決算短信：リックス（7525）

2025年3月期 決算短信日本基準

決算短信サマリー（Markdown形式）

対象資料：リックス株式会社 2025年3月期 決算短信（連結）
提出日：2025年5月15日
注意：不明な項目は「–」で表記しています。投資助言は行いません。

基本情報

• 企業名：リックス株式会社（証券コード 7525）
• 上場取引所：東証・福岡（資料表記）
• 主要事業分野：産業用機械・部品の製造・販売（高圧液圧応用機器、精密計測・検査機器等）および関連サービス。顧客業界別に「鉄鋼」「自動車」「電子・半導体」「ゴム・タイヤ」「工作機械」「高機能材」「環境」「紙パルプ」の8業界を報告セグメントとする協創型メーカー商社。
• 代表者：代表取締役社長執行役員 安井 卓
• 会社URL： https://www.rix.co.jp/
• 問合せ先：取締役上席執行役員 管理本部長 大鉙 賢司（TEL: 092-472-7311）
• その他：決算補足説明資料・決算説明会（機関投資家・アナリスト向け）あり（説明会予定：2025/5/29）

報告概要

• 提出日：2025年5月15日
• 対象会計期間（連結）：2024年4月1日～2025年3月31日
• 定時株主総会：2025年6月26日（予定）
• 配当支払開始予定日：2025年6月27日（予定）
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月24日（予定）

セグメント（報告セグメント一覧と概要）

• 鉄鋼：製鉄所内設備、保全・更新案件等への供給（売上増）
• 自動車：電池・モーター分野、検査装置など（売上増）
• 電子・半導体：洗浄装置、微粒化装置、修理・再生等（売上増）
• ゴム・タイヤ：設備更新・リピート案件中心（やや減収）
• 工作機械：多軸化対応製品・付帯設備（減収）
• 高機能材：医薬/化粧品分野・排ガス処理等（増収）
• 環境：水処理・ごみ処理向けフィルター等（増収）
• 紙パルプ：CNF等新分野・既存設備メンテ（減収）
• ※ その他：食品、造船等（「その他」区分）

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株含む）：8,640,000株
• 期末自己株式数：541,626株
• 期中平均株式数：8,094,979株
• 時価総額：–（資料に明示なし）

要約（連結・百万円）

• 売上高：54,727（前年 49,753、+10.0%）
• 営業利益：3,882（前年 3,544、+9.5%）
• 経常利益：4,197（前年 3,934、+6.7%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：2,841（前年 2,780、+2.2%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：351.00円
• 包括利益：2,957（前年 3,616、△18.2%）

（主要率）
– 売上高営業利益率：7.1%（前年 7.1%）
– 自己資本当期純利益率（ROEに近い指標）：11.6%（前年 12.4%）
– 総資産経常利益率：9.9%（前年 10.0%）

連結財政状態（期末・百万円）

• 総資産：43,813（前年 41,118、+6.6%）
• 純資産：26,053（前年 24,073、+8.2%）
• 自己資本：25,498（参考）
• 自己資本比率：58.2%（前年 57.4%）
• 1株当たり純資産（BPS）：3,148.56円

主要資産項目（期末・百万円）
– 現金及び預金：6,568
– 売掛金：15,934
– 棚卸（商品・仕掛・原材料合計）：約3,441（商品2,851 + 仕掛344 + 原材料246）
– 有形固定資産（純額）：5,425

負債（期末・百万円）
– 負債合計：17,760（前年 17,045、+4.2%）
– 流動負債：16,285
– 固定負債：1,476
– 有利子負債概算（短期借入＋長期借入）：約1,616（短期1,410 + 長期205）

流動比率（目安）
– 流動資産 32,408 / 流動負債 16,285 ≒ 199%（流動比率 ≒ 199%）

負債比率（総負債/純資産）
– 17,760 / 26,053 ≒ 68.2%

キャッシュ・フロー（連結・百万円）

• 営業活動CF：+3,127（前年 +1,497）
• 投資活動CF：△2,310（前年 △1,253） — 主に有形固定資産取得（約1,634）と無形（約383）
• 財務活動CF：△1,070（前年 △1,237） — 主に配当支払（約1,003）
• 現金及び現金同等物期末残高：6,568（前年 6,752）

効率性指標

• 総資産回転率（売上/総資産）：54,727 / 43,813 ≒ 1.25回／年
• 営業利益率：7.1%（推移は前年とほぼ横ばい）

セグメント別要点（連結・百万円、2025年3月期）

（売上高 / セグメント利益）
– 鉄鋼：15,633 / 2,006（売上比約28.6%）
– 自動車：11,724 / 1,300（売上比約21.4%）
– 電子・半導体：7,407 / 890（売上比約13.5%）
– ゴム・タイヤ：3,870 / 416（売上比約7.1%）
– 工作機械：2,321 / 502（売上比約4.2%）
– 高機能材：2,539 / 268（売上比約4.6%）
– 環境：3,046 / 295（売上比約5.6%）
– 紙パルプ：919 / 106（売上比約1.7%）
– その他：7,269 / 966

（セグメント利益合計：6,749、調整額（一般管理費等）△2,867 → 営業利益 3,882）
– セグメント利益貢献度（セグメント利益比率、概算）
– 鉄鋼：約29.7%、自動車：約19.3%、電子・半導体：約13.2%、その他・主要セグメントが残りを占める。

財務の解説（要約）

• 売上・利益ともに増加。売上は全体で+10.0%と堅調（鉄鋼・自動車・電子・環境などが牽引）。
• 営業CFは増加（+3,127）し、投資（設備投資・無形資産取得）を上回るキャッシュ創出が確認される。投資は有形固定資産取得（施設投資）と無形が主因。
• 純資産が増加し自己資本比率は改善。短期借入中心で有利子負債は限定的。流動比率約2倍で短期支払能力は確保。
• 特記事項として、期中に在外子会社での送金詐欺損失（特別損失：約76.5百万円）が計上されている。投資有価証券評価損等も発生し包括利益は減少。

配当

• 2024年3月期（実績）：年間 141.00円（中間70.00、期末71.00）
• 2025年3月期（実績）：年間 141.00円（中間53.00、期末88.00）／配当総額：1,143百万円（連結）／配当性向：40.2%（連結）
• 2026年3月期（予想）：年間 146.00円（中間64.00、期末82.00）／想定配当性向：41.5%
• 特別配当：なし（当期は通常配当のみ）

セグメント別情報（補足）

• 鉄鋼：製鉄所の老朽化対応、保全工事、圧延工程能力増強等で増収増益。主要顧客に日本製鉄（販売高 6,268 百万円）。
• 自動車：CASE分野（電池・モーター）向け設備・検査装置で増収。
• 電子・半導体：AI関連需要の下、洗浄装置・湿式微粒化装置等で増収・増益。
• 環境：水処理・ごみ処理向け製品で大幅増（売上+30.4%、利益+44.1%）。
• ゴム・タイヤ、工作機械、紙パルプは一部需要差や前年の特需剥落で減収または利益減。
• セグメント利益の算定方法変更：当連結会計年度より、従来「セグメント利益の調整額」としていた自社メーカー機能に係る損益を各セグメントに配分して表示（遡及再表示済）。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：「GP2026」を掲げ、協創型メーカー商社として社内外連携強化・課題解決力向上を継続。
• 進捗感：2025期の増収増益は計画の一部前進と記載。来期見通しは小幅増で、計画通りの拡大継続を目指す姿勢。

競合状況・市場動向

• 市場動向（資料内コメントの要旨）：
  • 世界：AI関連（ロジック半導体等）で需要拡大。地域・分野による景況差あり（中国の粗鋼生産微減、インド増加等）。
  • 日本：インバウンド回復でサービス堅調。製造業は為替・原材料・関税リスク等で不透明感。
• 競合他社との直接比較データ：–（資料に明示なし）
• 市場優位性：業界別に幅広い製品ラインと独自品（ロータリージョイント、洗浄装置等）および既存顧客基盤を有する点が特徴として示される。

今後の見通し（会社予想）

• 2026年3月期（通期予想・百万円）
  • 売上高：57,000（+4.2%）
  • 営業利益：3,990（+2.8%）
  • 経常利益：4,080（△2.8%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：2,850（+0.3%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：351.59円
• 前提・リスク：為替、原材料価格、米国関税政策等の外部要因により業績変動の可能性あり。詳細は添付資料参照。

リスク要因（資料からの抜粋）

• 外部要因：為替変動、原材料価格高騰、米国の関税政策、地域別需要差など。
• 期内で発生した特定損失：在外子会社における送金詐欺損失（約76.5百万円）。
• 会計基準変更：法人税等に関する会計基準改正を適用（連結財務諸表への影響はないと記載）。

重要な注記

• 連結範囲の重要な変更：なし。
• 会計方針の変更：①会計基準改正に伴う変更あり（税効果の取扱い等）。影響は限定的（資料記載の通り）。
• セグメント表示方法の変更：当期よりメーカー機能の損益を各セグメントへ配分（遡及適用済）。
• 決算短信は監査（公認会計士／監査法人）の対象外。
• 決算説明会資料は開催後に同社ウェブサイトへ掲載予定（開催：2025/5/29）。

以上。追加で特定の項目（例：時系列での指標推移、EM/CFの詳細注目点、セグメント別粗利率等）を要約希望であれば指示ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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