2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社あおぞら銀行(8304) 2025年3月期 決算短信(連結)要約
以下は提供資料(決算短信・決算説明資料、2025年5月14日公表)を基に、個人投資家向けに整理した要点まとめです。判断・投資助言は含みません。不明箇所は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社 あおぞら銀行(Aozora Bank, Ltd.)
- 上場市場 / 証券コード:東(東京) / 8304
- URL:https://www.aozorabank.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 大見 秀人
- 問合せ先:経理部担当部長 田島 由紀恵 TEL 03-6752-1111
- 提出日(決算短信公表日):2025年5月14日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- 定時株主総会予定日:2025年6月24日
- 配当支払開始予定日:2025年6月25日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月20日
- 決算説明資料:作成・開示あり。決算説明会:開催あり。
- 特記:特定取引勘定設置あり。期中連結範囲の重要な変更(除外:Aozora Asia Pacific Finance Limited 1社)。
セグメント(報告セグメント)
当期から「GMOあおぞらネット銀行」を報告セグメントに追加。報告セグメント(各グループの概要は決算短信記載):
– 法人営業グループ:事業法人向け貸出・預金、M&Aアドバイザリー等
– ストラクチャードファイナンスグループ:買収ファイナンス、環境・不動産ファイナンス等
– インターナショナルビジネスグループ:海外投融資業務等
– マーケットグループ:デリバティブ、外国為替、ALM等
– カスタマーリレーショングループ:金融法人・地域法人・個人向けの営業
– GMOあおぞらネット銀行:子会社(ネット銀行)による法人・個人向け業務
(セグメント別業績ハイライト:当連結会計年度=2024年4月1日–2025年3月31日、単位:百万円)
– ビジネス収益(合計):89,549 百万円
– 法人営業:16,545
– ストラクチャード:37,141
– インターナショナル:17,517
– マーケット:455
– カスタマー:8,679
– GMOネット銀行:9,210
– ビジネス利益(又は損失、合計):32,799 百万円
– 法人営業:6,704
– ストラクチャード:22,504
– インターナショナル:9,644
– マーケット:△3,853
– カスタマー:△1,799
– GMOネット銀行:△400
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):139,789,418株(2025年3月期)※前期:118,289,418株
- 期末自己株式数:1,408,328株(2025年3月期)
- 期中平均株式数:133,006,083株(2025年3月期)
- 新株発行(当期):第三者割当増資により資本金・資本剰余金増加(資本金 100,000 → 125,966 百万円)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(開示事項)
- 次回決算発表:2026年3月期 通期見通しを開示(資料内)
- 株主総会:2025年6月24日(予定)
- IRイベント:決算説明会 実施(詳細はIRページ)
- その他:有価証券報告書提出予定 2025年6月20日
財務指標(連結ハイライト)
数値は原則「百万円」表記を併記。注:資料は百万円単位で切捨て。
P/L(主要)
– 経常収益(連結・収益合計):231,460 百万円(前期:246,299 百万円、△6.0%)
– 経常利益(連結):17,561 百万円(前期:△54,816 百万円 -> 黒字転換)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:20,518 百万円(前期:△49,904 百万円 -> 黒字転換)
– 1株当たり当期純利益(EPS, 単純):154.26 円
– 包括利益:21,561 百万円(前期:△42,703 百万円)
B/S(主要)
– 総資産(連結):7,762,434 百万円(前期:7,603,002、増加 +1,594 億円)
– 貸出金:4,206,564 百万円(前期:4,071,295、増加 +1,352 億円)
– 国内向け貸出:前期末比 +3,061 億円
– 海外向け貸出:前期末比 △1,708 億円
– 有価証券:1,355,458 百万円(前期:1,186,561、増加 +1,688 億円)
– 負債合計:7,302,748 百万円(前期:7,211,924、増加 +908 億円)
– 預金:5,598,301 百万円(前期:5,634,992、やや減少)
– 純資産(連結):459,685 百万円(前期:391,078、増加 +686 億円)
– 普通株式に係る期末純資産(親会社株主に帰属する額):450,916 百万円
キャッシュフロー(連結)
– 営業CF:△56,900 百万円(前期:+133,949 百万円、貸出増により支出)
– 投資CF:△147,849 百万円(前期:+167,439 百万円、主に有価証券取得)
– 財務CF:+46,592 百万円(前期:+2,136 百万円、株式発行収入等)
– 現金同等物期末残高:1,341,599 百万円(前期:1,499,756)
主要比率・指標
– 自己資本比率(独自算定・連結):5.8%(期末純資産法による表示、注記あり)
– Basel III(連結・速報値):自己資本比率 10.72%(2025年3月末)
– 1株当たり純資産(BPS):3,258.51 円(連結)
– 経常利益率(経常利益/経常収益):7.6%(2025年3月期、資料値)
– 与信関連費用:94 億円(当期、前期は469 億円)
補足(業績構成)
– 連結粗利益:85,638 百万円(前期より増加)
– 資金利益(利ざや等):48,710 百万円(前期比増)
– 非資金利益(役務等):増加(役務取引等利益 24,651 百万円等)
– 経費:△62,878 百万円(ほぼ横ばい)
– 持分法投資損益:2,265 百万円
配当
- 2024年3月期(前期実績):年間 76.00 円(中間 38、期末 38)
- 2025年3月期(当期実績):年間 79.00 円(四半期分配、内訳:第1 19、 第2 19、 第3 19、 期末 22)
- 配当金総額(連結):10,522 百万円
- 配当性向(連結):51.2%
- 純資産配当率:2.4%
- 2026年3月期(予想):年間 88.00 円(四半期ベースで支払予定)
- 当期の配当方針は中期経営計画下で「業績に応じた配当を原則、資本の健全性維持と安定的株主還元の両立」
特別配当:当期は特殊な特別配当の記載なし(特別配当:無)
セグメント別状況(補足)
- ストラクチャードファイナンスが高い収益寄与(ビジネス収益・利益ともに大きく寄与)
- マーケット部門は当期において損失(市場関係)の影響がある期もあり、利益変動要因になり得る
- GMOあおぞらネット銀行は当期からセグメント化。収益基盤が拡大しており、将来の寄与が注目される
(数値は前掲の「セグメント」欄参照)
中期経営計画との整合性
- 新中期経営計画「AOZORA2027」(2025~2027年度)を策定・公表。基本方針は資本健全性と安定株主還元の両立。
- 当期は第三者割当増資(引受先:株式会社大和証券グループ本社)により資本増強を実施し、自己資本増加で中計の資本政策と整合。
- 進捗評価:当期の黒字転換、資本増強は計画に資するが、今後は中計目標数値(詳細は中期計画資料参照)の実現性確認が必要。
競合状況・市場動向(資料記載分)
- 競合他社比較:資料に同業他社との詳細比較表は掲載なし → 比較は別途必要(ここでは提示不可)
- 市場動向(開示上の注目点)
- 金利動向:利回り、預貸利鞘に関する数値を詳細に開示(利回りや資金調達原価は四半期・部門別に記載)
- 不動産市場リスク(特に米国オフィス):海外不動産ノンリコースローンに関して、米国オフィス市場の低迷を踏まえ追加の貸倒引当金を計上。物件処分時の価格下落リスクを前提に評価・引当を実施。将来の損益は想定に依存し不確実性あり。
今後の見通し(開示)
- 2026年3月期(連結・通期予想)
- 連結粗利益:95,000 百万円(950 億円)
- 連結実質業務純益:32,000 百万円(320 億円)
- 経常利益:30,000 百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:22,000 百万円
- 1株当たり当期純利益(予想):158.98 円
- 配当(予想):年間 88.00 円
- 業績予想に関する注記:将来見通しは開示された前提に基づくものであり、実際の業績は諸要因で変動する可能性あり(資料注記)。
主なリスク要因(資料から)
– 与信リスク(特に海外不動産ノンリコースローン、米国オフィス市況)
– 金利・為替変動(資金運用・有価証券評価に影響)
– 市場リスク(有価証券の評価損益の変動)
– その他規制・法令・経済環境の変化
重要な注記・会計上の事項
- 連結範囲の重要な変更:有(除外 1社:Aozora Asia Pacific Finance Limited)
- 会計方針の変更:無し
- 会計上の見積りの変更:無し
- 修正再表示:無し
- 監査:決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外(注記)
追加情報(注記)
– 海外不動産ノンリコースローンについて、米国オフィス市況の不確実性を踏まえ、管理注意先の全債務者について将来CF見積り等で予想損失を算定し、追加で貸倒引当金を計上。処分リスクの高い債権は処分想定価格で引当計上。前提は不確実性が高く、将来損益は変動する可能性あり。
補足メモ(数値の一部)
- 与信関連費用(連結):94 億円(当期) ← 前期は469 億円(大幅減少)
- 貸倒引当金(連結期末):71,025 百万円(前期:87,929 百万円、減少)
- 自己資本(連結・参考):450,916 百万円(普通株式に係る期末純資産)
- Basel III(連結速報):自己資本比率 10.72%(2025/3/31)
以上が開示資料(決算短信、決算説明資料)を基にした要点整理です。追加で以下が必要であればお知らせください:
– セグメント別の期間比較表(年度別)作成
– より詳細な財務指標(ROE、ROA や利鞘の推移等)の時系列チャート化
– 競合(主要メガバンク・地域銀行)との比較表(別途データ取得が必要)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8304 |
企業名 | あおぞら銀行 |
URL | http://www.aozorabank.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 銀行 – 銀行業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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