2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
スターツコーポレーション株式会社（証券コード：8850） — 2024年3月期 決算短信（連結）まとめ
以下は、提供いただいた決算短信（2024年5月10日提出）に基づく整理です。数値は特に断りがない限り単位：百万円（＝1,000万円）で記載しています。不明箇所は「–」としています。
基本情報
- 企業名：スターツコーポレーション株式会社
- 主要事業分野：建設、賃貸仲介、売買仲介、不動産管理、分譲不動産、出版、ホテル・レジャー、高齢者支援・保育、金融・コンサルティング、物販・文化 等（10報告セグメント）
- 代表者：取締役社長 磯崎 一雄
- 連絡先担当：取締役 村松 久行／TEL 03-6202-0111
- 上場取引所：東（プレス情報）
- URL：http://www.starts.co.jp/
報告概要
- 提出日：2024年5月10日
- 対象会計期間：2023年4月1日〜2024年3月31日（2024年3月期）
- 決算説明会：有（証券アナリスト、機関投資家向け）
- 決算補足資料：作成あり
- 有価証券報告書提出予定日：2024年6月26日
- 定時株主総会開催予定日：2024年6月26日
- 配当支払開始予定日：2024年6月27日
セグメント（報告セグメント）
10の事業セグメント：
– 建設事業：賃貸住宅・商業ビル・ホテル等の設計施工、土地有効活用提案等
– 賃貸仲介事業：賃貸の仲介（ピタットハウス等）
– 売買仲介事業：不動産売買の仲介、CRE等の法人向け提案
– 不動産管理事業：賃貸・駐車場・ビル管理、維持管理、時間貸駐車場「ナビパーク」等
– 分譲不動産事業：戸建／分譲マンション販売
– 出版事業：メディア・書籍・電子書籍、OZ関連サービス等
– ホテル・レジャー事業：ホテル運営、旅館、レジャー施設等
– 高齢者支援・保育事業：グループホーム等の運営、保育施設
– 金融・コンサルティング事業：証券、信託、保険、不動産コンサルティング等
– 物販・文化事業：カードキー「シャーロック」等の製販、美術館運営 等
発行済株式等
- 期末発行済株式数（自己株式含む）：53,998,205株
- 期末自己株式数：4,327,274株（2024年3月期末）
- 期中平均株式数（当期EPS算定基礎）：49,670,989株
- 時価総額：–（決算短信に明記なし）※算出には株価必要
今後の予定（決算関連）
- 決算説明会：実施済（案内あり）
- 有価証券報告書提出予定：2024年6月26日
- 定時株主総会：2024年6月26日
- 配当支払開始：2024年6月27日
財務指標（要点）
注：金額は単位＝百万円（（ ）は対前期増減率、%は短信記載）
主要業績（連結・通期）
- 売上高：233,408（△0.2%）
- 営業利益：30,498（+8.6%）
- 経常利益：33,396（+11.3%）
- 親会社株主に帰属する当期純利益：22,095（+9.3%）
- 1株当たり当期純利益（EPS）：444.84円（前期 407.07円）
- 包括利益：25,026（+20.8%）
（経営成績概況）
– 売上高はほぼ前年並み。営業利益・経常利益・当期純利益は増益。
– 主に不動産管理事業や出版、ホテルの回復等が寄与。
貸借対照表（連結・期末）
- 総資産：324,109（前期 293,100） 百万円
- 総負債：158,790（前期 148,013） 百万円
- 純資産：165,318（前期 145,086） 百万円
- 自己資本（参考）：162,155 百万円
- 自己資本比率：50.0%（前期 48.6%）
- 現金及び現金同等物（期末）：86,878 百万円
キャッシュ・フロー（連結）
- 営業活動CF：+25,493（前期 34,148） 百万円（減少）
- 投資活動CF：△20,535（前期 △10,701） 百万円（投資増加、主にホテル等の取得）
- 財務活動CF：+3,027（前期 △12,949） 百万円（借入増加等）
- 現金及び現金同等物期末：86,878 百万円（前期 78,485）
収益性・効率性指標（短信記載）
- 自己資本当期純利益率（ROE）：14.5%（2024年3月期）
- 総資産経常利益率：10.8%
- 売上高営業利益率（営業利益率）：13.1%
財務安全性（短信記載・補足）
- 自己資本比率：50.0%
- 有利子負債（連結）：73,433 百万円（前期 65,649） — 有利子負債比率（有利子負債／自己資本）：0.45倍（前期 0.46倍）
- 債務償還年数：2.9年（2024年3月期）
セグメント別（2024年3月期：実績 → 営業利益は百万円）
主要セグメントの売上高・営業利益（当期）
– 建設事業：売上高 77,208 / 営業利益 6,925
– 賃貸仲介事業：売上高 7,879 / 営業利益 2,495
– 売買仲介事業：売上高 7,666 / 営業利益 2,830
– 不動産管理事業：売上高 90,510 / 営業利益 12,553
– 分譲不動産事業：売上高 8,954 / 営業利益 491
– 出版事業：売上高 7,885 / 営業利益 2,221
– ホテル・レジャー事業：売上高 12,595 / 営業利益 1,222
– 高齢者支援・保育事業：売上高 11,616 / 営業利益 593
– 金融・コンサルティング事業：売上高 8,179 / 営業利益 1,709
– 物販・文化事業：売上高 911 / 営業利益 175
（注）セグメント合計は売上高 233,408 / 営業利益 30,498（連結調整後）
セグメント別の状況と戦略（短信より抜粋）
- 建設：受注残は堅調（期末受注残 1,311億40百万円）。免震構造の普及や太陽光標準仕様の提案などを推進。資材・労務費高騰の影響で営業利益は減少。
- 不動産管理：管理戸数および駐車場台数増加により手数料・メンテ等安定成長。「ナビパーク」アプリ導入などサービス向上に注力。
- 賃貸/売買仲介：法人取引強化や「マイホームオークション」などサービス活用により取扱高・手数料は堅調。
- 出版：ヒット作や「オズのプレミアム予約」等で増収増益。
- ホテル・レジャー：感染症収束に伴い需要回復。2023年12月に「ホテル エミオン 札幌」開業、2024年4月に「ホテル コメント 横浜関内」開業。
- 分譲：前期に比べ譲渡が減少（前期の投資法人への譲渡影響）。
財務の解説（短信記載の要旨）
- 総資産増加の主因は当期純利益の増加に伴う現金預金の増加、有形固定資産の取得（ホテル建設等）。
- 有利子負債はプロジェクト資金調達で増加（期末有利子負債 734億33百万円）。
- 営業CFは前期比減少（売上債権・棚卸資産の増加、税金等の支払等が影響）。
- 投資CFはホテル等の建設取得で支出増加。
- 財務CFは借入によりプラスに（配当支払は実施）。
配当
- 2024年3月期（実績）
- 中間配当：50円
- 期末配当：50円（普通）＋創業55周年記念配当 5円 → 期末合計 55円
- 年間配当：105円
- 配当総額：5,340 百万円
- 配当性向（連結）：23.6%
- 純資産配当率（DOE）：3.4%
- 2025年3月期（予想）
- 中間 55円、期末 55円、年間 110円（配当性向予想 24.4%）
（注）期末に5円の記念配当を含む。
中長期計画との整合性 / 次期見通し（2025年3月期予想）
- 2025年3月期（会社予想：2024/4/1〜2025/3/31）
- 売上高：228,000（△2.3%）
- 営業利益：30,700（+0.7%）
- 経常利益：30,700（△8.1%）
- 親会社株主に帰属する当期純利益：22,400（+1.4%）
- EPS予想：450.97円
- セグメント見通し（主なもの、百万円）
- 建設事業：売上 69,000 / 営業利益 5,500（減収・減益見通し）
- 不動産管理事業：売上 95,000 / 営業利益 12,800（増収見通し）
- ホテル・レジャー：売上 15,000 / 営業利益 1,800（回復を見込む）
- 分譲不動産事業：売上 2,600 / 営業損失 △200（販売計画の差）
- 会社コメント：ホテルの需要回復や管理領域の安定成長を前提としつつ、原材料高や円安等マクロ要因の不確実性に注意。
競合状況・市場動向（短信記載より）
- 市場環境：日本国内は経済活動正常化が進行する一方、為替やエネルギー価格等の外部要因による不確実性あり。
- 競合他社との詳細比較：決算短信における同業比較データは記載なし → 比較情報は「–」
- 市場動向としては：
- 不動産管理市場の安定的需要（管理物件数増加）
- ホテル・レジャーはインバウンド回復期待
- 建設分野は資材・労務コスト上昇がマージンに影響
リスク要因（主なもの、短信より）
- 不動産市況の変動（保有不動産・販売用不動産の評価損・減損リスク）
- 有利子負債の金利・資金調達環境の変化（有利子負債残高増加）
- ホテル稼働状況の変動（新規開業物件の稼働に依存）
- 建築資材価格・労務費の高騰（採算性圧迫）
- 不動産関連法・税制の変更
- 個人情報保護／情報漏えいリスク
- 自然災害・人災等（資産・営業への影響）
- その他：海外情勢、為替変動等のマクロ要因
重要な注記・その他
- 会計方針の変更：無し（会計基準等の改正に伴う変更も無し）
- 決算短信は公認会計士／監査法人の「監査の対象外」である旨の記載あり
- 重要な後発事象：
- 連結子会社 Starts Guam Golf Resort Inc. がゴルフ事業の固定資産を2024年1月12日付で譲渡。譲渡益（翌連結会計年度に計上予定）約18百万US$（約27億円）を見込む旨記載
- 減損損失：当連結会計年度では該当資産の減損損失は計上ゼロ（前期は224百万円計上）
- 担保等の注記、長期前払費用・固定資産の一部売却/移動等の注記あり（詳細は本文注記参照）
要点まとめ（短く）
- 2024年3月期は売上高ほぼ前年並み（233,408 百万円）にとどまる一方、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも増加（営業利益 30,498 百万円、経常利益 33,396、当期純利益 22,095）。
- 中核の不動産管理事業が高い収益寄与（営業利益 12,553 百万円）で、ホテル・出版等の回復も業績を押し上げた。建設は資材・労務高で利益圧迫。
- 財務面は自己資本比率50.0%と安定的、現金残高は約868.8億円、ただし有利子負債は増加（734.3億円）している点は留意。
- 配当は年間105円（期末に創業55周年記念配当5円を含む）。2025年3月期は年間110円の予想。
（注）本資料は提供された決算短信の内容を整理したものです。投資判断や助言を行うものではありません。不明点は「–」としています。詳細は会社添付資料および有価証券報告書、決算説明資料をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8850 |
| 企業名 | スターツコーポレーション |
| URL | http://www.starts.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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