決算短信：デンカ（4061）

2025年3月期　決算短信〔日本基準〕(連結)

デンカ株式会社（コード：4061） 2025年3月期 決算短信（連結） 要約

※出典：提出資料（2025年5月13日付 決算短信〔日本基準〕連結）

基本情報

• 企業名：デンカ株式会社
• 主要事業分野：化学製品（電子・先端材料、ライフサイエンス、エラストマー・インフラ、ポリマー等）
• 代表者：代表取締役社長 石田 郁雄
• 問合せ先：コーポレートコミュニケーション部長 山本 浩之（TEL 03-5290-5511）
• URL：https://www.denka.co.jp

報告概要

• 提出日：2025年5月13日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日
• 決算説明資料作成：有
• 決算説明会：有（証券アナリスト・機関投資家向け）
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月19日

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：88,555,840株（2025/3/31）
• 期末自己株式数：2,380,123株
• 期中平均株式数：86,176,487株
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定（開示欄より）

• 定時株主総会：2025年6月20日
• 配当支払開始予定日：2025年6月23日
• 決算発表（参考）：決算説明会資料あり（本決算資料参照）
• IRイベント：決算説明会実施（日時記載は別資料参照）

セグメント（報告セグメント）

報告セグメントは4部門＋その他
– 電子・先端プロダクツ：電子包装材料、ファインセラミックス、溶融シリカ、アセチレンブラック等
– ライフイノベーション：ワクチン、診断薬、がん治療ウイルス製剤等
– エラストマー・インフラソリューション：クロロプレンゴム、セメント、特殊混和材等
– ポリマーソリューション：スチレン系・プラスチック等（SM、PS、ABS等）
– その他事業：プラントエンジニアリング、商社等

（セグメント別の数値は下記「セグメント別情報」で記載）

損益（主要項目）

• 売上高：400,251（前期比 +2.8%）
• 営業利益：14,413（前期比 +7.7%）
• 経常利益：7,623（前期比 +39.3%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益（損失）：△12,300（前期：+11,947）
• 包括利益：△7,089（前期：+19,301）
• 1株当たり当期純利益：△142.73円

（注）当期純損失は特別損失計上による影響が主因（後述）

貸借対照表（期末）

• 総資産：655,524
• 純資産：308,296
• 自己資本（会社提示）：296,181
• 自己資本比率：45.2%（前期 49.9%）
• 1株当たり純資産：3,436.95円

キャッシュ・フロー

• 営業CF：+18,620（前年 36,260）
• 投資CF：△59,586（前年 △22,572） ← 設備投資支出増（取得による支出 約58,752百万円）
• 財務CF：+40,118（前年 +712） ← 借入金増など
• 現金及び現金同等物 期末：37,002（前年 35,386）

収益性・効率性（計算値・参考）

• 売上高営業利益率：14,413 / 400,251 ≒ 3.6%
• 総資産回転率（売上/総資産）：400,251 / 655,524 ≒ 0.61回/年

（資料に記載の指標もあり：自己資本比率等）

財務安全性（資料記載）

• 自己資本比率：45.2%
• 時価ベースの自己資本比率（資料）：28.1%
• キャッシュ・フロー対有利子負債比率（年）：11.7（資料）
• インタレスト・カバレッジ・レシオ（倍）：8.9（資料）

セグメント別（2025年3月期 実績：単位 百万円）

• 電子・先端プロダクツ：売上 92,203 ／ セグメント利益 9,168
• ライフイノベーション：売上 43,262 ／ セグメント利益 9,602
• エラストマー・インフラソリューション：売上 111,673 ／ セグメント損失 △7,962
• ポリマーソリューション：売上 135,365 ／ セグメント利益 1,154
• その他：売上 17,746 ／ セグメント利益 2,395
• 合計（連結売上高）：400,251、連結営業利益：14,413

（注）セグメントごとの固定資産増加や減価償却費等の内訳も決算短信に記載
セグメントの主な変動要因（資料記載の要旨）
– 電子・先端：生成AI向け半導体需要等で増収、製品別に増減あり
– ライフイノベーション：ワクチンは前年並み、POCT検査試薬は供給制約で減収、営業利益減
– エラストマー：クロロプレンゴム需要低調、米国子会社での固定費上昇等で損失幅縮小も赤字
– ポリマー：原燃料価格転嫁進め増収、営業黒字転換

財務の解説（決算短信本文の要旨）

• 売上増は原燃料価格上昇に伴う販売価格改定や円安による為替効果等が寄与。
• 営業利益・経常利益は増加したが、特別損失（米国子会社の固定資産減損 16,111百万円、大船工場稼働停止に伴う事業整理損 7,852百万円 等）の計上により親会社株主に帰属する当期純損失となった（特別損失合計 25,074百万円）。
• 総資産増（342,72百万円の固定資産増など）および有利子負債の増加により自己資本比率は低下。
• 設備投資が増加（有形固定資産の取得等）し、投資CFは大幅な支出超過。
• 営業CFは減少したが、財務CFでの借入増により現預金は期末で若干増加（+1,616百万円）。

配当

• 2024年3月期（実績）：年間 100円（中間 60円、期末 40円）／配当総額 8,627百万円／配当性向（連結）72.1%
• 2025年3月期（実績）：年間 100円（中間 50円、期末 50円）／配当総額 8,627百万円（配当性向（連結）記載なし）
• 2026年3月期（予想）：年間 100円（50+50）／会社予想の配当性向：約57.5%
• 特別配当：該当なし（資料記載なし）

中長期計画との整合性

• グループは2023年度に開始した8カ年の中期「Mission2030」を実行中（事業価値創造、人財価値創造、経営価値創造の3成長戦略）。
• 決算短信では計画に沿った施策を推進し、収支改善施策の効果を見込んでいる旨を表明。具体的進捗や数値目標の達成度は決算短信内の記述に限定（詳細は別資料参照）。

競合状況・市場動向（資料に記載の注記より）

• 市場動向：国内は個人消費・設備投資の持ち直し、世界は回復傾向だが中国の減速や欧米の物価高、米国の関税政策、為替変動など不透明要因あり。電子・先端プロダクツは生成AI向け半導体の需要拡大が追い風との記載。
• 競合他社との比較・市場シェア：資料に記載なし（→ –）

今後の見通し（会社予想・2026年3月期）

• 連結業績予想（2025/4/1–2026/3/31）
  • 売上高：410,000百万円（前年比 +2.4%）
  • 営業利益：25,000百万円（前年比 +73.4%）
  • 経常利益：19,000百万円（前年比 +149.2%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：15,000百万円
  • 1株当たり当期純利益（通期予想）：174.06円
  • 配当見込み：年間 100円（継続）
• セグメント別（通期予想、単位＝億円）
  • 電子・先端プロダクツ：売上 1,050／営業利益 100
  • ライフイノベーション：売上 450／営業利益 100
  • エラストマー・インフラ：売上 1,050／営業利益 10
  • ポリマーソリューション：売上 1,350／営業利益 20
  • その他：売上 200／営業利益 20
  • 合計：売上 4,100／営業利益 250

（前提条件：国産ナフサ価格 69,000円/kl、為替 145円/USD。米国子会社の製造設備の暫定停止による影響を織り込んでいる旨明記）

リスク要因（決算短信で言及の主なもの）

• 米国の関税政策、為替の急変、中国経済の減速など外部環境の不確実性
• 原燃料・原材料価格の変動
• 海外子会社の生産停止や設備運転状況（米国子会社の暫定停止など）
• 設備投資の進捗や工事遅延による供給制約（例：POCT検査試薬の生産能力増強工事による一時停止）
• その他、想定と実際の業績が乖離する可能性（業績予想に関する一般注意あり）

重要な注記・会計方針の変更

• 会計基準等の改正適用あり（「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等）→ 連結財務諸表に与える影響はなし。
• 退職給付債務の計算方法を一部子会社で簡便法→原則法に変更（YKアクロス）。遡及適用は困難のため期首から適用、期首利益剰余金は435百万円減少。
• 決算短信は監査対象外（公認会計士または監査法人の監査対象外）と明記。
• のれん償却などセグメントごとの明細は注記に記載。

補足（留意点）

• 当期純損失の主因は特別損失（固定資産減損、事業整理損等）の計上。営業収益自体は増加しており、会社は収支改善施策の効果と下期以降の需要回復を見込んで次期は大幅な増益予想を公表している。
• 競合比較や市場シェアの数値は決算短信に記載がないため省略（–）。詳細は会社の中期計画資料や業界データを参照のこと。
• 本要約は提供資料の記載内容に基づく整理であり、投資判断や助言を目的とするものではありません。

（不明項目は「–」で省略しています）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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