち記念配当 2.0円が含まれていた期もあり）
- 配当実績（過去推移）：配当性向等は資料に記載（直近：配当性向 30.9% の表示あり）
- 特別配当：25/3期に記念配当2.0円の記載あり（26/3期は特に明示なし）
製品・サービス（主要）
- 主要製品/サービス
- 国内デバッグ（コンソール／モバイル向けテスト）
- グローバルサービス：翻訳・LQA、マーケティング支援、海外デバッグ
- AGESTのQAソリューション：システムテスト、テスト自動化、セキュリティ監視、SBOM管理サービス（開発予定）
- AI関連：
- ella：ゲーム特化型AI翻訳エンジン（9言語対応、既に多数案件受注）
- TFACT：AIテストツール（β→有償版：2025年9月、SaaS：2026年1月開始予定）
- 販売状況：DHの国内デバッグ四半期最高売上、ellaで大型多言語案件獲得、TFACTは商用化に向け投資加速
- 協業・提携・出資
- 資本業務提携や合弁：JetSynthesys（インド合弁）、ジーアングル（音声収録）、Localsoft（スペインローカライズ提携）等
- 出資：81RAVENS、TOKYO GameFi、Turing、Fennel 等（新規事業・連携の一環）
重要な注記・留意点
- 会計方針等
- 主要子会社（㈱デジタルハーツ）における減価償却方法変更の影響：当期から変更適用され、第1四半期のセグメント利益にプラス影響（約15百万円）。
- 連結範囲の変更
- 2024年12月25日付で連結子会社 ㈱アイデンティティー（注力外の子会社）を売却。過去期比較はこの影響を除いた「実質ベース」での説明あり。
- またMK Partners 等の連結除外の影響がセグメント推移に表れている。
- リスク・注意点（資料参照）
- 機密情報管理、AI化によるサービス変化、人材確保の課題、M&Aリスク等を挙げ、対策（物理的セキュリティ、身元保証人制度、技術投資等）を実施。
- 今後の主なイベント・告知
- TFACTの正式リリース（2025年9月、有償版）およびSaaS展開（2026年1月～）予定。
- AGESTのスピンオフ上場準備（株式分配型スピンオフ）を推進中（時期は資料に明示なし）。
参考（IR問い合わせ先等）
- IR問い合わせ：IR 広報室
- 電話：03-3373-0081
- Email：ir_info@digitalhearts.com
- 会社URL：https://www.digitalhearts-hd.com/
不明点は「–」としています。追加で特定スライドの数値や図表の詳細（例：TFACTの収益モデル数値、過去期の四半期別内訳等）を抽出してほしい場合は、該当スライド番号または項目を指定してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3676 |
| 企業名 | デジタルハーツホールディングス |
| URL | https://www.digitalhearts-hd.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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