決算短信：JX金属（5016）

2026年３月期第１四半期決算短信〔ＩＦＲＳ〕(連結)

決算短信（要約）

対象資料：JX金属株式会社 2026年3月期 第1四半期決算短信（IFRS・連結）
提出日：2025年8月5日

基本情報

• 企業名：JX金属株式会社
• 主要事業分野：金属・材料事業（半導体材料、情報通信材料、基礎材料 等）
• 代表者：代表取締役社長 林 陽一
• 問合せ先：コーポレートコミュニケーション部 開示担当課長 米山 学（TEL: 03-6433-6088）
• 決算補足説明資料：有
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け）
• 上場取引所 / コード：東証 / 5016
• URL：https://www.jx-nmm.com/

報告概要

• 提出日：2025年8月5日
• 対象会計期間：2025年4月1日～2025年6月30日（2026年3月期 第1四半期連結累計期間）
• 連結範囲の変更：なし
• 会計方針の変更・見積りの変更：なし
• 監査（四半期レビュー）：なし

セグメント

報告セグメントは「半導体材料」「情報通信材料」「基礎材料」の3区分（その他あり）。
– 半導体材料：半導体用スパッタリングターゲット、化合物半導体・結晶材料、塩化物等の製造・販売
– 情報通信材料：圧延銅箔、チタン銅、超微粉ニッケル、電磁波シールドフィルム、電線 等の製造・販売
– 基礎材料：リサイクル原料の集荷・販売、電気銅の受託製錬、貴金属等の製造・販売・受託製錬
– その他：上記以外の事業

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式を含む）：928,463,102 株（2026年3月期1Q）
• 期末自己株式数：1,219,500 株
• 期中平均株式数（四半期累計）：927,243,602 株（2026年3月期1Q）

今後の予定（開示情報に基づく）

• 決算発表（通期・四半期等）：当資料（第1四半期）提出済み。通期予想は修正済（資料内参照）。
• IRイベント：決算説明会（機関投資家・アナリスト向け）有（具体日程は開示資料参照）
• その他：通期業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ（同日付で公表）

損益（第1四半期：2025/4/1–2025/6/30、対前年同期増減率）

• 売上高：191,276（+12.1%）
• 営業利益：29,558（+21.8%）
• 税引前四半期利益：28,459（+21.3%）
• 四半期利益（当四半期）：23,242（+32.7%）
  • 親会社の所有者に帰属する四半期利益：18,865（+27.8%）
• 基本的1株当たり四半期利益：20.35円（前年同期 15.90円）

貸借対照表（期末：2025/6/30）

• 資産合計：1,276,644（百万円）
  • 流動資産合計：494,916
  • 非流動資産合計：781,728
• 負債合計：572,052
  • 流動負債：280,707
  • 非流動負債：291,345
• 資本合計：704,592
  • 親会社の所有者に帰属する持分：606,992
• 親会社所有者帰属持分比率（自己資本比率）：47.5%（前期末 48.0%）
• 現金及び現金同等物：63,239（百万円）

財務安全性・流動性

• 有利子負債残高：331,200 百万円（＝3,312億円、前連結会計年度末比増加）
• ネット有利子負債：268,000 百万円（＝2,680億円、前期末比増加）
• ネットD/E（ネット・デット・エクイティ・レシオ）：0.44倍（前連結会計年度末 0.39倍→報告は0.44倍）
• 流動比率（当期末）：約1.76倍（494,916 / 280,707）

効率性（第1四半期ベース）

• 売上高営業利益率（営業利益÷売上高）：約15.5%（前年同期：約14.2% → 増加）
• 総資産回転率（四半期売上高÷総資産）：約0.15（前年同期：約0.13 → 増加）
  • （注）四半期ベースの単純計算。年率換算等は考慮していない。

キャッシュフロー

• 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（注記）。
• 減価償却費：10,742 百万円（当第1四半期累計）

セグメント別（当第1四半期：金額は百万円）

• 半導体材料
  • 売上高（外部）：38,701
  • セグメント利益（営業利益）：8,535
  • セグメント営業利益率：約22.1%
  • 概要：AI関連需要拡大によりスパッタリングターゲット等の増販で増益
• 情報通信材料
  • 売上高（外部）：77,217
  • セグメント利益（営業利益）：7,654
  • セグメント営業利益率：約9.9%
  • 概要：圧延銅箔のスマホ需要回復、AIサーバ向け高機能銅合金採用拡大、タツタ電線の連結寄与等で増益
• 基礎材料
  • 売上高（外部）：74,561
  • セグメント利益（営業利益）：14,622
  • セグメント営業利益率：約19.6%
  • 概要：円高・銅価下落、持分法投資利益の剥落等で前年同期比減益。買鉱条件悪化を受け製錬所の減産措置検討
• その他・調整：合算調整（内部取引等）の影響あり（調整額 −3,320 百万円等）

（注）セグメント利益は会社の開示（営業利益ベース）

財務の解説（開示に基づく要点）

• 第1四半期は世界経済の不確実性がある一方、AI関連分野（半導体・AIサーバ等）で需要が旺盛。
• 為替（円/ドル）は期平均145円（前年同期比11円高）、LME銅価格は期平均432セント（前年同期比11セント安）。
• 売上増加は主に半導体材料・情報通信材料の増販。営業利益は増益。
• 資産合計は営業債権や持分法投資の減少等で前期末比減少。負債は借入増等でほぼ横ばい。手元資金は増加。
• 有利子負債増加によりネット有利子負債・ネットD/Eは増加。

配当

• 配当方針：連結配当性向20%程度を基本。銅価上昇によるベース事業の上振れ分の一部を株主還元に充てる方針。
• 第1四半期時点：期中配当実績なし（通期ベースにて予想修正あり）
• 配当予想（通期・修正後、2026年3月期）：年間 18.00円（中間 6.00円、期末 12.00円）
  • 以前の予想：年間 15.00円 → 修正（開示）
• 特別配当：前期（2024年11月29日効力）に特別配当として1株当たり91円55銭、配当総額85,000百万円を実施（注記）。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画の個別目標数値・進捗は開示資料に限定的記載。明確な中期目標の進捗数値比較は資料に無いため「–」。
• ただし、第1四半期のセグメント別増益傾向（半導体材料・情報通信材料）は、AI需要拡大を取り込む事業構成と整合的である旨の記載あり。

競合状況・市場動向（開示情報に基づくポイント）

• 市場動向：AI関連需要の急成長（AIサーバ需要等）、スマホの回復、銅価格・為替の変動、米国関税政策や地政学リスクが影響要因として挙げられている。
• 競合比較：同業他社との具体的比較データは開示されていないため「–」。
• 競争優位性に関する定性的言及：高機能材料（高機能銅合金、スパッタリングターゲット等）が成長分野で採用拡大していることを強調。

今後の見通し（業績予想・前提）

• 連結業績予想（通期 2025/4/1–2026/3/31・修正後）
  • 売上高：760,000 百万円（前回 740,000）
  • 営業利益：110,000 百万円（前回 95,000）
  • 税引前利益：104,000 百万円（前回 88,000）
  • 親会社に帰属する当期利益：70,000 百万円（前回 58,000）
  • 基本的1株当たり当期利益：75.49 円（前回 62.47）
• 前提（開示）：LME銅価格 427 セント/ポンド（7月以降 425 セント）、為替 141 円/ドル（7月以降 140 円/ドル）等を前提に修正。
• 会社は需要（特に情報通信材料のスマホ・AIサーバ用途）や米国関税影響の縮小、銅・為替の前提水準上振れを踏まえ予想を上方修正。

リスク要因（開示の要旨）

• マクロ経済動向や素材業界の競争環境の変化
• 法律改正・規制強化等の影響
• 訴訟等のリスク
• 為替変動・銅価格変動・関税政策等の影響
• 買鉱条件の悪化等に伴う製錬所の稼働調整リスク

重要な注記

• 会計方針変更：なし（IFRSに基づく）
• 連結範囲の変更：なし
• 四半期連結財務諸表に対する公認会計士または監査法人のレビュー：なし
• キャッシュ・フロー計算書：当第1四半期累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（注記あり）

（注）本要約は提示された決算短信に基づく事実の整理であり、投資助言、売買推奨、価値判断等は含みません。不明な項目は「–」としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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