2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

小林製薬株式会社(コード:4967)2025年12月期 第1四半期(2025/1/1–2025/3/31) 決算短信 要約

以下は、提供された決算短信(2025年5月9日公表)をもとに個人投資家向けに整理した事実ベースのサマリーです。不明事項は「–」としています。投資助言や価値判断は行いません。

基本情報
  • 企業名:小林製薬株式会社
  • 主要事業分野:OTC医薬品・医薬部外品、日用品、家庭用カイロ、通信販売、海外(米国・中国・東南アジア等)での製品販売等
  • 代表者:代表取締役社長 豊田 賀一
  • 問合せ先:執行役員 財務本部長 中川 由美(TEL 06-6222-0142)
  • URL: https://www.kobayashi.co.jp/
  • 報告概要
    • 提出日:2025年5月9日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年3月31日(第1四半期連結累計)
    • 決算補足説明資料:有(機関投資家・アナリスト向け説明会あり、同日ウェブ掲載予定)
  • セグメント(報告セグメント)
    • 国内事業:国内向けのヘルスケア、日用品、カイロ、通販等
    • 国際事業:米国・中国・東南アジア等での製品販売(カイロ、熱さまシート、外用消炎鎮痛剤等)
    • その他:運送業、合成樹脂容器製造販売、不動産管理、広告企画制作等(独立採算)
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):78,050,000株
    • 期末自己株式数:3,711,181株
    • 期中平均株式数(四半期累計):74,338,819株
    • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • 今後の予定(開示事項)
    • 決算説明会:2025年5月9日(機関投資家・アナリスト向け)
    • その他IRイベント:決算説明資料を会社サイトに掲載予定(2025/5/9)
財務指標(要点)
  • 連結業績(第1四半期累計、百万円)
    • 売上高:32,607(前年同期比 △10.6%)
    • 営業利益:2,535(前年同期比 △49.6%)
    • 経常利益:2,401(前年同期比 △56.0%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,624(前年同期比 +66.5%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):21.86円
  • 通期予想(変更なし、2025年12月期)
    • 売上高:171,000 百万円(前期比 +3.3%)
    • 営業利益:14,000 百万円(前期比 △43.7%)
    • 経常利益:15,300 百万円(前期比 △43.0%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:10,500 百万円(前期比 +4.3%)
    • 1株当たり当期純利益:141.25円
  • 主要貸借対照表(2025/3/31、百万円)
    • 総資産:251,752(前期末比 △13,616)
    • 流動資産合計:132,332
    • 現金及び預金:52,405(増)
    • 受取手形及び売掛金:32,633(大幅減)
    • 商品及び製品:18,021(増)
    • 負債合計:44,693(前期末比 △7,203)
    • 流動負債:39,684
    • 製品回収関連損失引当金:3,086(期末)
    • 純資産合計:207,058(前期末比 △6,413)
    • 自己資本(参考):206,341 百万円
    • 自己資本比率:82.0%
  • キャッシュフロー:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていません(注記あり)。
収益性・効率性(第1四半期実績ベース)
  • 営業利益率(営業利益/売上高):2,535 / 32,607 ≒ 7.78%
    • 前年第1四半期:5,028 / 36,485 ≒ 13.78%(大幅低下)
  • 経常利益率:2,401 / 32,607 ≒ 7.36%
  • 当期純利益率:1,624 / 32,607 ≒ 4.98%
  • 総資産回転率(四半期):売上高 / 総資産 = 32,607 / 251,752 ≒ 0.1295(四半期ベース)
  • 流動比率(流動資産/流動負債):132,332 / 39,684 ≒ 3.34(334%)
  • 負債比率(負債合計/純資産):44,693 / 207,058 ≒ 0.216(約21.6%)
セグメント別(第1四半期、百万円)
  • 売上高計:32,607
    • 国内事業:22,771(構成比 ≒ 69.9%、前年同期比 △12.9%)
    • 内訳(外部顧客向け):ヘルスケア 12,752(△17.8%)、日用品 8,626(+0.4%)、カイロ 640(+54.1%)、通販 751(△53.3%)
    • セグメント利益:2,541(前年同期比 △34.0%)
    • 国際事業:9,708(構成比 ≒ 29.8%、前年同期比 △4.7%表示だが短信内は10,091/前年比△5.1%の記載。※国別内訳あり)
    • 地域別(外部顧客):米国 4,837(+24.9%)、中国 1,992(△28.9%)、東南アジア 2,038(△24.6%)
    • セグメント利益:0(前年同期は1,061 → 今期は0)
    • その他:127(構成比 ≒ 0.4%)
    • セグメント利益:36(△65.4%)
  • セグメント利益合計(調整後、四半期営業利益相当):2,535(営業利益と整合)
財務の解説(短信に記載された主な背景・要因)
  • 売上高・利益の減少要因
    • 2024年3月の紅麹関連製品の自主回収以降、全製品の広告を停止した影響でヘルスケア領域を中心に減収。特に国内ヘルスケアが影響。
    • 通販は定期購入の解約増で減収。
    • 一方、日用品(芳香・消臭剤)やカイロ(1–3月の気温低下)では増収要因あり。
    • 国際事業では米国が増収(気温要因、買収したFocus社の新製品投入、為替影響等)が寄与。中国・東南アジアは熱さまシート需要低迷等で減収。
  • 四半期純利益が前年同期比で増加した理由
    • 前年同期は特別損失(製品回収関連損失)3,648 百万円等が計上されていたのに対し、当期は特別損失計 738 百万円(うち製品回収関連損失 688 百万円)にとどまったため、税金等調整の影響もあり親会社株主帰属の四半期純利益が増加。
  • 貸借対照表の動き
    • 受取手形及び売掛金が大幅減少(△16,808 百万円)、商品・製品が増加(+2,877 百万円)、現金預金は増加(+1,532 百万円)。
    • 製品回収関連損失引当金は期末で 3,086 百万円(状況に応じて追加費用発生の可能性がある旨を注記)。
  • 会計方針の変更
    • グローバル・ミニマム課税制度に関する会計処理・開示への対応を期首から適用。実務対応報告第7項を適用しているため、当期の財務諸表ではグローバル・ミニマム課税に係る法人税等は計上していない。
配当
  • 2024年12月期 実績:年間102.00円(中間43円、期末59円)
  • 2025年12月期(予想):年間104.00円(中間44円、期末60円)
  • 直近の配当予想からの修正:無
セグメント別の状況・戦略(短信記載より)
  • 国内事業:新製品(2024年春・秋に合計32品目)による売上貢献、インバウンド需要増。だが紅麹事案による広告停止でヘルスケアが減収。
  • 国際事業:米国は投資による販促や買収企業(Focus社)の新製品で拡大。中国・東南アジアは感染症動向や出荷タイミングの影響で需要が弱含み。
  • その他:運送・包装・不動産等は独立採算。価格見直し等の対応を実施。
中長期計画との整合性
  • 2025年12月期の連結業績予想に変更はなし(2/10公表の計画から変更無)。
  • 中期計画(詳細の目標値・進捗)は短信上の説明が限定的。従来計画との整合性については「予想に変更なし」との記載のみ。
競合状況・市場動向(短信記載の要旨)
  • 市場環境:原材料・エネルギー価格高騰、地政学リスク、感染症動向等の不確実性が継続。
  • 競合比較・市場シェア:短信には同業他社との定量比較や市場シェアの明示はなし。
今後の見通し・リスク要因(短信上の記載)
  • 業績予想:2025年12月期通期予想は変更なし(上記参照)。
  • 主なリスク要因(短信記載・現状想定)
    • 紅麹関連事案に伴う補償費用や企業向け回収費用:現在は合理的に見積り可能な範囲で引当計上しているが、追加費用や訴訟等により増加する可能性あり(偶発債務として注記)。
    • 為替変動、原材料価格・エネルギーコスト、感染症・季節要因、地政学リスク等が業績に影響する可能性。
    • 会計・税制変更の影響(グローバル・ミニマム課税等)。
重要な注記・その他
  • 紅麹関連製品の回収事案について
    • 一部紅麹原料に腎毒性を有する成分(プベルル酸)が含まれていることが判明。被害者への補償や企業向け原料回収の対応を進めており、現時点で合理的に見積れる範囲は引当計上しているが、追加費用が発生する可能性あり(四半期連結貸借対照表の偶発債務注記、及び特別損失計上)。
    • 当該事象により、当第1四半期に製品回収関連損失 688 百万円(特別損失)を計上。
  • 重要な後発事象
    • 連結子会社(株式会社梅丹本舗)の製造販売休止を継続、和歌山県紀の川工場を2025年6月30日付で閉鎖を決議(2025年4月14日取締役会)。短信では当該工場閉鎖による連結業績への影響は「軽微」と記載。
  • 四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー):当該四半期について公認会計士または監査法人によるレビューは無。
参考算出値(提示データより算出・概数)
  • セグメント別売上構成(対全体)
    • 国内:22,771 / 32,607 ≒ 69.9%
    • 国際:9,708 / 32,607 ≒ 29.8%
    • その他:127 / 32,607 ≒ 0.4%
  • 営業利益率(第1四半期):約 7.8%
  • 流動比率:約 334%
  • 負債/純資産:約 21.6%
  • 1株当たり純資産(参考)= 自己資本(206,341 百万円) ÷ 普通株式(期中平均 ≒ 74,338,819株) ≒ 約 2,776 円/株

必要であれば、以下を追加で作成します(ご希望を教えてください)
– PDF / Excel 取得済データからの主要数値表(貸借対照表・損益計算書の抜粋)
– セグメント別の前年同期比較グラフ(件数ベース)
– 紅麹事案に関する注記の詳細(短信の該当ページ抜粋と要点整理)

(注)本要約は提供資料に基づく事実の整理です。投資判断や助言は行いません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4967
企業名 小林製薬
URL http://www.kobayashi.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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