決算説明：SMK（6798）

2026年３月期第1四半期 決算説明資料

SMK株式会社（証券コード：6798）2026年3月期 第1四半期 決算説明（資料：2025/7/29）要約

注意：以下は提供資料に基づく整理です。不明な項目は「–」と表記しています。投資助言や価値判断は行いません。

基本情報

• 企業名：SMK株式会社（SMK Co., Ltd.）
• 主要事業分野：電子部品（コネクタ、スイッチ、センサー等）および関連ソリューション
• 説明会情報
  • 開催日時：2025年7月29日（資料日付）
  • 発言概要：資料中の要旨に基づき、売上・利益の状況、為替影響、セグメント別の動向、構造改革（固定費削減）およびトピックス（100周年関連・展示会・共同研究など）を説明
• 報告期間：2026年3月期 第1四半期（対象期間：2025年4月〜6月想定）

セグメント（社内区分と概要）

• CS事業部（Consumer & Smart）：家電、情報通信、アミューズメント等向けの製品（コネクタ、リモコン、スイッチ等）
• SCI事業部（Sensor / Connectivity / Integration 等）：車載・産機向けモジュール／センサー等
• イノベーションセンター：新規技術・製品開発、特殊モジュール等
• 備考：各セグメントは資料内の「CS」「SCI」「イノベーションセンター」として報告

業績サマリー（第1四半期：単位は百万円）

• 主要指標（第1四半期 実績）
  • 売上高：11,029 百万円（前年同期 11,726 百万円、前年同期比 −5.9%）
  • 営業利益：△280 百万円（前年同期 △64 百万円、営業損失が拡大）
  • 経常利益：△610 百万円（為替差損計上の影響：為替差損5.1億円を計上）
  • 四半期純利益：△651 百万円（前年同期：801 百万円）
  • 1株当たり四半期純利益：△102.88 円（前年同期：126.47 円）
  • 為替平均レート（当期）：1USD = 144.54 円（前年同期：156.63 円）→ 円高進行
• 進捗状況（期初計画に対する進捗）
  • 売上高・営業利益ともに期初予想を上回る進捗（資料記載）だが、前年同期比では減収・損失拡大
  • 第2四半期以降、構造改革プログラム（固定費削減：国内労務費削減等）により営業利益改善を見込む
• セグメント別（FY2025 第1四半期 実績、単位：百万円）
  • CS事業部：売上高 5,207、営業利益 229（前年同期比：売上 −510、営業利益 −340）
  • 主な増減要因：スマホ／タブレット関連減少、ヘルスケア関連減少、アミューズメント関連増加、車載カメラ／E-Bike関連堅調
  • SCI事業部：売上高 5,801、営業利益 △365（前年同期：売上 5,944、営業利益 △528。営業赤字縮小）
  • 主な増減要因：車載市場は拡大だが家電市場の減少で売上減、原価率改善により赤字縮小
  • イノベーションセンター：売上高 20、営業利益 △144（前年同期比で売上大幅減）
  • 合計：売上高 11,029、営業利益 △280

業績の背景分析

• 業績ハイライト・トピックス
  • 円高進行（USD/JPY 平均 144.54）により為替差損を計上（約5.1億円）、経常損失拡大の主因
  • 情報通信や産機向け市場の需要減が売上減に寄与。一方で家電市場の一部や車載・E-Bike関連は堅調
  • 第1四半期は営業損失拡大したが、期初見込みに対しては概ね計画通りという説明
• 増減要因（寄与項目）
  • 売上高減少：スマホ／タブレット関連やヘルスケア向けが減少、情報通信市場の落ち込み
  • 収益性：原価率改善（SCI事業）で赤字縮小要因、ただし固定費（労務費・経費・減価償却）が増加しマイナス寄与
  • 為替：円高で為替差損（資料で約△160 百万円として調整説明）
• 競争環境
  • 資料内に市場シェアや競合比較の数値は明示されていない。領域別では車載やE-Bikeなど成長分野での受注が寄与している旨の説明
• リスク要因（資料に挙げられた主な外部リスク等）
  • 為替変動（円高が損益に直接影響）
  • 需給変動（スマホ等の需要変動、家電市場の回復度合い）
  • サプライチェーンや規制等についての具体的記載は資料内では限定的
  • 資料最終頁の注意事項：業績見通しは想定外の事象で変動する可能性がある旨の一般的注意喚起

戦略と施策

• 現在の戦略（資料での主な方針）
  • 「電子部品からソリューションへ」のテーマでの事業展開（展示会テーマなどに反映）
  • 構造改革プログラム（固定費削減：国内労務費の削減等）を実施し収益性改善を図る
  • 技術開発・共同研究（音声解析等の先端技術への取り組み）や展示会での製品・ソリューション訴求
• 進行中の施策・プロジェクト
  • Webサイトのフルリニューアル（2025/5/29 公開）
  • SMK技術展 TEXPO 2025（2025/7/2〜4、東京国際フォーラム）開催・製品展示（248点）
  • 共同研究：ラフール社、立正大学と音声によるストレスレベル分析アルゴリズムの共同研究開始（2025/7/9 プレスリリース）
• セグメント別施策と成果
  • CS事業：家電向けやアミューズメント等での製品展開（リモコン、コネクタ等）
  • SCI事業：車載カメラモジュール、操作ユニット、E-Bike用ユニット等で受注堅調、原価改善を推進
  • イノベーション：新技術・製品（HarvestLoop®、Milweb®等）の展示・市場投入推進

将来予測と見通し（通期：単位 百万円、資料記載の予想）

• 通期業績予想（FY2025予想／資料）
  • 売上高：46,000 百万円（FY2024 実績 48,051 → △4.3%）
  • 経常利益：1,000 百万円（FY2024 実績 549 → +82.0%）
  • 当期純利益：600 百万円（FY2024 実績 △1,884 → 黒字見通し）
  • 1株当たり当期純利益：94.70 円
  • 備考：通期業績予想は期初予想から修正なし（資料記載）
• 中長期計画の進捗
  • 資料では「構造改革」によるコスト削減で下期に利益改善を見込む旨（中期計画の全体像・数値目標の詳細は資料内で限定的）
• マクロ経済の影響
  • 為替（円高）が短期的に大きなマイナス要因。金利や世界的な需要動向も業績に影響する旨の注意喚起あり

配当と株主還元

• 配当方針：資料中に示された基本配当の考え方の詳細記載は限定的（50/期末など期中/期末配分に関する記載あり）
• 配当実績・予想
  • FY2024 実績：年間配当 100 円（中間 50 / 期末 50）
  • FY2025 予想：年間配当 140 円（中間 50 / 期末 90）。期末に記念配当 40 円を含む
• 特別配当：FY2025の期末に創立100周年記念配当（期末配当に含む 40円）あり

製品・サービス・協業

• 主力製品／新製品（資料での例）
  • コネクタ：ライトアングル低背FAKRA、ロック付超小型同軸コネクタ IAシリーズ、4P防水コネクタ、車載用USB Type-C対応ロック付きコネクタ、Washable Textile®コネクタ 等
  • センサー・モジュール：HarvestLoop®（自立給電コインバッテリーモジュール）、Milweb®（ミリ波センサー）、人検知センサー、Milweb® Sleep、SCPS LoRaWAN®対応Tracker 等
  • 通信モジュール：Bluetooth®モジュール、Sub-GHz通信モジュール等（市場変動あり）
• サービス・提供エリア・顧客層：車載、家電、情報通信、産業機器、アミューズメント等（国内外顧客向け、詳細は個別製品ページ等へ）
• 協業・提携
  • ラフール社・立正大学と共同で音声によるストレスレベル分析アルゴリズムの研究（Canary Speech技術活用、研究倫理審査承認済）
  • 展示会・技術展での技術・製品連携の展示

重要な注記（資料に明記の項目）

• 会計方針：資料における特別な会計方針変更の記載はなし（資料上の注記に従う）
• リスク要因（特記事項）
  • 為替変動や想定外事象による業績見通しの変動可能性（資料最終頁の注意事項）
• その他重要情報
  • 創立100周年関連：100周年記念サイト（4/1開設）、Webサイトフルリニューアル（2025/5/29）
  • 展示会：SMK技術展 TEXPO 2025（2025/7/2〜4）等で多数の製品・技術を紹介
  • プレスリリース：音声ストレス分析共同研究開始（2025/7/9）等
  • 商標注記：Bluetooth®、LoRaWAN®、USB Type-C™等の商標に関する記載あり

（資料出典：SMK株式会社「2026年3月期第1四半期 決算説明資料」2025年7月29日。本文は提供資料の内容を要約・整理したものです。）

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企業情報

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