決算短信：大日精化工業（4116）

2026年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

大日精化工業株式会社 — 2026年３月期 第1四半期決算短信（連結）要約

（出典：提出資料 2025年8月7日、対象期間：2025年4月1日〜2025年6月30日）

基本情報

• 企業名：大日精化工業株式会社
• 上場コード／市場：4116／東証
• 主要事業分野：顔料・着色剤、樹脂コンパウンド、機能性材料、合成樹脂・特殊コーティング剤、インキ等の製造・販売（セグメント参照）
• 代表者：代表取締役社長 高橋 弘二
• 問合せ先：専務執行役員 最高財務責任者 駒田 達彦 TEL 03-3662-1638
• URL：https://www.daicolor.co.jp
• 決算補足説明資料の有無：有
• 決算説明会の有無：無

報告概要

• 提出日：2025年8月7日
• 対象会計期間（本第1四半期）：2025年4月1日〜2025年6月30日

セグメント（報告セグメント）

• カラー＆ファンクショナル プロダクト（顔料、着色剤、樹脂コンパウンド、顔料分散体、機能性材料 等）
• ポリマー＆コーティング マテリアル（ウレタン樹脂、特殊コーティング剤、天然由来高分子 等）
• グラフィック＆プリンティング マテリアル（グラビア・フレキソ・オフセットインキ 等）
• その他：不動産賃貸、損害保険代理業等（決算短信注記）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：18,113,110株
• 期末自己株式数：951,939株
• 四半期累計期間の期中平均株式数：17,161,171株
• 時価総額：–（資料上の記載なし）

今後の予定（資料記載分）

• 決算説明会：開催なし（補足資料は作成済）
• 株主総会、IRイベント等：–（資料上の個別日程記載なし）

財務指標（要点）

（単位：百万円、％は前年同期比。四捨五入の関係で合計差異あり得ます）

主要業績（累計：第1四半期）

• 売上高：31,709（+1.1%）
• 営業利益：2,493（+46.8%）
• 経常利益：2,745（+31.2%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：2,495（+63.6%）
• 四半期包括利益：443（△88.1%）
• 1株当たり四半期純利益：145.43円（潜在株式調整後：－）

（前年同期：売上31,349、営業利益1,698、経常利益2,093、親会社株主純利益1,525）

連結財政状態（第1四半期末）

• 総資産：196,867（前期末196,784）
• 純資産合計：129,318（前期末130,497）
• 自己資本比率：64.5%（前期末65.0%）
• 自己資本（参考）：127,003百万円（第1Q）
• 現金及び預金：22,451（前期末24,251）
• 受取手形及び売掛金：52,891
• 棚卸資産：33,656
• 負債合計：67,549（前期末66,286）
• 有利子負債（合計目安）：約20,833（短期借入金10,489 + 1年内返済予定の長期借入金2,232 + 長期借入金8,112）

損益計算の内訳等（第1四半期）

• 売上総利益：6,981（前年6,224）→ 粗利率：約22.0%（31,709に対する割合）
• 販管費：4,488（前年4,525）
• 減価償却費（第1Q累計）：1,260

効率性指標（参考）

• 総資産回転率（売上/総資産、第1Q）：31,709 / 196,867 ≒ 0.161
• 営業利益率（第1Q）：2,493 / 31,709 ≒ 7.9%（前年同期は約5.4%）

セグメント別（第1四半期・当第1Q：2025/4/1〜6/30）

• カラー＆ファンクショナル プロダクト
  • 売上高：17,431（百万円） ≒ 売上構成比 55.0%
  • セグメント営業利益：1,397（百万円） ≒ 利益構成比 56.0%
• ポリマー＆コーティング マテリアル
  • 売上高：6,180（百万円） ≒ 構成比 19.5%
  • 営業利益：713（百万円） ≒ 利益構成比 28.6%
• グラフィック＆プリンティング マテリアル
  • 売上高：8,086（百万円） ≒ 構成比 25.5%
  • 営業利益：372（百万円） ≒ 利益構成比 14.9%
• 「その他」等調整含め連結営業利益合計：2,493百万円

財務の解説（決算短信記載の背景）

• 増収要因：全社売上は前年同期比で微増（+1.1%）。
• 増益要因：営業利益・経常利益は増益。親会社株主に帰属する当期純利益は、子会社が運営していた保険代理店事業の譲渡による事業譲渡益（450百万円）など特別利益計上の影響で増益。
• 貸借対照表では、現金預金は減少する一方、売掛金・棚卸資産が増加。負債は賞与引当金の増加等で増加。純資産は為替換算調整勘定の減少により前期末比で減少。

配当

• 直近の実績（2025年3月期）：年間合計 156.00円（中間 66円、期末 90円、内訳：各回に普通配当＋特別配当）
• 2026年3月期（予想）：年間合計 174.00円（中間 87円、期末 87円）
  • 内訳（予想）：中間 普通配当72円＋特別配当15円、期末 普通配当72円＋特別配当15円
• 直近の配当予想修正：なし（会社見解）

セグメント別の状況・戦略（短信記載分の要旨）

• カラー＆ファンクショナル：液晶ディスプレイ向け顔料・分散体は堅調、オフィス事務機器向けは低調。輸送機器向けは国内が堅調、海外も概ね堅調。結果として売上・営業益とも増加。
• ポリマー＆コーティング：ウレタン樹脂は採用車種の販売不振で低調。アウトドアウェア向けも低調。産業資材向け感熱記録用コーティング剤、情報電子向けコーティング剤は好調。売上微増、営業益は若干減少。
• グラフィック＆プリンティング：グラビアインキ（軟包装・飲料ラベル等）は堅調、オフセットインキは横ばい。売上・営業益とも増加（営業益は大幅増）。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：「明日への変革2027」（3か年、2025年3月期を初年度）において「HR戦略」を新たに掲げ、従業員向け持株会による譲渡制限付株式インセンティブ等を導入（2025年7月に自己株式処分を実施）。
• 進捗に関する会社の報告：本第1四半期における業績予想の修正はなく、計画に対する短期的な見直しは資料上明示されていない。

競合状況・市場動向（短信中の説明）

• 業界別動向（短信抜粋）：
  • 輸送機器：自動車向けコンパウンド・着色剤は国内堅調、ウレタン樹脂は採用車種販売不振で低調。海外（中国・北米）は低調。
  • 情報電子：液晶ディスプレイ向けは顔料堅調、コーティング剤好調。
  • 包装／パッケージ：グラビアインキは一部低調も、飲料ラベルは堅調。
  • 建材：新築向けは低調、リフォーム向けは堅調。
• 競合他社との比較、シェア等：資料上の明示的比較データはなし（→ 表示：–）。

今後の見通し（会社発表）

• 業績予想（通期：2025/4/1〜2026/3/31、変更なし）
  • 通期売上高：127,300（+2.0%）
  • 営業利益：7,200（+2.8%）
  • 経常利益：8,200（+5.6%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：6,100（△40.7%）
  • 1株当たり当期純利益（通期予想）：355.45円
• 会社の開示：業績予想は現時点における合理的な前提に基づく見通しであり、実績は様々な要因で変動する可能性がある旨の留保記載あり。

リスク要因（決算短信の注意書き等から想定される要素）

• 為替変動、原材料価格の変動、主要顧客の需要動向（自動車・電子・包装等）、海外市場の状況、規制等。詳細な個別リスクは資料の「業績見通しの前提」欄参照。

重要な注記・その他

• 会計方針の変更：なし。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理：なし。修正再表示等：なし。
• 監査・レビュー：添付四半期連結財務諸表に対する公認会計士・監査法人によるレビューは実施されていない旨。
• 重要な事象：従業員向け譲渡制限付株式インセンティブ（自己株式処分）実施（2025年7月1日：219,780株、処分価額1株あたり3,065円）および取締役等向け譲渡制限付株式（2025年7月25日：5,441株、1株3,100円）。これらは中長期のHR戦略に係る施策として実施。
• 四半期キャッシュ・フロー計算書：当第1四半期累計期間の作成はなし（注記あり）。

注意事項：本まとめは提出資料（決算短信）に基づき事実を整理したものであり、投資助言や売買推奨を行うものではありません。不明な項目は「–」としています。必要であれば、特定項目の数値根拠（該当ページ）や追加の計算を示します。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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