2025年12月期第1四半期決算説明会資料
株式会社ブロードリーフ — 2025年12月期 第1四半期 決算説明会(資料要約)
注意:以下は提供資料(2025年5月14日付 決算説明会資料)に基づく要約です。不明な点は「–」としています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ブロードリーフ(Broadleaf Co., Ltd.)
- 主要事業分野:業務用ソフトウェア開発・提供(自動車関連向け業務ソフトのクラウド化、ライセンス販売、保守・運用、マーケットプレイス、ハードウェア・サプライ販売等)、Broadleaf Cloud Platform 等
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月14日(資料日付)
- 説明者(発表者)
- 発言概要(資料からの要点)
- 第1四半期はサブスク型(クラウド)ソフトの顧客増により売上が増加し、増収がコスト増を吸収して営業利益以下は黒字化。
- クラウド化(2028年中に対象顧客100%)を中期計画の主要施策と位置付け、KPI(クラウド化率・ARR・ARPL・継続率・ライセンス数)は中期計画に沿って推移中。
- 生成AIの積極活用や組織フラット化、業務プロセスの見直しで生産性向上を図る。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第1四半期
- セグメント(資料での新サービス区分)
- クラウドサービス:クラウド型サブスクリプションソフト(.cシリーズ等)
- ソフトウェアサービス:月額保守等(旧・運用・サポートから移行)
- パッケージシステム:従来パッケージ販売(移行対象)
- ソフトウェア販売:ライセンス販売等
- 運用・サポート:保守・運用支援(旧区分)
- マーケットプレイス:プラットフォーム経由サービス
- その他:ハードウェア、サプライ等(ハードウェア・サプライは旧区分から切り出し)
- 備考:上記区分は資料中で「(新)サービス区分」として示され、細部は資料内表記に従う
業績サマリー(主要数値)
- 主要指標(FY2025 第1四半期、単位:百万円)
- 売上収益:4,758(前年同期 4,014、増減 +744、増減率 +18.5%)
- 売上原価:1,638(前年同期 1,409、+229、+16.3%)
- 売上総利益:3,120(前年同期 2,605、+515、+19.8%)
- 販管費等:2,767(前年同期 2,715、+53、+1.9%)
- 営業利益:353(前年同期 -109 → 黒字転換)
- 税引前利益:298(前年同期 -42)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:196(前年同期 -35)
- 基本的1株当たり利益:2.19円(前年同期 -0.39円)
- クラウドKPI(第1四半期)
- ARR:4,463 百万円(前年同期 2,576 百万円、YoY +73%)
- クラウド化率:26.4%(前年同期 17.3%)
- 継続率(ユーザー維持率):99.7%(前年同期 99.6%)
- ライセンス数:15,165(前年同期 9,301、増 +5,864)
- ARPL(平均月額収入/ライセンス):24,527円(前年同期 23,084円、+6.3%)
- 進捗状況(中期経営計画や年度目標に対する達成率)
- 資料記載の定性的結論:クラウドソフトの各指標は中期計画(2022–2028)に沿った水準で推移中。定量的達成率は一部指標(クラウド化率26.4%、ARR増加等)で中期計画の進捗が示されているが、全体の進捗度(%)は資料に数値化されていない → 具体的達成率は「–」。
- 目標値(参考):資料想定で、クラウド化率100%かつARPL28,500円時の2028年末ARR見通しは197億円。
- セグメント別状況(FY2025 1Q:売上高、前年比)
- クラウドサービス(=ソフトウェア系サブスク含む総称):2,490(前年同期 1,760、+730、+41.4%)
- 内訳:ソフトウェアサービス合計 2,356(+46.1%)、うちソフトウエア 2,098(+52.8%)、保守契約費 127(+56.6%)、初期導入費 130(-17.6%)、マーケットプレイス 134(-9.2%)
- パッケージシステム:1,610(前年同期 1,801、-10.6%)
- ソフトウェア販売:393(+16.2%)
- 運用・サポート:1,217(-16.8%)
- その他合計:659(前年同期 453、+45.5%)内ハードウェア 489(+74.3%)、サプライ 170(-1.5%)
- 経常売上(ソフトウェア系の継続売上合計):3,442(前年同期 2,917、+18.0%)→ 経常売上比率 72.3%
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- サブスク型クラウドソフトの顧客増加が主因で売上が18.5%増加し、増収がクラウド償却費等のコスト増を吸収して営業利益以下が黒字転換。
- ハードウェア(PC等)の買い替え需要が想定を上回り、その他(ハードウェア)売上が大きく伸長。
- キャッシュ面では、黒字化に伴う納税増と契約負債増加額の低下などにより営業CFが減少、期末現預金は減少(3,333 百万円)。
- 増減要因(寄与)
- 増収要因:クラウド(サブスク)顧客の増加、ライセンス数増、ARPLの上昇、ハードウェア需要増。
- 減益(コスト増)要因:クラウド償却費やITインフラ調達費、開発投資、人件費増等の成長投資コスト。ただし、AI活用等で営業・管理・開発の効率化を進め、販管費は比較的抑制。
- キャッシュ要因:5年パック(前受)契約の契約負債構成、税金支払増(黒字化に伴う)。
- 競争環境
- 資料上の競合比較や市場シェアの具体数値は記載なし → 市場シェア・競合との定量比較は「–」。
- 競争優位性としては、自動車関連で40年以上のデータ蓄積を背景とするプラットフォーム化(Broadleaf Cloud Platform)と業務ソフトからの顧客基盤を強みとして掲示。
- リスク要因(資料で示された主な外部・内部リスク)
- 決算予想に関する一般的な留意(免責):将来予測には潜在的リスク・不確実性が含まれ、実績は異なる可能性あり。
- 業績影響の可能性があるもの(資料の示唆):キャッシュ影響(契約形態の前受け/契約負債)、税金・資金調達の動向、ITインフラやセキュリティ投資の変動、サプライチェーン等 → 具体的外的要因(為替、規制等)の詳細は明示なし(必要に応じて「為替変動等は影響し得る」等の一般論を想定)。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画 2022–2028 の要点)
- パッケージからクラウド(サブスク)への顧客移行を中期計画の重点施策として設定。対象顧客のクラウド化を2028年中に100%とする目標。
- 売上のストック化(サブスク化)とソフト機能拡張によるアクセス可能市場(TAM)拡大を進め、ARR拡大と収益率向上を図る。
- 生成AI導入による業務生産性向上、組織のフラット化、業務の無駄排除によるコスト効率化。
- 進行中の施策(具体例)
- クラウドソフトの機能拡張(無形資産・クラウド償却費の増加)。
- ITインフラ強化(クラウド提供のための調達費増)。
- AI活用による営業提案・管理・開発プロセスの効率化。
- 5年パック等の契約形態を通じた販売促進(IT補助金が採用動機の一つ)。
- Broadleaf Cloud Platform(BCP)構想:自動車関連データとAIを組み合わせたプラットフォーム化の推進。
- セグメント別施策と成果
- クラウドサービス:顧客への段階的な移行を計画的に実行中。KPI(クラウド化率、ARR、ライセンス数、ARPL、継続率)は上昇傾向。
- パッケージシステム:移行対象顧客としてクラウド化推進(パッケージ売上は減少トレンド)。
- ハードウェア・その他:PC買い替え需要を取り込み、一時的に売上が拡大。
- 成果:第1四半期でクラウド関連売上・ARRが顕著に伸長し、営業利益の黒字転換に寄与。
将来予測と見通し
- 業績予想(資料の数値)
- 上期(FY2025 上期:今回予想)
- 売上収益:9,600 百万円(前回 9,500、修正 +100)
- 売上原価:3,350
- 営業利益:550 百万円(前回 300、修正 +250)
- 税引前利益:450
- 親会社株主帰属当期利益:300
- 基本1株当たり利益:3.34円
- 修正理由:1Qの売上・コスト進捗ならびにPC買替等の上振れに基づく(上期は上方修正)。
- 通期(FY2025 通期:予想は変更なし)
- 売上収益:20,100 百万円(前期 18,045、+11.4%)
- 営業利益:1,500 百万円(前期 674、+122.5%)
- 親会社株主帰属当期利益:1,000 百万円
- 基本1株当たり利益:11.13円
- 備考:上期の上振れは下期への前倒し要素もあるため、通期見通しは据え置き。下期の事業環境を見極めつつ超過を目指す。
- 中長期計画(2022–2028)と進捗
- 中期計画目標(旧区分ベースの例示):売上収益 31,500 百万円(FY2028計画)、営業利益 13,000 百万円(営業利益率 41.3%)等。
- ARRやクラウドKPIを根拠に、資料では2028年末ARR見通しを197億円(クラウド化100%、ARPL 28,500円の仮定)と提示。
- 現状(2025 1Q)はクラウド化率26.4%、ARR 44.63億円。資料は「中期計画に沿った水準で推移中」と表現。
- マクロ経済の影響
- 資料で明示的に論点とされている例:IT補助金が5年パック採用の動機の一つとなっており、補助金等の政策は採用ペースに影響を与える可能性。
- その他(為替・金利・需給変動等)が業績に与える影響の具体的数値は記載なし → これらの要因は一般論として業績に影響し得る旨の注記あり。
配当と株主還元
- 配当方針
- 株主還元を経営の重要課題と位置付け、連結配当性向「35%以上」を基本方針。
- 利益積上フェーズ入り(FY2025〜)に伴い、利益還元策を検討。株式流動性など総合的観点で臨機応変に最適な株主還元を実施する方針。
- 配当実績・予想
- FY2025(予想):中間配当 2.50円、期末配当 2.50円、年間配当 5.00円(連結配当性向 44.9%)
- FY2024(実績):中間 0.00円、期末 2.00円、年間 2.00円(連結配当性向 51.9%)
- 備考:当期予想の達成確度が高まったため、2025年3月14日付で年間配当予想を1株あたり5.00円に増額修正。
- 特別配当:資料上は特別配当の記載なし(→ 特別配当の有無は「–」)。
製品やサービス
- 主要製品
- クラウドソフト(.cシリーズ等) — 業種別ライセンス・職種別ライセンスを提供。サブスク型への移行を推進。
- パッケージシステム(既存顧客向けパッケージ) — 移行対象。
- Broadleaf Cloud Platform(BCP) — 自動車関連の蓄積データを活用するプラットフォーム戦略(AI活用含む)。
- サービス
- 保守契約、初期導入支援、マーケットプレイス連携、運用・サポート、ハードウェア・サプライ提供等。
- 提供エリア・顧客層:主に自動車整備業、鈑金業、販売チェーン、ディーラー、部品商等(資料中の対象業界・顧客像)。
- 協業・提携
- 資料では「ブロードリーフ経済圏」の拡大イメージを提示(大手車販チェーン、カーメーカー系販路、サービスステーション等への展開強化を示唆)。
- 具体的な企業名・契約先等の記載は資料に明示なし → 具体的提携先は「–」。
重要な注記
- 会計方針・会計上の変更
- 資料中に特定の会計方針変更の明示はなし。ただし、サービス区分の再編(旧→新の区分変換)に伴う表示上の変更や、クラウド償却費(無形資産の増加)等の会計影響が記載。
- 無形資産の増加:クラウドソフト機能追加に伴う無形資産増(資料のバランスシート参照)。
- リスク要因(特記事項)
- 将来予測にはリスク・不確実性が含まれるため、実績が予想と異なる可能性がある旨の免責記載あり。
- キャッシュフロー関連の注意点:黒字化に伴う法人所得税支払増、契約負債増加額の低下などにより営業CFは減少している点。
- その他(今後のイベント・告知等)
- 新サービス区分による売上計画の詳細は算定でき次第公表予定。
- IR問い合わせ先:bl-ir@broadleaf.co.jp
以上。必要であれば、特定項目(例:セグメント別売上比率の割合計算、ARR増減のグラフ化、貸借対照表やキャッシュフローの比率分析等)を追加で作成します。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3673 |
企業名 | ブロードリーフ |
URL | http://www.broadleaf.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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