2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
住友電気工業株式会社(5802) 2025年3月期 決算短信(連結) 要約
(作成:提供された決算短信に基づく整理。投資助言は行いません。不明項目は「–」と表記)
基本情報
- 企業名:住友電気工業株式会社
- 主要事業分野:環境エネルギー、情報通信、自動車、エレクトロニクス、産業素材 等(セグメント参照)
- 代表者:社長 井上 治
- 上場:東京(コード 5802)
- URL:https://sumitomoelectric.com/jp
- 問合せ先:経理部長 井上 一成(TEL 06-6220-4141)
- 決算短信公表日:2025年5月13日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日
- 決算補足説明資料:有(決算説明会:機関投資家・アナリスト向け開催)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月26日
- 定時株主総会予定日:2025年6月26日
- 配当支払開始予定日:2025年6月27日
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):793,940,571株(2025/3期)
- 期末自己株式数:14,080,186株
- 期中平均株式数:779,863,628株
- 時価総額:–(決算短信に株価情報なし)
- その他:新規連結子会社:12社、連結除外:5社
セグメント(報告セグメント:名称と概要)
- 環境エネルギー関連事業:電力ケーブル、受変電設備、電動車向けモーター巻線、装置等
- 情報通信関連事業:光デバイス、光配線機器、光ファイバ等(データセンター、海底ケーブル等)
- 自動車関連事業:ワイヤーハーネス等自動車向け製品(CASE対応品など)
- エレクトロニクス関連事業:FPC、電子部品、医療用製品等
- 産業素材関連事業他:超硬工具、焼結部品、鋼線等
(詳細は「セグメント別情報」を参照)
財務指標(主要数値、単位:百万円/円)
※四捨五入は原資料に準拠。
連結業績(通期:2025年3月期)
- 売上高:4,679,789 百万円(前期比 +6.3%)
- 営業利益:320,663 百万円(前期226,618、+41.5%)
- 経常利益:309,496 百万円(前期215,341、+43.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:193,771 百万円(前期149,723、+29.4%)
- 包括利益:178,030 百万円(前期379,678、△53.1%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):248.47 円
- 1株当たり純資産(BPS):2,936.93 円
- 営業利益率:6.9%(資料記載)
- 経常利益率:6.9%(資料記載)
- 税引前ROIC(投下資産利益率、税引前):9.3%(前期7.6%、資料記載)
連結財政状態(2025/3末)
- 総資産:4,441,629 百万円
- 純資産(株主資本含む):2,530,437 百万円
- 自己資本(参考):2,290,394 百万円
- 自己資本比率:51.6%
- 流動資産合計:2,320,091 百万円
- 流動負債合計:1,286,843 百万円
- 流動比率(計算値):約180%(2,320,091 / 1,286,843)
キャッシュ・フロー(2025/3期)
- 営業活動によるCF:402,253 百万円
- 投資活動によるCF:△223,904 百万円(主に有形固定資産取得 199,824 百万円)
- 財務活動によるCF:△150,825 百万円
- 現金及び現金同等物 期末残高:294,487 百万円
- フリー・キャッシュ・フロー(営業-投資):+178,349 百万円(前期:+269,656)
財務の要点・注記
- 売上増に加え、徹底した生産性改善、コスト低減、売価改善が利益改善に寄与。
- 棚卸資産・政策保有株式の圧縮等により資産効率改善を推進。
- 投資(設備投資)を積極実施:有形固定資産取得支出が増加。
- 会計方針変更:法人税等に関する改正会計基準を期首から適用(影響は軽微)。
セグメント別(売上・営業利益、構成)
(当期/2025年3月期、単位:百万円)
– 自動車関連事業
– 売上高:2,734,730(構成比 約58.4%)
– 営業利益:172,391(営業利益構成比 約53.8%)
– 備考:販売数量は中国中心に前期を下回るが、円安・銅価格上昇等で増収。収益改善は生産性向上等。
– 環境エネルギー関連事業
– 売上高:1,081,344(約23.1%)
– 営業利益:78,718(約24.5%)
– 備考:電力ケーブル、受変電設備、モーター巻線の需要増。銅価格上昇の影響あり。
– エレクトロニクス関連事業
– 売上高:377,248(約8.1%)
– 営業利益:29,311(約9.1%)
– 備考:FPC需要堅調。
– 情報通信関連事業
– 売上高:223,276(約4.8%)
– 営業利益:19,926(約6.2%)
– 備考:データセンター向け光機器等が伸長(生成AI関連需要を明記)。
– 産業素材関連事業他
– 売上高:372,667(約8.0%)
– 営業利益:20,592(約6.4%、前期比若干減益)
– 備考:超硬工具は販売数量減や人件費上昇等で利益圧迫。
(合計 営業利益:320,663 百万円。内部取引等の調整後で算出)
配当
- 2025年3月期(実績)
- 中間配当:36.00 円
- 期末配当:61.00 円
- 年間配当:97.00 円
- 配当金総額:75,667 百万円
- 配当性向(連結):39.0%
- 純資産配当率:3.4%
- 2026年3月期(予想)
- 中間:50.00 円、期末:50.00 円、年間:100.00 円
- 想定配当性向:約41.0%(資料記載)
- 特別配当:無し(記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画2025(最終年度):本年度はその最終年度。資料ではROIC改善、資産効率向上(棚卸・債権債務の適正化、設備投資の厳選、高付加価値品シフト、政策保有株式圧縮)を重点課題としており、当期はROIC向上(9.3%)が確認されている。
- 進捗評価:資料は具体的施策を列挙。目標達成確度の定量情報は限定的のため「–」を補完的注記。
競合状況・市場動向(資料記載の要旨)
- 市場動向(資料からの抜粋)
- 自動車分野:ワイヤーハーネス需要は地域差(中国で低下)あり。CASE領域(電動化、高速通信等)での製品需要拡大が期待される。
- 情報通信:生成AIの普及によるデータセンター関連需要拡大、光ファイバ・光デバイス等の需要増。
- 環境エネルギー:電力ケーブルや受変電設備、再エネ関連、国家間連系線などの需要拡大。
- コスト要因:銅価格、為替(円安)が収益に影響。
- 競合比較:決算短信内に同業他社との詳細比較データは記載なし → 比較は「–」
今後の見通し(2026年3月期 予想:2025年4月1日~2026年3月31日)
(通期予想、単位:百万円/円)
– 売上高:4,500,000(△3.8% vs 2025実績)
– 営業利益:275,000(△14.2%)
– 経常利益:280,000(△9.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:190,000(△1.9%)
– 1株当たり当期純利益予想:243.63 円
– セグメント別(通期見込 売上高)
– 環境エネルギー:1,090,000
– 情報通信:280,000
– 自動車:2,500,000
– エレクトロニクス:360,000
– 産業素材他:390,000
備考:第2四半期累計(予想)売上高 2,170,000、営業利益 91,000 等も提示。
リスク要因(資料に明示された主なもの)
- 政治・地政学リスク:米国の追加関税、ロシア・ウクライナ情勢、中東緊張等による世界経済の下振れリスク
- マクロ要因:欧州・中国経済の停滞、需要鈍化
- 原材料価格の変動(銅等)、為替変動(円安・円高)による収益影響
- サプライチェーン・生産レイアウトの変更に伴う影響(対策は実施予定と記載)
- その他:個別事業における生産体制や量産立ち上げに係るリスク等
重要な注記・会計方針
- 会計基準の変更:2022年改正「法人税等に関する会計基準」を当連結会計年度期首から適用。影響は軽微のため遡及修正は行っていない。
- 特別利益・損失:
- 特別利益に退職給付信託返還益 12,919 百万円計上(当期)
- 投資有価証券売却益 11,085 百万円(当期)
- 特別損失は事業構造改善費用等 31,571 百万円(当期)
- 連結子会社数:389社、持分法適用関連会社:32社
- 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外と明記
セグメント戦略(資料の要旨)
- 環境エネルギー:国内の設備更新や再エネ・連系線受注、欧州新拠点立上げ、受変電設備の受注拡大、装置の海外販路拡大
- 情報通信:生成AIによるデータセンター需要捕捉のため生産能力増強、新製品開発(低消費電力・高速化)、海底・マルチコアファイバ等の展開
- 自動車:コスト低減・資産効率化の徹底、アルミハーネス拡販、高電圧ハーネス・高速通信用コネクタ等の展開、グループ連携強化
- エレクトロニクス:FPC・CASE向け製品、医療用製品、高周波対応品の開発、コスト低減
- 産業素材:超硬工具のグローバル営業強化、新分野(航空機、半導体、再エネ等)への展開
まとめ(要点)
- 2025年3月期は増収(+6.3%)・大幅増益(営業利益 +41.5%)で過去最高の利益水準を更新。
- 主因は売上増に加え生産性改善、コスト低減、売価改善。ROIC(税前)が向上。
- キャッシュフローは営業CFプラス、設備投資増で投資CFマイナス、フリーCFはプラスを確保。
- 配当は年間97円(2025期)、2026期は年間100円予想。
- 2026期は保守的な通期見通し(売上・利益とも減少見込)を提示。
- 主な留意点:原材料価格・為替・地政学リスク、米国追加関税等外部要因。会計基準変更あり(影響は軽微)。
(資料出典:住友電気工業株式会社「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」2025年5月13日公表資料)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5802 |
企業名 | 住友電気工業 |
URL | http://www.sei.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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